2016年07月17日

手話教室発表会御礼!!

16日土曜夜
手話あいらんど手話教室の発表会が行われました。
多くの方に集まっていただき、
楽しい発表会となりました。

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入門、初級、コミュニケーションと、
皆さん、コース別に、楽しい手話語りの発表をしてくださいました。

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手話パフォーマンス講座の皆さんも、元気に!!

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こんなにたくさんの方々に見守られながら。

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きいろぐみと夏の一般公募のみんなの、ミニ手話ライブも!!
(8月27日の手話ミュージカルについての情報はこちら!
http://minamiruruka.seesaa.net/article/439869516.html

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これは、打ち上げでの一コマ。三軒茶屋の居酒屋さんで。
河内講師がみんなの前でご挨拶しているところ。

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こちらも大勢で集まって、わいわい手話の会話が、
めちゃめちゃ弾みました。

最初、入門でほとんど話せなかった皆さんが、
コミュニケーションコースまで進級して、
みんなの前で手話クイズを出すなどの、成長ぶりに、
私たちもたくさんの励ましをいただきました。

手話あいらんどの、自慢の生徒さんたちです。
感謝!!

手話あいらんど手話教室
9月からの秋のクラスの情報は、こちら!
http://www.shuwa-island.jp/kyoshitsu/

posted by 南 瑠霞 at 02:25| 東京 ☁| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月14日

路上寝こみ死亡事故発生!????

最近、車を運転していると、
道路上の電光メッセージで、
「路上寝こみ事故多発!注意!!」
と、表示されていることがあります。
これを見た時、「え?なになに?」と、
かえって注意をひかれ、
逆に事故ってしまいそうだ!!
と、思った方はおられませんか?汗&笑

私も、これについては、いったい誰が、どのように!!
路上に寝込むのか????
と、けっこう気になっていました。

車.jpg

少し前、誕生日が来た時、免許の書き換えのお知らせが来て、
講習を受けて、ようやくその意味が判明しました。

「路上寝こみ」とは、
酔っぱらった人が、路上に寝込んでしまうというもの。
そして、ドライバーがそれに気づかず、ひいてしまい、
最悪の場合、死亡事故につながってしまうというものなのだそうです。
まあ、ここまでは、ある程度想像できるとして、
問題は、その次!!
その事故が最も多く起きる場所は!!
「交差点」!!なのだそうです。Σ(゚д゚lll)

私は、『酔っ払いが寝る』といえば、
その辺の路上の、どこにでもあることだろうとか、
橋のらんかんとか、自販機の前、電柱の下などと想像していたので、
ちょっと驚きました。

つまり!!
酔っぱらった人は、道を渡ろうとして、
赤信号だと、それをまじめに守り!!
そこで!! 
待っているほんの1〜2分の間に
たえきれなくなって!
腰を下ろして寝こんでしまうらしい!
そして寝てしまったら、意識がないので、
お家ででも寝ているかのように、
ゴロンとリラックスしてしまい、
そのまま、歩道からはみ出し、
車道に、べったりはりついたような状態で、
あたかも身をひそめるかのように、
体を横たえてしまうのです。大汗

ドライバーからしたら、
それこそ足元の、そのような場所に、
大の大人が寝ているなんて、夢にも思っていません。
そもそも、車が交差点を曲がろうとしたときは、
対向車や、自転車や、歩行者をひっかけたりしないよう、
格段の注意を払っている人がほとんどです。
そんなとき、地面がどのような状態になっているかなど、
それこそ死角になって、まったく見えていないこともあるでしょう。
そんな、まさかのような場所に、酔っ払いが寝ている!!
・・・これをひいてしまうのが、
「路上寝こみ事故」なのだそうです。驚&大汗!!

さて、ここから、納涼会で楽しく酔っぱらってしまうかもしれないあなた。
赤信号で待つときは、
くれぐれも後ろに下がって!!!!
寝るなら、せめて歩道に寝るようにしましょう。汗汗
それは、自分自身を守るために!!
また、不用意なドライバーがそうした酔っ払いをひいてしまって、
一生の重責を背負ってしまわないために!!
(そこまで酔っぱらうのは、そもそもどうか?
という厳しいご意見の方もいらっしゃるとは思いますが、
それは、ひとまず、
お酒を飲むご本人の良識にお任せいたします。汗!)

私たちドライバーも、
優しい気持ちで、街を運転しましょうね。
なんといっても、車は便利で楽しく、
私たちを幸せにするためにあるんですものね。大汗

というわけで、警察では現在、
「寝込まナイト、キャンペーン」を実施中なんだとか。
自分のために、大事な人のために、
お酒が大好きなあなたも、車を愛する私たちも、
一緒に気を付けましょう。

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「運転・ドライブ」(C)手話あいらんど

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「注意・気を付ける」(C)手話あいらんど


posted by 南 瑠霞 at 16:53| 東京 🌁| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月07日

手話の広がりに戸惑うろうの友人たち?!笑

ろう者の友人たちと飲み会に行くと、
結構いろんな話をして盛り上がります。

つい最近のこと。
みんなでワイワイやっているとき、
「だんだん手話が広まってきて、困ること(笑)」という話になりました。

それは、おまわりさんの話です。
ろう者の友人たちも、みんな運転免許を持っていて、
車に乗ると、ちょこっと違反をしてしまったりして、
パトカーや白バイに、呼び止められてしまうこともあるのだそう。汗

そのとき!!
かつてなら、「ワタシ、ミミガキコエマセン!」と、
耳を指さして、手を振ると、
「仕方ない!今度から気を付けてください。」
と、見逃してもらえることがあったのだそうです。汗&笑
ところが、最近、その手が通用しなくなって、
違反をして、白バイに捕まった時、
同じように、「キコエマセン」のジェスチャーをすると、
おまわりさんが、いきなり、
「わかりました。私は、手話を勉強しています。
あなたは、スピード違反です。」
と手話で話しかけてきて、
あまりに驚いて、話を素直に聞いて(見入って)しまい、
全然ごまかすことができずに、
切符を切られてしまった・・・!!(唖然)
なんていうことがある!!
・・・という話になりました。
大笑!!!!!

なんて素敵なこと!!
これからは、聞こえる私たちと一緒に、
お巡りさんの悪口が言えるね!!
・・・とか言って、結構みんなで盛り上がりました。

最近では、警察での手話学習も活発で、
私のお世話になっているろう者講師も、
警察署に手話指導に出かけたりする話をよく聞きます。
白バイ隊員の方も、きっとそういう講習を受けた方だったんですね。汗&喜

お巡りさん、これからも、手話を覚えて、
ぜひ、聞こえる私たちも、聞こえない友人たちも、
悪いことをしたら、叱ってください。笑

そうだ、これが平等ってことだよね〜!と、
飲み会で、妙にうれしくなった、ひと時でした。
笑笑!!

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街は、アジサイの花があちこちで満開です。



posted by 南 瑠霞 at 08:49| 東京 🌁| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月05日

一般公募2日間で2曲進行!!ワォ!!

この土日、きいろぐみの2016年夏の一般公募レッスンがスタート!!
みんなで2曲の練習が始まっています。

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キャストのみんながめっちゃ飛び上がった瞬間を、
一般公募のスタッフの方が、見事にとらえてくれました!!
見てください。この元気!!

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これは、みんながステージに立って、お客さんを見ているところを、
イメージしてもらっているところ。
イメージトレーニングはとても大切。
みんなで一緒に、力を合わせてお客さんに夢を配ります。
どうぞ応援よろしくお願いします。


ここで!!
あー、自分も申し込みたかった!!
遅かった〜〜〜〜!!
と思っているあなたに朗報が!!

