2018年11月13日

忘れていませんか?「伝え合いたい」と願う「心」


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先週の、神奈川県の短大のもみじです。

学生たちは、今、趣味を伝える手話を、
勉強中です。

私たちは、手話の単語をだんだん覚えていくと、
それが絶対手段のような気がして、
なぜだか、その単語が思い浮かばないと、
体が硬直して、
「あー、わからない。
手話ができないから、話せない〜!」と思い込んでしまったりします。汗&笑

確か、手話を習い始めた時、
「手話は伝える心が大切。
身振りでも、文字でも、いろんな方法で、まずは相手と話して見てください。」
と習ったはずなのに、
私たちは、すべて忘れてしまうのです。笑笑

ところで、趣味などの会話こそ、
身振りや動きで話すことは、より説明しやすくもあり、通じやすくもあり、
とても、楽しいものでもあります。

授業でも、手話経験のほとんどない学生たちに、色々考えてもらい、
まずは、身振りで話してもらうと!

「音楽を聴く」の「聴く」は、
みんなが、「音」「ものが聞こえてくる」という手話ではなく、
手をヘッドホンのようにして耳に当て、首を降るのです。
手話を学んで、しばらく経つと、
「音楽を聴く」は、「音楽」プラス「聴く」という単語を表現してしまいがちですし、
首なんて誰も降らなくなってしまいます。
でも確かに、学生たちの「趣味」は、「ヘッドホンで聴く」ことであり、
口が「聴く」と言っていても、
手の「ヘッドホン」は、必須!!
そして、音楽に乗って、首を振ったり、体を揺らしたりするところまでが、
その意味の中に含まれています!!

私たちは、情景を浮かべれば、すぐにできることを、
むしろ「手話」の単語にとらわれて、忘れてしまうのです。残念!!笑

このほかにも、学生たちは、もちろん、
スポーツや楽器は、そのまま表現してくれます!
ベースが趣味だという学生は、当然ですが、
弦をじゃかじゃかギターのように弾くことはなく、
1〜2本の指で、弦を弾いて表現します。
だって、自分の趣味のベースの弾き方だから、
「弾くっていう手話はどうやるんだろう」などと考えず、
そのまま動きを表現してくれるからです。

よーく考えてみてもらえば、
「読書」という手話さえ、
「本を開いて〜」「目でみる。次の行も!」
「私だったら、縦に読む。」
「雑誌は、横だ!!」
と、ちゃーんと相手にしっかり、そのまま伝わる表現が、
次々飛び出します。

これらは、頭が柔らかくなければできない作業でもあるとともに、
実は、だれでも、こういう能力があるということでもあります。

みんなで、ひとしきり身振りをたくさん使って話した後は、
じゃあ、手話単語だったら、こういう表し方もあるよ。
と伝えれば、みんなもなるほど! とますます興味を持ってくれます。
なんだか、手話の授業は、楽しいですね。
ちなみにですが、この授業も、もちろん、音声は使わず進行しています!!(・▽・)

そんなわけで、
なんだか、手話を学んでいても、思うように手が動かないな〜、
なんか、なかなか上手くならないんだよなーと思っているあなた!
もしかして、初心を忘れていませんか?
「身振りでもいいから楽しく話す」
「伝える心」を大事にする。
そこにたちかえれば、私たちのコミュニケーションの可能性は、はるかに広がります。

伝え合う喜びを感じ会いながら、
楽しく手話で話したいですね。

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学校周辺には、たくさんのコスモスが咲き、
桜の葉の落ち葉も、美しい季節になりました。





posted by 南 瑠霞 at 18:00| 東京 ☔| 学校手話指導〜秋のもみじ通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「手話通訳の立ち位置は演者(話者)の近くに」〜シンポジウムなどの手話通訳者の配置を成功させるために


最近、オリンピック・パラリンピックなどにまつわるイベントが増え、舞台等に、手話通訳者を設置したいと考える主催者の方が増えました。

舞台行事に手話通訳者をつけるという試みは、聞こえない方も、そこに参加してほしいという願いの込められた、まさに、共生の思いに基づいたものであり、社会は、これまでとは大きく変わり、今、新しい時代へと向かう、熱さ暖かさがみなぎっています。
その中で、私たちは、さらに、主催者・クライアントの皆様とともに、より良い手話通訳の設置方法について、共有していければと考えております。

今回は、シンポジウムなどの場面での、一つの理想的状態をご紹介します。

手話通訳を設置するということは、ある意味、今までとは、舞台の演出が変わる面もありますので、演出・舞台監督の皆様にも、ご一読いただけることをお願いいたします。

重要なポイントは、「手話は、目で見る言語」だという点です。
これを、第一にイメージすることで、手話通訳を配置する意味(あり方)が運営スタッフ全員に行きわたり、聞こえない方の会場参加の機会がより豊かなものになります。

それでは、舞台通訳の一例を、図面とともに見ていきましょう。

手話通訳を設置したいと試みる皆様が、第一にイメージするのは、司会者の横に立つ、通訳位置かと思います。
これには、大変良い面とともに、改善余地のある部分があります。
今回は、これがこの記事のテーマです。
4つのポイントをまとめてまいります。

司会の横に立つ手話通訳者.png
@ 司会者の横を手話通訳の定位置と定め、ここに照明が準備されて、手話通訳者が常にここに入る方法。これは、司会者の横で通訳をすることになるので、全体の進行がわかりやすい良い場所の一つになります。

ところが、これを、そのまま全ての場面に当てはめると、次のようなことが起きます。

中央の講演者と手話通訳者が遠い.png
A 中央の演壇で、主賓等がごあいさつや基調講演をされる場合、舞台の端に通訳者がいると、中央の人物と通訳者が離れてしまい、聞こえない方は話の内容を理解するために、通訳者から目を離すことができません。結果として、聞こえない方は、講演者のお顔をあまり見ることができない可能性が高くなります。

レポート発表者と手話通訳者が遠い.png
B また、登壇者がレポート発表する際、舞台上手(かみて/客席から向かって右)に位置し、中央にスクリーンを設置して解説するなどの場合は、さらに通訳者との距離が離れます。
こうした時、通訳者が反対の端にいては、聞こえない人はどこに目をやるべきか迷いが生じます。
内容を注視するためには、どうしても通訳者の手話を見続ける必要があり、スクリーンと通訳者を見るのが精一杯で、発表者は目に入りづらく、聞こえない方から見ると、手話通訳者が発表者かのような印象になってしまうケースも。

パネルディスカッションで手話通訳者が遠い.png
C さらに混乱するのがこの場面。
パネルディスカッションのシーンで、通訳者が舞台端にいると、次々発言される意見が、誰のものかわかりづらくなり、1人の通訳者ではまかないきれない場合も出てきます。

このように、一定の場所のみを指定した手話通訳者の立ち位置は、聞こえない方にとって必ずしもわかりやすい状態ではないということが、おわかりいただけると思います。
手話は「目で見る言葉」であり、手話通訳者が演者・話者の近くに立つことで、聞こえない方は話者ご本人の顔や動きや表情と、話の内容を同時にとらえられるチャンスが広がります。

理想の状態は、例えば、以下のようになります。

中央の講演者の横に手話通訳者が立つ.png
「中央登壇者の手話通訳は中央に」
中央の演台の講演者の近くに手話通訳者を配置することで、聞こえない方が、話し手本人と手話の両方を見ることが可能に。話し手の表情なども確認でき、話題について行きやすくなります。

レポート発表者と手話通訳者が近い.png
「舞台端での発表・発言は、そのそばに手話通訳者を」
舞台の発表者の近くに手話通訳者が立つことで、聞こえない方にとって発表者も目に入り、レポート内容がよりわかりやすく伝わります。

パネルディスカッションでの手話通訳者の適切な位置.png
「大勢の方が発言する場合、手話通訳者はその人の後ろに回り込む」
パネルディスカッションなどでは座長(コーディネーター)と、パネラーの通訳者を分け、通訳者はパネラーの発言ごとにご本人の後ろ近くに回り込むことをお勧めします。これで誰が何を発言しているか、一目でわかりやすくなります。

