2019年02月11日

車の雪かき!初体験!!ワォ!!


11日、世田谷は雪が降りませんでした。
千葉県や茨城県では、少し積雪があったようで、真っ白な町の風景がニュースで、たくさん紹介されました。

この連休、雪の積もった長野県で、お仕事をさせていただいたので、久々の雪を見て、私はちょっと別世界へ行ったような気持ちになりました。
そのとき、車での初体験がありました!!

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春を待つ木々の芽が、雪とも氷ともつかないものでおおわれています。この時期を耐えて、春がやってくるんですね。

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こんなしっかりしたつららを見たのは、初めてのような気がします。
宿泊した温泉の駐車場も、一面の雪。

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私の車も、雪の帽子をかぶりました。

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そこで登場したのが、車用の雪かき棒!!生まれて初めて使いました。
温泉宿で、この棒をお借りして、自分で車の上や窓の雪を落としました。小さい子供が「一人でできるもん」と言って、歯磨きしたり、パジャマを着替えたりしますが(笑)、まさにそんな気持ちで、ささやかな自分の車の雪かきをし、一つ大人になったような気分です。笑 完全なる暖パンと、しっかりした手袋もつけ、かつて雪の屋外ロケで準備した通りの防寒体制でしたので、寒さも気にならず、ミッションクリア!!
(地元の人は、この雪道をごくフツーに運転し、こんな雪降ろしも、汚れた窓を拭くようなものだったようで、私が「自分でやった!」と目をキラキラさせて言ったのに、みんな顔色も変えず「へえ〜」という反応で、あまり感動してくれなかったのが、子供ごころにちょっと寂しかったです。笑笑)

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フロントグラスを洗い流すための液体も「凍らないように」とガソリンスタンドでアドバイスを受け、雪山用のマイナス60度まで凍らないというものに、詰め替えて行きました。確かにマイナス5〜6度では凍らなかった。笑
雪を溶かす、または凍らないように雪にまいて使う「塩カル」なるものがあるのも、はじめて知りました。驚 温泉宿の裏の倉庫には、塩カルの粉がいっぱいあって、自由に使っていいとのことで、私も車が滑りやすかったので、駐車場にまいて使わせていただきました。(塩カル=塩化カルシウム=融雪剤)

手話がご縁で、様々な場所、人々に出会い、思い出と体験が増え、感動の毎日です。感謝。


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「はじめて」「最初に」
この手話は「初めまして。」という手話のあいさつで、まさに最初に習う手話なんですが、はじめての人には、ちょっと手の動かし方にコツがいる単語です。
一方の手の甲を水平に出し、もう一方の手の人差し指を立てたまま、残りの指を使ってティッシュをつまみ上げるように表現します。
寒い時期、手がかじかむと手話もしづらくなります。手を温めて、この手話にチャレンジしてみてください。






posted by 南 瑠霞 at 17:31| 東京 ☁| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月10日

須坂市講演御礼


9日 全国的雪予報の中、やはり晴れ女の私は、現地の昼間の天気が大きく崩れることはなく、無事 須坂市での講演を終えることができました。多くの皆さんとお会いでき、温かい気持ちになるひと時を過ごさせていただきました。ありがとうございました。

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高速パーキングエリアから。ガードレールの向こうに見えるのは、雪の浅間山。長野県須坂市に向かいました。

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「手話との出会いが人生を変えた 南 瑠霞氏」表題の書も、地元のろうの方が直筆で書いてくださったものです。

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南 瑠霞の手話との出会い、手話パフォーマンスきいろぐみの活動、そして、ドラマやアーティストの皆さんとのお仕事などについて、お話しさせていただきました。最後に皆さんと、記念写真。須坂市以外周辺地域の聴覚障害者協会の皆さん、手話勉強中の皆さんなども集まり、とても暖かな雰囲気で、色々交流させていただき、感動をいただきました。

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講演終了後、地元の皆さんに案内していただいて、近くのおそばやさんへ。長野県はそば処としてもお馴染みですが、地元の食は、やはり美味しかった!!ごちそうさまでした。

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夜に降り始めた雪を背景に、みんなと記念写真。

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夜、送っていただいた車の助手席から見た雪道。雪がフロントガラスに迫ってくるように吹き付けて、南国生まれで東京ぐらしの私には、いつかのドラマロケ以来久々の光景。地元の方は、こんな雪道でも、ごくごく普通に運転されており、驚きました。

今回の講演では、私がなぜ、こうして手話の活動を続けているのか?また、出会ったろうの方々に教えられ、気づかせてもらったことの豊かさ。現在の仕事の現場のお話などをさせていただきましたが、それ以上に、集まられたみなさんの、お話を聞いてくださる視線も熱く、みなさんが、本当に私を暖かく迎えようと準備してくださったことがわかり、ありがたい気持ちでいっぱいでした。

