2016年02月23日

サインウェディング〜ゼクシィプレミアム!!本日発売

南 瑠霞と手話あいらんどが手がけてきた
様々なサインウェディングが、
ゼクシィで取り上げられました!!

一般のお式とは一味違う、
ろうの方々が多く集まる挙式や披露宴。
手話通訳や要約筆記をどう準備したらいいの?
式場の方とどんな相談をするの?
聴こえないカップルが思いを込め、
様々な工夫を凝らして開いた、
結婚式や披露宴の様子が、紹介されています。

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ゼクシィプレミアム最新号
本日(2016.02.23)発売!!

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これは、昨年、南 瑠霞が、司会を承ったカップル!!
二人の思いのこもった素敵な披露宴でした。

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披露宴での通訳の配置図など、私達が持つデータやノウハウを、
記者の方がていねいに取材して、記事にしてくださいました。

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これまで、およそ50組のろう者カップルの司会を務めてきた
南 瑠霞の姿も、ちょこっと載せていただいています。

一生に一度の、大事な挙式・披露宴。
まだまだ、聴こえないということで、
式場に断られるケースさえあります。
そんな壁も、みんなの熱い心で力強く超えていきたいですね。
私は、聴こえない人には、
聴こえない人ならではの、素敵な披露宴があることを、
多くの方に知っていただきたいと思います。

手話の飛び交う、夢と笑顔のあふれる披露宴で、
全てのカップルを、新しい扉の向こうに、送り出したい!!
これが、私たちの願いです!

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記事については、
こうした聴こえない方々の冠婚葬祭や研究会など、
様々なシーンで、パソコンによる文字通訳にチャレンジされている
宮下あけみさんにも、たくさんの情報提供をいただきました。
いつもお疲れ様!!本当にありがとう。
またぜひ、一緒にお茶でもしましょうね!!感謝。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
宮下あけみ/PC字幕Flex(フレックス)・手話通訳士
akemizo@beige.ocn.ne.jp
【パソコン字幕・文字でつなぐぞぉ!】
http://blog.goo.ne.jp/mojitama_2011 (活動ブログ)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



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2015年05月19日

結婚式(披露宴)の手話による司会!うけたまわってます!!

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6月が近づき、
ジューンブライドという言葉を思い浮かべます。
ギリシャ神話の中で、母であり女性の代表として、
あがめられる女神に、ヘラという名の人がいます。
この女神さま、ローマ語では、
ユーノ(Juno)と呼ばれるのだそうです。
そのユーノ(Juno)から来たのが、
6月の「JUNE(ジューン)」。
6月、ユーノに見守られて結婚した花嫁は、
多くの幸せに恵まれると言われ、
現在『ジューンブライド』という言葉になって、
伝えられているのだそうです。
ジューンブライドには、
このほか、いろんな説があるようなので、
あなたも調べてみてください。

6月は、日本では、木々の葉を洗う、
美しい雨の季節。
水の恵み豊かな光輝く時期は、
新しい多くの緑の芽吹く、
命の始まりの季節でもあるように思います。

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もともと、人前で司会をしたり、
子どもショーのお姉さんをしたり、
ラジオで話したりしていた南は、
手話ができたことで、
あるときから、
ろうの皆さんの、手話付きの司会を承るようになりました。

聴こえない新郎と、聴こえる新婦。
聴こえる新郎と、聴こえない新婦。
ある時は、お二人ともろう者のカップル。
また、とある聴こえるカップルの、
出会いの場が手話サークルであったことから、
ろうの友達がたくさんいるので、
手話をつけて進行してほしい。
そう、話してくださったお二人もいます。

皆さん、職場や家族に聴こえる親族、
上司や友人も多く、
音声中心で生活している人に囲まれ、
一方、日ごろの親しい仲間に、
手話を学ぶ人やろう者の友達が、
たくさんいる方々です。

手話を知らない人にもわかるよう声を付け、
そして、手話で話す仲間のために、手話もつけて、
同時に司会をしてくれる人が、
けっこう少ないので、
披露宴などでは、どんな人に司会を頼もうかと、
迷うことも多いのだそうです。

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これまで二人が生まれ育ち、
学び、働く中で培ってきた二つの世界が、出会い、
あらためて融合していくのが、
結婚であり、
その始まりが披露宴。

新郎新婦はみな、
それぞれご縁のある方に、
今後もよろしくお願いします!!
と心から、あいさつし、
また、楽しんでもらいたいと願っています。

そんな中、年間数組のカップルが、
ぜひ、南さんに司会を!!
と、相談してくれるのです。
本当に、うれしく、誇らしく、
感謝でいっぱいの瞬間です。

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披露宴には、独特の言い回しもあり、
単に普通に丁寧に進行をするだけでは、
形にならない面もたくさんあります。
音声の言葉と、手話表現を、
どう一致させていくかなど、
一般の披露宴の司会とも違う、
いろんな工夫も必要です。
また、聴こえるお客様のごあいさつには、
聞き取り通訳、
ろうの方のスピーチには、
読み取り通訳が必要で、
そうした、通訳スタッフのみなさんとの連携も、
大切なものになってきます。

そうしたことを一つ一つ、
新郎新婦と打ち合わせしながら、
毎回、2か月くらいかけて、
本番に向けて一緒に準備をしていきます。

人生の、新しいスタートとなる新郎新婦にとっても、
ご両親等ご家族にとっても、
思い出に残る大切な披露宴の司会に、
いつも、身の引き締まる思いで、臨ませていただいています。

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全国でもまだまだ人材の少ない、
披露宴の、音声と手話による正式な司会。
今後、こうした手話の輪も、ますます広がって、
多くのみなさんの幸せのお手伝いができればと思います。

みんなで一緒に、結婚という幸せの扉を、
暖かい手話とともに、開きましょう!!
ありがとうございます。




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2015年04月18日

ろう者カップルの結婚式・披露宴〜MC のひそかな工夫!

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これ、なんだと思いますか?
黒くて細いベルト、時には荷物ひもを使う事もあります・・・
実は、私が、舞台や手話パフォーマンス、
そして、MCのとき忘れてはならない、必需品です。

今回、ろうの方の披露宴でも、
私は、黒いベルトを、身につけて、
司会をさせていただきました。

私は、手話と音声の両方で、
司会をしますので、
基本的に、スタンドや卓上のマイクは使いません。
手話で話すため、手を動かす目の前の空間を、
開けておかなければならないのです。
そのため、私が、手話を用いて司会をするときは、
ワイヤレスのピンマイクか、
ヘッドセットのマイクを使います。

そうなると実は、このマイクの電波の送信器を、
私の体のどこかに着けなければいけません。
マイクの送信機は、ちょうど、たばこの小さな箱くらい。
でも、これが、ちょっと重いんです。
また、目立つものでもあるため、
普通は、服の内側につけることがほとんど。
パンツスタイルなどの場合、
腰の後ろの部分にかけたり、
うまくジャケットに内ポケットがあれば、
そこに入れたりします。
でも、きゃしゃなスカートや、
ポケットも何もないワンピースなどの時は、
この送信機をかける場所がなくなってしまいます。
そこで、
こうしたベルトやヒモを、服の内側で腰の部分にまいて縛り、
そこに、ひっかけているのです。