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手話パフォーマンスってどういうものか、とにかく触れてみたいというあなたには、
2016年8月7日(日)
1日だけの「手話パフォーマンス体験ワークショップ」!!

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ちょっと一曲だけ、ステージに立てるチャンスがあるのが、
8月8・15・22日毎週月曜お昼の、
手話パフォーマンス「3回連続講座」
お子さんの夏休みの自由研究のヒントにもなります。

いずれも、横浜市港南区民文化センターひまわりの郷にて!!
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詳しくはこちら!!
http://www.himawari-sato.com/modules/news2/article.php?storyid=234


posted by 南 瑠霞 at 02:18| 東京 ☁| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月27日

手話通訳者も参院選の準備!!汗

世田谷区では、毎月、
登録通訳者の勉強会が開かれており、
運営者と地元聴覚障碍者協会の指導者の皆さんが、
しっかりカリキュラムを組んで、教材もそろえては、
会合を開いてくれています。

今月は、地元でも活発化する
選挙関連の通訳の練習が行われました。

私は、日ごろ、エンターテイメント系の手話を専門としていますので、
周りの方とノリや、盛り上げの息を合わせて、
どんどん手話で話したり、通訳をしたりすることは得意ですが、
今回のような内容は、結構大変です。汗
一般の手話通訳者にとっても、
決して日常会話で頻繁に用いられる表現ではない言葉が次々飛び出す
選挙・立候補関連の通訳は、それなりの勉強が必要です。

今回、私たちがてこずった手話表現には、
このようなものがあります。

「増税凍結」「既得権益」「官僚政治」「改革」
「財源の手当て」「ハコモノ」「天下り」
「歳入」「規制緩和」「発送電分離」「閉塞感」
などなど・・・汗

こうした表現を次々に繰り出す候補者の通訳などは、
言葉数が多く、話すスピードもたいへん早い場合があり、
一歩つまずくと全体の流れについていけなくなってしまいます。
政党や候補者が何をどのように伝えたいのか、
しっかり押さえたうえで、集中力を切らさず通訳していくことが求められます。

地元世田谷でも、候補者・政党の演説会などに、
手話通訳の依頼が増えるこの時期、
通訳者も真剣に、技術の研さんを行っています。

全国の手話通訳士が本格通訳を担当する 政見放送なども、
ここから、どんどん皆さんの目に触れていくことと思います。
国家資格の手話通訳士を目指す皆さんは、
こうした放送なども見ながら、どういった言葉をどう通訳すべきなのかを、
一つ一つ学んでいってみてください。

私たちの命と生活を支える政治や選挙。
今回から、18歳以上の皆さんにも選挙権が広がり、
私たち大人としても、
様々なことを考える機会が与えられているように思います。

知らなかったことを一つ一つ学ぶ喜びとともに、
周りの方々と手を取り合う責任や希望。
各地元の手話通訳者の現場でもまた、
参院選にむけて、様々な準備が進められています。

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posted by 南 瑠霞 at 16:18| 東京 ☀| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「暖めてほしい」・・・?

とある手話の現場で、
「あなたに私を『暖めてほしい』」という日本文に、
「春(暖かい)」+「好き」
という表現をつけているのを、見かけました。
これ、ちょっと意味が違っているかもしれません。
なーんとなく、日本語に手話単語をくっつけて並べてしまうと、
本来の「相手が自分を暖めてくれることを望む」表現には、
ならない場合もありそうです。

暖かい.jpg
「暖かい(春)」Ⓒ手話あいらんど
下から暖かい空気が立ち上るようなイメージで。

好き.jpg
「好き(ほしい)/〜したい」Ⓒ手話あいらんど
のど越しのいい飲み物が、
のどをすっと通っていくようなイメージが、語源なのだそうです。

「好き」という単語は、
もちろん「ほしい」という意味にも使われますし、
動詞の後につけば「〜したい」という意味にもなります。
「買う」+「好き」で、「買いたい」。
「飲む」+「好き」で、「飲みたい」。
こんな風にも使われたりもします。

でも、単純に、「春(暖かい)」+「好き」と手話をつなげても、
意味は、「春が好き」であったり、
「暖まりたい」と言っているのであり、
本来表現したかったであろうはずの、
「暖めてほしい」には、なりにくい。
これ、本当は、どうすればよかったのでしょうか?

意訳も含め、表現方法は、いくつもありますが、
「暖かい(春)」という単語を使いたいなら、
代表的な手話訳は、2つあると思います。

@ 
このまま、「暖かい(春)」+「好き」を使い、
本来の意味を表現したい場合、
「暖かい(春)」という手話は、
テキストに載っている単語表現のまま、
下から上に向かって手を動かしても意味が成立しません。
相手のほうから自分に向かって、
暖かい風が吹き上げるように表現し、
手話の動かす方向を、相手から自分へと、
単語の中で、きちんと示す必要があります。
そして、この「相手から自分を暖める」という表現に、
「好き」をつければ、
「暖めてほしい」というニュアンスは、伝わります。
ただ、この表現は、初心者には、少し難しいかもしれません。
手話には、最初に習った時の基本形のほか、
使い方によって、様々な活用があることを忘れると、
まったく意味を取り違えた表現になってしまうのです。
(日本手話のナチュラルアプローチなどで、
会話をメインに学んでいる人は、
手話の活用自体が、会話の中に盛り込まれており、
それを自然に覚えていける場合もあるので、
こうした表現も、すぐに思いつき、
豊かに表現できる方が、いらっしゃるかもしれません。)

A
そこで、私のお勧めは、
「暖かい(春)」+「助けてもらう(+ 相手に頼む表情をつける)」というものです。
これなら、「暖まる」ということを「相手に手助けしてほしい」という表現になり、
「暖めてほしい」という意味が伝わります。
ただし、この説明文も、またまた、くれぐれも、
単語の羅列で、考えてしまわないよう、ご注意ください。笑!
「助けてもらう」という表現は、
「助ける」+「もらう」ではありません。大汗
『助ける』という手話は、相手に向かって手を添えますが、
『助けてもらう(助けられる)』という表現は、
相手から手を添えられる方向に手を動かすという逆の表現で表します。
また、「助けてもらう」とあらわすとき、この場合は断定形ではなく、
「相手に物事をお願いする」という『表情』をつける必要があることもポイントです。
こうしてブログで文で説明すると、ちょっと難しいですが、
手話には、常に、表すべき方向があり、意味を伝えるべき表情があり、
それを間違えれば、意味は、まったく違ってしまうということを、
私たちはよく理解しながら、学びあっていきたいですね。

助ける.jpg
「助ける」Ⓒ手話あいらんど
親指を立てた手に、もう一方の手を、自分の側から添えるように。
「手を貸す」「手伝う」などの意味になります。

助けられる.jpg
「助けられる」Ⓒ手話あいらんど
親指を立てた手に、もう一方の手を、相手の側から添えるように。
「手を貸してもらう」「手伝ってもらう」などの意味になります。


簡単な二つの手話単語の説明でしたが、
長―くなってしまいました。
本当にいつも読んでいただいて、ありがとうございます。

なお、上記文の手話の翻訳の方法は、
ほかにもいろいろあると思います。
ぜひ、皆さんも、手話学習の場で、
ディスカッションしてみてくださいね。
感謝。

posted by 南 瑠霞 at 00:59| 東京 ☀| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月25日

説明会御礼

空も曇りがちな1日、
きいろぐみの夏の手話ミュージカルが、
第一歩を踏み出しました。

説明会に、ご参加くださった皆さんが、
目を凝らしながら、手話に見入ってくださり、
真剣に、手話体験に臨んでくださいました。

あいさつ.JPG
きいろぐみ代表 南 瑠霞からのごあいさつ
「この企画は、聞こえる人が聞こえない人を手助けする
ボランティアイベントではありません。
聞こえない人と手話の存在こそが、
多くの人を励ます力を持っているのです。」

指導.jpg
ことぷきと元美による ろう者にとっての音楽の話
「聞こえない人の中には、音楽や歌が大好きな人もいる一方、
大嫌いな人もたくさんいます。
”聞こえないのに無理に聞けと言われた人”もいれば、
”わからないのだからわかれと言わないでほしい。”と言う人もいます。」

体験.JPG
きいろぐみのメンバーたちと一緒に。
「手話表現にチャレンジ!!」

ミニライブ.JPG
今年の夏の演目が続々!!
きいろぐみのミニ手話ライブも、ご覧いただきました!!

