2013年05月09日

ろう者の立場で、手話コーディネーターになりたいというアナタへ!!

ろう者の若者のみなさんから、
手話あいらんどのような仕事をしたい、
と、問い合わせが増えています。
昨日に続き、ちょっとアドバイスさせていただきます。

今、絶対的に求められているのは、
日本手話のできる聾者の手話指導者です。
豊かな日本手話のできる方は、
どんどん、コーディネーターなどの仕事にチャレンジしてください。

聴者にはできない、本物のろう者の手話、
そして、当事者としての信念を伝えられるのは、
ろう者しかいません。
手話のうまい、聴者が、
どんなに説明しても、伝わらない思いが、
ろう者のあなたの手で話すことで、
まっすぐに相手の心を打ち、
素直に胸に届く場面がたくさんあります。

手話を指導するなら、
ろう者は、とても大事な存在。
ろう者抜きには、この活動はあり得ません。

こうした仕事をやってみたいと思うろうの若者のみなさんは、
ぜひ、豊かな日本手話を、
多くの人に伝えてください。
よろしくお願いします。

なお、コーディネーターになるには、
さらに、きちんと相手に思いを伝えるため、
メールなどのメッセージを、そのつど書くことも、
大切な作業の一つになります。
ときには、企画書や、
意見書を書くことなども求められます。

また、ドラマなどの翻訳では、
日本語と手話の両方ができなければ、
いいセリフが、作り出せません。
日本語で書かれたセリフの意味やニュアンスを、
きちんと受け止めて、
それに合った、豊かな手話を生み出す。
これが、翻訳作業のメインとなります。

そんな、いろんな意味で、
この仕事を目指すろうの方は、
日本語も、豊かに読み書きできて、
相手の人と心を通い合わすことが必要になってきます。
ぜひ、
今後、この仕事をやってみたいなと思う方は、
毎日、新聞なども読んで、
日本語力を磨きましょう。
あなたの思いが、きちんと日本語で表現できれば、
相手はさらに、あなたに理解を示してくれます。
音声が下手でも、まったくかまいません。
素敵な、文章の書ける人になってください。

最近では、多くのろう者が、
大学受験もし、
いろんな勉強をしたいと、
学びの場を広げています。

多くの聴者の若者が、
新聞などを読んで、
就職試験を目指すのと同じように、
聴こえないみんなも、
雑誌や書籍、インターネットなどから、
いろんな情報を手に入れて、
たくさんの勉強をして、
素敵な、日本語と日本手話で、
世の中に、一歩踏み出してください。
ここからは、
ろう者の活躍の場も、
様々な場面に広がっています。

ぜひ、みんなで一緒に、
豊かな出会いを目指し、
多くの人と理解し合える、
素敵な手話の輪を広げていきましょう。

聴者は、
ろう者のあなたから、
たくさんのことを教えてもらうのを、
待っています。

いろんな問い合わせ、ありがとう。
世の中は、あなたを、待っているよ。

__.JPG
先日、ろう者のことぷきが、青森土産にくれたカキモチ。
ほのかに甘い、お米系のお菓子で、
私は、大ファンになりました!!サンキュー!!

< 注 >
* 日本手話・・・ろう者のネイティブな手話で、音声日本語とは、語順や文法も違う。
* 音声対応手話・・・音声言語に合わせて、手話単語を表現する方法。音声言語の文法に合わせて表現するため、中途失聴の方や、補聴器などを併用する難聴の方などに、多く使われている。
posted by 南 瑠霞 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 手話の仕事・アルバイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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