自分の生まれ育った町で、結婚し子育てし、そしてその地を自分たちの手で変えて行こうと、集まって活動をされているろう者・聴覚障害者・手話関係者の皆さんの気持ちが、溢れるように伝わってきて、その中で、地道に、でもけして諦めることなく手話を伝えて行こうとする皆さんの目が、なぜこうも暖かく、そしてそれは続くのか。
地元の皆さんお一人お一人に、先人や周りの人々から受け継いだ思いがあり、それを自分の中で温め、また仲間や後進とつながりあって行く姿が、熱くまぶしく、降り始めた雪すらも暖かく感じられました。
「この雪のまちが、自分たちのまちだ。」誰もそんなことは、手話でも音声でもおっしゃってはいませんでした。でも、温かい目が、みんなそれぞれ、そうはっきりと語っているように感じられました。

1年でも最も寒いこの時期、本当に暖かい気持ちで、私を呼んでくださったこと、心から感謝です。
全国の心を持つ一人一人がつながりあって、みんなで手話の輪が広げていければ素敵だなと肌で感じる時間をいただきました。
ありがとうございました。

会長さんをはじめとする地元聴覚障害者協会の皆さん、細やかに連絡を取り様々な相談にも乗ってくださった担当の方、また、東京から事務的な手配を行い私を毎回送り出してくれているマネージャーの蓮子に、心から感謝します。

※写真は、地元聴覚障害者協会の方が撮って下さいました。たくさんありがとうございます。




posted by 南 瑠霞 at 06:20| 東京 🌁| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月09日

2019.02.09(土)13:30〜 南 瑠霞講演会 in 須坂


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写真は長野県須坂市の峰の原高原の雪景色です。
https://www.pixpot.net/view_spots/spot/1646/minenohara-kougen

南 瑠霞が長野県須坂市で講演をさせていただきます。
南 瑠霞の現在の活動。力を入れている手話エンターテイメント。手話との出会い。聞こえる私たちは聞こえない方々とどう手を取り合って行くのか? そして、手話ってどうやったら上手くなるの?
そんなお話を、地元の方と一緒にいろいろお話しさせていただきます。

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須坂市聴覚障害者協会主催
「南瑠霞 講演会 〜 手話との出会いが人生をかえた」

【とき】
2019年2月9日(土)
受付12:45〜
講演13:30〜 (およそ2時間の予定です)
【ところ】
須坂市福祉会館(長野県須坂市大字須坂馬場1218)
【参加費】
須坂市内聴覚障害者協会及び手話関係者の皆さんは無料。
市外の方は500円。

【お申込み】
事前のお申し込みが可能な方は、
氏名・連絡先(FAX)・交通手段を明記の上、下記まで申込みください
申込先&問合せ:須坂市聴覚障害者協会事務局 FAX026-248-7599




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2019年02月08日

手話通訳士(者)をめざす 最短情熱2年コース(笑)


以前アップしていた記事ですが、最近お問い合わせが多いので、再度アップさせていただきます。

「 南さんの活動にとても興味があります。手話通訳士になるには、どんなふうにするといいですか? 」と、20代の方から、メールをいただきました。
本当に、ありがとうございます。
最近は、大学生の中にも、手話通訳士を目指す方が増えてきました。

「手話通訳士」というのは、厚生労働大臣公認資格で、全国レベルでの唯一の公的資格。この厚生労働省の資格を持つ人だけが、現在「手話通訳士」を名乗っています。また、国会議員選挙の政見放送などの手話通訳は、この資格を持った人が担当しています。
(手話通訳士と名乗っている方の中に、本当はこの資格を持った方でない方もおられるので、一般の方はよく判断が必要です。また、各都道府県には、手話通訳士とは別の県独自の登録通訳者もおられます。こちらも優秀な方々が大勢おられます。)

さて、そんな前置きはこれくらいにして。。。
最近では、若い方々もますます目を向けるようになってきた手話通訳士。どうすればなれるのでしょうか?

今日は、最短情熱(短期決戦)コースについて、熱く!!ご説明します。笑( これは、誰かの準備した勉強コースがあるわけでなく、こうすれば、2年で通訳士になれる可能性がある!という、例です。笑 )

南の時代、もともと、手話通訳士の資格はなかったのですが、私の場合で、手話を学び始めて2年で、大学3年のとき二十歳で、大阪府の登録通訳者になっています。
手話通訳士制度誕生以降も、手話を始めて2年で、手話通訳士になった友人がいます。
ですから、これは私が考える 短期2年コースということになります。笑

最初の1年は、とにかく手話と聞こえない人に出会いまくる。
○ 地域の手話サークルに行く。
○ 地域の手話講習会に行く。
○ このほか、カルチャーセンターなどでも、手話講座があるなら、違った教え方をしてくれる場合もあるので、試してみる。
○ 毎週の手話サークルや講習会などは、終了後まっすぐ帰らず、必ず、お茶や飲み会に混ぜてもらう。( このとき、聴者同士の友達づくりの輪に入らず、必ずろうの人がいるグループに入る。→ 実は、ここが、一番とってもすごく!!絶対に大事!! こういう場でこそ生きた聞こえない人の手話に触れられる。これなくして、本気の手話学習はない!!残業で、手話講座に遅れても、そのあとのお茶から参加すべし!!)
○ そこで、良き通訳の先輩やろうの友達を作る。
○ 次に、そうした先輩やろうの人に誘ってもらい、出来るだけたくさん、手話やろう者のイベントに出かける。( 地域の手話サークルの交流会とか、ろう者の親睦旅行とか、運が良ければ、全国手話通訳問題研究会とか、全国ろう者大会などにも誘ってもらえる。 )
○ また、それにも慣れてきたら、そういうイベントの運営のお手伝いをする。
○ これで、大体、みんながどんな考えをもち、どんな様子で、手話をしているかが、わかってくる。
○ こういう積極的な人は、周りにも歓迎され、かわいがられるので、初心者でも、かなりフットワーク良く、いろんな出会いを見つけることができる。
○ また、こういう人なら、周りの人が「次は通訳の勉強をしない?」と、必ず誘ってくれるはず。