以上、いくつかの場面別に、手話通訳者の立ち位置の実例をご紹介しました。

「手話通訳の立ち位置は演者(話者)の近くが理想」。
私たちは、こうした点も、主催者・クライアントの皆さんと共有し、聞こえない方にとって、より良い手話通訳環境を目指したいと考えます。
もちろん、立ち位置や舞台上の設置は、その日その場の様々な兼ね合いにより、条件も大きく異なり、これが唯一の正解ではありませんが、あなたが主催するシンポジウムなどのイベントで「聞こえない方と手話通訳について配慮したい」と考えた場合、より良い舞台を成功させるための、一つの重要な手掛かりとなるかと思います。

実は、今回、この案件を、本番1時間前に素早く対応し、すべて解決して通訳者を理想的な条件で動かせていただいた現場がございました。皆様のおかげで、良い通訳環境が確保でき、聞こえない方にとって見やすい通訳が設置できたという良き一例となり、大変感謝しております。
それぞれの立場は違えども「思い」や「目標」を共有できれば、様々な難点も周りの方々ととともに乗り越えていけるという実感をいただき、心にしみました。
今後とも、皆様とともに一歩ずつ、”みんなが快適になれる環境づくり”について思いを寄せていければと思います。

手話あいらんど 代表 南 瑠霞(手話通訳士)



<情報提供:手話あいらんど/南 瑠霞>
※この情報は、シェア・転載・転用は自由です。ただし、出典元を明らかにしてください。






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2018年11月12日

手話学習会の飲み会では聞こえる人同士こそ楽しく手話で話そう!!


先日、手話あいらんど手話教室の、
秋の締めくくりの飲み会がありました。
あちこちで笑いが沸き起こり、
楽しい飲み会でした。

講師が持ち寄ったプレゼントを、
じゃんけんでゲットするゲームも恒例になりましたが、
最後に当たると、
その生徒さんは、自己紹介をしたり、
手話教室に通った感想なども、手話で話します。
手話を始めて3ヶ月の入門の人も、
ちゃんと、「楽しかったです。」と手話でお話ししてくださったりして、
本当に、嬉しいひと時でした。

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手話あいらんど手話教室の飲み会には、
約束事があります。
せっかく手話を学んだ仲間同士、
聞こえない先生を囲んで飲んだり食べたりするなら、
聞こえる人同士であっても、
会話には「全て手話をつけよう!」というものです。

聞こえない人が日常つまらないと思う場面に、
必ずと言っていいほど、あげられるのは、
実は「飲み会」というのがあります。

聞こえる人たちが誘ってくれて、みんなと飲みに行ったとき、
みんなも、聞こえないご本人と直接話す時は、
筆談や、口をはっきり開けて正面から話してくれたりするのですが、
周りの人とワイワイ話すような状況になると、
常に聞こえない人にわかるように、
話してくれる場合ばかりではありません。
そんな時、誰かが何かを言って、みんながドッと笑っても、
そこからどんどん話がはずんでいっても、
聞こえない人は、とっさにわからず、
ついていけなくなってしまうことが多いのです。

そんな時、聞こえない人は、
「せっかくみんなが盛り上がっているのに、
自分が『なに?なに?』と、何度も聞くのも申し訳ないなと思うと、
意味もわからないけど、ニコニコして、みんなに合わせているんだよね。
一度や二度ならいいけど、これが毎回続くと、
つまらないし、でも、せっかく誘ってくれているのに、
つまらないとも言えないし。
とても複雑な気持ちになるんだ。
でも、正直にいうと、実はつまらない。汗&笑」と、
口々に、言うのです。大汗

手話あいらんどでは、
せっかく手話を学んだ人が、
打ち上げだから、無礼講だと言って、口で話してしまったら、
聞こえない人も一緒に飲んでいるのに、もったいない!
と考えています。だから、みなさんに、
「声もあっていいから、ぜひ、
聞こえる仲間同士の会話こそ、手話をつけて話しましょう。」
と提案しています。
私自身、手話教室の飲み会では、声を使わず手話で話しています。

聞こえる人は、話し相手ではない、近くの誰かが、
何かを言って、面白ければ、突然その話に乗れます。
声の世界にいると、聞こえない人は、この状況にはついていけないことが多くあります。

でも、実はこれ、手話で話していれば、
聞こえない人にも同じ状況が作り出せるのです。
みんなが下手でも一生懸命手話で話していれば、
くだらなーい話も、横目に見て、パッと目に飛び込んできて、
聞こえない人は、それを読み取って、その話にも乗れる!!のです。
(実際、聞こえないろうの人同士の飲み会では、
当たり前ですが、こういうことはしょっちゅうです!!笑)

