2009年04月06日

結婚式と手話〜チャペルでの通訳

幸福の手話コーディネーター
南 瑠霞 笑

今日から、しばらく、
結婚式の手話について、
皆さんと、お話しましょう。

4日は、本当に、素敵な二人の、
結婚式に立ち合わせていただきました。
披露宴の司会と言う大役をいただきましたが、
ご本人たちはもとより、
スピーチに立たれた皆さん、
ご家族ご親戚の皆さんなど、
すばらしい皆さんのお力で、
無事、お開きまで、
楽しく進行させていただくことができました。
本当に感謝しています。
ありがとうございました。

hana.JPG

さて、手話での司会があったほうがいい結婚披露宴、
というと、いろんなパターンがあります。
私に手話での司会を頼んでくださるカップルには、
聞こえない同士、
どちらかが聞こえない、
手話の活動をしていている聞こえる方で、
列席される方にろう者が多い・・などなど、があります。
ほかにも、
ご両親が聞こえなくて、自分たちは聞こえるなど、
いろんなケースが、考えられますね。

今回は、新郎新婦が両方聞こえない、
または、どちらかが聞こえない場合で、
列席者に、聞こえない方も、
聞こえる方もいらっしゃるという状態の場合、
手話について、どう準備したら、
より楽しく、みなさんの思いが伝わりやすい
良い式や披露宴になるか、考えて見ましょう。

教会通訳.JPG

今日は、教会チャペルでの手話通訳について。
教会でのお式は、大体20分くらい。
通訳の方は、二人スタンバイされるのがいいかと思います。

一人は、新郎新婦のための通訳。
司祭さん(牧師・神父とも言います。)の横について、
式を進行する言葉を、新郎新婦に伝えます。
事前に、司祭さんと相談し、
図の A または B の位置に立って、通訳をします。
司祭さんは、進行の都合で、祭壇を、
行ったりきたりします。
それぞれのチャペルの状況にもよりますが、
できれば、司祭さんの下座、Aの位置のほうが、
より、司祭さんの動きを
さえぎらない位置になるかと思います。
その場のいろんな条件によるので、
Bを選ぶ場合もあります。

次に、
列席された、聞こえない方への通訳。
これは、図の@ABCのいずれかの位置に立ちます。
新郎新婦向けの通訳は、
列席者からは、ちょうどカップルの影になって、
見えづらくなります。
ですから、もう一人の通訳者が、
進行状況を、伝えるための手話通訳を
会場から見えやすい位置で、行うわけです。
この場合も、チャペルの広さや、
ものの位置関係によって変わりますが、
一般的には、@かAが、多いようです。
会場から見えやすいと言う点では、
高い位置にある@が理想ですが、
祭壇が狭い場合などには、Aに立つこともあります。
その場合、少し位置が低くなり、
会場から見えづらくなりますので、
事前に、式場スタッフに相談して、
通訳用の台を準備してもらうのが、便利だと思います。

また、通訳者は、
挙式の式次第(司祭さんのお話の原稿や、
読まれる聖書のページ、賛美歌の歌詞)などを、
事前に受け取って、確認しておくと、
より良い通訳ができるかと思います。
教会では、神、精霊、アーメン、賛美歌など、
日ごろ聞きなれない言葉や歌が、たくさん出てきます。
それらを、どんな手話で通訳するか、
事前に勉強しておくと、いいですね。
教会や司祭さんによって、選ばれる聖書の箇所などにも、
違いのある場合があります。

こうやって、通訳に望めば、
素敵な挙式のお手伝いができそう。
一生にに一度の、大事な誓いのお手伝いですので、
心を込めて、できると良いですね。

フラワーボール.JPG

なお、最近では、
声でお話しながら、手話のできる司祭さん、
ろう者で、手話でお話をされる司祭さんなども、
いらっしゃいます。
そのような場合の通訳は、
またちょっと方法が違ってきますね。
通訳は、あくまで、ケースバイケース、
事前の打ち合わせで、落ち着いて確認すれば、
より良いものになるかと思います。

皆さんも、ぜひ、考えてみてくださいね。
では、また明日も、お楽しみに。
posted by 南 瑠霞 at 01:21| 東京 ☀| Comment(9) | TrackBack(0) | 結婚式と手話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして!
私は名古屋の結婚式場でウエディングプランナーをしています。
偶然にびっくりしてついコメントしてしまいました。
実は私も4月4日に新郎新婦とも耳が聞こえないお客様の担当をさせていただいていたんです。
90名のゲストのうち30名近くが聾者の方。
私が働く結婚式場でも初めてのことで、
今日瑠霞さんのブログをみて、
「もっと早くに知りたかった〜!」と
思わず叫んでしまいました。(笑)

半年前に担当することが決まり、そこから独学で手話を覚えて(手話アイランドのHPや瑠霞さんのブログ、オレンジデイズやラブレターは何度も見てお世話になりました!)、打ち合わせを重ね、お二人と迎えた4日の日は今までで一番緊張して、今までで一番の達成感を味わった日でした。
私のサポートした結婚式にも手話通訳の方に入っていただきましたが、今から思い返すと、もっとこうしたほうがよかった、という反省点がいっぱいです。

初めてのことで戸惑うことも多かったですが、
手話が大好きになりました!
せっかく覚え始めた手話、忘れてしまわないように勉強し続けたいです。
これからも瑠霞さんのHPを参考にさせていただきたいので、どうぞ頑張ってくださいね。
結婚式のお話、楽しみにしています。
Posted by touko at 2009年04月06日 01:41
おはようございます。
こうやって、ブログを拝見していると、とても素敵だなと、思うことばかりで。耳が聞こえる私にとって、今まで、奥が深いものだとは、全然考えもせずに、過ごしてきました。手話と言う文字を見るだけで、きっと、心のどこかに、なにか、大きな、壁を作ってしまっていたのかも、知れません。でも、私は、ドラマを通して、手話の素晴らしさ、相手の目を見て話すことの大切さ、本当に未熟だけれど、考えさせられることばかりで、今ここで、深いコメントを出すことは難しいけれど、いつか、手話でお話ができ、お互いが心通じ合った時に、また違った、気持ちをかんじるのかと、思っています。すみません、うまくいえなくて。
Posted by えむ at 2009年04月06日 09:13
touko さん
そうですか!同じ日に名古屋でも!!
素敵です!!
手話を覚えて、
いろいろ練習や、準備もされたんですね。
そちらも無事終わられたようで、
お疲れさまでした。
しばらく、手話による結婚式の話題を、
お届けします。
参考にされてください。
本当に、ありがとうございます。
感謝いたします。
Posted by 南 瑠霞本人 at 2009年04月06日 10:30
えむさん、いやいや
そのコメントが深いです!!
なるほど、「手話」と聞いただけで壁・・
短い一人の人生、
何でもかんでもできるわけではありませんが、
心を開いて、いい出会い、
していきたいですね。
本当に、ありがとうございます。
Posted by 南 瑠霞本人 at 2009年04月06日 10:44
そうですね。
沢山の方と、沢山の出会いをしていきたいと思っています。

手話は、知れば知るほど、自分にとって、身についてゆくものだと、感じています。

手話は、言葉だから、大切に丁寧に、覚えて行きたいと思っています。
これからは、壁と思わず、積極的に、ろう者の方と、触れ合うことが出来たときには、話をしてみようかと、考えています。

Posted by えむ at 2009年04月06日 11:14
チャペルでの結婚式
思わずラブレターでのシーンが頭に・・・

六月開講の手話講習を見つけることが出来ました。
週一、昼間のみなので子供たちは参加できませんが・・・
代表で私が講習を受けようと思っています。
全三十回、今から楽しみ〜(ワクワク)
Posted by ひいちゃん at 2009年04月06日 16:39
えむさん、
なるほど、壁を取り払う…
私たちも、無理せず、
少しずつ変わっていきたいですね。
Posted by 南 瑠霞本人 at 2009年04月07日 00:37
ひいちゃん、すごいです。
6か月、30回の講習会ですか!!
おめでとうございます。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
お知らせ、ありがとうございます!!
Posted by 南 瑠霞本人 at 2009年04月07日 00:38
初めまして。
手話通訳を探してる際こちらのブログ拝見させて頂きました。
4月に名古屋で結婚式を挙げるのですが
1人聾唖の友達が来ることになっています。
その子のそばに手話通訳の方をつけたいと思っているのですが
お話聞かせて頂けませんでしょうか?
Posted by kei at 2016年02月21日 11:49

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