2017年02月19日

千葉ろう学校公演 御礼!!


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昨日、2月18日(土)
手話パフォーマンスきいろぐみは、
千葉ろう学校に呼んでいただき、
200人を超える、生徒・保護者の皆さんを前に、
手話パフォーマンスのステージをさせていただきました。

会場では、生徒たちが事前に覚えてくれていたという、
私たちのオリジナルソング「この手で歌おう指文字の歌」も披露。
なんと、体育館の全員がみんなで一緒に、手と声で歌ってくれて、
ステージに立っている私たちの側から見たほうが、圧巻!!
という、一コマも!!!!!

地元千葉県出身のろう者中嶋元美ちゃんも、
たくさんのろうの生徒たちを前に、自分の体験談を語り、
子供たちと心を一つにするなど、
心温まる、パワフルなステージとなりました。

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終了後には、保護者や先生の皆さんから、
「涙が出た」「感動した」などのお声がけもいただき、
生徒たちも私たちの周りに集まってきてくれて、
皆さんとたくさんのお話をさせていただきました。
子供たちが、未来に向かって、目を輝かせている姿に、
私たち自身も、たくさんの感動をいただきました。
本当にありがとうございました!!
ここからも、元気に!ともに!!

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だんだん春の近づく2月の千葉。
葉の落ちた枯れ木のように見える木々にも、
間もなく芽吹く葉の芽が、青空の下で膨らみつつあります。


posted by 南 瑠霞 at 12:34| 東京 ☀| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月10日

手話あいらんどTVクロスカルチャー「デフリンピックを応援しよう!!」


手話あいらんどTVクロスカルチャ―!!
今回は、ろう者のことぷきが、デフリンピックのお話をします。
手話パフォーマンスきいろぐみの新年手話ライブ会場から、お届けします。
で!!
実は、私たちの衣装は、みんな顔色などとのバランスを見て、
それぞれのカラーが決まっています。
青の似合う人、ピンクの似合う人、
きいろやオレンジの人などいろいろいるのですが、
偶然、私とことぷきは、濃い紫が顔色に映える色。
これが二人並ぶと、逆になんか微妙なバランスなんですが、
それはそれとして、お楽しみください。笑



(簡単な内容)
手話あいらんどTVクロスカルチャ――――!!
ことぷきです。ろう者です。
南 瑠霞です。聞こえます。
今回は、手話パフォーマンスきいろぐみの手話ライブ会場からお届けしています。
イエ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜イ!!

今回の手話ライブのタイトルは、
「目指せ東京2020!!僕らはサインサポーター」
手話の舞台から、スポーツを応援しようというテーマです。

今日は、3日目のライブ、大勢の皆さん、
来てくださって、本当にありがとう。

今日は、デフリンピックのお話をします。
みなさん、「デフリンピック」って、知ってますか?
知らない方も半分くらい いますね。
デフリンピックというのは、4年に1度、
世界のろう者が集まるスポーツの祭典です。
2017年今年は、トルコで開かれる予定で、
4年前はブルガリアで開催されました。

僕は、8年前2009年に、
台湾で開かれたデフリンピックを見るため、
台北に行きました。
僕の会社の中に、ろう者女子のデフリンピック選手に選ばれた人がいて、
その人を応援するため、デフリンピックに行きました。
最初に、開会式に入るためにチケットが必要でした。
台湾について、チケットを買おうとしたのですが、
まわりは、中国語ばかり。
漢字がいっぱい並んでいてよくわからない。
1日かかって探したのに、チケットの入手方法が分からず、
最後にとうとう売り切れたといわれました。
ふと見ると、路上に、たまたま知らない人が、
「チケットが1枚残ってますよ〜」 と、振っていて、
みんなもどっと集まっています。
だけど・・・・僕たちは、友達と二人、チケットは1枚・・・。
すると、友達が、「せっかく来たんだから、買え。」
と言ってくれて、
僕がそのチケットをゲットしました。
友達は、会場の外で待っていると言ってくれて、
僕は、開会式に入りました。

中で見たのがこれです。
【写真】「千手観音」

10年前くらいに、日本でも話題になった、
中国のろう者劇団の「千手観音」です。
日本に来た時、私たちも見て感動しましたよね。
全員のリズムもタイミングも合って、華やかな演技。
彼女たちが、台湾の開会式に来たのです。

次の写真はこれ。
【写真】 「ジェット・リーのあいさつの様子」

ジェット・リーは、少林寺の映画に出た方です。
ことぷきもこの人のファンで、とてもうれしかった!
手話でのあいさつは、なかったです。
ジャッキー・チェンさんが来る予定だったのですが、
都合により、ジェットリーさんが来たようでした。

その時の会場の様子です。
【写真】 「開催式のスクリーン」

広い会場の両端には、2機の大きなスクリーンが用意され、
台湾の手話と国際手話の通訳が出ていました。
その様子です。

最後の写真はこれ。
【写真】「日本選手団の入場シーン」

日本選手団が入場してきた時の様子です。
たくさんメンバ―による、
熱気にあふれた入場行進でした。

最後に、台湾の選手団も入ってきて、
僕の席の周りの人が、全員急にどばーっと立ち上がり、
うわあ、ここは、台湾人の応援席だ!!とわかり、
僕も、慌てて立ちあがって手を振りました。笑

デフリンピックに行って、
本当に、楽しかったです。

で、デフリンピック来年は…
あ、間違えた、間違えた〜〜〜〜〜!!
ごちゃごちゃになっちゃった。
あ、でもこのまま放送しまーす。
皆さんお楽しみに―――!!笑

デフリンピックの入場行進では、
会社の女子の友達とも、バッチリ目がありました!!
その友達も出ている DVDがあります。
これです。

【DVDパッケージ】
「アイ・コンタクト もう一つのなでしこジャパン
〜 ろう者女子サッカー」

会社の友達は、デフ女子サッカーの選手だったんです。

いま、2020年の東京オリンピックに向かって
日本もいろんな準備を進めています。
そして!!2021年は、デフリンピックの年です!!
2021のデフリンピックの場所はまだ決まっていないので、
日本にデフリンピックが来てくれるように、祈ってください!!!!

また、お会いしましょう。
さようなら〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

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【提供】 手話あいらんど手話教室
【出演】 南 瑠霞・ことぷき
【構成】 南 瑠霞
【撮影】 大石リサ
【編集】 蓮子 都



posted by 南 瑠霞 at 08:59| 東京 🌁| 手話あいらんどTV〜島民通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月04日

短大最後の授業は茶話会!!


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2017年2月、神奈川県の短大の中庭のもみじの木

今週の神奈川県の短大は、今季最後の授業でした。
3年生のみんなは、今週ほぼすべての授業が終了、
いよいよ、卒業式も目の前です。
みんな、2年間の学生生活は、楽しかったですか?
保育などの幼児教育を目指す皆さんの学校では、
かわいい壁面創作や、ペープサート、エプロンシアターなどの、
子供向けのアイディアあふれる授業もあり、
私も一緒に教えてもらいたいな〜と思うことが、
しばしばあります。
そんな皆さんの、楽しい発想で、
手話の授業も、半年元気に受けてくれて、
全員無事、単位を修得しての終了となりました。

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今週の手話の授業は、茶話会。
お茶やジュースも持ち込んで、
手話でみんなが、いろんなことを話してくれました。
みんなの行きたい国や県、卒業後の進路なども、
ここまで学んだ手話で、教えてくれて、
楽しいひと時となりました。

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4限クラスは、人数が多かった!!
みんな、最後までついてきてくれて、ありがとう!!

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5限クラスは、人数が少なく、みんなが個性的でした。
毎週おしゃべりが楽しかったですね。

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最後に、みんなから、手話についての質問などもたくさん書いてもらいました。
ここから、1つずつ、このブログの中で答えていこうと思います。
どうぞ、お楽しみに!!
本当に、ありがとう。

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みんなが寄せ書きをくれて、
楽しんで手話の授業に参加してくれたことがわかり、
さらにうれしく!!!
ありがとう。

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毎週持って行っていたお弁当も、
今週でいったんお休み!!
頑張った自分!!ごちそうさまでした。笑

学生たちの元気な笑顔に、さらにパワーをもらって、
私もまた、新しい春に向かって前進できそうです。
みんな、本当に、ありがとう!!
質問の答え、このブログで、少しずつ書いていくので、
楽しみにしていてください。




posted by 南 瑠霞 at 09:41| 東京 ☀| 学校手話指導〜秋のもみじ通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月03日

埼玉県で手話言語条例制定記念イベント!!