さあ、ここから、みんなで、一つ一つ思いも演技も積み上げて、
素敵な作品を作っていきましょう。
ファイト!!

posted by 南 瑠霞 at 23:59| 東京 ☁| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016.06.25(土)夜は きいろぐみ手話ミュージカル 一般公募説明会!!

2016年8月27(土)は
きいろぐみ手話ミュージカル!!
あなたはお客様?
それとも出演者?

手話パフォーマンスきいろぐみは 今年も 二ヶ月の特訓を経て 手話ミュージカルに参加して下さる 一般公募ののスタッフ・キャストを 大募集!!

★一般公募のお申し込みはこちら!!
http://www.kiirogumi.net/ippankoubo2016/contact/

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★一般公募 スタッフ・キャストの稽古日程等 詳細はこちら!!
http://www.kiirogumi.net/ippankoubo2016/

★2016年 夏の手話ミュージカル 詳細はこちら!
http://www.kiirogumi.net/musical2016/

★お問い合わせはこちら
kiirogumino1@yahoo.co.jp

一般公募の参加には、説明会への出席が必須です。
一般公募について詳しく知りたい方、参加しようか迷われている方!!まずは、ぜひお越しください。すでに一般公募への参加を決意されている方も説明会には 必ずご出席くださいね!

〈手話パフォーマンスきいろぐみ 夏の一般公募説明会〉
【日時】6月25日(土)夜19時〜
【料金】無料
【内容】概要・参加方法の説明、手話パフォーマンスレッスン など
【会場】世田谷ボランティアセンター
(地図等詳しくはこちら!) http://www.shuwa-island.jp/location.html#SetagayaMap
【説明会 参加申込み方法】インターネットからお申し込みください。
※会場のお席と、資料準備の都合がありますので、出来るだけ事前のお申込みのご協力をお願いします!

★一般公募のお申し込みはこちら!!
http://www.kiirogumi.net/ippankoubo2016/contact/
posted by 南 瑠霞 at 22:07| 東京 ☔| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今、この時だから伝えたいこと

手話パフォーマンスきいろぐみ
夏の一般公募 説明会 (世田谷)
2016年6月25日(土)夜19時〜

元子.jpg

イギリスが、EU脱退を願う決断を下し、
世界経済が揺れ動き始めた今週、
私たちがこれから頼れるのは何かを考えた時、
人の心と言葉は、私たちの行く末と思いと人生をつなぐ、
重大な架け橋となると信じたい。

私たちは、一つの地域、一つの国に生まれ、
常に、先人たちから、言葉と思いを受け継いで生きてきた。
どんなに自分が一人で生きてきたように思っていても、
すべては、そのめんめんと続く、命と思いと歴史の中にあり、
それ以外の場所では私たちは生きていない。

多くの人は、音声の言葉を受け継ぎ、語り、
さも、それがすべてであるように語るが、
人は、例えば、聞こえを失えば、
またそこに、豊かに目を使って、通じ合うことのできる、言語を生み出し、
まったく同じように、語り、伝え、思いを構築することができる。
言葉は、人の持って生まれた才能そのものであり、
そこには、耳が聞こえなければ聞こえないなりの、
あふれるほどの表現手段を、生み出す能力が秘められている。

それを、実際の命と手の言葉によって、実現している人たちがいる。
それが、ろう者であり、手話という言語である。
手話は、目の前に言葉を浮かび上がらせ、
それが、風に乗るように、思いを伝え、
そして、それらもまた、その言葉を持つ先人たちから伝えられ、
それを譲られたものが、使い磨き進化させながら、
今、私たちのもとに、届いている。

人は、言葉とともに生き、言葉を伝え、
言葉に思いを乗せ、
他と寄り添いながら生きている。
その言葉に優劣などあろうはずがなく、
それぞれに、魂が宿り、命をもって人から人へ、時代から時代へと、
譲り渡されてきているのだ。

音に響きがあるように、
手話には風と、波動がある。
外国語を耳で聞いて、私たちが何かを感じ取れるように、
手話を見る私たちの目には、強き思いが飛び込んでくる。

舞台の中心に手話をすえれば、
その渦は高く舞い上がり、
人の心に風が起こる。
ろう者の生み出した手話は、
聞こえる私たちにも、思いの波を伝え、
見るものは、心震え、そこから魂を感じる。
一つ一つの手話という言語が放つ光は、
それを知らぬ聞こえる人にさえ、熱き思いを届けるのだ。

私たちが運びたい思いは、この手の中にある。
この手が物語を紡ぎ、
くりだす、綾織りがごとく、光は揺らぎ揺らめき、
波のように、強くしなやかに、
人の目と風を受ける肌に届く。

これを授けたものは、ごく普通の大人たちであり、
親であり、友人であり、
私たちは、また、大人として親として、友人として、
これを、未来へとつなげたい。

手話もまた音声言語と同じように、
歴史であり、人であり、思いであり、心の声そのものである。

練習.jpg

〈手話パフォーマンスきいろぐみ 夏の一般公募説明会〉
【日時】6月25日(土)夜19時〜
【料金】無料
【内容】概要・参加方法の説明、手話パフォーマンスレッスン など
【会場】世田谷ボランティアセンター
(地図等詳しくはこちら!) http://www.shuwa-island.jp/location.html#SetagayaMap
【説明会 参加申込み方法】インターネットからお申し込みください。

※会場のお席と、資料準備の都合がありますので、出来るだけ事前のお申込みのご協力をお願いします!

一般公募の参加には、説明会への出席が必須です。
当日の飛び込み参加歓迎!!

★一般公募 スタッフ・キャストの稽古日程等 詳細はこちら!!
http://www.kiirogumi.net/ippankoubo2016/
★2016年 夏の手話ミュージカル 詳細はこちら!
http://www.kiirogumi.net/musical2016/
★お問い合わせはこちら
kiirogumino1@yahoo.co.jp
★一般公募のお申し込みはこちら!!
(ただし!!飛び込み歓迎!!笑)
http://www.kiirogumi.net/ippankoubo2016/contact/


posted by 南 瑠霞 at 02:45| 東京 ☁| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月23日

2016.06.25(土)夜 一般公募説明会!!〜いろんな方がご参加くださっています!!

いよいよ、今週末 6月25日土曜夜は、
手話パフォーマンスきいろぐみ 一般公募説明会です!!

これまで、一般公募にご参加くださったのは、
関東周辺、東京・千葉・埼玉・神奈川などの方々のほか、
神戸・大阪・秋田・仙台など、遠方の方も!!
年齢も、5歳〜65歳以上、
男女、聞こえる方聞こえない方、盲の方など、
様々です。

興味があるけどどうしよう・・・
と思っているあなたも、ぜひ、まずは説明会へ!!
一般公募の参加には、説明会への出席が必須です。

★一般公募のお申し込みはこちら!!
http://www.kiirogumi.net/ippankoubo2016/contact/

手話ミュージカル.jpg
〈手話パフォーマンスきいろぐみ 夏の一般公募説明会〉
【日時】6月25日(土)夜19時〜
【料金】無料
【内容】概要・参加方法の説明、手話パフォーマンスレッスン など
【会場】世田谷ボランティアセンター
(地図等詳しくはこちら!) http://www.shuwa-island.jp/location.html#SetagayaMap
【説明会 参加申込み方法】インターネットからお申し込みください。
※会場のお席と、資料準備の都合がありますので、出来るだけ事前のお申込みのご協力をお願いします!