そんなわけで、
手話を学ぶみなさん!!
聞こえない人は、「飲み会の」「くだらない話」こそ!!
手話であなたと話したいと思っています。
そして、あなたが聞こえる他の人と、
何を話しているか知りたいと思っています。
興味があるかどうかは、見て見なければわからないし、
見てみれば、バカらしくて、どうでもいいこと!かもしれない、
でも、そのことを、自分の目で見て、実感したいのです。

そんな話を、いつもろうの友人から聞いていて、
手話を学んだみなさんとは、ぜひぜひ、
一緒に、そういうことも考えたり、
実際に、その「バカ話」を手話でしたりしてもらいたいなーと、
とても思っています。

下手でもいいんです!!
聞こえない方がおられる場面では、
手話を学ぶ聞こえるみなさん同士の会話こそ!
ぜひ、諦めて声で話さず、
一生懸命、手話単語を探しながらでもいいので、
手話や身振り手振りでいっぱい話してみてください。
それは、必ずあなたの手話もうまくするし、
隣にいる聞こえない人をハッピーにする行動の一つなのです。

手話での出会いを大切に。
みんなで、下手でもいいから、楽しく手話で話しましょう。

本当に、いつもブログを読んでくださって、
ありがとうございます。

南 瑠霞






posted by 南 瑠霞 at 18:47| 東京 ☁| 手話を学ぶ心 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月11日

手話教室発表会!御礼!!


11月10日(土)
手話あいらんど、秋の手話教室がひと区切れ、
3ヶ月の学習成果を互いに確認し合う、
発表会が行われました。

日頃、椅子にちょこんと座って、
おとなーしく手話を学んでいるように見えていた皆さんの、
はっちゃけた楽しい発表を見て、
私もとても嬉しい気持ちになりました。

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南 瑠霞と河内講師の司会とトークで、
発表会がスタート。

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入門の皆さんも、行ってみたい様々な県の様子を、
音声を使わない日本手話で、楽しく表現!!

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初級の皆さんは、桃太郎のストーリーを、
リレー形式で、手話語り。

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コミュニケーションコースのみなさんは、
日本手話でよく使われる、ろう者特有の表現の、
語源を調べて発表してくれました。
楽しい内容でした。

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手話パフォーマンス講座のみなさんは、クリスマスメドレーを元気に表現。

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まとめは、各講師からの挨拶。
上の写真は、大人気の中嶋元美講師。
日頃あまり写真で登場しない、
マネージャーで手話通訳士のはっちゃんの写真も撮って見ました。ありがとう。

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初級・コミュニケーションコースの2人のろう者講師からも暖かい挨拶がありました。
左は、ことぷき。右は河内講師。

みなさんのおかげで、今季も楽しく修了。
ぜひ、また、次の3ヶ月、元気にお会いしましょう。
素晴らしい時間をありがとうございました。

ちなみに、火曜クラスは、途中1回台風による延期がありましたので、
来週13日も開講します。
聴講 および、飛び込み受講もOKです!!
(入門11時〜/初級14時〜/コミュニケーション16時〜/夜入門・初級19時半〜
問合せ https://www.shuwa-island.jp/contact/)‬


ー※ー※ー※ー
※ 手話あいらんど手話教室 冬の講座は新年1月から。
体験会は、2019年1月19日(土)世田谷区内にて。
https://www.shuwa-island.jp/kyoshitsu/trial/
※ 手話あいらんど手話教室 カリキュラムなど詳細はこちら。
https://www.shuwa-island.jp/kyoshitsu/






posted by 南 瑠霞 at 00:38| 東京 ☁| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月10日

ピクニック〜♪


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2019.1.11(金)昼&13(日)昼・夜
SPK30!!手話パフォーマンスきいろぐみ30周年
新春手話ライブ〜〜〜〜〜〜〜〜!!
この歌を覚えて、ぜひ、ライブ会場にきてください。
https://www.kiirogumi.net/croco2019/


「ピクニック」


丘を越え ゆこうよ 口笛吹きつつ
空は澄み 青空 牧場をさして
歌おう(歌おう)
ほがらに(ほがらに)
ともに手を取り
ラーンララ ララララ
ランランランラン
アヒルさん 「ガーガーガーガー!!」
ララ ランランランラン
やぎさんも 「メ〜〜〜!!」
ララ 歌声合わせよ 足並みそろえよ
今日は ゆかいだ〜〜!!


2番はなんと!!
ニワトリと、牛らしい!!笑

みんなで楽しい手話ライブに!!



posted by 南 瑠霞 at 00:00| 東京 ☔| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月06日

手話あいらんどTVクロスカルチャー「ろう者の理容師さん!!」


手話あいらんどTVクロスカルチャー、
南 瑠霞が、実家の近くで活躍中の、
ろう者の理容師さんにお話をお聞きしてきました!!
すごく嬉しかった!!
ぜひ、内容をご覧ください。



(簡単な内容)
手話あいらんどTVクロスカルチャー!!
今日は、なんと和歌山県田辺市にいます。
ろうの友達と一緒にお話しします。

こんばんは〜!!

南 瑠霞です。聞こえます。

私の手話ネームは、
指文字のKで、前髪を示すように振ります。
KOHJI (コージ)です。
山田こうじです。よろしくお願いします。

ここは理容店です。
自分が独立して、25年くらい前に立ち上げた店です。
25年以上たちます。

コミュニケーションなども大変なのですが、
お客様が見えると、
髪の長さや髪型などの相談が必要です。
初めてのお客さんの場合は、筆談で話しますが、
他の方法もあります。
カットモデルのカードなどもあり、
それを見てもらいながら、
長さなども確認します。
女性バージョンもあります。

お店に見える方の多くは男性で、
女性は少ないです。
男性の場合は、
コミュニケーションが取りやすく、
好みもわかり、すぐ取りかかれます。
でも、女性の場合は、難しいんです。
大きな失敗はないのですが、
注文が細かく大変な場合もあり、
それでも、ニコニコ笑って対応しています。
最後に、こんな感じでいいですか?と見てもらい、
OK!となったら終了です。
細かいので大変ですね。

女性の場合は、お顔剃りも、こんなものがあります。
スチーマーがあり、顔に当てていただいたりして、
うぶ毛を剃ります。

そのほか、このような器具を使って、
髪型を作っていきます。
僕は、細いタイプが好きです。
ソフトアイロンと言います。
強くもなく、弱くもなく、
中間くらいの強さで、全体がふわっと仕上がります。
昔のような強いモコモコの髪型でなく、
ふわっとおしゃれな感じを好む方が多く、
これを使って仕上げたりしています。

25年前に、こうじさんが、ろう者として、
この街でお店をしようと思った理由は何?

昔、母親から理容の道はどうかとすすめられ、
自分ではそういう趣味もなかったけど、
生きるためにやってみようと思って決めました。
最初は、8年くらいいろんな店を回って勉強し、
その後、ここで開店しました。
一番大変だったのは、オープンから6年間です。
とても忙しすぎたんです。
本当に多くの方が毎日きてくださって、
休みになるとずっと寝ているような感じでした。
第3日曜だけは、ろうの友達と会い、楽しかったのですが、
毎日は、本当に忙しかったです。
いつやめようかと思っていたら、
6年をすぎて、ようやくお客さんも落ち着いてきて、
自分も体が楽になり、波はありましたが、
ここまで25年間続いて、慣れてきたという感じです。

地元を盛り上げてくれて、ありがとう!!

田辺という手話は、くちばしを表します。
地元にある ニワトリ相撲というか、戦う鳥(闘鶏)に由来して、
くちばしを表現します。
ぜひ、覚えてください。

こうして南の実家の近くの田辺市で、
地元を盛り上げてくださっているろうの方がいるとお聞きして、
お話を伺いました。
本当に、ありがとうございました!!


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提供 : 手話あいらんど手話教室
https://www.shuwa-island.jp/kyoshitsu/
構成 : 南 瑠霞
撮影 : 青山ちゃん
編集 : 蓮子 都




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南 瑠霞公式メルマガ「手話の学校」


南 瑠霞の公式メルマガ〜手話の学校を、
読んでいただき本当にありがとうございます。
これまで、およそ1ヶ月、
配信の方法に慣れず、いろんな誤植や不規則な配信も多く、
驚かれたことと思います。
おつきあい、本当にありがとうございます。

さて、とにもかくにも、今週からいよいよ、
一生懸命、メルマガを本格配信したいと思います。
毎週月水金の夜18〜20時ごろを目安に配信の予定です。
思いつくことや緊急告知は、
午前やお昼に送ることもあるかもしれません。

内容は主に、手話通訳を目指す方向けの、
真剣なアドバイスになります。

このメルマガを読むと、手話が上手くなります!!
真剣に読んだり、実践したりしていただければ!笑
通訳者を目指すために必要な情報もお送りします。

厚生労働大臣公認資格「手話通訳士」を目指すあなたは、
聞こえない手話者と、
耳が聞こえて手話をあまりご存知のない方の間に立ち、
双方の情報交換を円滑にサポートするための、
語学のメッセンジャーを目指すことになります。

手話通訳ってかっこいい。
そう思って、通訳者を目指す人もたくさんいることでしょう。
そう!!私も、手話通訳者はカッコイイと思います。
その通訳台に立つためには、
能力と判断力、手話力と日本語力。
そして、たくさんの努力が求められます。

ここから一緒に、人の役に立てる存在になるために、
学び合っていきましょう。
ぜひ、南 瑠霞のメルマガを、読んでください!!


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良い


「良い」(C)
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「良い」という手話は、
鼻が高くて良い!とイメージすると覚えやすいですね。

◯ その意見は「良い」ね!!
◯ あの人は「いい」人。
◯ こっちが「いい」
◯「よろしく」お願いします。

などと使えます。



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2018年11月05日

歯医者で勇気を振り絞ってあいさつをした話!!汗


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私の医者嫌いは、多くの皆さんご存知だと思います。汗
病院ではしょっちゅう、
看護師さんとバトルをしています。
私の血管は細く、カンの良くない看護師さんでは、
なかなか針が刺さらないのです。
最終的にチャレンジ3人目にして(看護師交代3人目/笑)成功!!
などと言うこともよくあります。

これ、看護師さんにもお嫌でしょうが、
私は、どこの病院でも、
どのような看護師さんからでもこう言う目にあうので、
頭には「病院=怖い」と刷り込まれていますし、
当然ですが、
「注射をする体制にある看護師さんには『怯えた目をする』」
「看護師さんと目が合えば『私の血管は難しいですよ』と言ってしまう」
などが、標準行動となっています。笑笑

で。その目で看護師さんを見ながら、
「上手にお願いします。」などと言おうものなら、
看護師さんも、怯えます。大笑
「うわーーーーー、緊張で手が震える。」
「まだ、注射してないのに、
ささらないとか、言わないで〜〜〜〜!」
と言い返され、その場は、ますますヒートアップ!!
プチ修羅場と化した処置室では、
私も看護師さんも、「やばい」「うわー」とか言いながら、
私に針を刺す作業が続きます。泣

ここで大人の私なら、いい加減このことを理解し、
おとなしく、看護師さんに失敗させてあげるのも一つの手かとは思いますが、
体を預けている身としては、とてもそのような神対応は取れず、
毎回毎回、病院内で大騒ぎをして、
「あ、南さんが来た!」的な存在になってしまうと言う歴史を、
繰り返しております。大汗&大笑

で、今日です。
今日は、歯医者に行きました。
病院同様、歯医者も私には恐怖の対象です。
しかも、痛いからと暴れれば、
お医者さんの手元が狂い、
どこにあの削りマシンが、突き刺さり、
さらに残酷な事態を招くかと次々に想像がふくらみます。
もう、そうなると頭の中はパニック!!
「痛いかも?=さらに器具が突き刺さる=運が悪ければその傷は脳に達する=いや、目に当たって失明?=怖い=私は血みどろ=私は意識不明=病院内が血みどろ=
惨劇でみんなが立ち尽くす=救急車が来る=ここは病院なのに次はどこの病院にはこばれる?? =その先にも医療ミスが待っているかも? などなど・・・」
妄想は果てしなく、
もう、歯医者のドアを入った瞬間から、
脳天をつんざく痛みと衝撃と命のかかった事故の風景が、
頭の中に広がる気がするのです。大汗

さて、一方、今私は、きいろぐみで、
みんなに、「あいさつするときは一言添えて」運動を奨励中です。笑
それは、「こんにちは」「おはようございます」と人にご挨拶するとき、
もう一言「今日は天気がいいですね。」とか、
「今日のネクタイおしゃれですね。」とか、
声がけをしてみよう!というものです。
これができると、相手とのコミュニケーションのチャンスも広がり、
雰囲気が和らぎ、
相手の方もちょっと嬉しくなってくれるかもしれません。
つまり、あいさつ+一言は、
人と人を結ぶ、大事なきっかけづくりの一つになるように思うのです。
みんなで、舞台以外、職場や学校などでも、
自分のあいさつを豊かにすることは、
手話パフォーマーとしても人としても成長のきっかけになります。
そうすれば、相手の方も、自分を覚えてくれるし、
この人を応援しようと思ってくれる人も出てくるかもしれないし、
そうなれば、ますます自分も嬉しくなります。
そういう意味でも、挨拶にさらにもう一言加えることは、
とても簡単で、すごく出会いを豊かにできると思います。

で、今日の歯医者です。
私は、みんなに言った手前、
「恐ろしい 歯医者さんに、何か一言言わなければいけない!」
羽目になりました。笑
それで、さんざん考えたあげく、私は、
「ぜひ治していただきたいんで、よろしくお願いします。」
と言ってみようと思いました。
ところが!!
いざ、待合室で、順番を待っていると、
なんか、なぜそれを言わなければいけないのか、
なぜ、いつも通りじゃいけないのか?
そもそも怖いと思っている相手に(実は担当医は相当いい人で怖くない。笑)
そんなこと言えるのか?
などなど、いろんな思いが浮かんできて、
「うわ、みんなには、ほんの一言いえばいいと言った割に、
めっちゃ勇気がいるじゃん!!」ということに気づきました。
勇気勇気!!勇気を出すんだ・・・
と思っているうちに、予約制なんで、すぐに順番が来て
とりあえず診察台に座って、先生と目があいました。
今だ。
今言わなきゃ治療が始まったら、もういえない。
そう思った私は、勇気を振り絞り、
「こんにちは。ぜひ治してください。よろしくお願いします。」
と、半ば、叫ぶように言いました。汗汗

すると先生から、その言葉への返事もありました。
「ええと、治すというのは、今治療中の歯のことですか?
他にも気になる歯があるようですが、
全部という意味ですか?」
と、私の「治す」という言葉の意味を聞いてくれました。
で、私も全部!というのは怖かったんで(汗&笑)
「ええと、とりあえず今の歯を頑張って、
そのあと、また、続きは考えます。」
と返事をしました。

ま、これ、中身は読む人にとっては、相当不毛に思えるかもしれませんが、
実は、私は、歯医者さんとこういう話はしたことがありません。
怖いので、できるだけコミュニケーションを避けてきたからです。

で、私は、本日、
「人って、話せば、わからないところは聞き直したりして、
ちゃんとわかろうとしてくれるんだ!!!!!」
と、改めて、感じ入り、
ちゃんとご挨拶ができた自分に、泣くほど感動しました。
本当です。
私は、すごく感動しました。

いや、皆さん、すみません。
この感動を伝えるために、
前半がとても長くなりました!!

人への不信感は、相手にじゃなく、自分の側に原因があることもある。
話してみなければわからない。
話してみても、嫌な人は嫌な人かもしれないけど、
そのうちの何人かは、自分の思い込みでそう思っているだけかもしれない。
勇気を出せば、
自分を知り、相手を知るチャンスが降ってくることもある。
ささやかなあいさつ運動は、
メンバーの中でも、私に真っ先に幸せをもたらしたことにも、
感動しています。笑笑

あなたもいかがでしょうか?
ごあいさつには、もう一言そえて。
そうすると、10人のうち、1人くらいは、
必ず、何か返してくれると思います。
そこに思わぬ出会いのハッピーも、あるかもしれません。
嫌な返事のかえってきた人には、
二度とていねいにあいさつしなければいいわけですし。笑
あなたと、相手の距離を計り直す意味でも、
いったん今までの自分の殻を破って、
一言多めに挨拶してみては?

勇気はいるんですよ。すごく。
でも、やってみてよかったと自分で思いました。

いつも長文なのに、
さらに長文、読んでいただいて、ありがとうございます。



ー・ー・ー・ー・ー
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posted by 南 瑠霞 at 16:25| 東京 ☁| 南 瑠霞(るるか)の手話日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月02日

声なしの授業をする意味


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今週の関東は、秋晴れのいい天気の日が続きました。
私はこの時期は大好きです。
空や、木の葉が綺麗ですね。

この秋も、神奈川県の保育士さん育成のための短大で、
手話の授業を担当しています。
この授業で、私は、
皆さんも良くご存知の通り、
「音声を一切使わず」会話を続けています。
最初は、驚く学生たちも、
もう1ヶ月たって、すっかり慣れてきたようで、
教室に入ると、一人一人元気に、
手話で「こんにちは」とあいさつしてくれるようになりました。嬉!!

短大の授業は、毎回90分。
全15回の内容が展開されます。
それを毎週とは、さぞや大変だろうと思う方も
いらっしゃるかもしれません。

確かに最初の、3回目くらいまでは、
必要なことを全て、ホワイトボードに書くなど、
ちょっと大変なのですが、
指文字なども勉強してみんなで覚えてくると、
数段に、進行が楽になります。

この授業がなぜ、声なしなのかというと、
第一に、
「手話が音声を使わなくても通じ合えるとても便利な言葉」だからです。
手話の良さは、
耳が聞こえなくても音声がなくても通じ合えるところにあるわけで、
せっかくの授業で、わざわざ耳から情報を得るよりも、
目で見て理解する可能性を広げてもらえればいいなと思っています。

そして、第二に、全国には、耳の聞こえない学生がたくさん、
短大や専門学校、大学に通っています。
そうした「同年代の学生たち授業の様子などを、
手話を通じて想像してみて欲しい」と願うから。
聞こえない学生たちも、全国で、
ホワイトボードやテキスト、文字通訳や手話通訳を見ながら、
みんなと同じように、大学の授業を受けています。

そして、第三に、いや、これが第一かもしれませんが!!笑
学生たちが将来、ろうの方と出会ったとき、
使い慣れない手話を見て、
音声のない言葉に「パニックにならないため」でもあります。

人は、例えば、
日本語を書き換えただけのローマ字のアルファベットを見ても、
「英語だ!」と勘違いしてしまえば、あわてて、
全く読めなくなってしまうこともあります。笑笑
手話でも同じ心理に陥ってしまうと、
当然ですが、私たちはパニックになって、
勝手に自分で「わかりません」モードの
スイッチを入れてしまいます。汗汗
相手のろうの方は、多分、手話に慣れない私たちに、
ペラッぺラの手話で、話しかけてくることはないはずです。(笑)
もしかしたら、それはちょっとした身振りだけかもしれません。
そんなとき、私たちが慌ててしまったら、
通じる話も通じなくなってしまいます。汗&笑

こうなってしまうのは、ちょっと残念。
これでは、せっかくの出会いやコミュニケーションのチャンスが
減るかもしれないし、
生まれるはずの友情も、生まれなくなってしまうかもしれません。
そんな時、もし、私たちが、あわてずに、
文字を書いたり、身振りをしたり、そんなことができて、
落ち着いて相手と向き合うゆとりが持てたら、
コミュニケーションの可能性が数段に高まります。

そんなわけで、私は、学生たちに、
「手話は特別じゃないんだ」という気持ちを、
授業の中から体感してもらいたいなーと思っています。
学生たちの中に、そんな気持ちが根付いてくれれば、
聞こえない人との垣根が少しずつなくなって行くに違いありません。
私はそう願って、
毎年、声なしの授業を続けています。

幸い、この授業で、半年を過ごすと、
ほとんどの学生たちが、簡単な手話が読み取れるようになり、
自分たちの意思表示もでき、
「手話は楽しかった!」と言って、卒業していってくれます。
学生たちは、たとえ手話という技術を忘れても、
「楽しかった」記憶があれば、
将来、聞こえない方と出会ったとき、また、
なんらかのコミュニケーションを取ろうとする勇気が生まれるように思います。

思いを育てるための、声なしの手話の授業。
今年も、だんだん学生たちが、
積極的に話すようになってきてくれて、
後半も、頑張ろう!!と思っている。
秋の1日です。


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posted by 南 瑠霞 at 18:00| 東京 ☀| 学校手話指導〜秋のもみじ通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする