2016年10月15日

秋晴れの空に、まだまだ濃い緑!!


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(短大中庭の大きなモミジの木を、毎週レポートさせてもらっています。
冬までの変化をお楽しみに!!)

今週も、神奈川県の短大にて、
声なしの1時間半の授業が、2コマ行われました。
(2コマというのは、つまり、クラスが2つあり、
同じ内容の授業を毎週2回行っているということです。汗&笑)
今週は、2度目の授業ということもあり、
みんな、少し雰囲気に慣れてきました。
1回目の授業では、
手話のあいさつなどを覚えましたが、
2回目の今週は、
一人一人の名字をそれぞれ確認していきました。

手話経験のない人は、
名前なら、手話の五十音にあたる「指文字」で表せばいいのかな?
と思っている人も、いると思いますが、
実は、ちょっと違います。
手話の名前は、それぞれ、
「青山」なら『青』と『山』
「山口」なら『山』と『口』
など、いくつかの単語を組み合わせて表現したり、
このほか、
『佐々木』『佐藤』『加藤』など、
手話独自の特徴のある表現もあり、
これらを、30人以上あるクラス全員でやると、
相当量の単語を覚えることになります。
名前の授業の日は、
手話の、実に豊かな様々な表現を、
互いの名前を通じて、
みんながたくさん学ぶことができるのです。

今週も、そんな充実した時間を、
みんなまっすぐな目で、
前を見つめながら、
一緒に学んでくれました!!

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(短大周辺には、秋のいろんな花も咲いています。)

私は、多くの場合、
手話の授業は、声なしで進めさせてもらっています。
通常、100人以上の大教室でも、
手話経験の全くない学生たちに、
板書と身振りと、
次々に覚えていく毎週の手話を積み重ねて使いながら、内容を伝えています。
これでも、初回から、みんな、元気に目を輝かせながら、
ついてきてくれます。
手話学習における、
「声のない授業」「語りかけを中心としたナチュラルアプローチ」は、
とかく、難しいといわれがちですが、
要は、進め方次第!!
多くの授業を通じて、
実は、若者たちは、とても素直に積極的に、
「本物の手話」に触れたいと思っていることが、
肌から伝わってきます。

私が、なぜ、
手話の授業を声なしで行うのか?
という点については、また今度!!
みんなで楽しく手話を学びあいたいですね。

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(玄米のお弁当、持参です。笑!!
最近お弁当作りにはまっています!!)


posted by 南 瑠霞 at 09:32| 東京 ☀| 学校手話指導〜秋のもみじ通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月07日

今年も始まりました!!秋のもみじ通信!!

神奈川県の幼児教育専門の短大で、
今年も後期の手話の授業が始まりました。

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大きな中庭のもみじは、
深い緑色の葉っぱを付けています。
これが、2か月後、真っ赤に染まって、
新年には、葉がすべて落ちてしまうまで。
毎週刻々と、お伝えしていきます。
学生たちとの授業とともに、
大好きな風景を見ながら、
冬まで過ごさせていただきます!!

短大での、授業は、全15回。
すべて、音声なし。
板書と、毎週覚えていく手話を使って、
進行します。
今週 始まった第1回の授業から、
学生たちは、みんな真剣に、目を使って、
1時間半の授業についてきてくれています。
感動!!
ここから、半年、
学生たちが、将来の保育現場で手掛かりとなる、
手話の基本をお伝えしていきます。
思いを届ける言葉としての魅力あふれる手話を、
みんなで学びあっていきましょう。
一緒に頑張りましょう。


posted by 南 瑠霞 at 10:12| 東京 ☀| 学校手話指導〜秋のもみじ通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月04日

声なしの授業で大笑いができるほど、成長した学生たち!!

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(みんなの卒業を見送る中庭のもみじの木)

今週、後期全15回の、短大の手話の授業が終わりました。
こうした大学などでの手話の授業については、
いつも、事前に教務方針を打ち合わせさせてもらい、
@声なしで進めること
A途中ろう者のゲスト講師の時間を設けること
を必須とさせてもらっています。

私が、声なしの授業を展開する理由は、
「手話が音声を使わなくても通じ合えるものとして、
生まれた言語であり、その自然な在り方で、
そのまま学生たちに触れてもらいたいから。」
「同年代の、耳の聴こえない全国の学生たちもまた、
耳を使わず(聴こえないので当たり前ですが・・)、
目を使って様々な工夫をしながら、授業を受けているのを、
ジャストミートに実感してもらいたいから。」
という、大きな二つがあります。

そして、その中から、
言語としての手話のあり方、
また、福祉の方向を目指す学生たちには、
聴こえない人が実際に、どういう場面で、
どういった工夫をすれば、
聴こえる人たちとの間で、通じ合えていくのかを、
自分たちなりに実感してもらいたいと願っているからです。

このほか、理論では、
将来の現場で、手話通訳者を依頼しなければならなくなった時、
どこに相談に行けばいいのかなど、
基本知識をお伝えできればと思って授業を進めています。
この理論も、授業の後半で、
全て声なしで行なっています。
(もちろん資料や板書は、めいっぱい使っていますが、
とにかく、声での指導はしないというのが基本方針です。汗&笑)

そんな中、
私達の最後の授業は、いつも、
「手話で話す」茶話会!!です。

今週は、みんなで、お菓子やお茶やジュース、
(中には、弁当の子も!笑)
を持ち寄り、たがいにお菓子も回したりしながら、
楽しく話します。

この日最後に教えたのは、
「私は手話がわかりません。書いてもいいですか?」
という文です。
最初に、私がみんなに、声のない手話で、
「みなさん!!今日が最後の授業です。
本当にお疲れ様!!
ところで、みなさん、皆さんは、今回手話を学びましたが、
この手話は、たぶん、すぐに忘れます!!」
というと、
みんなが、一斉にどっと笑いました!!
みんな、手話も、中身の意味も、分かっているのです!!笑笑

そして、そんな忘れてしまった時もまた、どぎまぎしないように、
最後のセンテンス指導は、
上記の、「私は手話がわかりません。書いてもいいですか?」
に、したのです。笑
もちろん、ここに出てくる単語自体、
授業でみんな習得済みですので、
説明すれば、すぐにOK. 
みんな、楽しく練習してくれました。

手話は、使わなければいずれ、忘れてしまうのは、
あたりまえ!!汗&笑
そんなことは心配せず、
学生たちが手話の授業で、
楽しく手を使って話したことを覚えていてくれれば、
また、将来聴こえない人に会った時、
そんな体験をしたことを思い出します。
私は、大学などでの、短い期間での手話の授業は、
「手話があり、それは人と通じ合える大事な言葉」なのだという
暖かな理解と気持ちを記憶しておくためのものだと思っています。
授業の中身は忘れても、
こうした授業に参加したというみんなの思い出を作ることが、
最大の課題だと思い、
毎年授業をさせてもらっています。

その中で、10年たって、卒業生から
「幼稚園の先生になりました。手話はすべて忘れました。笑
でも、あの時の授業の教えの通り、テキストとプリントを残していたら、
今年、聴こえない保護者に出会い、
資料を出してきて、あの時のことをたくさん思い出しました。
どこに相談に行けばいいのかもわかります。頑張ります。」
と、突然連絡をくれる学生がいたり、
もっと手話を学びたいと、別の場で学習を続ける子がいたりと、
みんな、それぞれの道で、長〜い目で、この手話との出会いを、
心にとどめてくれていることが、
最近分かってきて、
本当にあふれるような感動をもらっています。

手話は忘れてもいいんです!!汗&笑
手話の授業があったこと、手話があるということ、
そして、そこに聴こえない人がいるということ!!
それを、心に、皆さん元気に卒業して行ってもらいたいと思います。
半年間、本当に、ありがとう!!

最後の茶話会も、すべて音声なしの手話会話で、
みんなと一緒に頑張り、無事終了。
履修したすべての学生が、単位を修得しました!!祝!!
その中には、去年、ちゃんと出席できず、グダグダで終わった
一人の学生もいて(汗)、
今回はなんと、本当に一生懸命通ってきてくれて、
最後には、ちゃんと自分で手話で話していたのにも、
感動しました!!
みんな、本当に、温かい気持ちをありがとう!!感謝。

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3限クラスは、みんな仲が良くて、ほのぼのしていました。

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4限クラスは、人数が多くて個性豊かな人ぞろいでした!!

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学生たちから、色紙ももらいました!ありがとう!!

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そして、去年修了したにもかかわらず、
今年もまた、何回か授業に通ってきてくれた、専攻科の学生さんたち。
励まされました!!ありがとう!!

皆さんが、素敵な社会人となり、良き出会いの中、
元気に人生を歩んでいけますように!!








posted by 南 瑠霞 at 10:06| 東京 ☁| 学校手話指導〜秋のもみじ通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月27日

快晴の短大!!声なしの授業もあとわずか。

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美しい青空の下、
今週も、神奈川県の短大の学生たちと一緒に、
手話の勉強をしました。

声のない授業も、みんなすっかり慣れ、
私の手話を一生懸命読み取りながら、
残りわずかの授業を楽しんでくれています。

後期の半年間で、みんなには、
一通りの自己紹介ができるよう、
様々な表現を指導していきますが、
私はいつも、何より、出席重視で、
成績をつけさせてもらっています。

私の授業は、基本、一切音声を使わず、
前半は板書で、
後半は、みんなが少しずつ覚えてきた手話を使って、
進行しています。

「目で見る授業」は、なんだかんだ言っても、
慣れることが大切。
そして、何より、聴こえない人と触れ合った時、
その方が、どうやって相手から情報を得て、
どうコミュニケーションをとっているかを、
実感することが重要です。
毎週の授業の中で、
学生たちが、自分自身で、
手話に苦手意識を持たず、
たとえ手話ができなくても、
聴こえない方とどうやってお話するのかの、
思いのようなものを、はぐくんで行ってもらいたいと願っています。

ですから、この授業は、
わかるわからないの前に、
楽しく、何度も手話に触れる!!
それが、一番大切だと考え、
毎週いろんな工夫をして、授業を展開しています。

選択授業にもかかわらず、
多くの学生が参加してくれて、
単位の登録のない子も、途中参加で、
人数が増え、
みんなが、目を輝かせて、ここまで授業を受けてきてくれたことに、
心から感謝します。

今回も、登録したすべての学生さんたちは、
目標の出席日数を達成し、
テストやレポートも一生懸命取り組んでくれたので、
今、みんなの成績をつけさせてもらうのも、
楽しみです。

皆さん、寒い冬の授業も、
あと少しとなりましたが、
ぜひ、最後まで、元気に行きましょう。
毎週、お疲れさま。
そして、ありがとう!!
ファイト!!!

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posted by 南 瑠霞 at 17:49| 東京 ☀| 学校手話指導〜秋のもみじ通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月20日

雪のキャンパス

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月曜日の雪の残る 神奈川県の短大に、
今週も手話指導に出かけました。

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枯れ木となったもみじの木のある中庭にも、
雪が積もっていました。

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鹿の石像もちょっと寒そうです。

今週の学生たちは、どの授業も試験のようで、
みんな、寒い中大忙しです。
卒業まであと少し!!頑張りましょう!!
ファイト!