2日、埼玉県で開かれた 手話言語条例制定記念イベント
「彩の国手話フェスタ2017」に、行ってきました!!
平日の昼間にもかかわらず、400人以上の方が会場に詰め掛け、
地元の関心の高さが伝わってきました!!

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基調講演を担当された北海道石狩市長 田岡克介さん。
地元アイヌ文化とアイヌの言語の歴史から学び、感じてきたものも礎に、
市民と作り上げてきた「手話言語条例」の在り方が、語られ、
熱い思いが伝わってきました。

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舞台には、県下で手話言語条例を制定した、
埼玉県、三芳町、朝霞市、富士見市の方も登壇され、
対談が行われました。

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司会は、全日本ろうあ連盟事務局長の、久松三二さん。
わかりやすく、柔らかい語り口で、皆さんの対談をまとめておられました。

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私たち手話パフォーマンスきいろぐみの、ろう者代表ヤス(戸田康之)が、
地元聴覚障害者協会会長を務める
朝霞市の担当の方も、壇上から、現状の報告をされました。
全国でも最初に、ろう者の持つ伝統的「日本手話」に的を絞っての、
条例となった点を、ていねいに紹介されていました。

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埼玉県聴覚障害者協会代表理事の小出真一郎さんからは、
県という立場からの意見。
ここからもっともっと多くの方々に手話が広がり、
通訳者の養成が充実し、
学校教育の場でも子供たちが興味を持って手話に触れていけるようにと、
願いが語られました。

このほか、三芳町の林伊佐雄町長からも、
周辺地域をリードしながらまとめてきた手話言語条例についての、
経緯が語られ、
それを受けた富士見市の方も、
地元の状況を紹介してくださいました。

まだまだ、様々な問題も指摘されている手話言語条例ですが、
埼玉県の各自治体の皆さんが、地元当事者である聴覚障碍者・ろう者の皆さんと、
手を取り合って、ここまで条例制定を進めてきた様子が分かり、
暖かい思いのこもった、イベントでした。
本当に、伺って、よかったと思いました。

埼玉県下では、このほか、
三郷市、桶川市、ふじみ野市でも、手話言語条例が制定されています。

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県立坂戸ろう学園の生徒たちによる太鼓演奏。
子供たちの元気なばちさばきで、会場全体に太鼓の音が響きました!!
さわやかな気持ちになりました。

私は2013年12月に、埼玉県の手話言語条例化に向けての、
シンポジウムの会場にも、勉強のため、伺っています。
http://minamiruruka.seesaa.net/article/383483154.html
それがいよいよ実現し、こうして、県下に輪を広げている様子を拝見し、
素晴らしいエネルギーを感じました。



posted by 南 瑠霞 at 00:01| 東京 ☀| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月01日

手話あいらんどTVクロスカルチャー「スマホ手話対応窓口のお話」


手話あいらんどTVクロスカルチャーは、
今回も、手話パフォーマンスきいろぐみ新春手話ライブ会場からの
映像です。
スマホを購入する際、耳の聞こえない人は、
手話対応窓口を利用することもよくあります。
そこで、どんな様子が繰り広げられているのかというと…
ちょっと見てみてください。
ろう者の河内健治と、南 瑠霞がお伝えします。



(簡単な内容)
手話あいらんどTVクロスカルチャー!!
今日は、2017年1月。
渋谷、手話パフォーマンスきいろぐみの手話ライブ会場から、
お届けしています〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
たくさんの皆さん、ありがとう〜〜〜〜!!

河内健治です。ろう者です。
南 瑠霞です。聞こえます。

最近は、ほとんどの人がスマホを使っていると思います。
南は、機械音痴なので、スマホを申し込むとき、混み合った窓口では、
慌てて、きちんと話が聞けません。
ですから、最近は、郊外の埼玉などに行って、
お客様が少なくて、
わからなくてもゆとりをもって教えてもらえる環境のところで、
購入しています。笑

河内は・・・
スマホというと、au Softbank docomo などがありますが、
どこにも、手話対応窓口があります。
東京では、
Softbankが 渋谷、
AUが 新宿、
Docomo 有楽町にあります。

河内は、Softbankを利用していますが、
今までは、家に近い、新宿の普通の一般窓口に行っていました。
最近、新しくスマホを変えようとして、
渋谷に手話窓口があるので、初めて行ってみました。

すると・・・・なんと!!
待合席が、カウンターに対して、逆向きになっていました。
つまり、受付のカウンターに背を向けて、座る形。
ろう者は手話で話すので、実はそのままでは、
他の人からも見えてしまい、会話が筒抜け。笑
手話は、遠くても近くても関係なく、はっきり見えてしまうので、
契約の情報が、丸見えになってしまう可能性があります。
聞こえる人は、小さな声で話せば、周りの人にはわからないけど、
手話は、見えてしまう。笑
それで、席が反対向きになってるんですね。
なんとも、不思議な感じ!!笑
壁のほうを向いて、座って待っているわけです。
それで、本など読んで待っていて、順番が来ると、
ちゃんと、スタッフの方が回り込んで呼びに来てくれて、
合図をしてくれます。
呼び方も、工夫されているんですね。

そして、スマホの契約も、20分くらいで、終わりました。
今まで、筆談では、相手の文字を書くのを互いに待って、
やり取りして、1時間くらいかかっていました。
手話では、パパッと話して、すぐまとまって終わる!!

また、docomoも、バリアフリーが進んでいて、
車いすのためのスロープや、
目の悪い人のための点字ブロックなどもあり、
いろんな方が利用できるよう工夫されています。
今日は、河内が体験したことを話しているので、
これ以外にも、いろいろなところで様々な工夫があると思います。
皆さんも調べてみてください。

アプリも、いいのがある。
河内がよく使っているのは、UDトーク。
完璧で100%というわけではないが、
声を認識して、文字にして、コミュニケーションを助けてくれます。
開発者によると、これは、ろう者のサポートでなく、
聞こえる人のサポートのために作ったのだとか。
聞こえない人と話したくても、手話もできない、書くものも大変・・・
というとき、聞こえる人が助かるという考え方で、開発されたのだそうです。
これは、使い方にコツあり、近くで話すことが必要です。
会社で、会議の時、アプリを使ってみようと思ったのですが、
遠すぎて声がうまく拾えず、変な変換になってしまいました。笑
こういう時は、マイクも必要みたい。
これからもっと研究が進むのを期待します。

昔、河内は、待ち合わせなど大変だった。
今は、スマホなどもあり便利で、聞こえる人並みです。

かつては、ファックスやスマホもなく、手紙でやり取りしていた時代もあります。
デートなども、明日などはとても間に合いません。
たいてい、1か月後に会う約束を、手紙でするんです。
ろう者同士なら、こういう感覚が、互いにわかります。
候補日を書いて、投函して、また返事が来て、それにまた返事をして‥‥
というやり取りを何回かします。汗&笑

急いで連絡が必要な時は、電話を、母親に頼みます。
僕が中学の時、翌日のデートの時間を変更したいと思い、
母親に頼んで、電話してもらいました。
相手も、お母さんが出て、互いが息子と娘の会う時間を相談して、
決めてもらう。みたいな。笑
当時は、なんとも思っていなかったけど、
あとで考えてみたら、恥ずかしいことだよね。笑

時代が変わって、自分でスマホで話せるようになり、便利になりました。

また、待ち合わせに相手が来なくても、
急病とかでも、昔は、スマホなどもないので、
ただただ待つ。
河内は、ふつう10分くらい待ってこないと、帰ってました。笑
他の人は、30分とか、2時間の人もいると思うけど、
僕の場合は、10分。笑
で、とにかく、帰ったらまた、郵便で、
「どうして来なかったの?」とか、
「じゃ、また来月会いましょう・・・」とか、やり取りするわけです。

皆さんも、ろうの友達と会った時、
どんなコミュニケーション方法があるのかとか、いろいろ探してみて。
将来のアプリの開発などにも期待しています。

それでは、またお会いしましょう。
さようなら〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!

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【提供】 手話あいらんど手話教室
【出演】 南 瑠霞・河内健治
【構成】 南 瑠霞
【撮影】 大石 リサ
【編集】 蓮子 都
posted by 南 瑠霞 at 22:16| 東京 ☀| 手話あいらんどTV〜島民通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

手話あいらんどTVクロスカルチャ―「ろう者高齢者施設のお話」


新年の手話あいらんどTVは、
手話パフォーマンスきいろぐみ新春手話ライブの会場から、
お届けしています!!!
今回は、ろう者の小山郁美ちゃんと、手話通訳士南 瑠霞のトークです!!
全国のろう者の高齢者事情についても、ちょっとお話しました。



(簡単な内容)
手話あいらんどTVクロスカルチャーー!!
今日は、渋谷の、
手話パフォーマンスきいろぐみのライブ会場からお届けしています!!

小山郁美です。ろう者です。
南 瑠霞です。聞こえます。

郁美ちゃんは、大きくなってから、耳が聞こえなくなりました。
小さいころは普通に聞こえていましたが、
二十歳になった時、右耳が聞こえなくなり、
その後、左耳が聞こえなくなりました。
右耳は、徐々に聴力が落ちていきましたが、
左耳は、突然聞こえなくなりました。
ある日突然バイクや車の音が、目の前で聞こえなくなり、
急に聞こえなくなったことにすぐに気づき、
病院に行き、点滴や治療をして、少し戻りましたが、
全快したわけではありません。
今は、補聴器を付けて、生活しています。

その後に、手話を覚えました。

聞こえなくなって、今までと違い、困ったことというと・・・
郁美ちゃんは、小さいころから、音楽が大好きでした。
5歳くらいからピアノを習い始め、10年習いました。
とても楽しかったです。
高校の時、部活で、吹奏楽部に入りました。
自分はサックスをしました。
ジャズというジャンルです。
とてもはまって、楽しく過ごし、
高校を卒業した後も、サックスを続けたいなと思い、
社会人のバンドに入り、週末は毎週練習していました。
その後、聞こえなくなったんです。
でも、バンドでは、みんなに合せなければいけない。
テンポや、音程もつかまなければならず、
聞こえないことでそれが難しくなって、あきらめてやめました。
その代わりに、手話を始めたんです!!

聞こえなくなって、すぐに手話を始めるのは、珍しいといわれますが、
私は、前から手話にも興味を持っていたこともあり、
聞こえなくなったとわかって、すぐに手話を勉強しました。

仕事では、いろいろコミュニケーションで、不便が出てきました。

郁美ちゃんは、高校を卒業してからずっと、
高齢者の介護の仕事をしています。
以前は聞こえていたので、今も、声で話すことは得意ですが、
そのせいで、話せるなら、電話ができるのではないか?
などと思われたりすることもあります。
でも、実際には聞こえないので、
聞き間違いなどがあっても困ります。
それを防ぐためにも、普段から、筆談をお願いしたりしています。
後ろから呼ばれても、わからなくなってしまいました。
前に回ってもらい、口などを見れば、何とかわかることもあります。
後ろから呼ばれて、返事をしないと、無視したと思われることも。

そして、去年職場を変わりました。
ろうのおじいちゃんおばあちゃんも利用している高齢者施設です。
ろうの高齢者の方とは、自分もコミュニケーションが取れます。
また、自分が入った時、職場の素晴らしいサポートに感激しました。
給湯室で食器などを洗っているとき、
後ろを人が通って、用事を言われても聞こえる人ならわかりますが、
聞こえない私には、気配もわかりません。
それで、聞こえない自分が入ったのをきっかけに、
洗い場の正面に大きな鏡が取り付けられ、
後ろの様子が、洗い物をしていてもわかるようにしてくれました。

もともと、ろう者の高齢者の方がおられる施設だったので、
職場では、手話勉強会もあり、
口話でも、きちんと、みんなマスクを外して話してくれたり、
筆談も積極的にしてくれます。

こうした、ろうのおじいちゃん、おばあちゃんが利用している、
高齢者施設は、全国にもいくつかあります。
郁美ちゃんの職場は、川崎市ですが、
これは、広島にろう者高齢者施設のある系列園、
このほか、こうしたろう者の高齢者施設は、
京都や、北海道など各地に、広がっています。
ろう者の高齢者が、聞こえる人の施設にいると、
一人ぼっちで、話し相手がなくなる場合もあります。
専門施設でスタッフに手話のできる人もいれば、
ろうの高齢者もうれしいし、
聞こえない人も、そこで介護者として働けます。
郁美ちゃんもそういう施設で働いているのですね。

今日は、今まで 私たちが知らなかったことも、
いろいろ教えてもらえました。
これからも頑張りましょう。
また 会いましょう!!
さようなら〜〜〜〜〜〜〜〜!!

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【提供】
手話あいらんど 手話教室

【出演】
南 瑠霞(聴者)
小山郁美(ろう者)

【スタッフ】
構成:南 瑠霞
撮影:大石 リサ
編集:蓮子 都



posted by 南 瑠霞 at 09:49| 東京 ☀| 手話あいらんどTV〜島民通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月31日

耳を使わず手話を学ぶ!!


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葉を出さず、寒さに耐え、
着々と春の準備をしている神奈川県の短大のもみじです。

このもみじのように、短大2年生の学生のみんなの、
卒業も目の前に迫っています。
先週は、授業内の実技テスト!!
なんと、日ごろぼんやりしているようで、
ちゃんと手話を覚えているのかなー?と思っていた学生たちも、
テスト前に、友達同士、みんなで助け合い、
しっかり手の動きを覚えてきてくれたようで、
試験では、全員、きちんと自己紹介ができるようになっていました。
感動!!!!!

もちろん、テストの説明仕切りなどは、すべて音声なしの手話で説明、
これも、みんなにしっかり伝わって、
皆さん手順通り、きちんと真面目に滞りなく試験を受けてくれました。

学生たちの、集中力のなさ、
思考力の低下、元気のなさなどが、
取りざたされることも多くあるこのご時世、
手話の授業を受けてくれたが若者たち、みんなが最後まで、
笑顔で、一生懸命「目を使って」参加してくれたことに、
心から感謝です。

今週は、その短大の授業も最後になります。
楽しみに出かけたいと思います。

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この校舎で、毎週手話の授業を行っています。
赤い雨除けのカバーが、かわいい!!

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このところ、関東は晴れた良い天気が続いています。

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毎週お弁当を持って行って、授業前に講師控室で食べています。笑







posted by 南 瑠霞 at 10:52| 東京 ☀| 学校手話指導〜秋のもみじ通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月29日

手話と音声による司会(MC)!!


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昨日は、都内の大型障害者イベントに、司会者として、呼んでいただきました!!

私たちは、
市民イベント、福祉・ボランティアイベント、障害者イベントなどで、
音声と手話による同時司会を、させていただいています。
昨日は、南一人による司会でしたが、
ろう者による手話と、聴者による音声の、
2人ペアの同時司会にも、力を入れています。

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地元の年月を重ねた活動をねぎらい合う式典では、
パラリンピックに向けての熱い思いも語られました。
舞台上には、司会者付の通訳、
登壇したろう者に向けての反対向きの通訳、
会場全体に向けての通訳など、様々な通訳者が配置され、
字幕による情報もあり、
聞こえない人にも、配慮された情報保障が、
各所に準備されていました。

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作業所の皆さんの舞台は、
手作りの衣装も絵本の世界から飛び出してきたようで、
夢にあふれていました。

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皆様からの、大きな拍手を!!

目指せ東京2020!!
ここからも、私たちは、
ろう者と手話の立場から、サインサポーターとして、
皆さんの様々な活動を応援してまいります!!






posted by 南 瑠霞 at 11:08| 東京 ☁| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月26日

2017.01.29「神話(一年目)」齋藤陽道 写真展


「ろう者の」写真家ではない!!
「写真家」になった僕の耳が、たまたま聞こえなかっただけだ!!
彼が語った言葉は、彼のとらえる透明な光とともに、
私の目と心に差し込んできた。
齋藤 陽道君の、写真展が、東京都府中市で開かれます。
あなたも、行ってみてください!!


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「神話(一年目)」 齋藤 陽道 写真展
2017年1月29日 10:00〜20:00頃
美好町一・二丁目公会堂 入場自由
〒183-0045 東京都府中市美好町1丁目27

会場は、JR南武線・京王線の分倍河原駅から徒歩7分。
公会堂は美好町公園のなかにあります。
近くにセブンイレブン、目の前に美味しいコーヒー屋さんエレファンティーノがあります。


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〜 齋藤 陽道 君、本人からメッセージが届いています 〜


2015年10月24日、子どもが生まれました。
ぼくはお産の一部始終に立ち会いました。
朝の9:46分、産道をくぐりぬけて、羊水につかってのぼせた顔を
さらにまっかにして泣いて、たぶんきっと産声をあげながら、
すこしばかりの血にまみれて、そうして生まれてきました。

まだ名前もない、血まみれのそれが、母親の腹の上で寝ながら、
すうっと開けた眼に、そのまなざしにぼくは射抜かれました。

「赤ちゃん」「ぼくの子ども」と、言うこともはばかられました。
無力な存在なんかではありませんでした。
何もみていないようでありながら、なにもかも見てきたようなまなざしでした。
それは、まるでなんでも知っている全知の存在でした。
思えば、九ヶ月目にはいった胎児は、単細胞の形から始めて、
生物が試行錯誤してきた遺伝子の生態形態を辿りなおすといいます。
その種族の進化の末、いま現代にやってきた生命体。
すれは、すなわち、現代の今ここからにおいてはたしかに無力かもしれません。
でも、何十億年の凝縮された歴史を見てきたばかりの、存在でもありました。
そんなことを納得させられる、まなざしでした。

きみはもうなんでも知っている。

そんな、畏怖する想いがまずありました。
「子育て」なんてとんでもない、
「親育て」されているという自覚がしぜんと生まれました。
そしていま一年目になります。あ、ちょうど今日で一歳三ヶ月だ。
ぼくら夫婦は聞こえないので、そこから起こる困ったことや、
だからこそおもしろいこともいろいろありました。
(つい昨日「だいじょうぶ」「すき」「てんぐ」の言葉を手話で言い始めたり!)

てんやわんやしながらも、子を通して見る世界を後追いしてみれば、
そこには思ってもいなかったものが豊かに満ちていて、目を見張ることがしばしばです。
子を抱きながら、日常と地続きにある神聖な世界の気配を感じるようになりました。

ちいさなからだのこの子が、ときとして、
この世界と張りあえるほどの稀有な存在感を見せることがあります。

それを見たいと、思っています。
日本のそこかしこにあるありふれた絶景に、
子とその母親、いつかは得体の知れないなにものかが、
たんたんと立つ光景を見たいと思っています。

そんな思いが「神話」というシリーズを始動させました。

なぜこのような写真を撮ったのか、なぜ神話というタイトルなのか、
それはまだぼくにもわかりません。
ただただ、写真が先行している。それについていきたいと思うのです。

『七つまでは神のうち』という言葉がなぜか妙に頭にひっかかっているので、
このシリーズは子が7歳になる2022年までをメドに考えています。

正直なところ、言葉にして伝えられる明快なテーマがあるわけでもなく、
直感につきうごかされて作っているので、家族3人でいろんなところにいっては
試行錯誤しているので、とてもお金がかかります。
加えて、今回の1日限りの会場代は9700円で、プリント原価は30万円です。
ばかでかいプリントで見せたいとおもっているので、めっちゃ高いです。
書いててめまいがする。。。
裕福なわけでもないのになんでこんなハードなことしちゃうのかしら、と自分で思います。
でも「そうしないといけないぞ」と写真たちにせっつかれているので、そうするしかありません。

一回の撮影につき、がんばって節約しても1週間7万円というところでしょうか。
ぼくは写真がうまいので大きく伸ばしたいと思えるような、
いろんな角度からのベストショットが20カットは撮れるのが救いではあります。ふふふ。

それでも、手弁当では限界があります。
その資金を捻出するためにバイトを探したりすれば
1日ごとにおそろしい成長を見せる子と世界の関わりが撮れないというジレンマに陥っています。

そこで、1年ごとに1日だけでもなにかしらの形で発表しては、
よき撮影場所の情報や、支援金、寄付、投げ銭をつのりたいとおもっています。

来月、引っ越しをする予定で泣く泣く手放すものをももっていきます。
雑貨や古本、カメラ道具などがあります、こちら値札はつけません。
お気持ちを加えて、入れてくれるとうれしいです。

ほかにも、ただの日常をうつした写真で、チョットした写真集ZINEっていうのかな、
そんな感じのものもつくろうとおもいます。
余分に作り置きする余裕はないので、予約制になってしまいますが、
こちらも、上記と同様に、値札はつけません。お気持ちを加えていただけたら。。

ほかにも直接、応援してもいいよっっていう方がいましたら、ぜひに。
なにかしらのお礼を、考えます。

いろんな方法があるとおもうのですが、頭がおっつかないので、
いまはこのような形でやっていけたらと思っています。

もしも上記のお気持ちをいただけたうえで今後の詳細が知りたいという方が
いらっしゃれば、よければいちどこちらのアドレスにご返信ください。
今後、撮影したところや経過のなんやかやを書いたメールを不定期で(ぼくは
とんでもない筆不精なので、定期的に!と胸を張って言えません)お送りします。

ながーくなりましたが、お知らせは以上です。
読んでくださってありがとうございます。

それでは、2017年1月29日、もしくは来年の神話発表、
またさては7年後の神話展示(!?)の日に、家族ともども会いできますこと、楽しみにしております。



斎藤君.jpg
齋藤 陽道(さいとう・はるみち) 写真家。
第33回 キャノン写真新世紀優秀賞/平成26年度日本写真家協会新人賞ほか。
http://www.saitoharumichi.com/





posted by 南 瑠霞 at 10:48| 東京 ☀| 南 瑠霞からのお知らせ・ご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月24日

ナチュラルアプローチ〜気づかない「メリット」


IMG_7955.JPG

先週の、神奈川県の短大のもみじです。
校舎の窓から見ると、ほとんど変化が感じられませんが、
少しずつ、春に向かって、新春に芽吹くはずの葉っぱが、
膨らんでいるようです。
春が楽しみですね。

10月から始まった、後期の手話の授業も、
だんだん終わりに近づいています。
先週は、
手話にまつわるさまざまな理論のまとめテストも行われました。
その中には、
後期に学んだ自己紹介の手話表現の読み取りテストもありました。
テストの内容自体は、満点に近い学生も、
それ以外の学生もいて、まちまちで、
たぶん、あまりテスト結果がかんばしくなかった!と
感じた学生もいたかもしれません。
でも!!!
私は、この「できなかったかもしれない?オーラ(笑)」を
かもし出している何人かの学生たちを見ながら、
すごく、大きなことに気づきました!!

私の授業は、この半年のすべての時間、声を使わず、
手話を見て、手話で話して、耳を使うことなく学ぶものでした。
その中で!!
「テストがイマイチだった!!」と思って、
ややがっかりした顔の学生たちも、
実は、そのテスト前に説明した私の手話を、すべてきちんと読み取り、
その指示に従って試験を受けていたのです!!驚&笑!!
でも、彼らは、それが読み取れたことに全く気付いておらず、
「テストの中身」が「できなかった」と落ち込んでいたのです。笑
これ、実は、素晴らしいことだと思いませんか?笑笑

テストは、もちろん、いろんな単語が出てきたり、
前に習ったことを忘れてしまったりすれば、できないものもあるし、
指文字の読み取りも、ちょっと長めだったり、
長音や、小さい文字や、濁点が付いたりすると、複雑な動きもあり、
ほんの数か月の授業では、
目がついてこなかったということもあるかもしれません。
理論についても、一般の学校の授業とは、まったく違う、
聞こえない人を取り巻く社会の状況について、
触れたものもありました。
でも、こうしたものは、資料を捨てずに取っておけば、また、
何かの時に、取り出して読み返すこともできます。

そんな中、テストの記入の仕方も含め、
時間前からの席の座り方、
学籍番号順の用紙の回収の仕方などは、
全部私が、声なしで、いつもと同じように話した手話の中から、
学生たちが読み取り、それに従って、
テストが、滞りなく終了したのです。
そして、この日の片付けが終わり、次週の説明をして、
「また、来週お会いしましょう」の手話のあいさつまで!!
テストだけでも大変なのに、その指示を手話ですべて理解し、
その通りに行動してくれた学生たちに拍手!!

彼ら、たぶん、その自分たちの身に着けたものの素晴らしさに、
気づいてないだろうな〜!笑
テストの点数には表れない、彼らのコミュニケーション能力の成長に、
感動をもらった1日でした。
今週は、彼らをほめてあげないといけませんね。
みんな、自分に気づかないところで、成長してるんですよ。って!

「通じない」と思えば、そこに心の壁ができます。
でも、「読み取ろう」と思えば、実は、
理解ができることがたくさんある!!
それを、自然に見せてくれている学生たちの姿に、
勇気と励ましをもらっています。

心を開いて、つねに見つめていれば、
わからなかったはずのものも、いつの間にか理解できるようになっている!!
これが、
ナチュラルアプローチ(自然な会話の中からその言語のまま語学を学ぶ手法)の、
大きな魅力でありメリットなんですね。

さあ、残り少ない授業。
みんなで楽しく頑張りましょう!!!!!!!!!!!
感謝。



posted by 南 瑠霞 at 08:28| 東京 ☀| 学校手話指導〜秋のもみじ通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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