2010年02月22日

手話の仕事・アルバイト〜聞えない人との交流

手話の仕事・アルバイトに就きたいという
若者の皆さんから、
そのために、どんなことをしたらいいの?
と、よく質問をいただきます。

ここ数日、
通訳などの活動をされている先輩方の意見を
一生懸命聞いて、
皆さんにお伝えしています。

ここまで、そんな先輩方の、厳しい意見(笑)、
良きアドバイスなどをご紹介させて頂きましたが、
基本中の基本、
はずしてはならない、大事な、アドバイス!!

それは、もちろん、
「手話の仕事を目指すなら、
聞えない人ともに過ごせ!」
ということです。

聞えない人が、どんな環境に置かれ、
どんなことを必要としているのか、
また、必要としていないのか、
そういうことを知らずして、
手話の仕事に就くことはできません。
そこを、忘れて、手話だけ勉強しても、
自分のためにもなりません。

「コミュニケーションとしての手話、
相手の心を知るための手話の勉強をしましょう。」
というのが、多くの先輩方からの、
あなたへのアドバイスです。

手話を学びたいと思う多くの方は、
まず、カルチャー、手話講習会、
手話サークルなどを訪れていると思います。
または、たまたま、学校の授業などで、
最初に手話に触れたという方もいるかもしれません。

最初は、それでいいのですが、
肝心なのは、その次!!
聞えない人と、いかにして交流を深めるか!
です。

どこで手話を習い始めても、
いつしか、聞こえない方との交流会を勧められたり、
手話のイベントを紹介されることになると思います。
その時、
「私は、手話はまだまだだから、もっとうまくなってから交流しよう」
などと思わないこと。
必ず、面倒でも恥ずかしくても、
とにかく出かけて、生の手話に触れ、生の人の心に触れることです。

もし、あなたが通う手話学習の場で、
習い始めて、半年以上たつのに、
聞こえない方との交流の場を設けてくれないなら、
その学習会は、すこ〜し未熟なところかもしれません。汗
もし、自分の手話学習の場が、そういうところだったとしたら、
少しでも早く、聞こえない人と出会える場を
自分で、探すことも必要です。

地元の手話サークル、
地元の聞こえない方の集まりを見つけて、
お茶を飲みに行ったり、飲み会に参加したりして、
聞えない方とお話しするチャンスを、いっぱい作って下さい。
そこに、新しい発見や出会いがあり、
必ず、自分のためになる、
素晴らしいものが見つけられるはずです。

手話サークルや、聞こえない人の集まりってなに?
それが、わからない!!
という方は、ぜひ、
「手話を学びたい。
手話サークルや聞えない方の集まりを教えて下さい。」と、
自分の住む街の、市役所・区役所・町役場などに
尋ねてみて下さい。
必ず、見つかるはずです。

こうして、生の手話・聞こえない人本人と触れ合うことでこそ、
手話の活動に必要なことは何なのかを学び、
手話の技術を伸ばすことができます。
(”手話の技術”の中には、もちろん、
相手のろうの方の手話を、的確に読み取れる
ということも含まれます!!)
そして、そうした環境の中でこそ、
自分を生かす道・場所を見極められるのだと思います。
これが、手話を仕事にしたいと思うあなたに、
必要なことです。
そこに足を踏み込まずして、手話の仕事はあり得ません。

また、
私は、手話の職業を目指す人でなくても、
すべての人に、
聞えない方との交流を、おすすめします。
言葉を学ぶなら、その国の人に会う。
それが、最も自然に、言葉と心と文化に出会える
基本ですよね。
そこからまた、私達は、
自分達の考え方や文化を見つめ、
自分を知り、相手を知る。
言葉を学ぶとは、そういう素晴らしい面があると思います。
あなたも、ぜひ、
手話を通じて新しい出会いを見つけてもらえればいいなと思います。

手話の職業をめざすなら、
来たれ!!
手話ワールドへ!!