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2016年01月14日

冬になりました!!

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後期に毎週通っている短大の中庭のもみじは、
すっかり葉を落とし、冬になりました!!

学校では、インフルエンザはほとんど流行っておらず、
今年になって、一人休んだだけで、
今のところ、誰もかかっていないのだそうです。
みんな元気ですね!!

授業では、
学生たちも、ここまで来るとそれぞれ個性も様々で、
今日は、眠くて眠くて、
時々白目をむいているのに、
なぜか、授業の進行には必死に頑張ってついてきて、
寝ぼけまなこのまま、
ちゃんと間違いなく手を動かしている子もいたりして、
その頑張りと、スゴ技に、笑ってしまいました!!
まだお正月のリズムが抜けていないんでしょうかね。笑

手話の授業もここからが総まとめの時期。
聴こえや耳の仕組みについての基礎知識、
補聴器や字幕の問題、
卒業後、聴こえない人と触れ合い、
困った事があったら、どこに相談に行けばいいかなど、
手話と聴こえない人にまつわる基本情報を確認する、
筆記試験。
自分の自己紹介ができるかどうかを確認する、
実技試験などもあります。

寒い季節になりましたが、
みんなで一緒に、
最後までがんばりましょう!!
ファイト!!

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2015年12月17日

くだらない話ができる喜び!\(^o^)/

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毎週通っている
神奈川県の短大の中庭のモミジは
すっかり葉を落としてしまいました!
いよいよ関東も冬の始まりです!

後期の授業も 三分の二が過ぎ
学生たちも 声のない授業に
すっかり慣れてきました!

このノートかわいい!
いくらだったの?
とか
髪 染めたの?
パーマも?
へえ!天然パーマ!
とか
冬休みの間に
手話を忘れないでね!
とか
とにかく
くだらない話が
いっぱい通じるようになって
本来の授業のノルマ以上に
みんな 様々な会話が
できるように
なってきました!
たぶん 声のある授業に慣れてしまうと
こんな話は
読み取れないだろうと思いますが
みんなは
けっこう 突然話題をふっても
楽しそうに ついてきてくれます!
感動!

目で見て話すことは
とても大切で
たくさんの会話の喜びを
与えてくれると
この時期は 実感させてもらいます!

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学校周辺の木々も
すっかり葉を落としました!

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午後の授業が終わり
みんなが帰る頃には
もう 空が暗くなっています!

短大も ここからしばらく
冬休み!
新年 また元気にお会いしましょう!
良いお年をね!


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2015年12月10日

聞こえない人との出会い!!

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神奈川県の短大のもみじです。
真っ赤な紅葉も、盛りを過ぎ、
次は、どんどん散っていきそうです。
冬になってきましたね。

今週の短大では、
保育士や幼稚園の先生、児童福祉を学ぶ学生たちが、
ろう者ゲストと一緒に交流。
みんなで、ここまで練習してきた手話の歌を披露したり、
質問して対話したりという、
楽しくも、ドキドキするような時間を送りました。

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クラスは、2クラスあり、
それぞれ自分たちの選んだ歌を披露してくれました。
一つのクラスは、トトロの「さんぽ」に挑戦。
みんな、動物や楽器の絵をかいたり、
小道具の花を作ったりして、
それを身に着けて発表してくれました。

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もう一つのクラスは、クリスマスソングの「赤鼻のトナカイ」。
トナカイやサンタの小道具も楽しいですね。
みんなが卒業後、子供たちとの手遊びとしても、
こうした歌を使ってもらえればと願います。

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また、授業には、
飛び入りとして、去年手話の授業を選択していた先輩たちも参加。
聞こえない人も一緒に楽しめるようにと、
手持ちのキーボードをカラフルにデコって、
それをひきながら、みんながJ-popsを、手話で表現してくれました!!
去年、たどたどしかったみんなの手話が、
語彙も増え、自信を持って会話に使ってくれていて、
感激でした。

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それぞれ、手話がまだまだだったり、
歌にするには、もっともっと工夫ができそうだったり、
今後の課題もいっぱいでしたが、
ろう者ゲストに励まされ、思い出深い交流になったと思います。

授業に協力してくれた
きいろぐみデフキャストの、中嶋元美ちゃんも、
ありがとう!!

学生たちが、写真をブログに載せてもいいよ!
といってくれたので、
この日の元気な様子をご紹介しました。
授業は、まだまだ後半が残っています。
ここからも、元気に行きましょう!!
ファイト!!
ありがとう!!


posted by 南 瑠霞 at 14:47| 東京 ☀| 学校手話指導〜秋のもみじ通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月03日

もみじが真っ赤に!!

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毎年通っている神奈川県の短大の中庭のもみじです。
全体が赤に染まり、
葉っぱたちも、今年の仕事を終了したようです。
ここからは、どんどん散ってしまい、
冬に向かって、裸になってしまいます。
毎年この時期は、短大に通うのが楽しみです。
自然の木々がもたらす季節の変化に感動!!

※ここまでの毎週のもみじの変化は、
このカテゴリーを押していただくと、まとめてご覧いただけます!!
http://minamiruruka.seesaa.net/category/11602256-1.html

一方、学生たちも、手話の授業が進み、
音声のない手話によるいろんな説明を、
若者たちが、けっこう読み取れるようになってきました。
授業では、もちろん、単語や構文も伝えていきますが、
一方で、付属の説明も、
もちろん声を使わず、手話で行っています。
その中で、出てくるいろんな言い回しや、
表現は、特に年間プランに入っているわけではありません。
でも、それらは、会話でよく使うものなので、
一緒に覚えてしまえば、
学生たちの読み取りや表現能力が、
爆発的に高まります。
それで、毎週そうやって、楽しく授業をしているのですが、
この時期は、それが実感できるタイミングになってきます。

授業では、読み取れない子がいても、
他の子が、
「ああ、これは、こういう意味だよ!」
と、すぐに説明したりして、
クラス全体は、けっこう楽しく、
元気にスムーズに進んでいます。
これも、若いみんなの、
やる気と助け合いの力によるものです。

この短大では、学生たちは、保育士や幼稚園、
また福祉関係の専門家を目指して勉強しています。
そんな若者たちは、
明るく、また、いろんな場面で「互いが力を合わせる」!!
ということが、日ごろから身に着いています。
そういう気持ちは、
手話学習にも、おおいに生きていて、
私も、みんなとともに、
楽しく授業に参加させてもらっているわけです。
毎年、素晴らしい学校で、
手話の授業をさせてもらい、
とてもうれしく思っています。
感謝!!

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関東の街は、本格的な美しい秋に突入。
移動の道中、あちこちで色づいた木々に癒されています。


posted by 南 瑠霞 at 09:25| 東京 ☁| 学校手話指導〜秋のもみじ通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月26日

耳栓をして街に出てみる!!

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神奈川県の短大のもみじは、
上のほうから、どんどん赤くなってきました。
見事な燃えるような赤です。

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雨模様だった今週は、
学生たちに、グループに分かれて、
耳栓をして、学校周辺の道を歩き、
7か所のポイントを回ってくるという、
体験学習を、してもらいました。

全員、耳栓をして、「音声会話禁止」で、
身振り手振りや、習った手話や筆談で、
コミュニケーションしながら、
街を歩いてもらう体験です。

地図をもらったみんなは、
15分か20分で、コースを回り終えて、
帰ってきてくれます。

耳栓といっても、100円ショップのあの、
ふわふわの耳栓ですから、
大きな音などは、はっきり聞こえるのですが、
それでも、学生たちは、
「自転車やバイクに気づきにくい」
「特にハイブリッド車は、後ろから来たら、わからない。」
それから、
「先に行った人を、声を使わずに呼び戻すのは大変。」
「傘を持っての手話や筆談は、難しい。」
「コミュニケーションがとりづらく、いつもなら声ですぐ、
『紅葉がきれいだね』とか『寒いね』などと話すところも、
重要でないと思われると、『ま、いいか』と思って話さなかった。
これって、聴者に囲まれた聞こえない人の気持ち?」
「頑張れば、ジェスチャーって、けっこう便利。すごく通じた!」
などなど、様々な気づきを得て、戻ってきてくれます。
その日の授業の始まりと終わりでは、
みんなの気持ちが、大きく変わっているのが感じられ、
いつも、感動させてもらっています。

こうした体験を通じて、
聞こえない人が、日ごろ、どんな風に過ごしているのか、
自分たちなりに考えてもらうことは、
手話の授業では、とても大切だと思っています。

もしよかったら、あなたも、
耳栓をして、家の周りを歩いてみてください。
ほんの15分か20分でも、
自分の足で歩くことで、
いつもとは違う、ちょっとしたことに、
気づいたりするかもしれません。

耳栓をしたって、けっこう聞こえるし、
ろう者になれるわけではありません。
でも、ほんの少し、ものの見方を変えると、
自分ではあまり想像していなかったことに、
気づいたりすることもあります。
くれぐれも、事故には注意して、
興味のある方は、ぜひやってみてくださいね。

また、これは、聞こえないことがいかに危険かとか、
いかに不便かを知るための体験ではありません。
私は、この体験を、
「聞こえることと、聞こえないことの違い」に気づくための、
学習だと位置づけています。
違いを知ってこそ、相手への理解が深まる。
手話も、外国語も、
そうした相手の立場や、自分との違いを知ることで、
さらに興味深く、学んでいけるものだと思います。

この時期、午後の授業が終わる5時ごろには、
もう、あたりは暗くなってきました。
もみじも間もなく、真っ赤になり、
やがて散りゆく冬も間近です。


posted by 南 瑠霞 at 00:00| 東京 🌁| 学校手話指導〜秋のもみじ通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月19日

もみじの紅葉が始まりました!!

毎年、秋に、毎週観察を続けている
神奈川県の短大のもみじの木です。

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いよいよ、木の上の方が、赤く色づいてきました。
ここから1〜2週間で、
全体がどんどん赤くなってくると思います。
楽しみです。

短大には、小さな農園もあり、今週は、
そこで実った柿も、講師控室に差し入れがありました!!喜!!

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秋の深まりとともに、学生たちも、
少しずつ手話に慣れてきて、
最近では、「みんな、バイト何してるの?」
とか、「学校には、何に乗ってくるの?」
など、尋ねると、
指文字や身振りで、
いろいろ、答えてくれるようになってきました。
誰かわからない子がいても、
他の子が、ちゃんと簡単な通訳をしてくれたりして、
みんなが互いに助け合って、
授業が進んでいます。

ここから、まだまだ、学ぶこともたくさんありますので、
みんなで楽しく、頑張っていきたいと思います。
年末に向けて、あと少し、
元気に行きましょう!!
感謝。




posted by 南 瑠霞 at 00:31| 東京 ☔| 学校手話指導〜秋のもみじ通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月12日

予定に追われて慌ててしまいます!!汗&笑

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今週の神奈川県の短大のもみじです。
すこーしだけ上の方が、赤くなりつつありますが、
まだまだ、緑が濃く、変化はわかりません。

短大の授業は、年間予定が決まっており、
それはそれで、期間中に完了しなければいけないので、
大変なところもあります。汗

他の先生方にお聞きしても、
やはり、年度末になり、やり残したことが多いと、
焦ってしまうとのこと。
毎回楽しく、また理解度の深い授業を進めたい一方、
全体の、指導ノルマも果たさなければならない学校の先生は、
どこでも大変ですね。汗

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そんな先生方の気持ちをよそに、秋は進み、
短大周辺の木々の葉も、赤くなりつつあります。
最近では、日も短くなり、
午後の授業を終え、次週の準備などをして、
家路に着くころには、空が暗くなってきました。
冬が近づいてきたのが、一層感じられます。

学校のテラスの隅には、
学内の菜園で収穫されたサツマイモが積まれていて、
嬉しい気分にもなった 今週でした!!笑

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posted by 南 瑠霞 at 16:45| 東京 ☁| 学校手話指導〜秋のもみじ通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月05日

手話の歌〜聴こえない人にどう伝える?

神奈川県の短大、快晴の空の下、
今週もみんな、元気に出席してくれて、
現在、手話の歌について、勉強中です。

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手話の歌は、聴こえない人とともにどう分かち合い、
互いが楽しめるものになるか?
みんなで考えながら、授業を進めています。

手話パフォーマンスきいろぐみの調べでは、
聴こえない人のうち、
手話の歌が好きな人は、50%
嫌いな人も、50%
聴こえない人の半数は、手話の歌を嫌いだと
感じています。

好きな人は、
自分たちに接点のある手話で歌が表現されることに、
好感を持ち、
自分たちも一緒に歌って楽しみたいと考えています。

一方、嫌いな人の中には、
子どものころ、音楽の授業で、
聴こえずわからない音を無理やり聞かされたり、
音のわからないリコーダーを吹かされたなどの、
嫌な思いをしたことのある人。
このほか、
聞いたこともないわからない音楽を、わかれと言わないでほしい!
という人。
また、せっかく歌に手話がついても、
結局、良い手話でなければ実のところ、
歌詞の意味が分からないし、つまらない!
と指摘する人もいます。

こうした中、
聴こえない人の大事な言葉である手話を通じて、
歌を作っていくことは、
とても難しいことでもあり、
聴こえる私達には、
真剣に取り組まなければいけない課題でもあります。

昨今、保育園・幼稚園などでは、手話の歌は、
どんどん広がり、
小中学校でも、手話の授業は、
多くの学校で取り入れられています。

そんな中、本当に、
聴こえない人にとって、ともに楽しめる手話の歌とは、
どんなものなのか、
多くの人が、共に考えなければならない時期に来ています。
また、手話の歌に取り組む、
保育士、幼稚園の先生方の姿勢は、
より、問われてきているということ、
学生たちとともに、一生懸命考えながら、
手話の歌に挑戦して行ければなと思っています。

一見楽しく、子供たちにとっての手遊びにも、
楽しい手話の歌ですが、
その後ろには、聴こえない人がいて、
聴こえない人の大事な言葉である手話を、
子どもたちにどう伝えていけばいいのかということは、
将来の保育士さん、幼児教育の専門家を目指すみなさんには、
心を込めて、考えて行ってもらいたいと願っています。

元気な若者たちだからこそ、
気づき、悩み、
いろんな方との出会いを大切にしていってもらいたいです。
感謝。

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上の方が少しだけ、色が変わってきた感じのする
もみじの大木ですが、
全体は、まだ、あと一カ月は、濃い緑のままかも!
毎週楽しみに、中庭を眺めています!!


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2015年10月29日

短大のもみじは青い空の下まだ濃い緑色!!

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今週も関東は、秋らしいさわやかないい天気。
保育・幼児教育・介護の専門家を目指す学生たちの短大に、
手話の授業に出かけました!!

今週もうれしいことがあり、
秋の青空のような気持ちで、帰ってきました!!

私の持っている授業は、2クラスあるのですが、
一つのクラスでは、
教務の方から相談があり、
「授業の単位を申請していない学生が数人、
南先生の授業が面白いとうわさを聞いて、
手話の講義を受けたいと申し出ている。
許可をお願いしたい!」
というものでした。

もう一つのクラスでは、
去年、手話の授業を受けた先輩の学年の学生たちが、
同じように、
時間のある時は、また授業を見学したいと、
言って来てくれました!!

もちろん!!両方OK!!喜!!
今週は、さらに人数の増えたクラスで、
授業を進めさせてもらいました。

いつも、書かせていただいていますが、
私は、この大学での手話の授業は、
毎週1時間半、いっさい音声を使わず進めています。
その授業を、きちんと受け止め、
楽しく参加してくれている学生たちに、
心から感謝します。

私がこの学校の授業に講師として参加させていただいている目的は、
将来のある若いみんなに、
手話は耳や音声を使わなくても通じ合える、
素晴らしい「言語」だと体感してもらうこと。
また、全国には、耳の聴こえない学生もたくさんいて、
みんな耳を使わず(聴こえないのですから、あたりまえですが・・)
授業を受けているのだと、知ってもらうこと。
そして、その経験を、将来の仕事などの現場に、役立ててもらうこと。
それから、学校としての講義の中で、
授業に出ている学生たちには、単位を出すこと。笑

学校の授業なので、当然単位は重要ですが、
そんな中、単位がでなくても(笑)、みんなに知ってもらえること、
気づいてもらえることはたくさんあると思っています。
ですから、一緒に勉強したいなと思って、
あとから、申し出てくれる学生たちがいることは、
とてもうれしいことです!!

今週、とても大事に思っていた、
手話関係のろう者の恩師が亡くなり、
さびしい気持ちでいた私ですが、
まるでその恩師からの贈り物かのように、
目の前の学生たちが笑顔で授業を受けてくれて、
本当に、うれしい1日となりました。
感謝。

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短大の中庭のもみじは、
今週も、青い空の下まだ濃い緑色!!



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2015年10月23日

思う心を伝えたい!!

今週の神奈川県の短大のもみじです。
まだ、濃い緑がはっきりしています。
これが、12月ごろになると、
全て真っ赤に色づくのが不思議なくらいです。

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さて、今月は、この短大で、
嬉しいことがありました!!

私が授業を担当しているのは2年生なのですが、
この2年生を修了し、ほとんどの学生が卒業していく中、
さらに勉強を続けるため、専攻科に残っている学生たちもいます。

その専攻科の学生たちが、今年の秋も、学園祭に参加し、
手話の歌に挑戦するのだそうです。
去年せっかく習った手話も生かして、
多くの人の心に残る歌を披露したいのだそうです。

そこで、学生たちは、
私のところに二手に分かれてやってきました。

一組は、
「ユーチューブで見た手話を参考に歌を作ったが、
わからないところもあるし、
どうも、手話表現の納得いかないところがあるけど、
本当に、これで大丈夫なのか?」
と、私に尋ねてきました。
(ちなみに、この質問を、全部手話で話しかけてきてくれた学生!!
エライ!!良く頑張った!!)

で、見せてもらうと、
案の定、何か所か、
手話の表現や、単語のチョイスの、
おかしいところが〜!!!!!大汗

ユーチューブに出回っている手話の歌は、
それ自体、子供や学生たちが、
自分たちでわからないながらに作り、
表現もはっきりしないものがたくさんあります。
地域できちんと手話通訳活動をしている人や、
手話指導をしているろうの人たちから見ると、
こうした手話は、単語自体が間違っていたり、
語順や文法、手話の位置関係が間違っている個所なども多く、
はらはらさせられます。

このブログを覗いてくださっている多くの方には、
“ユーチューブで見た手話の歌をうのみにして、
そのまま真似しても、
いい手話の歌はほぼできない!!“ 大汗&涙
ということは、お伝えしておきたいです。汗汗
手話の歌に取り組むときは、
必ず、聴こえない人や地域の手話通訳活動をしている方と、
ぜひ一緒に!!
手話は、聴こえない方の大切な言葉だということを、
歌うみんなが心の中で大事にしながら、
歌ってもらいたいです。

そのことに気づき、去年の授業を思い出して、
すぐに私のところに表現の確認に来てくれた学生たち!!
私は、とてもうれしく思いました。
学生たちとは、何か所か相談して、手話訳を変え、
学園祭用の手話詞を、まとめました。

また、同じグループの別のメンバーからも、
「自分たちは、心を込めてやりたいが、
まだまだ未熟なので、
このまま、自分たちが、手話の歌をやってもいいのか?
去年の授業を考えると、
中途半端にしてはいけないと思う。
みんなでどうしたらいいか、考えている。」
という連絡をもらいました。

私は、この学生にも、
「そう思う心が大切!!
自分たちのノリだけで、決めず、
私にもいろいろ質問してくれて、
ろうの人のことも思い浮かべながら、
手話の歌に取り組もうとしている
その姿勢があれば、大丈夫。
ぜひ、大事に頑張って、本番に臨んでほしい。」
と、返事をしました。

短大で指導する手話の授業は、ほんの半年。
その中で、学べることは、さほど多くありません。
でも、
こうして、次の年、また何年か経って、
手話に取り組もうとした時、
「何が大切なのか?」
その思いを伝えていける授業を、
これからも、がんばっていきたいと思います。

私達もまた、
手話を学ぶ時、
とかく、腕前や技術を、追いかけてしまいがちですが、
本当に、私達が勉強しなければいけないのは、
手話が、人の心と心を結ぶ大事な言葉なのだということ。

その思いを持って、学生たちが、
今も手話を続けてくれていること、
暖かい気持ちになれる出来事でした。

あなたの高校や大学でも、
きっと文化祭に向けて手話の歌に取り組んでいる人もいることと思います。
みなさん、心を込めて、
思いを伝える手話の歌、がんばって作ってくださいね!!



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2015年10月16日

声を使わず、手で話す!というルール!!

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今週の関東は、いい天気が続いています。
秋からの後期は、毎週、
神奈川県にある短大に、手話指導に伺っています。

私は、講師控室と、教務窓口では、
他の先生方や、職員の方と、
音声で(比較的大声で!笑)、フツーにペラペラ話しているのですが、
そこから一歩出て、
学生のテリトリーに入ったら、
音声は使わないことにしています。
廊下などで、学生たちに会った時は、
笑顔と手話で、あいさつをしています。

そのほうが、学生たちも、
手話の自然な在り方に触れてくれるし、
授業では、声のない学習をしているのに、
時間外なら、先生と会っても、声で話せる!
となると、せっかくの授業の意味も薄れてしまうように思うからです。

ですから、教室などの機材の調子が悪くて、
教務の方に、緊急に来ていただいた時なども、
私は、その方とは、身振り手振り、
また、学生に通訳してもらうなどして、話しています。
その辺は、教務の方も理解してくださっていて、
ちゃんとその方も、
手話の教室では、身振り手振りや、
口を大きく開けるなどして、
お話してくださっています。笑
そうすれば、どんな人でも、けっこう通じ合えるのに、
手話の現場で、音声で話すともったいないですよね。
ですから、私は、学生たちの前では、
「手話の言葉の配達人」として、行動しているわけです。

今週は、学生たちの授業が終わった後、
去年、私の授業を受けた上の学年の学生たちが、
話しかけてきました。
彼らは、私の手話ライブなども見に来てくれていて、
私が、大声でいろーんなことを話しているところも、よく知っているのですが、
学校内では、
ちゃんと、手話で話しかけてきてくれます。嬉!!
わからない時は、指文字などで、一生懸命!!
今回は、何やら、手話の歌についての質問もしてくれたのですが、
15分か20分、私たちは、すべて手話で話しました。すごい!!
去年の学生も、
私が学校内で、手話をみんなに伝えたいと思って、
声を使っていない気持を、理解してくれて、
こうして、自分たちから、手話で話しかけてきてくれること、
とてもうれしく思います。

手話は、耳が聴こえなくても、
音声がなくても伝え合える、素敵な言葉!!
大学内では、そういうこと、
楽しく、元気に、心を込めて、伝えて行ければいいなと思います。
みんな、本当に、ありがとう!!

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10月中旬の中庭のもみじは、まだ、しっかり緑です。


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2015年10月08日

変わるカリキュラム!!

今年も、幼児教育を目指す学生たちの短大の、
後期の手話の授業が、はじまりました。

この学校での手話の授業は、1クラス1時間半。
みんなが授業を修了する新年までの半年間、
声を使わずに、すすめます。

手話は、音声を使わなくても伝え合える便利な言葉なので、
それを、実際に体験してもらう。
また、学生の皆さんには、
同じように全国で大学に通う、聴覚障害を持つ学生たちと同じように、
もし自分の耳が聴こえなかったら・・と想像してもらい、
聴こえない学生になったつもりで、授業を目で見て、学んでもらいたい。
そういう目的も、説明し、
授業にのぞませてもらっています。

で、実際に1回目の今週から、
声を使わない手話の授業が、スタートしました。

今年の学生たちは、いつにもまして頭も柔軟。
最初から、身振りまじりの私の手話を、
一生懸命読み取ってくれて、
授業が、元気にスタートしました。

なぜ、こんなことが可能なのかというと、
魔法でも何でもないのですが、
それは、また今度にして、
今日は、最近、大学では、
カリキュラムの組み方が、変化しつつあるという
お話をしたいと思います。

来年から、私の通わせてもらっている短大も、
カリキュラムが変わります。
なんと! お昼休みがなくなる!!
のだそうです!!驚!!

これは・・・学生たちに食事をせずに、勉強しろ!
という意味ではなく!笑
学校全体で、「昼休み」という時間帯を、組まない。
ということなのだそうです。

これまでの一般的な大学では、
1時限目・2時限目・昼休み・3時限目・4時限目・5時限目・・
という風に、毎日のスケジュールが、組まれていると思いますが、
これを、単純に、
1時限目・2時限目・3時限目・4時限目・5時限目・・
と、昼休みを作らずに並べ、
学生たちは、自分の授業のない、
2時限目か、3時限目に、自由にランチをする!
という考え方に変えるのだそうです。
大学では、確かに、
自分の授業のない、空き時間があり、
その時間は、案外、次の授業を、
ただ待っていたりする隙間があります。
これを、逆に、積極的にランチの時間にあててもらい、
全体の授業を詰めてしまえば、夕方の5時間目が、
今までより、1時間早く終えられる可能性も出てくるのです。
なるほど!!
こんな考え方があったのか~~~!!
と、時代の変化に、感心しきり!!

さらに、こういう風にすると、
学食も、今まで、一気に学生が押し寄せてきたランチタイムを、
ほぼ半分の人数にすることができ、
落ち着いて、配膳ができるようになるという、
もう一つのメリットも生まれるのだそうです。再驚!!

こうした、発想の転換、興味深いですね。
私達の、身の回りでも、
こうして見方を変えれば、便利になること、
いっぱいあるのかもしれません。

ほかにも何か、面白いこと、生み出せるのではないかしら?と、
ワクワクした、お話でした。
この秋は、いいこと、ありそうな気がしてきました!!ワォ!!

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今週の、中庭のもみじ。
まだまだ、濃い緑に包まれています。


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2015年01月29日

今期の短大授業終了!!みんな元気に卒業してね!!

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この冬最後の、もみじ通信です。
相模原の短大の手話の授業が、
今週、終了しました。

毎週見続けていた中庭のもみじも、
初秋の濃い緑から、真っ赤になり、
12月に散ってしまってからは、
越冬の枯れ木となっています。
新年の変化は、
校舎の窓からは、あまりわかりませんが、
もう、間もなく、
また若葉の出始める季節だと思います。

みんなに、
「ぜひ、手話の授業のこと、忘れないでね。」
と言ったら、
「うん、10年後まで覚えてる〜〜〜〜〜!!」
と言ってくれた学生もいて、
最後まで、楽しく盛り上がった授業でした。笑

学生たちは、みな、保育士や幼稚園の先生を目指し、
児童福祉などの勉強をしています。
ぜひ、この半年間の授業がみんなの心に残って、
近い将来、聴こえない子供や保護者などに会った時、
何かの参考にしてもらえますように。

この半年の授業で、心に残った好きな手話は?
と尋ねたら、
みんながいろんな手話単語を教えてくれました。

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家族、友達など、いわゆるいい言葉、
心に来る言葉を言ってくれた学生もいるし、
中には、友人の名前を言った人もいるし、
好きな食べ物や動物を言った人もいるし、
趣味を教えてくれた人もいるし!
本当に、人それぞれで、
ああ、こんなにみんな、たくさんの手話に触れたんだな〜と、
私の方が感動してしまったりして、
最後の授業では、本当に、
みんなから、暖かな気持ちをもらいました。

これから、卒業しても、
大変なことがいっぱいあると思いますが、
時には、笑いがいっぱいあった手話の授業も思い出して、
素敵な、園の先生になってくださいね。
そのほか、また違った別の道を目指しているみんなも、
元気に頑張って、夢が実現しますように!!

新年度が始まった時の、みんなのさわやかな顔が、
目に浮かぶようです。
また、必ず、お会いしましょう!!
半年間ありがとう!!

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※ 右下の「秋〜もみじ通信」のカテゴリーを押すと、
半年間のもみじの木の、葉っぱの色の移り変わりが見られます。
見てみてね!!感謝。




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2015年01月22日

間もなく短大生たちが卒業していきます!!

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水曜の関東は、うっすら雪が降りました!!
寒い1日でした。

毎週通っている、相模原市の短大の授業も、
今月でおしまいです。

学生たちは、けっこう手話を伸び伸びと読み取ってくれるようになり、
今週は、実技テストも無事終えて、
ちょっとほっとしている状態です。

手話にしても、英語にしても、
少し慣れれば、
あとは、かまえたり、固まったりしなければ(笑)、
身振り手振りも交えて、
簡単な会話なら、少しは通じ合えるもの。
それが、学生たちに実感してもらえれば、
この授業はしめたものだと思っています。
「あ、手話だ、ヤバイ!できない。」
というスイッチが入らなくなれば、
第1関門はクリア!!笑
多少の話は、まずは、
「なになに? 教えて教えて!!」
と、興味を持って、目を向けてくれるようになります。

そうすれば、案外、新しい単語や、
見たことのない表現でも、
なんとなく意味をつかんで、
話題の中に入ってこれます。

この、出会いの心さえ、外さなければ、
彼らは、卒業した後も、
聞こえない人に出会ったとき、
あわてたりすることも、かなり少なくなるでしょう。

間もなく、巣立っていく若者たちに、
「手話の授業面白かったな〜」
と思ってもらえるよう、
最後まで、声のない授業、
あと少し、頑張ってみようと思います。
みんな、楽しく手話の授業に参加してくれて、
本当に、ありがとう!!

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短大の中庭などにも、すこーし雪が積もり、
関東も、冬ど真ん中に入ってきたことが、
わかります。


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2015年01月16日

手話通訳を依頼しなければなくなったら、どうしたらいいの?

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もう、散る葉もなくなり、冬を越すばかりのもみじの木の下で、
保育士など児童教育や児童福祉の勉強をしている学生たちに、
手話指導を、続けています。
およそ半年の授業では、手話の詳細な技術より、
手話で話す楽しさや、聴こえない人との出会い、
また、卒業後、自分たちが、
聴こえない子供や保護者に会った時の
手掛かりになるような様々な情報を提供できる授業を心掛けています。

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そんな中でも、
学生たちに伝えている大事なことの一つは、
保育園等の保護者面談などで、
手話通訳者を呼ばなければならなくなった時のことです。

聴こえない子供たちとの、
日常のコミュニケーションは、
心と心を向き合わせ、
絵を描いたり身振りをいっぱい使ったりして、
伝えあうこともとても大切です。
また、聴こえない保護者とも、筆談や笑顔、また、
大事な連絡事項は、プリントなどを準備して、
目で見る形で、伝えることがメインになるかもしれません。

それでも、保護者の間などで、
もっと詳細で、具体的話し合いなどが必要になったりした場合、
手話通訳者を頼まなければならないケースが出てきます。
そんなとき、あわてないために、
通訳者を依頼したいなと思ったとき、
どんなところに相談に行くといいのか・・といったことも、
授業に盛り込んでいます。

〇 聴こえない人によっては、その事情の良くわかる、
いつも通訳してくれている人がいる場合もあるので、
まずは、本人にどんなふうにするのがいいか、尋ねてみる。

〇 たいていの場合地元の自治体に、手話通訳制度があるので、
市役所、区役所、町役場の福祉課などに相談する。
(この場合、聴覚障害者本人が依頼すれば、きちんと、
通訳者が来てくれるところが、ほとんどです。
これを、本人が自分で連れてきていると思い込まず、
こうした制度を利用して、
通訳者が派遣されているのを知ることも大切ですね。)

〇 通訳制度は地域によりルールが違ったりもしますが、
県庁所在地などでは、多くの場合、
聴覚障害者情報提供施設というのもあります。
こうしたところでは、
手話通訳や手話学習の様々な情報も持っています。
そういったところに尋ねても、
適切な情報を教えてもらえる場合があります。

〇 地域によっては、地元の手話サークルが、
手話通訳を引き受けている場合もあるかもしれません。
これも、地元の市役所、社会福祉協議会などに尋ねると、
誰に相談すればいいかを教えてもらえます。

※ 南の住む、世田谷区では、
専門の手話通訳派遣センターがあります。
こうしたセンターがある場合、そこに尋ねれば、
適切な通訳依頼の方法を教えてもらえる場合もあります。

世の中も、どんどん変わり、
聴こえない人向けの手話通訳制度も少しずつ、
様々な形で、広がってきています。
それぞれのみなさんが暮らす地元によって、
状況も違っていますので、
聴こえない人と出会ったら、
まずは、ご本人と色々話してみること。
そして、できるだけ、
互いがのびのび意思疎通できるよう、
より良い方法を、探していきたいですね。

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寒くなり、インフルエンザも、はやってきています。
学生たちには、みんなで健康にも気を付けて、
元気に、卒業していってほしいです。
いつも楽しく手話の授業を受けてくれて、ありがとう!!

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