披露宴などの司会でも、きれいな衣装や靴のほか、
このチョー地味で不似合い? または荷物整理?笑
と思われるようなベルトかヒモを、
一緒に準備しておかないと、
本番で、たいへんなことになるというわけです。笑

私の主催する
手話パフォーマンスきいろぐみの舞台でも、
ヒヤリングキャストが、荷物ひもでマイクを仕込んでおり、
うっかりゆるく結んでいたら、
本番で、ドレスの裾から、ぶらーんとヒモが垂れ下がり、
「あれ、なに?」
と、大騒ぎになったことがあります。笑

カッコイイMCやライブステージですが、
裏では、こんなこともいろいろ工夫が必要になるんですね。笑

また、手話での司会として呼ばれていても、
主催者の方が、どなたでも、
マイクについてイメージされているわけではありません。
事前に打ち合わせの時、
必ず、ワイヤレスのピンマイクか、
ヘッドセットマイクが必要であることを伝え、
準備していただくという手順も、
忘れてはならない作業の一つになります。
いろんな手話のイベントを計画されている方は、
参考にされてくださいね。

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(お名前は、本ものとは変えてあります。)

それから、手話での司会では、
資料や原稿を手に持っておしゃべりできませんので、
間違いがないように話すには、
それなりの準備が必要です。
披露宴の司会の話では、
いつもご紹介させていただいていますが、
私は、新郎新婦の家族関係や、
それぞれの皆さんの、性格などを、
ちょっと大きめのイラストボードにして、
司会台の近くに置いておきます。
何かの時、ちょっとしたコメントで、
これを見ながら確認ができて、かわいくて便利です。
これは、披露宴のお開き後、
いつも、新郎新婦にプレゼントさせていただいています。
私の手作り工作なので、
大したものではないのですが、
手話の司会を頼んだなーという、
思い出にしていただければと思っています。

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先週末のろう者カップルの披露宴での、
手話とMCの様子を、
5回にわたって、レポートさせていただきました。
ご本人に、“「ブログに公開させていただいていい?”
とお聞きしたら、
「自分たちも、以前の南さんのブログを見て、
とても参考になったので、
これから、結婚される皆さんのために、ぜひ載せてください。」
と言って下さいました。
これから結婚式を考えているカップルの皆さん、
そして、手話通訳を目指す皆さんにも、
お役にたてればと思います。

とても素敵なお二人の、
心を込めた披露宴に呼んでいただき、
本当にありがとうございました。
ここから、二人で、ぜひ力強く歩んで行ってください!!
本当におめでとうございます!!
感謝。



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2015年04月17日

ろう者カップルの結婚式・披露宴〜情報保障の工夫B

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(Photo by Hatsushi Miyako)

先日、ろう者カップルの結婚式・披露宴の、
お手伝いをさせていただき、
音声と手話付の司会をさせていただきました。

私が担当させていただいたのは、
披露宴の司会ですが、
手話通訳者の方には、それより前の、
チャペルでの式の通訳もしていただきました。

この時、多くのカップルが、
依頼し忘れてしまうのは、
式が始まる前に、
すでにたくさんの通訳が必要だという点です。

例えば、式が12時に始まるとしたら、
それより、2時間くらい前から、着付けが始まりますし、
1時間前には、親族紹介や式のリハーサルもあります。
通訳者は、自分たちの当日の段取りの打ち合わせも含め、
10時半か11時には呼ばれていなければ、
大事な場面で、通訳者がいないことになってしまいます。

今回も、式の開始30分前から、
新郎新婦の式のリハーサルが行われ、
その間に同時に、別の部屋で、
親族紹介やあいさつが行われました。
この場合、同時に2つのことが進行しますので、
通訳者の方にも、
チャペルのリハーサルに2人体制で入ってもらったほか、
親族紹介の部屋にも、別のお二人に入っていただき、
通訳をしていただきました。

こうした通訳の配置を忘れてしまうと、
必要な場面での情報保障が漏れてしまうことがあるので、
事前にチェックしておきたいですね。

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さて、チャペルでの、お式では、
どういう通訳が必要かというと・・・

およそ20分の式の間に 
2人の通訳者がいることが理想です。

一人は、祭壇の神父様の横で、
ろう者の新郎新婦に向かって、
通訳を行います。

今回、もう一人は、祭壇の低い位置に立ち、
二人の式を見守るお客様たちに向かって
通訳をしてくださいました。

きのうに引き続き、ここでも、
通訳者の一人は、祭壇のど真ん中、神父様の横、
もう一人も、祭壇の片隅に立つ形となり、
失礼なのではないかと、
思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、ここも、ろうの方に見えない通訳は、
スイッチの入っていないマイクと同じ。
神父様の言葉を、ろう者カップルとご来場の皆さんに、
適切に伝えるには、この位置が適当ということになります。

チャペル.png

こうした内容は、
当日派遣された通訳者が、当日関係者に現場で説明し、
式場スタッフや、神父様の許可を得ていると、
時間がかかってしまいます。
事前に、新婚カップルの二人が、
式場スタッフと相談し、
通訳の立ち位置などを決めてから、
通訳を依頼すると、
当日の通訳も、よりスムーズになり、
落ち着いた式を迎えることができると思います。

このほか、結婚式では、
一般的に使われる、定番の讃美歌もあります。
この歌の歌詞や音楽も、
事前に相談すれば、式場の方が、
貸してくださいます。
これを入手して、通訳者の方に前もって渡しておくと、
より良い通訳ができます。

逆に、通訳者を目指す皆さんも、
この辺の定番の歌などは、
来たるべき日に備えて、
勉強会を開いて、チャレンジしておくのもいいかもしれません。

結婚式や披露宴に、手話通訳の方を依頼するときは、
単に日時だけを伝えるのでなく、
ある程度の中身や進行、
原稿などがある場合は、その資料も一緒に渡しておくと、
通訳の方も、きちんと準備してくださいます。

通訳を成功させるためには、
式を挙げるカップル自身が、
どのような式・披露宴にしたいのか、
通訳の方にどんな通訳をしてもらいたいのか、
具体的なイメージを持って、
前もって伝えることが、とても大切になると言えそうです。

結婚式や披露宴の準備、
細かいことがたくさんあって、たいへんですね。
ぜひ、通訳の配置についても、
具体的イメージを持って、あきらめず準備を進め、
すてきな、その日を迎えてくださいね。
この日を越えて、
多くの方に見守られながら、
新しいスタートを切ったカップルの皆さんには、
素敵な未来が待っていると思います。




posted by 南 瑠霞 at 00:05| 東京 ☀| 結婚式と手話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月16日

ろう者カップルの結婚式・披露宴〜情報保障の工夫A

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この春、司会を承ったろう者カップルの、
結婚式と披露宴の、情報保障のお話です。

上の写真は、
披露宴で新郎新婦が座る高砂の様子。
手前に写っているのは、
大きなスケッチブックと、マジックです。

これは、まだ、
宴が始まる前に撮ったものですが、
このマジックなどは、
本番までに片づけられたわけではありません。
これから、本番こそ、思いきり活躍するのです。

今回の披露宴では、
列席者の半数が、ろう者のみなさんだったことから、
宴会場スタッフの皆さんも、
手話通訳に頼りっきりになることなく、
自ら、できることをやろうと、
いろいろ工夫をされていました。