2年目に、通訳の勉強をする。
○ ひきつづき、手話サークルや講習会に通う。
○ 地域の手話通訳者をめざして、まずは、がんばる。通訳者向けの勉強会もあるので、そういうものを教えてもらって、積極的に出かける。この場合、頼りになるのは、地域で手話通訳活動をしている聞こえる先輩。ぜひ、遠慮せず、いろいろ質問してみよう。
○ なお、地域の手話通訳・・・といっても、大きく2種類ある。
@ 東京なら、世田谷区・杉並区・・・など、自分の住んでいる区、全国的に言うと○○市などの地元自治体の登録通訳者を目指す。もよりの、市町村役場の福祉関係の課に問い合わせると、適切な連絡先を教えてもらえる。
A また、その上には、都道府県単位の、登録手話通訳者というのがある。全国の都道府県では、県庁を中心とした機関で、全県単位の通訳制度を設置しているところが多い。順番から言うと、市町村や、区の登録通訳者を経て、その上の都道府県単位の通訳者を目指すことになる。
○ しかし!!ここで、@に気を取られすぎると、さらに1年使ってしまうので、2年目は、@Aを同時に目指して動く。そして、通訳者向けの講座に、いろいろ通ってみる。(そういう講座は、市町村や、区、県などの通訳仲間で必ず開いてくれているので、それを探し当てよう。)
○ その中で、身近な手話通訳士に出会う。偶然会えなければ、「手話通訳士になりたいんです。先輩の手話通訳士の方は、どこにいますか?」と、周りの人に尋ねてでも会う。なんせ、現在、全国で現在3600人程度しかいない手話通訳士。偶然などを待っていてはいけない。自分で会いに行こう。(地方に行けばいくほど、手話通訳士の人は、期待されているし、地域の手話通訳活動の柱に立っている人がほとんどだから、ちょっと尋ねれば、すぐ見つかるはず。だから、必ず、見つけ出す。)
○ 本物の手話通訳士に会えれば、手話通訳士になるにはどうしたらいいか、適切なアドバイスを必ずくれる。東京にある、社福)聴力障害者情報文化センターに尋ねれば、手話通訳士試験の過去問題も手に入る。
○ そして!! そこまで進んだら、けして、一人で頑張らず、お互い手話通訳士を目指す仲間と一緒に、試験勉強をする。(そんな仲間をどうやって見つけるの?と聞く必要はない。ここに至るまでに、必ずいろんな人に出会っているはずだから、仲間はすでにいる。笑)
○ 手話通訳士試験は、実技と、ペーパーテストがある。実技は、地元の実地学習で頑張る。ペーパーテストは、仲間同士で、過去問題なども解き合いながら頑張る。わからないことができたら、必ず、手話通訳士の先輩に相談に乗ってもらう。
○ 地元の枠を一歩出て、県単位の人脈を見つけることは、手話通訳士を目指す人には、かなり有効。ただし、手話学習のために、県内を遠くまで移動しなければならない場合も多い。県庁所在地まで、毎週通うことも必要になるかも。人によっては、宿泊で勉強会に参加している人などもいると思う。

・・と、ざっと、これで2年です。
なお、私もそうですが、大学時代、ろうの友人ができて、毎日手話で話したり授業の通訳をしている人は、手話通訳士になる可能性が高いことも添えておきます。

なお、最初に戻って、お金の計算もしましょう。
☆ 手話サークル毎週1回、手話講座毎週1回、(カルチャーも、週1回行けるなら行く)/交流のお出かけ毎週1回(イベント以外、ろうの友達と街に出かけるものも含む。)  → これで、最低でも、1週間のうち3〜4日手話に触れる。その都度、サークルや講習会などの終わりには、必ずお茶に行ったとして、1回1000円〜2000円くらい。
☆ その他の土日のお出かけが、安く見積もっても1回5000円(ろうの人と一緒に映画などに行けば、おやつ代や映画鑑賞券、テーマ―パークに行けば、入場代などがかかる。飲み会などでも、3000円くらいは払うことになる。)
☆ この合計で、だいたい1週間1万円。1カ月で、4万円。年間50万円くらい
☆ このほかに、遠方の、手話通訳問題研究会や、ろう者大会に行くと、参加費や宿泊費、出かけた先でのこづかいも、かかる。笑 こういったものに、2カ月に1回、5万円払ったとして・・・・ 年間、30万円。
☆ カルチャーの授業料も、含めると、だいたい3か月で2〜3万。年間10〜12万。
☆ これらをすべて合計すると、年間90〜100万円くらい。
☆ 2年目も同じ。

これを、必死の勉強ではなく、楽しんで2年間続けられれば、手話通訳士にならずとも、手話事情やろうの人のことも良くわかり心にも身にも入ってきますね。こういう方は、豊かな手話の話し手になることでしょう。

一方、期間・費用については、手話通訳を目指す、専門学校でも同じ。こちらに通っても、週5日くらい、2年で卒業できる。ろうの先生も、耳の聞こえる通訳者の先生もいる。
これもやはり、授業料は、年間7〜80万円から100万円くらい。( 国公立なら、10〜20万円=国立リハビリテーションセンター(埼玉県) )
だが、専門学校は、全国的にも数が限られているので、必ず、一人暮らしを強いられると想定すれば、授業料のほかに、一人分の家賃・生活費等が加算されることになる。月15万円くらいを予定したとして、1年で180万円くらい。2年で360万円くらいの出費が、さらにありそう。節約上手なら、もう少し抑えられるか?笑
それはそうとして、もちろん、学校に通えば、最新情報ももらえ、手話学習のツボも外さないという点で、メリットは大きい。
ただ、ここには、一つ落とし穴もある。学校に通って、よく失敗するのは「≪授業に出ただけで、勉強した気になり≫、実際のところ、手話が意外に身についていない。」という事態に陥ることだ。平たく言えば、自分の努力をおこたれば、どんなに毎日学校に通っても手話は下手なままだということだ。
手話は、言葉の学習なので、先生の話を見ただけ、聞いただけで、終わりではない。自分と相手が話し、通じ合えて、はじめて習得したといえる。単に単位修得のために出席日数をかせいでも、手話自体が身についていなければ、手話通訳士にはなれないという点について、肝に銘じておきたい。
専門学校に行く気なら、習ったことは、次の日には、すべて暗記して人に説明することができる。学んだ手話は、その日の晩、体が覚えこむまで、何度も自分で特訓する。そういう気持ちがないと、貴重な時間が無駄になる。
せっかく、学校に通うなら、ぜひそういうことも心がけ、自分の体に、手話をしっかりつかんでほしい。

そんなわけで、手話通訳士を目指すなら、実際に手話ワールドに入り、聞こえない人や通訳者と、たくさん出会うということが、最高のテキスト。これが、本気の2年です。
どうでしょうか?

さて、こうしたことを書かせてもらいながら、私はいつも思うことがあります。
上記の文章を全体的に見渡すと、結局、手話通訳士を目指すということは、英語などの外国語通訳を目指すのと、同じ過程が必要なことが、わかってきます。
手話通訳士になるには、外国語大学に通うとか、海外留学するとか、それと同じようなイメージで取り組んだほうが、自然なのかもしれません。まずは最初に、言葉のシャワーを浴び、その言語環境を体感する。次に、それをベースに、通訳の仕方・あり方を学ぶという流れです。
これは、外国語を学ぶ際の王道であり、こうしたことは、机の上の勉強だけでは、身につけられないこともたくさんあります。
現在、外国語通訳として活躍しておられる方は、みなさん、学校やテキストだけで学んだ語学でなく、実際に留学などをされて、相手の国の言葉を、文化も含め丸ごとナチュラルな環境で身につけられた方も多いかと思います。そういうベースがあって、はじめて、2つの言語の間を行き来する、通訳者になっておられるんですね。
手話学習では、もちろん、障害者の福祉・法律・制度なども習いますし、現場ではそういった理解も、とてもとても大切です。でも、たとえば、ホームヘルパーとか、専門学校で福祉の資格を得るなどに比べると、さらにもう一歩「情熱」や「言語や通訳能力そのもの」が、求められそうです。

若い方なら、来年の進路なども、そろそろ考える時期ですね。
ぜひ、選択肢の一つに、「手話」!! 考えてみてください。

なお、常にお伝えし続けていますが、「手話を学ぶ」ことと「手話通訳者を目指す」こととは、同義語ではないと私は考えます。言葉や文化、人との出会いは、まず心から。手話もまた言語の一つとして、人と人が思いを伝え合い、コミュニケーションを取り合うためにあるもの。まずは、通じ合う喜びあっての学びだと思います。そこは、外さず、ぜひ、もっとやれそうだと思う方は、手話通訳士(手話通訳者)にチャレンジしてみてください。

今日も、長文を読んでいただいて、ありがとうございます。

南 瑠霞 (手話通訳士600番〜手話通訳士名簿をみると、本名がわかります。汗笑)


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本日は、ここにいます。笑



posted by 南 瑠霞 at 18:45| 東京 ☀| 手話を学ぶ心 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月05日

手話あいらんどTVクロスカルチャー「きいろぐみを立ち上げた3つの理由」


手話あいらんどTVクロスカルチャー。
今回は、きいろぐみ2019年新春手話ライブで撮影した3本目の手話動画をご紹介します。
当日は、たくさんの皆さんにきていただきました。ありがとうございます。映像にあなたの笑顔も写っているかもしれません。ぜひ楽しみに見てくださいね。客席には、現在人気急上昇中の若手新人の役者さんもいますよ。みつけられるかな?笑

さて、手話パフォーマンスきいろぐみ30周年。
きいろぐみを立ち上げた3つの理由をご覧ください。



(簡単な内容)
手話あいらんどTVクロスカルチャー!!
今日は、手話パフォーマンスきいろぐみの、手話ライブ会場からお届けしています!!