砂糖菓子.JPG
江戸東京博物館で見つけました。
コンペイトウなどすべて砂糖で作ったお菓子のお弁当(笑)
posted by 南 瑠霞 at 00:00| 東京 ☁| Comment(10) | TrackBack(0) | 手話の仕事・アルバイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
実際に一緒に暮らしてみる事が一番早いかも?(笑)<ルームスティ?言葉は忘れたけど‥汗。とか。>

しかし、出来そうでないから、旅行等で泊まりで一緒に行動してみるとか、少しは違うかも。

若い頃、聞こえる友達と一緒にある大会の参加する為に初めて二泊三日で行動したことがあったの。

車ではなく、交通機関利用して行ったので、お互いに気付く面があって勉強になったし、面白かったです。

例えば‥電車に乗る為にホームへ行く時。
笑いながらおしゃべりしていたのに、突然いきなり!真剣な顔で通訳モードに入った聞こえる友達。
あまりの変わりで、私は「何?何?」と驚いたまま、みていたら‥納得。
それは‥ホームの声や音をそのまま通訳して下さった訳で。

「へええ〜こんな内容になるんだ〜知らなかった〜。」と思って、「本当に色んな音や何か言っているんだね。」と答えた覚えがあったわ。

また、聞こえる友達はかなり〜の方向音痴なので、私は大丈夫な方で、案内役(?)<初めて行く場所なのに。笑>として、地図を見ながら、目印を探してそれを覚えながら行ったんだけど、間違えることもなく行けたので、聞こえる友達は「どうやって??」とそれがさっぱり理解できないらしくて(笑)
「目印や周りの景色とか見ながらそれを覚えて行くので大丈夫よ」と答えたら、友達も「へぇ〜」と私の後ろでついて行きました。(笑)

ま、色んなことがあった訳でお互いに助けあいながら、役に立ったかな。

楽しかったわ〜!
聞こえるみなさん、一度でいいので経験してみてはいかがでしょうか?NE

Posted by 子守熊 at 2010年02月22日 07:39
わあ、子守熊さん、
ありがとうございます。
聞こえる人は、周りのいろんな音を教えてくれて、
視覚的に物を捕らえる聞こえない人は、
地図を見るのが得意なことが多い!!
そうですよね〜〜!!
一緒に旅行に行くのも、本当に、楽しいですね。
実際に友達になって付き合うことで、
新しい発見がたっくさんありそうです!
子守熊さん、
本当に、いつもありがとうございます。
Posted by 南 瑠霞本人 at 2010年02月22日 09:31
聞こえないお友達を見つけることですね!!

春だから新しい出会いもいいですね!!!

私 KAKEさんと話しがしてみたいな〜!!笑

お友達になれたらいいな〜!!



Posted by えむ at 2010年02月22日 17:54
えむさん、ありがとうございます。
KAKEに言っておきますね。笑
喜ぶと思います。
いろんな出会いが、楽しめるといいですね。
ありがとうございます。
Posted by 南 瑠霞本人 at 2010年02月22日 18:46
聞こえない人たちとの交流、たくさんしました。

時間のたっぷりある大学時代に手話と出会ったので、サークル、カルチャースクール、講習会にも通いました。
でも、メインはサークル。しかも終わった後のお茶会の方(笑)


若かったから?とりあえず誘われたら挑戦してみるといった感じで、まずはサークルの役員、それから役員を代表して区ろう協の定例役員会の書記、市手話サークル連絡会へ出席。
どれもサークル入って1、2年目の頃のこと。
ろう協の旅行や飲み会にも何度か行きました。
普段は、同年代のろうの友達と買い物や遊園地に遊びに行ったりしていましたが、ろう協の行事となると年配の人もいるので、読み取りは大変でした。
でもそうやって鍛えられたので、聞き取りよりも読み取りの方が得意に。

通訳になるとか全然考えていませんでしたが、ろう協の役員の人たちから、もったいないから通訳になるために講習会にまずは通いなさいと勧められ、市の講習会の中級からスタート。
ろう者との交流がたくさんあったおかげで、講習会ではそれほど苦労せずに試験で良い成績がとれてしまい、まわりのねたみ?を買うことに。「若い人はいいわよね〜」「聞こえない友達がいるんだったらね〜」とか...。

今思えば、そんなこと気にせずがんばればよかったのですが、社会経験の少ない学生には耐えられませんでした...。


ということで通訳への道からは外れましたが耳の聞こえない主人と結婚しました。
ろうサッカーの大会に泊まりがけで一緒に行って、県チームのメンバー、家族の中で聞こえるのは私1人だけで数日間過ごすとかしましたね。

子どもが生まれてからは泊まりがけの大会にはついて行かなくなってしまいましたが、聞こえないママ友もでき、私の世界も広がっています。

小学校で働いていますが、退職までには一度、ろう学校に異動するのが目標です。ただ、私の職種だとなかなか難しいのです涙

長くなっちゃってすみません。
Posted by はるちん at 2010年02月22日 22:32
はじめまして、いつも読ませていただいております。
私(24歳)は地元の手話サークルに通い始めてから一年くらい経ちます。ろう者の年上の男友達が出来たり、ろう者のご夫婦に仲良くしていただいたり、交流会に参加したり、とても楽しく幸せなのですが。
同じ歳くらいの、女子のろう者を見掛けた事がなく、たまたまかもしれませんが、不思議です。私は歳の近い女友達に会いたい、友達にりたいなと思うのですが、そういう考えは変でしょうか?ろうの方々に対して失礼なのでしょうか?
Posted by 紗耶香 at 2010年02月22日 22:53
はるちーん!!

>。「若い人はいいわよね〜」「聞こえない友達がいるんだったらね〜」とか...。
今思えば、そんなこと気にせずがんばればよかったのですが、社会経験の少ない学生には耐えられませんでした...。

私も耐え切れませんでした。汗&笑

それで、地元の通訳活動でなく、
エンターテイメント畑に・・・笑!!
一生懸命がんばったら、
ようやく、みんなが認めてくれるようになり、
逆に、講演を頼んでくれるようになったりしました・・・
涙涙・・・!!

自分に、誇りを持って、自信を持って生きたいよね。
がんばろ!!
また、ゆっくりお茶しましょうね。
本当に、いつもありがとうございます。
Posted by 南 瑠霞本人 at 2010年02月23日 00:52
紗耶香 さん、いらっしゃい!!
お住いはどちらですか?
地方では、若いろう者が、
みんな、県庁所在地などに集まっていたり、
新潟や北の地方の多くの方が、
東京に出てきておられる・・
というケースがあるかもしれません。
ひとまず、地元のろう者協会(聴力障害者協会)から、
青年部の活動について聞いたり、
ろう者スポーツ大会の
ボランティア通訳に出かけたりすると、
若いろうの方にもいっぱい出会えると思います。
チャレンジしてみてね。
本当に、ありがとうございます。
Posted by 南 瑠霞本人 at 2010年02月23日 01:02
お返事ありがとうございます!私は札幌市に住んでいます。青年部というのがあるのですね!まったく、無知ですみません。アドバイス通り、聴力障害者協会に聞いてみようと思います。
南さんありがとうございます!
Posted by 紗耶香 at 2010年02月24日 19:29
紗耶香 さん、
札幌ですか!?
遠くからアクセスありがとうございます!!
札幌なら、若いろうの方に会えるチャンスがあると思います。
ぜひ、無理せず、あせらず、素敵な出会いを求めて
青年部と、スポーツ大会へ、GO!!笑
本当にありがとうございます。
Posted by 南 瑠霞本人 at 2010年02月24日 22:01
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