キャプテンからは、事前に、
「聴こえないお客様に、お声掛けするのにとき、
肩をたたくのは、失礼になりませんか?」
などの質問をいただいたり、
また、会場では、演出上、全ての明かりが消えてしまうと、
ろうの方にとって、聴こえないうえに見えなくなることから、
「真っ暗にならないよう、気を付けたほうが、いいですよね。」
などの、確認もいただきました。

こうしたことは、
なんとなく聴こえない方を見ているだけでは、
気づかないことです。
スタッフの皆さんは、
ろう者カップルの披露宴を準備するに当たり、
幸せのスタートを、心を込めて応援しようと、
前もって、必要事項を、相談をされていたのです。

その中の一つが、
写真のスケッチブックでした。

実は、このスケッチブックには、
日ごろキャプテンが、披露宴で出している
様々な合図や説明が、
書かれていたのです。
「新郎新婦 お立ち下さい」
「お座りください」
「そろそろ お色直しの時間です」
など、普段なら、そっと、
新郎新婦のそばで、
ささやくように声掛けする そのセリフが、
全てスケッチブックに書かれていて、
新郎新婦に伝えられていったのです。驚!!

さらに、そのほか、必要事項が発生したら、
さっと筆談で、気軽に相談できるようにと、
マジックペンも準備されていたようです。

このスケッチブックは、
キャプテン一人が持っていたわけでなく、
例えば、
待ち時間のウエルカムドリンク会場や、
チャペルの式から、披露宴会場への移動時にも、
お客様を案内するため、
いろんなスタッフの方が、それぞれ持っておられました。
「受け付けはこちらです。」
「そろそろ、移動のお時間です。」
「5階へは、エレベーターをご利用ください。」
などと書かれていて、
これを、ページをめくってお客様に示しながら、
コミュニケーションを取ろうとしていたのです。
こうしたことも、全て、
スタッフの皆さんが、事前に相談され、
必要な内容がまとめられていたようです。

今まで、いろんな披露宴に、
立ち会わせていただいていますが、
このように丁寧にコミュニケーションに取り組む
宴会場は少なく、
「前例のないことでも、
自分たちができることは、心を込めてチャレンジしよう!」
という、チームのみなさんの気持ちが、
伝わってくる宴でした。

聴こえない方の披露宴は、
けして、手話のできる司会者だけでも、
手話通訳者だけでもなく、
宴会場チームを含む、
全てのスタッフが力を合わせて、
コミュニケーションの工夫をすることで、
とても暖かいものになるのだと、
改めて実感させていただきました。

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さて、
ろうの方の結婚式・披露宴については、
さらに、書かせていただきたいことがありますので、
また、改めて。

新婚カップルの皆さんの、
健やかで元気あふれる毎日を、お祈りして!!
感謝。


posted by 南 瑠霞 at 00:00| 東京 🌁| 結婚式と手話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月15日

ろう者カップルの結婚式・披露宴〜情報保障の工夫@

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(披露宴会場入り口に飾られた、ウエルカムベア!!
かわいいですね。)

きのうにつづき、ろう者カップルの披露宴のお話です。
ろう者カップルの結婚披露宴では、
聴こえる人たちにも、聴こえない人たちにも、
楽しんでもらえるようにと、
手話と音声の両方で話せる司会者を頼んだりすることもよくあり、
私も、MCとして、声をかけていただくことがあります。

音声だけで話す司会者の場合は、
手話通訳を付けることも必要です。

そうした中、
先週、私が参加させていただいた披露宴では、
新郎新婦が、
手話通訳者の配置に、かなり心を配っておられました。

東京都では、東京都手話通訳等派遣センターから、
通訳者を派遣してもらうことがよくありますが、
現在、区市町村によって、申請制度がまちまちです。
今回は、新郎新婦の新居となる、
武蔵野市の制度を利用して、
東京都の派遣センターに依頼、
そこから、4人の通訳者が、
披露宴に駆け付けてくださいました。

新郎も新婦もろう者でしたので、
新婦の大事な手話でのメッセージは、
MCである私が代読、
新郎の大事な手話でのメッセージは、
男性の手話通訳者が読みとりました。
東京では、女性通訳者が圧倒的に多いため、
こうした時、
さっと出向いて下さる、男性通訳者は大変貴重です!

様々な内容やバランス、
男女の配分も考えて、通訳者を依頼したのは、
カップル本人たち。
状況に合わせ、どのような通訳を頼んだらいいのか、
そんな相談も、準備の段階から、
私を含め、何度も検討を重ねて、当日を迎えました。

当日来てくださった通訳の方は、
聴者の主賓のご挨拶では、
少し高い台(踏み台)の上に乗って、
聞き取り通訳(手話表現)をしてくれました。

今回、台の上にのぼったのは、
司会の私と、通訳者の方だけなのですが、
婚礼の席で、これを失礼と感じる方も、
おられるかもしれません。

ところが、披露宴では、多くの方がテーブルについておられ、
特に女性の方は、日頃よりきれいないでたちで、
髪も高く結っておられる方たくさん見えています。
こうした場面では、通訳者が普通に立っただけでは、
前の人の頭にさえぎられ、
後ろの人まで手話が見えないケースがよくあります。
このような場合、
来てくださった聴こえないお客様にこそ 
失礼にならないよう
見える位置をしっかり工夫することが、
通訳者の大事な仕事の一つになるといえそうです。

手話通訳者がきちんと手話をしたのに、
手話が見えない・・・というのは、
せっかくマイクを持ってしゃべったのに、
コードが断線していて、会場には声が届かなかった。。。
というのと同じこと。
『手話は、見えること』がとても大切です。
“見えない手話通訳は、いないのと同じ”に
なってしまいますので、その辺もよく考えて、
通訳者が、どこにどう立つかは、
みんなで検討したいですね。

こうした場合、方法は、ほかにもいろいろあります。
人手や機材があれば、通訳者をカメラでとらえて、
前方のスクリーンの見えやすい位置に映し出す
といった方法も可能かもしれません。
また、同様に、その場に通訳者がいなくても、
インターネットをつないでの、遠隔映像を、
皆さんに見ていただくことも、
今後は、考えられるようになるかもしれません。

今回、通訳の皆さんは、
違う向きに座っておられるお客様には、
場面に応じて、反対側にも立って通訳をしてくださるなど、
臨機応変に動いて下さいました。感動!!

このほか、手話が入ると、
会場の配置も、通常の披露宴とは違ってきます。
手話の見えやすさなどを考慮して、
ろうの方も聴こえる方も共に、楽しくお祝いできるよう、
工夫できるといいですね。


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まだまだ、みなさんに参考になるお話をさせていただきたいので、
今日はこの辺で。
新しいスタートを迎えている、
多くのカップルの皆さんの前途が、
ますます広がって、
元気に前進していけますように。
感謝。


posted by 南 瑠霞 at 00:00| 東京 ☔| 結婚式と手話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月14日

手話と音声による披露宴の司会

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この春、ろう者の友人知人の結婚披露宴が、
目白押しです。
皆さんステキな春を迎え、夢がいっぱいですね。
本当に、おめでとうございます!!

この週末 
私も一組のろう者カップルの披露宴の司会を、
承りました。
列席されたお客様は、85人。
うち半数にあたる43人が、ろうの方ということで、
音声と手話、両方を使っての司会をご依頼いただき、
式場へ伺いました。
人生の新たなスタートとなる新郎新婦に、
声をかけていただいて、
とても光栄に、うれしく思いました!!

新郎新婦は、聴こえないご友人にも、
聴こえる仕事関係の方々にも、
楽しんでもらえるようにと、
かなり、手話関係の準備については、
丁寧にされていたのが、印象的でした。

とにかく元気な披露宴をしたいというカップル、
二人の思い出のサーフボードをケーキのデザインにしたカップル、
お二人の背景がわかるような、おもしろいお話が飛び出す披露宴、
落ち着いた雰囲気で、ほとんど出し物がないのに、
二人が各テーブルを回って、ゆっくりあいさつされ、
とても和やかな披露宴、などなど・・・
これまで、様々な宴に立ち会わせていただきましたが、
今回のお二人は、
まさに、おもてなしを大事にされたカップルでした。

事前準備の段階でも、
二人からは、かなり細やかに、
変更点や確認の連絡が入ったり、
そのお二人の気持ちが通じてか、
式場のコーディネーターの方も、
細めに、一つ一つの確認を下さり、
準備の行程が、
とても丁寧になされていきました。

当日、午前中は雨でしたが、
そこは、私も、自慢の晴れ女!!笑
午後には、雨も上がり、
良き披露宴となりました。

今回は、お友達の余興で、
なんと、フラッシュモブのようなダンスも飛び出し、
そこに、途中から、新郎も参加!!
カッコイイ踊りを交えながら、
改めて、新婦へのプロポーズをするといった演出も凝らされ、
事前に連絡を受けていた私も、
それを秘密にするのが大変でした。笑

新婦からお母様への手紙では、
その文面が、映像クリーンに映し出され、
新婦がそれを手話で表現。
司会の私が音声の代読をさせていただくという大役もたまわりました。
新婦からお母様への言葉は、思いのこみ上げるような文章で、
事前確認のため、私が先に拝見するのが、たいへん恐縮でしたが、
こうした作業も、一つ一つ新婦が手順を重ね、
当日に備えたものでした。

まだ若い新郎が、宴のお開き前、
結びのあいさつをされましたが、
ここにもまた、両家の両親への感謝や、
力強い言葉が込められ、
つい先日まで、自信なさそうに心配そうに
披露宴の打ち合わせに通っていた様子が、
吹き飛ぶような男らしい姿で、
これが、二人の家庭の、
素晴らしいスタートになることを
実感させてもらいました。

このような、素敵な披露宴に、
声をかけていただき、本当に誇らしく嬉しく、
心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

お二人が末永く、
元気に幸せに力強く歩んでいかれますように。
おめでとうございます。


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手話での司会では、両手を常にMCとして使うので、
メモや原稿のページをめくって確認しながらのおしゃべりができません。
私が持っているのは、
事前にインタビューさせていただいた、
新郎新婦の家族構成や、それぞれの性格などを、
一つのボードにまとめたもの。
いざというとき、このメモが、合間にはさむコメントの役に立ちます。
披露宴のお開き後、
これは、新郎新婦にプレゼントさせていただきました。



posted by 南 瑠霞 at 09:32| 東京 ☁| 結婚式と手話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月21日

披露宴に立ち会わせていただいて!!

今月15日
ろう者カップルの方の、披露宴の司会をさせていただきました。

披露宴の司会では、いつも、
新しい出発に臨む、そのお2人ならではの思いを、
感じさせていただき、私自身の気持ちもまた、新たにさせられます。

今回は、宴会場の大きな窓から、広いガーデンの見える
秋の1日にふさわしい、素敵な披露宴でした。

風船.jpg

また、会場には、聞こえない方が大勢見えていたので、
東京都の派遣協会から、4人のパソコンによる字幕通訳が入り、
スクリーンから素早く、素晴らしい文章が、次々と打ち出され、
内容が、皆さんに届けられました。

伝えたいという願いと、感謝。
今回の2人は、それを、一生懸命考えられたようです。
その中で、手話と音声でお話する私の司会を、
頼んで下さり、私も本当にうれしく思いました。

ウエディングケーキは、新婦が大好きなミッキーの形にかたどられ、
その上には、新郎が大好きだという野球をイメージして、
バットを持ったかわいく小さな男の子の人形が乗っていました。

あとから、ケーキは、皆さんに、一皿一皿切り分けられ、
外のオープンガーデンで、デザートと一緒に、配られました。
秋のさわやかな空気の中、
緑に囲まれたガーデンでのスイーツって、素敵でした。
なんだか、自分の家にもこんな場所があるといいのになあ・・・
なんて、思ってしまいました。笑
夢がありますね。

ケーキ.jpg

それから、私が楽しいなと思ったのは、
なんと、披露宴前日に新郎新婦が、会場に足を運んで作ったという
手作りのパンが、お食事のメニューに加えられていたこと!!
二人で、1日がかりで、ハートや星型などいろんなパンを作って、
それを、皆さんに配ったんですね。
アットホームな、雰囲気で、私は大好きでした。

テーブル.jpg

実は、この日、朝から少し雨が降っていたのですが、
ちゃんと、皆さんが、ガーデンに出られる時間には、
雨があがって空が明るくなっていたのに、ちょっと、ホッとしました。笑
二人の気持ちが、きっと、空に届いたんですね!!

白いテーブル.jpg

写っている風船は、水などにもちゃんと溶けて、
自然にかえる、エコ風船。
お2人の幸せな結婚生活と、
今年の様々な出来事で、つらい思いをされている多くの皆さんの復興を願って、
新郎新婦と、約100名のお客様が、一緒に、空高く放ちました。
どこまでもどこまでも飛んで行った、色とりどりの風船が、
今日の良き日の喜びを、あちこちに届けてくれるようでした。

私は、結婚式の司会を、15年くらいしています。
毎年、3組くらいの耳の聞こえないカップルを、
幸せの未来の扉の向こうに送り出しています。
最初は、若かった私も、だんだん、20代の新婚カップルより、
ご両親の立場に近い年齢になってきました。汗&笑

今回特に思ったのは、
新郎新婦が、ご両親への感謝の手紙や、
お集まりになったお客様たちへの、たくさんの感謝の気持ちを、
述べられた時のことです。
今までの司会では、なんとなく、
新婚カップルに「頑張れ〜」という気持ちが強かった私が、
なぜか、今回は、
「ああ、この今の素敵な新郎・新婦の姿の向こうに、
小さかった子供のころの2人が見える!!」と思ったことです。

耳の聞こえないお子さんをお持ちのご両親は、
小さいころから、発音訓練や、言葉の勉強、
又、子供が少し大きくなれば、
小学校や中学校の先生たちに、
理解を求めて、何度も学校に足を運んだり、
聞こえる子供たちの親とは、また少し違った体験をしながら、
子供達を育てておられます。
そんな中で、少数派の耳の聞こえない子供が、
つらい思いをしないように、また、もっともっと強くなってほしいと、
毎日、様々なことを願い、悩みながら、
成長を見守っておられます。

小さかったその子供が、こうして、結婚する年になり、
多くの人の前で、感謝の言葉を堂々と述べている姿を見たら、
それは、どんなにうれしいことか!!
たぶん、披露宴では、生れてから今日の日までの様々な思い出が、
ご両親の頭を、廻ったのではないかと、
とても、そういうことを感じたのです。

今回の新郎新婦は、ともに26歳。
ご両親が、目の前の小さな赤ちゃんを抱き上げて笑ったその日から、
26年分の1日1日が、今日の日につながっていたであろうと、
思いを強くさせられました。

そして、なにより、
そんな時を感じさせてくれるくらい、
新郎新婦のお2人も、しっかりと大人として、
新しい一歩を、責任もって踏み出そうとする姿が、
堂々として、立派に輝いていたと言うことでもあります。
披露宴って、素敵ですね。

いつも、こうした、素晴らしい宴に立ち会わせていただき、
私も、本当に、誇らしくうれしく、感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に、ありがとう!!
そして、本当に、おめでとう!!
若いお2人には、ぜひ、この日を礎に、また新しい1日1日を、
重ねて行っていただきたいと思います。

新郎新婦と.jpg
(新郎:鈴木雅巳さん 新婦:島尾なつみさん
本当に、おめでとう!!)