ことぷきです。ろう者です。
南 瑠霞です。聴こえます。
よろしくお願いします。

30年前というと、ことぷきは、ろう学校の幼稚部か小学部低学年でした。
青森の実家に帰ると、アルバムにその頃の自分の写真がいっぱいあって、すごく頭も体も大きい僕が写っていて、ぜーんぶほっぺがリンゴのように真っ赤っか。笑 これ、忘れられません。

その頃、きいろぐみは、初めての手話ライブを開催しました。
聴者2人、ろう者1人の3人で、その時のお客さんは24人でした。小さなライブハウスでした。

今、きいろぐみのメンバーは、30人。半数がろう者。このメンバーで、全国を回っています。その活動が広がり、今ではこんなに大きなライブハウスで、たくさんの人が集まってくれています。
本当にうれしいですね。

きいろぐみを、立ち上げたのには、理由があるの?

きっかけは、大きく3つあります。

1つ目は、みなさんもいつも見てくださって、感じておられるかもしれませんが、手話がとても映像的で素晴らしいということ。この聞こえない人の言葉が、聞こえる人にも感動を与えると思って、この感動をみんなで分かち合えればいいなと思ったことです。これが、きいろぐみを立ち上げた一番大きな理由です。

2つ目は、手話通訳の現場でのこと。以前、区役所のイベントで、ロックミュージシャンのステージで通訳に就いたら、そのアーティストの人が「手話はじゃまだからあっち行って。」と言ったのです。ろう者や手話関係の人から見たら、とても腹の立つ話ですよね。アーティストにも言い分があって、「手話が目立つのは困る。僕のコンサートなのに、聞こえる人もみんな手話を見てるじゃないか。俺はどうなるの?」と言われたのです。
その時、私は手話がつくと、演出も変わってしまうということに気づいたし、演ずる人と手話を表現する人が同じであれば、ろうの人も聞こえる人も、みんなが同じものを見て楽しめるのに。と思いました。

3つ目に、女性講談師の方に手話通訳についた時のことです。内容はとてもいい民話で、私はエンターテイメントの通訳がとても好きで、ノリノリで、本人の口調に合わせて、とてもいい通訳ができたと思います。女性講談師の方と互いに空気もつかみあえて、よかったなと思って控室に戻ると、年配のろうの女性がきました。「本当に、今日の手話通訳は良かった。こんな感動的ないい話を手話で見られたのは、初めて。生きてて良かった。」と言ってくれました。私もそれを聞いて、今日の通訳はうまくできた!と思いました。
ところが、その方に話には続きがありました。とても大事な話でした。「私は耳が聞こえず、今日は手話を見て、ストーリーもとてもよくわかったけど、いま思い出してみると、この頭に残っているのは、通訳のあなたの顔。話した本人の顔は、ほとんどイメージにないわ。」そう言われました。
私はその時目が覚めました。聞こえない人にとって、手話がついて内容がわかるだけが全てではない。聞こえない人は、本人が見たいんだ。ということです。なのに、私はいい手話通訳ができて喜んでいた。
ここでも、演じる人と手話をする人は、同じ方がいいんだ!と思いました。みんなが同じものを見てこそ楽しめるんだなと思いました。

それで、当時、みんなで話し合い、みんなが手話で演じる集団を作ろうということになったんです。それが1989年でした。
立ち上げて30年というと、様々な活動や悩みやいいこともいっぱいあったと思うけど、それが、積み重なっての、30年ということですね。

いまは、若い人たちも、全国で手話パフォーマンス集団を作っているけど、そいういうみんなにも負けないように、頑張っていきたいですね。

ろう者と聴者がともに助け合い、手話のワールドを作っていきたいです。来てくださったお客さんたちもともに、触れ合いながら活動が育っていけば素晴らしい。そうやって、手話の夢がいっぱい配っていければいいなと思います。これからも、よろしくお願いします。

また、お会いしましょう。さようなら〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

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提供 : 手話あいらんど手話教室
https://www.shuwa-island.jp/kyoshitsu/
出演 : 南 瑠霞 ・ ことぷき
撮影 : リサ
編集 : 蓮子 都




posted by 南 瑠霞 at 20:17| 東京 ☁| 手話あいらんどTV〜島民通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月04日

ヤーンボンビング自転車


街中のものを、カラフルな編み物でくるんでしまうアート活動があるそうです。ヤーンボンビングと呼ぶそうです。
先週逗子に行ったら、こんな自転車を見つけました!!すごい!!