一般公募の参加には、説明会への出席が必須です。
一般公募について詳しく知りたい方、参加しようか迷われている方!!まずは、ぜひお越しください。すでに一般公募への参加を決意されている方も説明会には 必ずご出席くださいね!

★一般公募 スタッフ・キャストの稽古日程等 詳細はこちら!!
http://www.kiirogumi.net/ippankoubo2016/

★2016年 夏の手話ミュージカル 詳細はこちら!
http://www.kiirogumi.net/musical2016/

★お問い合わせはこちら
kiirogumino1@yahoo.co.jp

★一般公募のお申し込みはこちら!!
http://www.kiirogumi.net/ippankoubo2016/contact/

posted by 南 瑠霞 at 21:44| 東京 ☀| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月18日

来てね!!2016夏の手話ミュージカル一般公募説明会!6/25夜!!

2016年8月27(土)は
きいろぐみ手話ミュージカル!!
あなたも一緒に 舞台作りに
参加してみませんか?

手話パフォーマンスきいろぐみは 今年も 二ヶ月の特訓を経て 手話ミュージカルに参加して下さる 一般公募ののスタッフ・キャストを 大募集!!

★一般公募のお申し込みはこちら!!
http://www.kiirogumi.net/ippankoubo2016/contact/

image/2016-06-18T113A583A25-1.JPG
(2015年夏の手話ミュージカルの様子です!
一般公募のキャストの皆さんも元気いっぱいに演じてくれています!)

★一般公募 スタッフ・キャストの稽古日程等 詳細はこちら!!
http://www.kiirogumi.net/ippankoubo2016/

★2016年 夏の手話ミュージカル 詳細はこちら!
http://www.kiirogumi.net/musical2016/

★お問い合わせはこちら
kiirogumino1@yahoo.co.jp

一般公募の参加には、説明会への出席が必須です。
一般公募について詳しく知りたい方、参加しようか迷われている方!!まずは、ぜひお越しください。すでに一般公募への参加を決意されている方も説明会には 必ずご出席くださいね!

〈手話パフォーマンスきいろぐみ 夏の一般公募説明会〉
【日時】6月25日(土)夜19時〜
【料金】無料
【内容】概要・参加方法の説明、手話パフォーマンスレッスン など
【会場】世田谷ボランティアセンター
(地図等詳しくはこちら!) http://www.shuwa-island.jp/location.html#SetagayaMap
【説明会 参加申込み方法】インターネットからお申し込みください。
※会場のお席と、資料準備の都合がありますので、出来るだけ事前のお申込みのご協力をお願いします!

★一般公募のお申し込みはこちら!!
http://www.kiirogumi.net/ippankoubo2016/contact/
posted by 南 瑠霞 at 12:05| 東京 ☀| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月23日

誕生日手話ライブ御礼!!

1.JPG
5月22日日曜夜!!
私のような田舎者には、まさにあこがれの東京!下北沢にて!!
無事、手話パフォーマンスきいろぐみ 南 瑠霞バースデー手話ライブ!!
GOGO!!RURUKA!!が終了いたしました。

2.JPG
ピアニストの佐々木健太さんの素晴らしいピアノに乗せて、
手話によるアメージンググレースを演じさせていただきました。

3.JPG
満席のお客様と、ともに手を動かし、
元気なひと時を過ごさせていただきました。

4.JPG
日本の原風景を手話で描き出した「日本の歌メドレー」

5.JPG
全身で飛んで歌って踊る演目も!!

6.JPG
きいろぐみのメンバーから、記念の手作り時計や、寄せ書きをもらい、
感激でした!!
みんな、本当にありがとう!!

暖かい皆さんと一緒に、素晴らしいバースデーを迎えることができ、
心から感謝いたします。
多くの方々のお心に支えられ、
また、新しい一歩が踏み出せそうです。
ぜひ、今後ともよろしくお願いいたします。



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2016年05月01日

テーマパークは夢の世界!!わぉ!

ゴールデンウィーク!!
各地のテーマパークに、出かけている方も多いと思います。
私も、先日、仕事の打ち合わせで舞浜に行ったので、
イクスピアリ―などによって、遊んできました。

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ディズニーの、モノレールに乗ったり!!

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素敵なホテルの前には、かわいい木のディズニーキャラクターもいっぱい!!

お天気は、悪かったのですが、ワクワク夢をもらいました!!
あなたも、元気な連休を!!



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「ディズニーランド」「ミッキー」という手話は、
人差し指で、ミッキーマウスの耳を描いて。
(C)手話あいらんど

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「ディズニーシー」という手話は、
両手で指文字の「シ」を作り、ミッキーの耳を描きます。
(C)手話あいらんど

IMG_1975.PNG
「ユニバーサルスタジオ」は、一方の手のグーが地球を示し、
もう一方の手で作った「U」のサインが、
その地球のまわりをぐるりと回るように動かします。
「USJ」のロゴのイメージそのままですね。
(ゲームで学べる手話辞典/SoftBank/手話監修:手話あいらんど)

posted by 南 瑠霞 at 10:46| 東京 ☀| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月25日

被災地でのろう者

先日、大学時代からのろう運動の先輩に会ってきました。
彼自身ろう者で、
長年、関東のろう運動に従事する、ベテランです。
その彼に、今回の九州の地震などにもかかわる、
被災地での、ろう者の悩みについて、聞きました。

これまでの、さまざまな災害経験から、
聴こえない人が、避難所などで、困るのは、
「細やかな情報が手に入りにくい」
「食料、トイレ、お風呂、物資などが、
いつ、どこで手に入るのか 後になって人から知らされる」
「テレビやラジオからの情報が入手しにくい」
などだと、よく言われてます。

しかし、先輩の話では、
もちろんそうした情報の遅れ、漏れなどは、
多くの聴覚障害者が困ってはいるが、
さらに注意すべきは、
「話し相手がいない!!」
ということなのだそうです。

避難所などでは、それぞれ地域ごとに、
住民が近くの避難所に入って共同生活をするケースも多く、
そうなると、食料などの情報は、
誰かが、簡単に口話で教えてくれたり、
メモ帳があれば、書いてくれたりすることもあります。
しかし、ろう者の被災者は、
そこに、手話を使う人がいない場合、
常に、話し相手がおらず、1日中黙って、
周りを見て、周りに従って行動することも多くなるというのです。

一方、実は、私たち聴こえる人は、
隣り合わせた人と、ごく自然に、
「今日は、雨ですね。」とか、
「おケガ、大丈夫ですか?」とか、
「もうちょっと、暖かいもの、食べたいですよね。」
「うちは、ほぼ全壊ですね。」
「こんなに、毎日揺れていたら、生きた心地もしませんよ。」などなど、
いわゆる、絶対に知らなければいけない情報以外の、
『さりげない、自分の毎日の気持ちやグチや状況』を、
たくさん話しています。

そんな中、聴こえない人の場合、1日中黙りこくって、
誰とも言葉をやり取りしないケースも出てくるのだそうです。

そうした現場に、ろう者のサポーターや、手話通訳者が入ると、
最初に求められるのは、通訳や、何らかの情報請求以外、
多くの場合、「話し相手になってほしい!!」というものなのだそうです。
年配のろう者などでは、場合によって、
そうした手話のわかる援助者が来ると、まさに、涙を流して喜び、
あふれるように手話で話し始める方もいるとのこと。

私たちは、何かと便利さや、物資の充実など、そうしたことに目が行きがちですが、
被災地では、こうした「心のケア」もまた、
重大な問題なのだと実感させられます。
一般の聴こえる私たちでさえ、
さびしい、怖い、つらいとさまざまな感情が渦巻く中、
聴こえない人もまた、一人きりで、
その思いを、誰にも話せず返事をもらえず、
苦しんでいる状況があることを、
私たちは、手話関係者の一人として、知っておかなければならないと、
感じます。

私は、関東各地の大学などで、手話の授業を担当することがあります。
災害についても、学生たちと話し合うことがあります。
「もし、震災などで倒れた家に、閉じ込められたら、
聴こえない人はどうしたらいいと思う?」
そう問いかけると、
「ガンガンと、棒で壁をたたき続けて、自分がいることを知らせる。」
「なにかあった時のために、笛を持っているといいかも。」
「救助する人も、外から壁をたたくとか、
ライトで隙間から中を照らしてみるとか・・」
など、様々なアイディアを、みんなも考えます。
ところが、同じ質問を、とあるろう者の友人にしたところ、
全く違った返事が返ってきました。
彼は、「日頃、近所の人たちの仲良くしておくこと!!」
と、答えたのです。

へえ!どういう意味?と尋ねたときの、彼の返事はこうでした。

「実際に、家が倒れて閉じ込められたとしたら、
救助隊は、普通『誰かいますかー?』とか、
声で呼びかけるんでしょ?
僕たちは、それが聴こえないんだから、
「この家には、確か、聴こえない人が住んでいます。
中にいるとしたら、音声でのやり取りは難しいです。」
と、近所の人に伝えてもらわなければいけない!!
だから、僕が、ここに住んで生活しているということを、
周りの人に知ってもらっておくことが大切なんだ。
引っ越し先では、ちょっとしたお菓子でいいから持って行って、
隣近所に、『きこえませんが、お世話になります。よろしく。』
と、あいさつに行くとか、
毎朝、ごみ出しなどで会ったら、簡単な手話と声で、
ちゃんとにっこり笑って『おはようございます!』とあいさつするとか!
たとえ、手話を覚えてくれなくても、
筆談なんてしたことがなくても、
近所の人たちと、友好的に付き合っていれば、
必ずみんなは、僕たち家族のことを覚えてくれる。
そうすれば、何かの時、必ず誰かが、
僕たちが聴こえないことに気付いてくれる。
そうやって、
僕たちが、隣に住んでいると、周りの人に知ってもらうことが、
最大の防災だと僕は思っている。」

聴こえる私たちが、想像しても、思いも及ばないことを、
手話との出会いによって、
ろうの人から、たくさん学ばせていただいていると、
時がたてばたつほど、実感しつつ、
過ごしている今日この頃です。

熊本・九州地区の被災者のみなさんの、
1日も早い復興と、
避難生活の中での、健康・安全をお祈りします。


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「九州」という手話は、
数字の「9」+「州」と表現する人も多いですね。
「州」は、4本指で表現する人も5本指の人もいます。

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このほか、「九州」の形を手で示して、
軽く下に降るように表現する人も。

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「熊本」という手話は、かつての熊本城主 加藤清正の
「胴着」の形を表しているのだそうです。
両手人差し指と親指で、ポンポンと2度くらいおなかにあてるように表現。



posted by 南 瑠霞 at 15:46| 東京 ☀| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月17日

犬と、猫と、私の防災「一緒に逃げてもいいのかな?展」

震災による被害に遭われた、熊本及び九州地区の皆様の、
安全と、一日も早い復興をお祈りします。

たまたま、手話パフォーマンスのレッスン会場としてお借りした
世田谷区の施設で、チラシを見つけました。

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http://www.setagaya-ldc.net/program/325/ 

被災地での、ペット問題について語り合う展覧会のようです。
私の実家では、私が小さなころから、
犬や猫や、チャボや、リスや、ジュウシマツや、
本当にさまざまな動物たちが、一緒に暮らしていました。
東京で一人暮らしを始めてからも、
14年間、かわいい小型犬を飼っていました。
現在は、水槽に亀が2匹います!
私がそばを通るたびに、寄ってきて、
何か話しかけてきて、
こうした爬虫類でも、かなりコミュニケーション好きなのがわかります。

そんな私は、
最近、数年おきに続く、列島の災害の度、
「こうしたペットと暮らす人は、
避難所に犬や猫を連れて行っていいのかな?」とか、
「絶対ダメだって言われたら、一人で別のところに避難なのかな?」
「これが、完全なる被災地のど真ん中だったら、
犬だけおいて、避難しろとか言われるのかな?」
などなど、想像するだけでも、胸を痛めていました。

このイベントの開催を見て、
同じように思う人が、多いことを、心強く感じました。
ペットは、私達の家族。
3.11でも、たくさんのペットや動物たちの保護が問題になりました。
小さなアザラシのクララが、
福島から、しばらく鴨川市―ワールドに来て、
その間に出産した姿も、見に行きました。
うちの近所の花屋さんは、震災後、
茨城で一匹で途方に暮れていた犬を引き取り、
今マロンと名付けて、大事に世話をされていて、
時々、散歩でも、お会いします。

災害時、家族であるペットと、私達は、どうやって避難すればいいのか?

犬.png

〜 犬と、猫と、私の防災「一緒に逃げてもいいのかな?展」 〜
http://www.setagaya-ldc.net/program/325/ 
災害時に、ペットを守るため、
そして避難先で起こる問題を想定し、
ふだんからどんなことができるか、いっしょに考える展覧会!!
会期 : 2016年04/23(土)〜05/22(日)
時間 : 9:00〜20:00
会場 : 生活工房ギャラリー(3F)

ペット.png

〜 トークセッション「もしものために、必要なもの」
ペットと防災についての、専門家によるトークショー
開催日時 : 5月7日(土)14:00〜15:30
トーク : 平井潤子(NPO法人ANICE)×本展参加クリエイター
定員  : 当日先着50名
参加費 : 無料
※申込不要・当日直接会場へ

今も余震の続く、熊本周辺のみなさんと、
家族として暮らすペットたちが、
一刻も早く安心して、落ち着いた生活が取り戻せますように。


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「犬」犬のたれ耳を表現して。(C)手話あいらんど

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「ネコ」ねこが顔を洗うようなしぐさで。(C)手話あいらんど


posted by 南 瑠霞 at 23:47| 東京 ☀| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月25日

舞台の通訳 どうすればいいの?

手話通訳の勉強中の方から、お問い合わせがありました。

「私は、地域で通訳活動をしています。
でも、舞台通訳が苦手です。
いつも先輩方に、
『間が違う』とか『手話が小さい』と言われ、
いつもと同じように一生懸命やっているつもりなのに、
いろいろダメ出しを食らってしまいます。
どうしたらいいでしょう?」

うーん、なるほど。
実は、これと似たようなことで、
以前、ろうの方から、相談を受けたことがあります。

「ある手話のうまい友人は、
日ごろちょっとした通訳もしてくれるし、
飲み会などでも、フツーに通じて、めっちゃ楽しい。
ところが、この前、自分と一緒に人前で話す機会があり、
お話や通訳を頼むと、とても分かりにくかった。
さっきまで一緒に話していた友人とは、まるで違って、
みんなに手話が通じなくなってしまった。
なぜ???」

これ、もちろん、通訳する人が、人前で上がってしまって、
うまくできなくなってしまった・・・ということもあるのですが、
その前に!!
実は、対面で少ない人と話す時の手話と、
舞台など大勢の方を前に話す手話には、
違いがある・・ということを、
整理する必要がありそうです。

このろうの方の例では、
私が見ていると・・・なんと!!
そのろうの方本人は、人前に立つと、
手話が大きくなり、
より大勢に通じる単語を選び、はっきり手を動かす!!
ということを自然にやっていたのです!!
つまり、ろうの方は、個人的な話のときと、
大勢の方に語りかけるときの手話が、
明らかに違っていたのです。

これは、どちらが正しいとか、どちらが間違っているとか、
日本手話か、音声対応手話かという問題ではありません。
お話が得意なろうの人は、
相手の人数に合わせて、きちんと伝わるように、
日ごろから!! 無意識に!! 表現を変えているのです!!

これ、一般に音声言語でも、同じことが言えます。
互いに通じ合っている人と、個人的に話す時は、
小声で、主語や目的語を抜いて、
あれ、それと、代名詞ばかりを使っても、
通じたりすることがよくあります。
いつも気の合う仲間なら、こういう話し方のほうが、
親近感もあって、かえっていい場合もたくさんあります。
逆に、ていねいに話す方が、
気持ちが悪いですもんね。笑
私達は、親しい人には、
妙に丁寧に話したり、敬語を使ったりは、しないのです。

ところが、
初めてお会いする目上の人などにはどうでしょう?
この時、もし、私たちがため口をきいたり、
丁寧な言葉遣いを欠いてしまったりすると、
なんだか違和感があったり、
失礼な感じがするのは、誰にでもわかることだと思います。
私達は、そうした時には、敬語を使ったり、
また相手の人数が多ければ、
声も大きく、出来るだけみんながわかる一般的な単語を選んだしして、
工夫しながら、自然にその場に合った話し方を選んでいます。

場面によって、
「今日は、いい天気だね。」は、
「本日は、良いお天気に恵まれましたね。」とか、
「めっちゃ、かわいいじゃん、その服。」が、
「とても、愛らしい服をお召しですね」などに。
また、2〜3人なら、
「じゃ、行きましょうか。」とさりげなくかける言葉も、
10人20人の人には、
「皆さん、それでは、行きますよ〜」と、はっきり大声になったり。

そして、こうしたことは、
言葉の滑舌でも、文法の間違いの問題でもなく、
私たちは、ズバリ!!
「相手の立場や人数によって、
声の大きさも、単語も、話し方も、変えている!!」
ということです。

さて、話は戻って、ろう者との付き合いも深い、
とある耳が聴こえて、手話がうまいその人は、
いつも、目の前にいる少人数のろう者と、
わからなければ途中で誰かが話しをはさんだりして、
「会話」をする、まさに、日常手話を使っていました!!
これは、会話としては、とても優れたもので、
相手とのコミュニケーションも、より深く取れ、
個々の表現を互いがつかみ合うという点で、
かなり高度な手話です。
ただ、この人は、友達とでも、
多くの人の前でも、この手話を使っていたのです。
でも、ろうの友達と、個人的にあうんの呼吸で通じていた手話と、
何も知らない初めて会う大勢のろう者とでは、
ちょっと勝手が違ったのです。汗

友達付き合いから始まった手話が、
たまたま すごくうまくなり、
日頃、手話通訳についてもあまり学んだことがなく、
また、ろうの人のように、
人前に立つという経験も少なかったその人は、
たまたま、ろうの友人に誘われて、人前に立ち、
まさに、いつもと同じ「友だち手話」を使ってしまっていたのです。
ろうの人の方は、
「いつもちゃんと話せるんだから、人前でも話せるだろう」
と思ったかもしれませんが、
ろうの人とは経験が違ったのです。
それくらい、ろうの人というのは、
豊かに手話を使いこなしているということもできるかもしれません。

ろうの人は、その時初めて、
自分が人前で公式に使っていた手話と、
個人的な会話の場面で使っていた手話が、
違うということに気付いたようでした。
その時から、その方は、
通訳者を育成するときの方法を、
さらに工夫するようになったということです。
すごいですね。

さて、そんなわけで、
通訳者を目指す、多くのみなさん、
日頃、ろうの人とと少人数で話す手話、
身近な場面で行う対面手話と、
大勢の方の前で行う手話通訳では、
表現の仕方や、間も、当然違ってきます。汗
舞台通訳となれば、なおのこと、
大きくはっきり、誰にでもわかる間や単語で、
表現することが必要になってくると思います。

わかりにくいなと思ったあなたは、
ぜひ、自分の日本語に立ち返ってみてください。
あなたは、家族や、親しい友達と話す時と、
会社の会議の時、
はたまた何かの必要があって、資料などを使って人前でプレゼンするとき、
いつもと同じ言葉遣い、同じ声の大きさで、話しているでしょうか?
舞台通訳が苦手だな〜と感じている方は、
まず、ここから整理してみてください。

あとは、現場によって、いろんな条件も関わってきますので、
細かい答えは、その場によって違うと思います。
どうぞ、身の回りの通訳仲間のみなさんと、
ディスカッションしてみてください。
より良い方法が、見つかるのではないでしょうか?
各地のみなさん、みんなで、力を合わせて、
素敵な手話の輪を広げていきましょう。

いつも、このブログに来てくださって、
ありがとうございます。
感謝。

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これは、事務所のはっちゃんの通訳姿です。(手話通訳士)





posted by 南 瑠霞 at 16:21| 東京 ☁| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月22日

写真家 齋藤陽道 写真と文字による対話作品イベント

繊細で強力な命の光を追い続けている
若手写真家 齋藤陽道くんが 
またまた 個展を開催するそうです。

斉藤君は、ろう者でもありますが、
その語り合い方も、個性的かつ繊細で、
ろう学校育ちで豊かな手話を持ちながらも、
一般の方とは、感性あふれる筆談で、
ここまで様々な出会いを紡いできました。

そんな彼のイベントに、
もし興味のある方がいらっしゃったら!!

春と修羅.png

2015年2月にナナロク社より発売した
「写訳 春と修羅」のイベントを1年目にて、
あらためて開催!!

●○●○●○●○●○●○
2016年3月27日(日)
【1部】11:00〜17:00
【2部】18:30〜19:30(雨天中止)
ともに参加費無料。入退場自由。

美好町一・二丁目公会堂(美好町公園内にあります)
〒183-0045 東京都府中市美好町1丁目27
グーグルマップ/https://goo.gl/mf1GQM
最寄り駅:京王線分倍河原駅より徒歩5分
(公園前にあるエレファンティーノというコーヒー店がとてもおいしい!)
●○●○●○●○●○●○


●○●○●○●○●○●○
【 1部 】 
11:00〜17:00 参加費無料。入退場自由。
〜 文字による齋藤氏との来場者とのコラボ 〜

「写訳 春と修羅」で使用した写真を、
銀塩プリント(6つ切り、78枚)で部屋中に並べます。
そのプリントは、筆談用紙です!
斉藤氏が直接プリントに油性マジックで、
その写真と宮沢賢治の関連言葉を書きます。
お客さんも、その写真について思った言葉だけを書きます。
斉藤氏が、来客と直接話をすることはありません。
作品を通じての会話の試みです。
斉藤氏は、プリントに書かれた言葉に対して、
ひとつずつ言葉を返します。

そうやって、
言葉が載ったプリントはそのまま、机に置いたままにします。
お客様は、いつ来てもいつ帰ってもいいし、
部屋のすみっこで本読んでもいいし、
気になることをプリントに書いてもいいし、
プリントを手にとって自由に見てもいいし、
コーヒーを飲んで公園でのんびりでもいいし、
近くのコンビニで酒を買って酒盛りをしてもいい。笑

最終的には、いろんな人の言葉が載ったプリントが、
ずらりと並ぶ光景になりそう。

その言葉が載ったプリントは、
当日の17時以降、その場で販売します。
1枚、5000円です。
売れ残ったり、言葉が少ないものは、
書き足したりして、後日、ネットで販売を予定しているそうです。

お客様たちが、素直な気持ちを作品に書き込むことで、
斉藤氏との言葉のコラボ作品となりそう。
無料でアート作品に参加し、
自分もその一部となる!
という、ある意味、感性と交流のイベント。
アナタも府中の森の若葉と風の中で、
自分の思いを、言葉にしてみては?

●齋藤陽道WebShop●
http://harumichi.base.ec/
●○●○●○●○●○●○


●○●○●○●○●○●○
【 2部 】
18:30〜19:30(雨天中止)参加費無料。入退場自由。
スライドショウ!!

公民館の2階に移動して、屋上での野外スライドショウ。
斉藤氏が、友人から借りた大きなスタジオポールで、
今までにない、でも一度は見てみたいと思える
スライドショウを、試験的に公開。
「写訳 春と修羅」の写真と共に新作を含めたもので、
斉藤氏が、写真を貫く芯を、別角度で映せたらと願う作品展となりそう。
こちらは、大人気だそうで、
当日空きがあれば、入れる可能性あり!!
(野外なので、温かい格好でご来場ください。)
●○●○●○●○●○●○


●齋藤陽道WebShop●
http://harumichi.base.ec/
●齋藤 陽道(HARUMICHI SAITO)●
HP : http://www.saitoharumichi.com/

posted by 南 瑠霞 at 13:45| 東京 ☀| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月21日

元美’S デフ・バースデー・パーティー!!御礼!!

1.JPG

5年前の3月22日、10代の時に聴覚を失った元美が、
その日付に近い日曜を選び、
皆さんとともに、「ろう者としての新しい人生の決意」を表明した
手話ライブを開催いたしました。
多くのみなさんに、来ていただき、
本当にありがとうございました。

私、南にとっても、自分の生き方を問い直す、
熱い思いを、励まされるパーティーとなりました。
元美には、ろう者仲間からも、
「目の人(ろう者として世の中を視覚でとらえ生きていくこと)になった君を、
歓迎する。」
「ろう者の世界へようこそ!」と、
温かい気持ちが寄せられたことも、
私には、強く心に残りました。
『ろう者には、ろう者の、強き心がある』と、
友人の一人として、かたわらにいることを誇りに思いました。

5.JPG
「超えろ」の演目は、お客さんたちにも、
私達にも、励ましをもらえる、勇気の歌!

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雪の季節を描くところから始まった手話ライブ。

4.JPG
3月の終わりにふさわしい、
あでやかな桜の花もまた、手話で描かれ、
花びらが舞い。

2.JPG
花いっぱいの祭りの歌で、終演しました!!

6.JPG
マネージャーのはっちゃんが仕込んでくれた、くすだまからは、
「おめでとう!!」の一言が!!

7.JPG
(後列向かって左から・・大石りさ・南 瑠霞・太田徳宏
前列・・樺沢環・中嶋元美・樋口珠音)

ここからまた、メンバーみんなで、
暖かな手話の夢、皆様に配っていきたいと思います。

群馬県や山梨県、千葉県、埼玉県など、
遠方からも、たくさんの方々が駆け付けてくださり、
本当に、ありがとうございました。
この日は、連休の中日とあって、
高速などが、とても混んでいましたね。
出演する私自身も、車移動で、朝から渋滞にあい、
危うく、仕込みに遅れるか!?と思いました。汗&笑

たくさんのみなさんが、楽しみにしてくださって、
今回のチケットは、かなり早いタイミングで、完売となりました。
これも、本当に、多くのみなさんの暖かいお気持ちのおかげです!!
本当に、ありがとうございました。
私達も、さらに頑張っていきたいと思いますので、
ぜひ、これからも、よろしくお願いします。

元美!!お疲れ様!!
素晴らしいライブだったね!
デフバースデー!!おめでとう!!!
ここからまた一緒に、手話の素敵な夢を、
多くの方々に配っていきましょう。
ファイト!!

(Photo by 蓮子都)


posted by 南 瑠霞 at 15:07| 東京 ☀| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月17日

内容のわからない話は手話通訳できない!!大汗

とある方から、質問をいただきました。

「先日、地域で通訳の依頼があり、出かけましたが、
相手の方の話している内容がわからず、
きちんと通訳できませんでした!!
どうしたらいいでしょう?」

答えから、先にお伝えします。

「その通りです。あなたは正しい!!
内容のわからない話は、通訳は不可能です。」
汗&笑

通訳とは、一つの内容を、
別の言語に置き換えて話すものであり、
もとの話の内容がわからないのに、
別言語に置き換えることはできません。
これは、とても当たり前のことです。

私にも、いろんな経験があり、
人生で最初の通訳は、まさに、
その地獄の洗礼を受けました。汗汗

年齢20歳(つまり公的通訳者として認められる最低年齢)で、
初めて、大阪府の登録通訳者になり、
最初にかり出されたのが、
大阪府と障がい者の交渉場面だったのです!!

当時の私は、チャラチャラしたただの大学生。
確かに手話の腕は良かったかもしれませんが、
その時の私は、単に、ろうの友達と飲み歩いていただけ。
障害者の悩みも問題も、
な〜〜〜〜んにも知りませんし、
そんな方々への、国や都道府県からの保障や政策など、
なーーーーーんにも、興味もありませんでした。
(大汗!ごめんなさい。)

そんな私が参加したのは、府政の障害者保障にかかわる、
大事な意見交換の場。
障害者も、聴こえない方々ばかりでなく、
車いすの方も、目の悪い方も、精神障害の方も、
いろーんな方が、一同に集まっておられ、
「〇〇の、20%は、なんとかで、XXが確認されておらず、
これは、大阪府の範囲なのか、市の範囲なのか・・・・・」
「それで、福祉住宅がどうのこうので・・・」
などと、意見がどんどん出ます。

「え?ええ〜〜〜〜〜〜!!
何がどう20%で、どちらがだれに何を確認していないの?
大阪府と大阪市って、どう違うの???」
「で、福祉のなんだって?そんなことがあるのか。知らなかった〜!!
それで・・・? ええ?ええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
・・・これが、当時の私の頭の中の状況です。

そして、とにかく内容が全然わからないのに、
次の話もその次の話も出て、
私は、とうとう、そこで立ち尽くしてしまいました。
そうです。
会議はどんどん進んでいるのに、
通訳者が、通訳をせず、みんなの前でただ立っていたのです。
「・・・・・・・・」

するとその場にいたろうの皆さんが、
騒然としてきました。
「なに?何が起きたの?
話の続きは?今、誰が何の発言をしているの?」
何人かのろう者は、前のめりになり、立ち上がる人も出てきました。

その時、別の優秀な通訳の方が気付いてくださり、
私は、自分の意思ではなく、その人に突き飛ばされるようにして、
通訳を交代したのです!!大汗
そのあとは、ほぼ、長い時間その方が通訳をしてくださり、
全ての内容が、ろうの方々に伝えられました。
でも、それでは、その人の疲労も、どんどん蓄積してきます。
何とか私も、頑張らなければ、そこに参加した意味がありません。
ろうの方のためにも、また、頑張ってくださっている、
パートナーの通訳の方のためにも、私も何とかしなければ!!
しかし・・・・
次に私が、その方から通訳をもぎ取ったのは、1〜2時間後、
午前の部が終了し、
「次は、昼休みです。再開は13時からです。
トイレは、何階のトイレを使用してください。」などと、
私にもわかる事務連絡の話になってからでした。涙涙

この後、ろうの方にも、相手の通訳の方にも、
こっぴどく怒られたのは、言うまでもありません。

私は、大事な会議の通訳に、事前資料も読まず、
何がわかって何がわからないのかも、調べることなく、
ただ、手ぶらで、現場に行っただけだったのです!!
大汗

私は、この時初めて、
「わからない内容は、通訳なんてできない。
わからないなら、予習をしていくのが通訳者の常識だ」
と気づきました。大汗
20歳のかわいい女子だったので、
まだ皆さんにも多少許していただき、
次から一生懸命、予習するようになりました。
でも、障害者にとって、
とても大事な生活にかかわる行政交渉で、
このような失敗をしたことは、
今でもずっと忘れられません。
通訳活動をするうえで、最大の教訓を得た出来事でした。

時代も変わり、
地域通訳では、こうした場合、
チームで分担を決め、事前に資料集めをしたり、
講演の通訳では、前もってその方の書いた本を読んだり、
また、数人で交代するときは、
あらかじめ出てきそうな単語を、
互いに確認して統一したりすることも、
共通ルールとなってきているように思います。
通訳現場では、それを見るろうの方のために、
また、通訳者みんなが助け合うためにも、
こうした予習は、欠かせません。

このほか、同様に、私は20歳の時、
ろうの方を集めた生命保険の説明会で、
これもまた、内容がわからず、ちんぷんかんぷんだったことがあります。
結局、保険会社の担当の方と、
興味をしっかり持った聴こえない方ご本人たちが、
資料を指さしたり、互いに板書をしたりして、
進めていただいたこと。

料理の講習でも、料理なんてしたこともなかった私は、
器具の名前もわからず、
「今、この講師がこういうことを言っているけど、どのことかしら?」
と、ろうの方に尋ねると、
「あんた、それは、こっちの器具のことよ。」
などと、あろうことか、
逆に、ろうの方に教えてもらいながら通訳をしたこともあります。
汗汗汗!!!

ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい!!!

私は、エンターテイメント系の盛り上げ型通訳は、
何の準備がなくても、相手の方のノリに合わせて、することができますが、
(多くの方は、こちらの方が苦手のようですが・・・)
まじめな話と、料理はダメ!!
そうか、私には、得意分野と苦手な分野がある!!大汗
・・・こうして、
おのれを知る機会ともなった通訳現場に、
心からのお詫びと感謝をいたします。

私が通訳がだんだん上手になってきたのは、
そのあとのことです。
温かく見守ってくださった皆さん、
本当にありがとうございます。

というわけで!!
特に苦手分野は!!予習をしてから通訳に出かけるのがよいかと思います。
みんなで力を合わせて、頑張りましょう。
ご質問くださったSさん、ありがとうございます!!
皆様に、心から感謝いたします。

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昨日、仕事の打ち合わせで食べたカレーです。

posted by 南 瑠霞 at 13:05| 東京 ☀| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月16日

地域登録手話通訳試験

3月中旬の日曜、私の地元の区では、
区の登録手話通訳者の試験が行われました。
人数は、50人くらいいたでしょうか?
みなさんが、区民センターに集まり、
午前から、ペーパーテストと手話の読み取りテスト。
午後から、聞き取りテストと面接が行われたりと、
大忙しの1日でした。

私の住まいの区の登録手話通訳者は、
4年に一度、更新が行われ、
その都度、必要なチェック(試験など)が実施されて、
通訳者の質が保たれるよう工夫されています。

私はというと、手話通訳士の資格を持っているので、
実技試験は、免除されていたのですが、
この4年間の研修出席日数が、
様々な仕事の都合で、不足していたため、
確認のための面接に呼び出されました。汗

このところ、全国的に広がってきている、
手話の試験の、面接方法、
これ、たぶん一般の方には、あまり知られていないので、
ちょっとご紹介しましょう。

東京の各区では、もう20年以上、
この方法が取り入れられているところが多いと思いますが、
それが、今、全国に広がりつつあります。

どういう方法かというと、
もっとも、重要なポイントは、
「試験会場自体が、本当の通訳の現場になっている」
ということです!
え? と、驚かれる方もいるかもしれません。

image/2016-03-16T103A173A27-1.JPG
これは、またまた、わたくし南画伯の下手な絵です。
(ホント、ごめんなさい。汗&笑)

この絵のように、手前の後ろ姿が、試験を受ける人。
目の前には、聴者の試験官と、ろう者の試験官がいます。

面接では、聴者の試験官が、音声で
何か尋ねてくることもあります。
例えば、
「あなたの、手話経験は何年くらいですか?」
と音声で尋ねられたら、
その時、ろう者の試験官は、
それを、聞き取ることはできません。
受験者自身が、通訳者として、
「イマ、コチラノ方ガ、音声デ、
手話経験ハ、ドレクライデスカ? ト、
尋ネテ、イマス。」
と手話通訳します。
そのうえで、聴者・ろう者の試験官の両方が理解できるよう、
自分の答えを、音声と手話の両方で、
「わたしの手話経験は、〇年くらいです。(音声と手話付き)」
と答えることが必要です。

また、ろう者の試験官から、手話で、
「アナタガ、手話通訳ヲスルトキ、得意ナ分野ハ、何デスカ?」
と質問を受けたとしたら、
同様に、一緒にいる聴者の試験官が、
手話を理解できない状況なので、
「あなたの、手話通訳で、得意分野は何ですか?という質問です。」
と、音声で読み取り通訳をし、
次に、自分の答えを、同じように、
ろう者・聴者両方の試験官にわかるよう、
音声と手話で、
「私は、エンターテイメント系の舞台通訳が一番得意です。(音声と手話付き)」
と、答えます。

つまり、試験では、自分が受け答えする以上に、
『その場のコミュニケーションが円滑に行なわれているかどうかに、
目配りでき、必要な通訳ができるかどうか』が、
チェックポイントになってきます。

これ、一見簡単そうですが、
全てを違和感なく通訳しながら、
自分の回答も、その中で、行っていくというのは、
きちんと手話が理解でき、
それを伝える能力がなければ、できないことです。
また、能力があっても、初心者であればあるほど、
緊張して、手や声が、震えてしまったりもすると思います。

初めて手話通訳者として登録試験を受けるときは、
この面接の前に、
地元の福祉や手話通訳者の倫理に関するペーパーテスト、
ろう者の話す手話映像の内容を読み取って、それを書く試験。
また、音声で流れるテープに合わせて表現する、
聞き取りテストも、あります。

その締めくくりとなるのが、この面接試験であり、
このすべてに合格した人のみが、
晴れて地元の手話通訳者として、登録され、
今後、活動を行っていくわけです。汗

登録試験を受ける人にとって、これは、長い1日です。
また、それを準備する、試験官のみなさんにとっても、
年に一度の、真剣勝負の、大仕事と言えると思います。

こうしたことは、すべて、地元の聴こえない方々が、
安心して暮らせる環境を整えるためのもの。
良き通訳者を育てることは、
地元聴覚障害者協会の、大事な願い。
手話を学ぶ私たちも、地元のろうの方も、
試験を受ける人も、試験官となる人も、
心を込めて、行わなければならない大事な作業なのです。

こうした一つ一つのことは、
まさに 通訳現場ですぐに対応していかなければならないことばかり。
試験会場は、そのまま通訳現場のシュミレーションであり、
私たちは、常に、
聴こえない方々と手話を知らない一般の方々との間に立って、
それぞれの立場を理解しながら、
通訳活動を行っていくことが大切になってきます。

私自身、忙しく、
なかなか、思うようには地元貢献も行えない状況ですが、
せめて、こうしたことも、
広く一般の方に伝えていくことが、
必要なのではないかと思っています。

あなたの地元の様子は、いかがですか?
みんなで地元のこと、
大事に考えていきたいです。
手話通訳者とは、人と人とを結ぶ、
大切な心の通訳者であり、
メッセンジャーなのですね。


posted by 南 瑠霞 at 11:01| 東京 ☀| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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