新郎新婦のさわやかな笑顔!!素敵でしょ!!
私の司会用の、ご家族のお名前入りのイラストを、
披露宴のあとで、プレゼントさせていただきました。
あくまで、私が、皆さんのお名前を間違えないように、
披露宴中、司会台のそばに立てておくものなので、
けして、きれいではないのですが、
もしよかったら、思い出にどうぞ!!笑

本当に、いつも、皆さんの大切な場に呼んでいただいて、
感謝しています。
ありがとうございます。
posted by 南 瑠霞 at 00:00| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 結婚式と手話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月16日

お座敷列車結婚式

結婚式で、司会をしたり、
通訳をしたり、
聞こえない方と二人で組んで進行をしたり、
そういうことを、
させていただくことが、たくさんあります。

以前、聞こえない男性と、聞こえる女性の方の
披露宴が、お座敷列車で行われたことがあります。
山手線品川駅あたりから千葉県あたりまで、
お座敷列車を借り切って、
参列者がそれに乗って、
うつりゆく景色を見ながら、
短い旅を楽しむと言う、披露宴でした。

お座敷列車.jpg

旦那さまのほうが、熱心な鉄道ファンで、
JRと交渉して、この列車を借り切ったのだそうです。

カップルは、ウエディングドレスで、
ホームで待つ私たちのところに、
駅の階段の上から、降りてきました。
すてき!!

そして、二人は、車掌さんに導かれ、
先頭車両に乗り込みます。

それぞれ、参列者も、自分が指定された
車両に乗り込みました。

あれ・・・?
でも、それじゃ、だれがどこでしゃべり、
どうやって、全車両の人が、
その内容を知るの?
と思うではないですか!!

もちろん聞こえる人なら、
マイクか何かで声だけでも、ひろえば、
長い列車内にも、
様子は聞こえるかもしれません。
でも!!この披露宴には、
聞こえないお客様達も、
たくさん乗り込んでいます。

そこが、彼らはすごかった!!
メインの司会を担当したろう者男性たちの計らいで、
(その日の私は、この彼の音声担当として、
MCをうけたまわっていました。)
なんと!!!!
先頭車両で話す、
司会や新郎新婦の姿を、カメラで写し、
各車両にテレビを1台ずつセットして、
それぞれ、すべてケーブルでつないで、
情報を生中継したのです!!

おお!!
これなら、長い列車にバラバラに乗り込んでいても、
みんなが、手話で、楽しめる!!!!!
私も、これには、とても感動しました。
こんな素敵な披露宴に呼んでいただいて、
とてもうれしかった!!

ろう者の結婚式で、
こんなにいろんな工夫がなされ、
みんなが楽しめるようにするなんて、
新郎新婦たち、ホント、なかなかやるじゃん!!

良い結婚式で、心も踊った私でしたが、
じつは、私は、この日1つ、
司会者として、大きな失敗をしました・・・

実は、ろう者MC男性が、
「では、次は、新郎新婦のケーキカットです。」
と、口話と手話で伝えた時のことです。
確かに彼は、そう言ったのですが、
それを、マイクで拾った私の声が問題でした。
私は、まだ、当時若かったので、
彼の手話をそのまま読んでしまいました。
「では、次は、新郎新婦のケーキカットで〜す!!」

もちろん、宴はそのまま進行。
新郎新婦は、ケーキにナイフを入れ、
お互い、あーん、とか、楽しく口に運びあい、
写真担当者が、
にっこり笑う二人の姿を、記録しました。

でも・・・・私は、その披露宴の後、
手話通訳の先輩に、
こっぴどく怒られたのです・・・・汗汗

「こら、披露宴の めでたい席で、
『カット』は、ないだろう!!!!!!!!!」
「あ・・・・・・」
そうです。
私は、本来、披露宴で使う日本語として、あってはならない、
「カット」= 切れる!!
という言葉を口走っていたのです。
本来なら、「ケーキ入刀」と言わなければいけなかったのに・・・!!
汗汗 大汗

う・・・うう・・・・
めでたい席で、「カット」と言った・・・・
後悔先に立たず!!!!!!

とりあえず、披露宴は、何事もなかったように進行。
電車が再び東京に戻り、お開きとなった・・・
二人も、私の縁起の悪い言葉がなかったかのように、
子宝にも恵まれ、
現在も、家族仲良し!!!
ほっと一息・・・・

おお!!
素敵な披露宴のお話と、
私の、あってはならない失敗のお話でした・・・・

ハーブの種.jpg
ハーブの種を、ペットボトルで育て中。右は、ミントの葉っぱ。
posted by 南 瑠霞 at 00:00| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 結婚式と手話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月04日

ジューンブライド

6月は、ジューンブライドと呼ばれ、
花嫁が幸せになれるという言い伝えがあります。

これは、ヨーロッパの考え方のようで、
ローマ神話のジュピターの奥さんが、ジュノという名前の、
6月の女神で、家庭や結婚を守る役割を持っているからなのだそうです。
このほか、6月はヨーロッパでは、
雨が少なくて気候がよく、さわやかな日が多く、
この時期が、結婚シーズンにふさわしいというのもあるようです。

この考え方が、日本に入ってきて、
逆に、天気が悪く人気のない6月も、
素敵な結婚式シーズンとして、
受け入れられ始めたのだそうです。

ジューンブライドという響きは、
白いウエディングドレスを、イメージさせ、
きらめくような、美しい女性の晴れ姿を、
思い起こさせます。

うっとうしいはずの雨さえ、
光輝いて、木々の緑も一層鮮やかに、
雲の切れ間からは、
天使の階段のような日差しがそそぎ、
空には、虹がかかり、
花嫁はそのアーチの下を、
幸せに向かってゆっくりと歩く。
天使は、鳩の翼をまとって、
今か今かと、
愛の矢を射ぬく瞬間を待ちかまえている。
まぶしい光だけが、雲の向こうに見えて、
花嫁は、幸せの決意とともに、
新しい世界の、カーテンをくぐる。

私は、毎年何組かのカップルの結婚式で、
手話による司会をさせていただいています。
これまで、心に残った、何組かの結婚式のお話、
ここから、数回、ご紹介していきましょう。

ション便小僧.jpg
浜松町の駅のホームのション便小僧は、
今、黄色いカッパを着せてもらっています。
彼も梅雨シーズン真っただ中。笑
posted by 南 瑠霞 at 00:39| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 結婚式と手話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月11日

10年10月10日

10年10月10日
ろう者のカップルの結婚披露宴の
司会をさせていただきました。
もちろん、いつものように、手話と声によるMCです。

キャンドル.jpg

正式には、2009年9月9日に入籍をされ、
1年経って、準備を積み重ねての披露宴でした。
ご家族、親族の皆さんのほか、
ろう者の御友人も、たくさん出席され、
とても暖かい披露宴でした。

主賓の方や、乾杯の音頭、
お友達のみなさんの暖かい言葉、
贈り物の中から、
お二人の人柄が浮かび上がるような、
披露宴で、
本当に、素敵な幸せの場に呼んでいただき、
私も、喜びでいっぱいです。

今回は、
最初に、人前結婚式があり、
会場の皆さんに証人になっていただいての、
お二人の誓いの言葉と指輪交換もありました。
それを進行させていただくという
大切な役目を預からせていただき、
私も少し緊張しました。
その中で、二人が婚姻届を提出した
市役所から発行された 
「婚姻届受理証明書」を読みあげさせていただきました。
表彰状などと同じ様式で、
鳳凰と桐の花の金色の縁取りがある
公式な証明書です。
こうしたものがあるなんて、知っていました?
私も初めて拝見して、
とても素敵だなと思いました。

証明書.jpg

もうひとつ印象に残ったのは、
この日の記念カクテルです。
薔薇の花びらのエキスが入ったという
かわいいピンク色のカクテル。
これは、会場のあるホテルのバーが、
二人のためだけに作り上げたというカクテルで、
その名も「10年10月10日」。
これは、バーに永久登録され、お二人やご家族・ご友人などが、
後日訪れて、その名を告げれば、
この日のかわいいカクテルを飲むことができるという
オシャレなものです。
素敵な思い出が、こういう形で、
いつまでも残るっていいですね。

ボード.jpg

多くの方に、見守られての素敵な披露宴。
今回も、たくさんの幸せをいただきました。
本当に、おめでとうございます。

ウエディング.jpg
新郎新婦と一緒に!!
私から拝見すると、
神秘的でアーティスト的雰囲気の旦那様 & かわいいしっかり者の奥様
手に持っているのは、10月10日を記念したチョコレートです。

本当に、おめでとうございました。
感謝いたします。䉒
posted by 南 瑠霞 at 21:51| 東京 ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | 結婚式と手話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月17日

披露宴の手話での司会!!最も気をつけること!

幸福の手話コーディネーター
南 瑠霞 笑

さて、ここまで、いろいろ
結婚披露宴での、手話について、お話してきました。

今日は、
「披露宴の手話での司会〜最も気をつけること!!」

まずは、この写真をご覧ください。
何か気付くことがありませんか?
ヒントは、私の胸元と、
持っているカードです。
小さいですが、よく見てくださいね。

南ピンマイクみに.jpg

これは、先日、私が、披露宴で司会させていただいた時、
たまたま、ほかの方に撮っていただいた写真です。

まず一つは、胸の黒いピンのようなもの!!
そうです。
これは、ワイヤレスのピンマイク。

手話と声で司会をするということは、
司会者は、両手にものが持てないということです。
両手を開けておかなければ、
手話で自由にお話ができません。
つまり、手にハンドマイクを持ったりして、
おしゃべりすることは出来ないということです。
また、両手が空いたとしても、
目の前に、棒が立ってしまう、
スタンドマイクも、手話ではけっこう邪魔になってしまいます。
ですから、私は、
手話での司会の際は、
必ず、式場に、ワイヤレスの「ピンマイク」か、
または、頭にセットして口元にマイクが来る
「ヘッドセットマイク」というものをお願いします。
これは、披露宴に限らず、手話での司会の必需品です。

それともう一つ、写真で、
私が手に持っているのは、
カップルのご家族の名前が書かれた、
スタンドカードです。
両手を使って話す手話では、
いざというとき、お名前を確かめたりして、
手で探りながら、司会をすることが不可能なため、
司会台の近くに、私が立てておくようにしているものです。
これは、私だけのオリジナル。
ほかにこれをしている司会者は誰もいません。笑

このカードを何かの時には、ふと見ながら、
ご家族構成などを間違えずに
お話ししたりさせてもらっているんですね。
これは、披露宴が終了すると、
思い出のため、カップルにプレゼントします。
以前は、司会の原稿をプレゼントしていたのですが、
最近は、このカードを記念にお渡ししています。

披露宴名前みに.jpg

手話では、両手を使って話す。
だから手にものは持てない!
これは、事前にときちんと伝えなければ、
式場や、イベント関係者には理解されません。
これを忘れてしまうと、当日大変なことになります。笑

披露宴のほか、あらゆる手話の司会・講演で、
特にピンマイクは、
忘れてはならない7つ道具の一つです。笑
posted by 南 瑠霞 at 00:23| 東京 ☁| Comment(7) | TrackBack(0) | 結婚式と手話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月16日

披露宴司会の服装

幸福の手話コーディネーター
南 瑠霞 笑

結婚披露宴での手話の話題を、
いろいろお届けしています。

今日は、私の司会の服装の話。
注意点は、こんな感じです。

@ 手話だからって、あまり地味にならないよう、
  華やかな場に合う、司会服を検討する。
  例えば、ニュースキャスターなどの衣装をお手本にする。
A でも、手話で司会をするわけだから、
  あまりごちゃごちゃ、飾りすぎて、
  手話が見えづらくならないようにする。
  柄がありすぎるのも邪魔。
  また、逆にシンプルでも、肌色に近いピンクやベージュは、
  手の色に近くなり、手話が見えにくい。
B 花嫁さんと、色などがかぶらないよう、
  お色直しなどの、色や柄、デザイン等は、
  打ち合わせの時、ちゃんと聞いておく。
  これ、大切!!笑

これも、参考に、いい感じのものを
インターネットから、探してみました。
全部、おとなしめなので、
もうすこし華やかでも大丈夫かと思いますが、
ひとまず、いかがでしょうか? 笑

司会者衣装.jpg

それから、手話で司会をするとなると、
実は、これ以外に、
とっても気をつけなければいけないことがあります。
何だと思います?

それについては、また明日。
お楽しみに!!
posted by 南 瑠霞 at 01:43| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 結婚式と手話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月15日

披露宴〜通訳者に対して依頼する側から気を使ってあげてほしいこと

幸福の手話コーディネーター
南 瑠霞 笑

ここ数日は、結婚式・披露宴での
手話通訳について、お話しています。

今日は、手話通訳を依頼した時、
カップルの皆さんに、
ひとつだけ、
とてもお願いしたいことがありますので、
それを書きますね。

それは、サークルや友達に通訳を頼んだ時も、
地域の制度通訳に頼んだ時も、
気を使ってあげてほしいことなんです。

ピンクのブーケ.jpg

実は、通訳者は、
お式や披露宴会場では、お食事がとれません。
これは、ルールやマナーで、
いただけないのではありません。

実は、通訳者は、本番中、忙しくて、
そういう時間がとれないのです。
合間合間に食べるといっても、
それでは、臨機応変なキチンとした通訳が
できなくなってしまいます。

ですから、できれば、お願いした手話通訳者には、
「どうぞ、会場で一緒に、お食事を!!」と
言わないであげてください。笑

本番がちょうどお昼や夜の
食事時間に差し掛かるようなら、
通訳者の方は、
早目にお呼びして、軽食を出して差し上げてください。

また、本番中も、のどは乾きますので、
ウーロン茶やジュースなど、お酒ではない、
飲み物が、なにかが適当に飲めるよう、
事前に、宴会スタッフに、伝えておいてあげてくださいね。
(せっかくの披露宴で、
通訳者だけ、自前のペットボトルなどになってしまうと、
その場の雰囲気も壊れてしまいますので
その辺も、気を使ってあげてください。笑)

これが、できれば、通訳者の皆さんは、
とても素敵な通訳を
カップルの幸せのために、してくださると思います。

素敵なハッピーウエディング!!
みんなで、作りましょう!!

ディナー.jpg
posted by 南 瑠霞 at 10:15| 東京 ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | 結婚式と手話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月14日

披露宴の手話通訳〜地域の制度通訳に依頼する場合

幸福の手話コーディネーター
南 瑠霞 笑

さて、今日は、
結婚披露宴の手話通訳依頼、
2つ目の方法。

「各地の制度通訳を依頼する」方法について。

各地には、ほとんどの市区町村単位で、
手話通訳登録制度があります。
その通訳制度を利用して、通訳者を依頼すれば、
きちんといい通訳の方が来てくださいます。

私が、司会をお引き受けした場合は、
この方法も、おすすめしています。

この制度通訳者を依頼した場合

(良い点)
・通訳の質が高い。
・仕事上の上司などのお話も、適切な手話で表現してくださる。
・ベテランの方も多く、ろうの方のスピーチの読み取りがうまい。
・キチンと割り切って、通訳に徹してくださる。

(整理が必要な点)
・面識のない方に通訳をお願いすることになるので、
事前に、通訳に必要な、データを渡したり、
宴会の進行表や、原稿をチェックしたり、
準備をしなければいけません。
単にその日のノリだけで、お願いしても、
いい通訳は、できない場合もあります。
・手話通訳制度は、区市町村で、別々です。
事前に、新郎の住まいの地域の自治体に頼むのか、
新婦のほうなのか、
式場のある現地の地域に頼むのか、
または、これから2人が暮らす
新居になる地域の通訳制度を使うのか、
決める必要があります。

こうして、制度通訳の方にお願いすると、
本来の親しい友達は、
通訳を気にせず、ゆっくり一緒に列席して
楽しんでもらうことができるのは、いい点です。

また、聞こえない二人の生活を考えれば、
今後の地元の通訳者とのつながりも持てる、
カップルの新居となる地域の制度通訳者を頼む。
というのが、いいかなと思います。

でも、きのうも、お話しした通り、
友達だからこそ、通訳したい!
それも、素敵なこと。
(さらに、小さな地区では、
その友人こそが、街の登録通訳者!
ということもありますしね。笑)

また、あえて、式場が、力を入れて、
式場のある地域の通訳者を手配する。
それも、式場のやる気があふれていて
素晴らしいかと思います。

また、披露宴などは、
互いの生まれ故郷が遠く、
全く別の遠い地で行われる場合もあり、
そのときは、また事情が変わり、
それなりの方法を探らなければいけませんよね。

通訳の依頼の仕方については、
思いも、考え方も、いろいろです。

カップルで、
お越しいただいた皆さんに楽しんでいただける、
心あたたまる素敵な披露宴を、
準備したいですね。

このブログは、
式場関係者の方も読んでくださっていると、
この前コメントいただきましたよね。
みなさんのお考えや、
アイディアも教えてくださいね。

二人の門出を祝い、
これからよろしくお願いします!!と
みなさんに、ごあいさつする
素敵な披露宴。
みなさんの、幸せ、
手話を通して、
目いっぱい応援させていただきます!!

ベル.jpg
posted by 南 瑠霞 at 20:05| 東京 ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | 結婚式と手話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月13日

披露宴の手話通訳〜友人にお願いする場合

幸福の手話コーディネーター
南 瑠霞 笑

結婚披露宴での、通訳者、
どんな方法で頼んだらいいのかな?

きのうは、司会者と別に、
キチンと通訳者を立ててほしい。
というお話をしました。

人数は、聞こえない方の人数や、会場の広さ、
手話の見えやすさなどの条件によりますが、
少なければ2人くらい。多ければ4人くらい。
キチンと、通訳者の方がいていただいたほうが、
より、全体の状況が伝えやすくなります。

さて、その通訳者の依頼方法ですが、
大きく分けると、2通りあるかと思います。

1つは、友達に頼む場合
2つ目は、制度通訳を依頼する場合。

今日は、お友達に
披露宴の通訳を頼んだ場合について、
ちょっと、考えてみましょう。

友達に通訳を頼むと

<良い点>
・親しい手話のできる聞こえる友達がいる場合、
その友達に頼む方もいらっしゃるかと思います。
何人かで、チームを組んでやってもらえれば、
自分たちのことを分かってくれているので、
頼りがいがあり、披露宴の進行も理解して、
サポートしてくれます。
通っている手話サークルのメンバーで、
助け合う場合もありますよね。

一方
<整理が必要な点>
・その友達が、日常会話では、まあまあ手話が通じるのに、
通訳になると、うまく手が動かせない、
うまく手話が読み取れない・・・ということが、
起きる場合があります。
日常会話と、披露宴などでご挨拶される方の、
使う言葉や選ばれる話題が違うからです。
通訳がある程度できる方に頼まなければ、
当日混乱してしまいます。
・その友達自体が、通訳に走り回り、
一緒に、お祝いに参加して楽しむことができません。
(親しい友達には、あえて通訳をキチンと頼むか、
完全にお客様として楽しんでいただくか、
どちらかに決断してから、依頼しましょう。笑)

いろんな側面がありますが、いかがですか?
こうやって、お友達に通訳してもらって、
素敵な披露宴を盛り上げた方も
たくさんいらっしゃると思います。

ケーキ.jpg

あしたは、
地域の制度通訳を利用する場合について
少しお話しましょう。
お楽しみに!!
posted by 南 瑠霞 at 20:16| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 結婚式と手話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月12日

披露宴での司会と通訳者の依頼方法

幸福の手話コーディネーター
南 瑠霞 笑

今日も披露宴の司会と手話通訳についてです。

わたしは、日ごろ、手話での披露宴の司会を承った時、
けして、一人でお引き受けすることはありません。

ときどき、
「南さんが、
お客様の通訳もできるから、一人で大丈夫ですよね。」
と、言われるのですが
ちょっと、これは難しいのです。

なぜかというと、
まず、チャペルなどで、新郎新婦が結婚式をしている時、
披露宴の司会者は、
すでに、次の宴会場での打ち合わせが、
同時に進行している場合も多く、
たいていの場合、
私は、あまり、お式にきちんと立ち会うことができません。
その時は、必ず、
ほかの通訳の方にお願いしなければならないのです。

また、先日もお話ししたように、
チャペルでも、聞こえないカップル向けと、
参列くださるお客さまでは、
手話を向ける方向が違います。
ですから、必ず、
何人かの体制で通訳者が立つ必要があります。

また、披露宴でも、広い宴会場では、
必ずしも、一人だけの手話が、
どのお席のお客様からも、
いい状態で見られるとは限りません。
会場の都合によっては、
宴会場の真ん中に、大きな柱などのある場合もあります。
そんなとき、見えづらい方向の方には、
さらに、ほかの手話通訳者が立たなければ、
ならない場合もあったりします。

ですから、手話での司会者を依頼したいな〜と
思っておられる将来のカップルの皆さん!!
ぜひ、司会者と、通訳者は、セットで依頼してくださいね。

それから、司会者は、もちろん、
手話も、司会というおしゃべりも
うまい人にお願いすることになるので、
どなたにお願いするのかは、
限られることになると思いますが、
通訳の依頼のしかたは、いくつかあります。

では、結婚式で、
通訳の方をお願いするには、どうしたらいいのか・・・・
これは、また明日、お話ししましょう。
どうぞ、お楽しみに。

ブーケイラスト.jpg
posted by 南 瑠霞 at 21:21| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 結婚式と手話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月11日

結婚披露宴 通訳者の服装

幸福の手話コーディネーター
南 瑠霞 笑

ようやく今日は、結婚披露宴の手話の話に戻り・・・笑

結婚式の通訳で、どんな服装がいいのか…
よく迷います。
普通、通訳というと、紺、黒、茶色…
などの色を選ぶ場合も多いし、
飾りはつけない…
が基本ですが、
結婚式に行って、これでは、ちょっと、
その場の華やかなムードが壊れてしまいますよね。

今回の通訳の方は、
お一人が、写真の右のような、
中に白フリル、上の黒いジャケットの前をキチンと締めて、
だらしなくならないようにして、
コサージュをつけてこられました。
またもうお一人は、グリーンのジャケットで、
さわやかな感じ。
ベテランのお二人だったので、さすがという感じでした。

結婚式では、手話がわかりやすいうえ、地味すぎず、
華やかさをそこなわないことが大切ですね。

通訳者だからといって、
お芝居の黒子のようないで立ちで出掛けては、
かえって目立ちます(笑)ので、
その加減が、難しいところです。

インターネットで、適当な服装を、
探してみました。笑
ぜひ、将来の通訳者の皆さん、
コーディネートに挑戦してみてください。笑

披露宴通訳服.jpg
posted by 南 瑠霞 at 18:15| 東京 ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | 結婚式と手話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月06日

結婚式と手話〜チャペルでの通訳

幸福の手話コーディネーター
南 瑠霞 笑

今日から、しばらく、
結婚式の手話について、
皆さんと、お話しましょう。

4日は、本当に、素敵な二人の、
結婚式に立ち合わせていただきました。
披露宴の司会と言う大役をいただきましたが、
ご本人たちはもとより、
スピーチに立たれた皆さん、
ご家族ご親戚の皆さんなど、
すばらしい皆さんのお力で、
無事、お開きまで、
楽しく進行させていただくことができました。
本当に感謝しています。
ありがとうございました。

hana.JPG

さて、手話での司会があったほうがいい結婚披露宴、
というと、いろんなパターンがあります。
私に手話での司会を頼んでくださるカップルには、
聞こえない同士、
どちらかが聞こえない、
手話の活動をしていている聞こえる方で、
列席される方にろう者が多い・・などなど、があります。
ほかにも、
ご両親が聞こえなくて、自分たちは聞こえるなど、
いろんなケースが、考えられますね。

今回は、新郎新婦が両方聞こえない、
または、どちらかが聞こえない場合で、
列席者に、聞こえない方も、
聞こえる方もいらっしゃるという状態の場合、
手話について、どう準備したら、
より楽しく、みなさんの思いが伝わりやすい
良い式や披露宴になるか、考えて見ましょう。

教会通訳.JPG

今日は、教会チャペルでの手話通訳について。
教会でのお式は、大体20分くらい。
通訳の方は、二人スタンバイされるのがいいかと思います。

一人は、新郎新婦のための通訳。
司祭さん(牧師・神父とも言います。)の横について、
式を進行する言葉を、新郎新婦に伝えます。
事前に、司祭さんと相談し、
図の A または B の位置に立って、通訳をします。
司祭さんは、進行の都合で、祭壇を、
行ったりきたりします。
それぞれのチャペルの状況にもよりますが、
できれば、司祭さんの下座、Aの位置のほうが、
より、司祭さんの動きを
さえぎらない位置になるかと思います。
その場のいろんな条件によるので、
Bを選ぶ場合もあります。

次に、
列席された、聞こえない方への通訳。
これは、図の@ABCのいずれかの位置に立ちます。
新郎新婦向けの通訳は、
列席者からは、ちょうどカップルの影になって、
見えづらくなります。
ですから、もう一人の通訳者が、
進行状況を、伝えるための手話通訳を
会場から見えやすい位置で、行うわけです。
この場合も、チャペルの広さや、
ものの位置関係によって変わりますが、
一般的には、@かAが、多いようです。
会場から見えやすいと言う点では、
高い位置にある@が理想ですが、
祭壇が狭い場合などには、Aに立つこともあります。
その場合、少し位置が低くなり、
会場から見えづらくなりますので、
事前に、式場スタッフに相談して、
通訳用の台を準備してもらうのが、便利だと思います。

また、通訳者は、
挙式の式次第(司祭さんのお話の原稿や、
読まれる聖書のページ、賛美歌の歌詞)などを、
事前に受け取って、確認しておくと、
より良い通訳ができるかと思います。
教会では、神、精霊、アーメン、賛美歌など、
日ごろ聞きなれない言葉や歌が、たくさん出てきます。
それらを、どんな手話で通訳するか、
事前に勉強しておくと、いいですね。
教会や司祭さんによって、選ばれる聖書の箇所などにも、
違いのある場合があります。

こうやって、通訳に望めば、
素敵な挙式のお手伝いができそう。
一生にに一度の、大事な誓いのお手伝いですので、
心を込めて、できると良いですね。

フラワーボール.JPG

なお、最近では、
声でお話しながら、手話のできる司祭さん、
ろう者で、手話でお話をされる司祭さんなども、
いらっしゃいます。
そのような場合の通訳は、
またちょっと方法が違ってきますね。
通訳は、あくまで、ケースバイケース、
事前の打ち合わせで、落ち着いて確認すれば、
より良いものになるかと思います。

皆さんも、ぜひ、考えてみてくださいね。
では、また明日も、お楽しみに。
posted by 南 瑠霞 at 01:21| 東京 ☀| Comment(9) | TrackBack(0) | 結婚式と手話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月05日

聞こえない方の結婚披露宴

4月4日
東京では桜も満開の土曜日、
聞こえない方の結婚披露宴の
司会をさせていただきました。

090403_103347.JPG
(世田谷の桜)

およそ80人の列席者のうち、
半数にあたる、約40人が聞こえない方。
残りの半分が、聞こえる方で、
ご親族や職場の方たちも見えるということで、
手話と音声付きの司会を
お願いしたいと言っていただき、
うかがってきました。

幸せの場に、呼んでいただいて、
本当にうれしく、
感謝しています。

結婚披露宴での、手話のいろんなお話、
明日から、少しご紹介していきますね。

披露宴3人.jpg
(4月4日当日まで、がんばって準備をした
大介さんと、恵美子さん!
ご結婚、おめでとう!!)
posted by 南 瑠霞 at 00:34| 東京 ☁| Comment(8) | TrackBack(0) | 結婚式と手話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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