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「自転車」という手話は、両手でグーを作り、ペダルを交互にこぐ様子を表現しています。

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「自転車」「三輪車」「自転車に乗る」「ペダルをこぐ」(C)手話あいらんど






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2019年02月01日

どうしても放っておけない学校の先生方の姿勢


手話通訳士が育ちにくいと言われ、全国的に手話通訳のできる人が少ない!!という訴えが、耳に入ってきます。
今年も1月31日、手話通訳士試験の合格者が発表されました。
第30回手話通訳士試験は、受験者数が1105人、合格者108人。合格率は9.8%。
このうちで、20代の合格者は13人。30代13人。40代38人。50代36人。60歳以上8人。となっています。
若い人が少ない!!と感じる方も多いと思います。

ここで将来的に、子供の学力や人生や価値観に大いに影響を与える小中学校の先生方に、一人の手話通訳士として大いにお願いがあります。
「学校の授業では、手話の存在を大事に扱ってください。」
その思いがつながって、将来の良き手話通訳者が生まれるのです。あなたが、大事にしなかった言葉は、子供達にそのように価値低く映り、子供達は手話通訳になど見向きもしなくなる可能性がある!と私が思うからです。

さて、ここで大事にする、大事にしないとはどいうことかを、例もあげながら、考えたいと思います。

例えば英語の授業を考えてみましょう。
もし、先生が、小中学校の英語の授業でいい加減な前置詞や文法、間違ったスペルなどを教えたら、間違いなく大問題となります。ましてや発音は、今や最低でもCDやDVD、余裕のある学校なら、ネイティブの先生を交えてコミュニケーションの時間を持っているところもたくさんあると思います。この英語に対する取り組みは、今、全国的また一般的な常識かと思います。
子供に間違えた英語などを教えるなんて、とんでもないからです。子供達には、受験もさることながら、どうせ学ぶなら正しく、そしてネイティブの方に会っても通じ合える豊かでナチュラルな表現を学んで欲しいと、多くの人が願っているのではないでしょうか?

一方、手話について私たちが肌で感じるところとしてお伝えするなら、実は、様々な学校等にお邪魔すると、多くの学校が手話の歌を取り入れたりしていますが、その手話は、地域の通訳者やろうの方が教えたものではない場合もたくさんあります。先生が聞きかじった知識だけで、手話の本などを見て、文法も考えずに単語だけ並べて指導していたりする例をたくさん見てきました。泣
手話の挨拶や簡単な文なども、同様に、先生方がちょっと手話辞典などを調べて、確かなこともわからないまま指導しているケースがままあります。そうした先生方は、手話が動かす方向によって正反対の意味になる場合もあるなど想像もされていないようです。また、ひどい場合、表しておられる先生の手話単語自体が、間違えている!ということもあり、子供達がまた、それを覚えて使ってしまっていたり・・・汗
そして、そのような先生方は、明らかに、自分が手話を話すのが苦手で、実はよくわかっておられないので、地元のろうの方がすぐ近くにいるにもかかわらず、ご挨拶をされたこともないという方もおられます。
これは、南が見たほんの一部の学校だけではないか?と思う方もおられるかもしれませんが、もちろん、これは2件や3件ではありません。同じ手話の現場におられる方なら、少なからずそのような場面に出くわしたという方もおられるはずです。
また、さらにいうなら、もし万が一、英語であったとして、たった1校でも、このような責任の所在の分からない授業をする学校があったなら、あなたは、どう思うでしょうか?

念のためにお伝えしておきますが、英語でも手話でも、向く子向かない子はいますし、なんのために学びたいかも違うし、ほんの少し、単語だけでもわかれば嬉しいという子供もいるのは、同じであり、価値あることと思います。
また、たとえその子が、言葉を間違えて覚えたとしても、異文化異言語に触れることは、それ自体がその子の人生を豊かにしてくれるものだと思いますので、今は、その指導成果・結果などを問うているわけではありません。
問題は、指導している先生の側の姿勢と、ものの見方です。

さて、話を戻して、英語と手話。同じ言語でありながら、なぜここまで、学校で、先生方の言葉に向ける姿勢が、違うのでしょうか?
英語は文法が違っては大問題。手話は単語さえも間違えて教えてしまっても、それで指導したことになってしまっている・・・
そしてそれは、本当に子供達に、聞こえない人々との出会いを、手話を通じて大事にしてほしいと願うべき教師としての姿でしょうか?
私は、あきらかに、一部の先生方の中に、手話をいい加減に扱っている姿勢があると、感じます。先生方に問います。これ、あなたならどう思いますか?

一方、最近では、だんだん そうした問題に気づく先生方も増えてきたのは事実です。「教師なんだから最低でも手話通訳士程度の力を持った上で教えたい(=小学校教諭には小学校教諭の免許がある/音楽教諭には音楽の免許がある。だから手話にも指導者の能力が必要だと考える)」とか 「聞きかじりの自分が教えるのでなく 地域のろうの方との出会いがつなげる授業を考えたい。地元のろうの指導者や通訳の方にきていただいて教えてもらいたい。」と 考える人に 時々お会いするようになって来ました。
これは、私の中では、とても熱く暖かく嬉しいことで、こうした先生方から手話の指導を受けた子供達は、ほんの短い時間でも、同じように手話を大事なのだと感じ、実際のろうの方や通訳者の方に会えば、直に感じられることもあり、子供達なりに何かを心に留めてくれるようになるのではないでしょうか?そうした子供の何人かに一人が、手話について自然に学びを深め、手話通訳に興味を持ったり、手話通訳者を目指したりしてくれるようになるのだと思います。

私たちは、子供の頃、親や学校から様々な教材や価値観や思いを与えられて大人になります。いまの世はおそらくそうやって、10年20年そしてもっと前からの願いを授かった子ども達が、大人になって実現しているのだと思います。大人であるあなたも私も、その一人かもしれません。

そんな中、手話通訳者不足については、いますぐできることを、私たちも取り組み、もっともっと明るく元気な現場にして行きたいですが、学校の先生方には今一度、手話の授業のあり方を見直していただきたいのです。

あなたの授業は、子供達の将来につながっています。
手話は、日本に生まれた私たちが日々使う日本語や、必死に学ぶ英語などの外国語と同様、聞こえない人にとって大事な言葉です。
私の友人の日系人が話すスペイン語や、ポルトガル語や、すぐ近くの韓国の言葉も中国の言葉も、私の知り合いが勉強しているピリピノ語も、インドネシアの言葉も、様々な言葉も、皆その地で先人から授かり、共に生きて心を通い合わすために人々が使っている大切な言語です。

先生、あなたは手話もそんな大事な言語だと思ってくださっていますか?


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本題とは、関係ありませんが、アボカドに隠れたその下のハンバーグが好きなのです。ケールも美味しかった!笑



posted by 南 瑠霞 at 19:27| 東京 ☀| 手話を学ぶ心 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月31日

手話通訳士試験は、本当に難しいのか?汗


1月31日 第30回手話通訳士試験の合格者が発表されました。
あなたの番号もありましたか?

「手話通訳士試験って、難しいですか?」「手話通訳士になるのは、難しいですよね?」
と よく聞かれます。
確かに、手話通訳士は、一つのきちんとした国の資格なので、それなりの能力が必要です。
きちんとした知識や、手話のできない人に資格を与えても、その人は現場で求められる責任ある通訳をしてくれないとなると、それは聞こえない方にとって重大な問題です。資格にはそれなりの意味があると考えれば、きちんと勉強し、内容の伴った人でなければ資格は与えられません。

また、例えば手話の専門学校の授業に全部出席して単位が取れたとしても、その内容が身についていなければ、同様に、資格を取ることは出来ません。汗汗

今年度の手話通訳士試験は、受験者数が1105人、合格者108人。合格率は9.8%でした。
この数字だけ見ると、それなりに、合格率の低い資格試験の一つではあります。

でも、私は、手話通訳士試験は、それほど難しい試験だとは思いません。
例えば、全国の教員採用試験や、お医者さん、看護師さん、弁護士などの試験と比べたら、
明らかに、そもそもの試験範囲が、圧倒的にとても少ないからです!!

筆記試験については、
@ きちんとした国語の理解力があり、言葉に対する良識があり、
A 聴覚障害者に関わる基礎知識や歴史一般と、
B 聴覚障害者に関する福祉や法律の概略を理解し、
C 手話通訳者としての一般的な倫理感覚があれば、
多くの人に、合格の可能性があります。

この範囲は、本一冊程度にまとめられ、様々なところで、専門の講習なども開かれています。先輩方が、まとめて下さったこうした内容を、ほぼ網羅すれば、決して怖い試験ではありません。

また、手話の実際の通訳技術についても、同じ日本国内で使われている言語の一つだと考えれば、英語やフランス語など、海外の言葉を学ぶよりずっと身近に触れることができるものです。
互いに日本語も通じ合いやすい発想の中で学べる点を考えれば、不安材料も少なく、条件的にかなり整った環境にあります。
やる気になれば、あなたの街に!!ろうの人がいて、友達になれば、様々な交流が持てる!ということです。

多くの言語の専門家を目指す人たちは、アメリカや、ヨーロッパや、中国や、様々なその言語圏内に留学し、お金をかけて、親元や家族とも離れ、その言葉を話している人たちの暮らしの中に入る努力をして、その言語を身に着けています。
それが、なんと、自分の住む町や、同じ県内で済んでしまうとなれば、他の言語と比べても、必要な環境を確保しやすく、実は、自分のすぐ隣に、手話がある!ということに、気付けると思います。

『手話通訳士になりたい』と言っても、その人によって、立場や状況も様々かもしれません。

おそらく、本当に「手話通訳士になる」人は、こうした環境の中で過ごすことを自分のものとし、多くの聴こえない人とともに、会話も、又、悩みも互いに分け合いながら、過ごしている場合が多いかと思います。
つまり、ろうの方と友達になり、日頃、楽しく手話でおしゃべりし、聴こえない方々と、日々、喜びも悩みも共にしている。ということですね。

一方、「手話通訳士ってどんな資格だろう?」とか、「手話を学んだらすぐに手話通訳士になれるのかな?」と、漠然と思い描いている方もいるかもしれません。

そういった後者の皆さんが、「手話通訳士になりたいな。」と思っておられる場合には、
ぜひ、地元のろうの皆さんと積極的に出会う努力をし、その皆さんと豊かに交流し合うこと。そのうえで、上記の筆記試験の内容をクリアすること。
これを、乗り越えれば、手話通訳士になれる可能性が広がるということを、お伝えしたいと思います。

また、手話通訳士を目指さなくても、ろうの方とは、豊かなお友達になれますし、手話がうまくならなくても、通じる範囲で楽しく交流することもできると思います。
手話通訳士を目指さない人に、手話を学ぶ資格がない、・・なんて思う必要がないということもお伝えしたいです!!笑

「手話通訳士試験は難しいですか?」と、尋ねて下さる方の中には、「手話を学ぶ」=「手話通訳士を目指す」と、思いこんでおられる方もいるようです。
でも、それって、ちょっと本末転倒!!
資格のために学ぶ前に、目の前にいるろうの方と友達になり、様々な交流を持つこと、その思いを伝え合う手段の一つが手話なのだということも、大事にしていただきたいと思います。

『手話通訳士試験は、難しいですか?』と、尋ねられたら、私は、「あなたの、手話を学ぶ目標は、なんですか?」と、多くの場合、質問返ししています。笑
意味なく、何でもかんでも「手話通訳士」を目指すより、多くの方には、まず、出会いと触れ合いを大事にしていただきたいと思うからです。

そのうえで、本当に、「手話の能力を本格的に通訳の域まで高めたい」「言語としての手話を、ある程度形になるまで学びたい」「本気で、手話通訳士として、聴こえない人の役に立ちたい」そう思ったあなたには、手話通訳士の試験は、もう、そんなに難しいものではなくなっているはずです。
そんなあなたは、思いを支えるだけの、聴こえない方との心の交流や、そこから積み重ねた裏付けのある能力が、育ち始めているはずだからです。

今年、その「心」のハードルを乗り越えたのは、108人。
それは、いよいよ本格的通訳のステージに立ったということでもあります。ここからの修行の方がもっともっと出会いは広く、時間も長い。
「手話通訳士試験は、本当に難しいのか?」「本当の手話通訳者とは何か?」を、ともに探る資格をあなたは得たのです。
いやいや、現場にはいろいろあります。ぜひ、一緒に試行錯誤しながら、良き道を切り開いて行きましょう。
そこに、あなたの手話通訳の力を待っている人がいます。
おめでとうございます。


※ 南 瑠霞:手話通訳士600番
(手話通訳士の名簿をみると、南の本名がわかります。笑)



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南 瑠霞の手話通訳士講座。みんなで共に学びあうから、元気になれる!!

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posted by 南 瑠霞 at 20:39| 東京 ☔| 手話を学ぶ心 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月30日


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以前 旅の途中で嬬恋村付近から撮影した 雪山の写真です。
多分、浅間山だと思います。
いまの時期、東京でもいつ雪が降ってもいいように、私の車もスタッドレスを履いています。

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「雪」(C)手話あいらんど
雪という手話は、人差し指で歯を示して「白」を表し、そのあと指で輪を作って、上からひらひらと降ってくる雪の様子を表現します。





posted by 南 瑠霞 at 11:39| 東京 ☀| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年度短大手話講義修了!!わぉ!!


1月最後の週 短大の今年度最後の手話の授業が、終了しました!!
深い緑色でこんもりしていた中庭のもみじの大木も、すっかり葉を落とし、みんなの卒業を見守っています。

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暖かかった季節には、学生たちが、おやつやランチを食べていた白いテーブルにも、いまは人影がありませんが、最終日の空は快晴!!
気持ちのいい1日でした。

最後の授業は、みんなで、お菓子を食べながら手話でおしゃべり。
授業で様々な体験やテストもしたり、いろんなレポートも書いてもらいましたが、実は、この最終日のために毎週の手話学習を進めてきたと言っても言い過ぎではありません。
この日、みんなは「南先生の歳はいくつ?」「 私は卒業したら留学します。」「僕は手話の授業は、難しかった。」などと、覚えた手話で話してくれて、そして、質問に答える私の声のない手話も、みんなが助け合って、読み取ってくれました。「え?なに?わからない」と、簡単な手話が、とっさに手に出ることが、この半年(と言っても実は、後期は10月から始まったので1月最後まででまるまる4ヶ月!)の時間の意味だと感じます。
手話は、大事な会話や通訳などの場面でも大切ですが、その前に!!気軽なお茶などの場面でくだらないおしゃべりをするためにこそ、大いにあると思います。そこに聞こえる人も聞こえない人もいて、一緒に話せるのが楽しいのです。そして、それを秋から積み重ね、実現してくれた今年の学生たちにも、心から感謝です。
やれば出来る!でも、そう強く思わず、なんだか毎週見ていたら、半年後にはちょこっと話せて、人の手話の意味がなんだかわかる気がしてきた・・。それは、若者たちの心の中に、きっと素敵な思い出になってくれるのではないかと思います。

学生たちは、やがて保育士や幼稚園の先生、介護の専門家として、社会に出て行きます。
手話は使わなければいつしか忘れて行くかもしれませんが、この授業に参加したことはぜひ覚えていて、また、聞こえない子供達や保護者の方々とお会いしたとき、何かの手がかりを思い出してもらえれば素敵だなと願っています。
半年間お疲れ様でした。
ありがとう。

10月から、後期15回の授業の度に記録した紅葉の大木の変化です。ご覧ください。

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(冬休み)

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私は晴れ女ですので、もちろん、15回の授業は全て晴れ!でした。笑
学生たちもぜひ、晴れやかな顔で卒業して行って欲しいです。
一緒に楽しく手話を学んでくれて、ありがとう!!





posted by 南 瑠霞 at 10:55| 東京 ☀| 学校手話指導〜秋のもみじ通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする