2015年01月14日

私、いつまでたっても手話がうまくならないんです・・!!汗

いろんな手話サークルなどにお邪魔すると、
よく、いろんな方が、
私に「相談に乗ってください。」と、
話しかけてきてくださいます。

皆さん、同じように、
「私、いつまでたっても手話がうまくならないんです。
どうしたらいいでしょう?
いい方法があったら、教えてください。」
と、口でおっしゃいます。
皆さん、何年、手話の勉強に通っても、手話がうまくならず、
いつまでたっても、ろうの方と話せずに、悩んでいるのだそうです。

私は、こうした皆さんに、
いつもこんな風にお話しています。
「それです。そのセリフを今、手話で表現してください!!」

皆さん、その私の返事に、
たいてい、
「え!?」という反応をされます。笑

「いつまでたっても、手話がうまくならない」と、言っている人は、
手話サークルなどで、
たぶんそのセリフを何回も・・いや、何十回も、
言っているに違いありません。
なぜなら、
「いつまでたっても うまくならないと、言ってしまえるくらい 長く」
手話の勉強をしているのですから。笑

そんな方に、私は、
その人が手話を学びにやってきて、
せっかく何度も何度も頭の中で、
また、周りの人に向かって話しているそのセリフこそ、
手話で話してみてほしいとお伝えします。

手話サークルにやってきて、
口だけで話すことほどもったいないことはありません。
自分が会話で最も何度も繰り返している、その!
「私は、いつまでたっても手話がうまくできません。」
というフレーズこそを、
今、その悩みとともに、手話サークルの現場で、
自分の手で話してみてください。
これができれば、実は、
その人は、
手話で「話せない」という呪縛から、
すぐにも解き放たれます。
聴こえない方にもそれが通じて、
みんなが助けてくれたり、
通じ合える喜びを分かち合ったりできるからです。

これを指摘した時、
あ、そうか・・・と思った方は、
次の瞬間から、ほかの話も、自分のできる手話を探して、
ゆっくりでも間違っていても、
まずは、自分の手で話し始めます。

口で、
「手話で話せないんです」とばかり言っている人は、
それを言うことに時間を使い、
実際に自分の手で話してみる!
ということに、時間を使っていません。
つまり、その人は、話せないのでなく、
その時間、「手話で話さない」という選択をしているのです。

私のこの話を聞いて、
「だって、話せないから聞いているんです。
そんなの すぐにできるわけないじゃないですか。」
と言った方に、
手話で話せる時間は、なかなかやってきません。

本当に必要なのは、「いつか話す」ことではなく、
「今!!」だからです。
その人は、聴こえない人が友達になろうと目の前にやってきたとき、
話さない。
「友だちになるのは、話せるようになってから」で、
「今はその時ではない」と、思っているからです。

うまくなる人は、
その場で、わからないなら わからないなりに、
文字を書いてでも、身振りを使ってでも、
とにかく「今」目の前にいる聴こえない人に、
話しかけている人です。

または、わからなくても、くさらずに、
ずーっと聴こえない人の手話を、毎回見続けて、
わかるところを一生懸命探す人です。

そういう人は、出会ったろうの人と、
まずは、友達になろうとします。
「友だちになったから、話そう!」と思うのです。
そんな風に相手と接すれば、
うまくなろうという大志を抱かずとも、
なぜだか、自然にうまくなっていくわけです。笑

「いつまでたっても 手話がうまくならない」と悩んでいるアナタ。
まずは、それを手話で表現してください。
わからなければ、手話の先輩やろうの方に、
すぐに聞きに行ってください。
それができれば、
あなたは、今までよりずっとたくさん、
そして、ずっと早く、うまくなります。
その時には、あなたは、もう、
自分がうまくなるかどうかにとらわれることなく、
友達と通じ合える喜びを、
たくさん得ることができるようになっていると思います。

手話を学ぶあなたに、
素敵な出会いがありますように!

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posted by 南 瑠霞 at 00:52| 東京 ☀| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする