2018年06月02日

保育士さんと手話ソングワークショップ!!


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この週末は、都内保育園で、
保育士の皆さんと一緒に、
手話の歌に関するワークショップを行いました。

保育園には、時には、耳の聞こえない子供も入ってくるし、
保護者の方が聞こえない場合もあるということで、
皆さん、真剣に、勉強会に参加してくださいました。

歌に手話を付ければ、
聞こえない人が誰でも歓迎してくれるわけではない。
とか、
手話で歌うときは、歌詞の手話翻訳も大切。
とか、
間奏も存在しているのに、ただ立ったままでは、
音楽があるのかないのか、聞こえない人に伝わらない。
とか・・・
そんなこともディスカッションしながら、
子供たちと楽しんで手話の歌に取り組むための、
様々な勉強をしました。

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子供たちと一緒に手話で歌うということは、
聞こえない人の大事な言葉「手話」を、
子供たちを通じて未来へつなぐということ。
聞こえない人が、手話の歌について、どう思っているかとか、
ろう学校の子供たちの様子なども、
きいろぐみデフキャストの中嶋元美ちゃんが、
たくさん紹介しました。

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最後は、みんなで一緒に手を動かして、手話歌レッスン。
保育士さんたちは、日ごろから、
子供たちと手遊びやお遊戯などもたくさんしているだけあって、
表現力も豊かで、
楽しい講座となりました。

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子供たちに広がる手話の歌。
それを支える保育士さんたちには、
これからも、手話を大切に、
正しく、暖かい理解のもと、
心のこもった手話の歌に取り組んでいただきたいと思います。
本当に、ありがとうございました。
みんなで楽しく頑張りましょう!!






posted by 南 瑠霞 at 22:06| 東京 ☀| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

柴咲 コウちゃんと手話と座禅の話


ちょっと、マイナーな話です。
うちの和歌山の実家の墓のお寺は、圓光寺といって、
禅宗の中でも、臨済宗の妙心寺派です。
お寺というと、
東京にいると、浄土宗や浄土真宗、日蓮宗などは、
よく聞きますが、
禅宗の臨済宗妙心寺派なんて、
知っている人は少ないと思います。汗&笑
これは、関西や東海、東北に多い宗派なのだそうです。

少し前、東京では、このかなり数の少ない、
禅宗・臨済宗・妙心寺派のお寺を、
なんと自分の住む地元!!世田谷で見つけました!!
先日、そこに、手話とはまーったく関係のない!!
和歌山の地元に関する用事で、伺ってきました!!
野沢龍雲寺(りゅううんじ)と言います。

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野沢龍雲寺http://ryuun-ji.or.jp/

この宗派、禅宗というだけあって、
座禅で有名なお寺です。
あの、あぐらをかくように座って、
木の棒で、ビシッとたたかれる、あの座禅です。
和歌山の実家のお寺でも、お坊様たちは、
この座禅でいろんな修行をされて、
お寺を守りに来て下っています。

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そいじゃ、この、
もしかしたら、多くの人が、
ほぼ知らないかもしれない珍しい宗派のお寺が、
この手話日記と何の関係があるのかというと・・・

実は!
まさにこの臨済宗妙心寺派の教えを、
つい最近、女優の柴咲 コウちゃんも、
ズバリ野沢龍雲寺で学んだ!!
ということを知ったからです!!驚!!

これ、NHKの大河ドラマ「直虎」ファンの方なら、
ご存知の方も多いかもしれません。

柴咲 コウちゃんと言えば、以前、
私南 瑠霞が代表するきいろぐみ(手話あいらんど)が、
「オレンジデイズ」というドラマで、
半年間にわたり、現場を共にさせてもらい、
手話のセリフに一緒に取り組んだ女優さんです。
コウちゃんの手話は、最初はぎこちなかったのですが、
連ドラの終わりころには実にしなやかで、思いがこもり、
あたかも主人公の声のように、
その手が語っていたことを、
今でも思い出します。
コウちゃんは、最後には、
打ち上げでろう者スタッフに通訳ができるくらい、
手話が、ペラペラになっていて
感動をもらいました!

コウちゃんは、とてもいさぎよい性格で、
わからないことは、
うわべでうんとは言わないし、
理解したことは全面的に自分で引受けて、
決して人のせいにすることなく、
学びを自分のものとして演技に取り入れていく、
ちょっと男前で、
それでいて、みんなでお話しているときは、
率先して、お茶を出してくれたり、
お菓子や料理や、ダイエットの話などもする、
とてもキュートでかわいい
女の子らしい一面もある人でした。

それで、話は、禅宗に戻って、
先日、龍雲寺に伺った時、
ふと、周辺の掲示物を見たら、
NHK大河ドラマで、
凛と馬に乗った柴咲 コウちゃんの、
「直虎」のポスターがあるではないですか。
「これは何ですか?」
とお聞きしたら、修行僧の方が、
「この寺の住職が、ドラマの禅指導をさせていただきました。」
と教えてくださったのです。

この時の驚いたことったらありません。
コウちゃんが、大河ドラマ「直虎」に出て、
いつも通り頑張っていることは知っていましたが、
まさか、禅の勉強を、
実家の寺と全く同じ宗派の、
しかもオレンジデイズのロケ現場のすぐ近くのお寺で、
していたというのは、
うかつにも気づきませんでした!!

調べてみると、
コウちゃん演じる女城主・直虎は、
幼少期に静岡県浜松にある
臨済宗妙心寺派の寺、龍潭寺で修行をしており、
ドラマでは、
これにまつわる座禅や禅寺での立ち居振る舞いを、
わが身に着ける必要があり、
その指導を、野沢龍雲寺のご住職である細川 晋輔さんから、
受けていたようなのです。

大河の中で演じるそういった所作、時代背景への理解は、
ドラマにとって、重いものであり、
それを背負ったうえで演じていく役者さんたちは、
まさに、魂ごと学びを得て、
あたかもその時代その空間にいるかのごとく、
芝居に臨むことになります。
コウちゃんは、かつて手話を学んだ時と同じように、
真摯にその教えに取り組み、
研ぎ澄ました演技に挑んだであろうことが、
容易に想像されました。

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様々な方と力を合わせてこそ成り立つ、ドラマの中で、
こうしたお寺のご住職の方もまた、
作品作りに思いを注いでおられたのだと知ると、
世の中には、様々な職業、専門家の方がおられ、
その持ち場で、熱き思いを世に送り続けているものであり、
その道の歴史も、今ある姿も、
たくさんのエネルギーによって、
過去から送り出され、
また、多くの新しき人に向かって伝えられていくものなのだと、
多くの積み重ねと、人のつながりを、実感しました。

そんなこんなで、
コウちゃんの「直虎」も、
うちの実家の谷のお寺と同じ、
禅宗臨済宗妙心寺派だったのかぁ・・・・!!
と感じ入り、素敵なご縁とともに、
その教えをコウちゃんが、
自分で、おそらく所作ばかりでなく歴史ごと、
自分の中におさめて演じていったであろうことを思い、
あの日真剣なまなざしで、
一つ一つの手話を覚えていったコウちゃんの姿を、
改めて思い出しました。

出会いって 本当に素敵ですね。
感謝。










posted by 南 瑠霞 at 00:00| 東京 ☀| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする