翻訳・手話指導

17日月曜は、脚本の手話の翻訳。
夜12時までかかりました。

18日火曜、きのうは、役者さんたちの手話指導。
私だけでなく、聞こえないスタッフも入り、
みんなでコミュニケーションをとりながらの楽しいレッスン。
役者さんたちも身振り手振りで、お話をし、
ついつい楽しくなっちゃって、
予定よりずいぶん長い時間のレッスンとなりました。
実は、マネージャーさんも、レッスンに参加して、
大盛り上がりだったんです!!笑
皆さんが、とても熱く手話に取り組んでくださっているので、
うれしいです。

19日水曜、今日は、本体は千葉県でロケ。
ろう者の澄枝ちゃんが、早朝6時に出発して、
寒い海辺に行ってくれています。

手話の仕事についている人で、通訳者は多いけど、
このように現場に入って、
ドラマなどの仕事に付き合ってくれる人は、限られています。
まさに業界!!の仕事で、
時間も、朝4時・5時から、夜は、26時・27時まで。
私たちは、このような現場が大好きで、
こだわり続けて仕事をさせてもらっていますが、
こんな仕事、やってみたい人、いるかな?
ろう者、聴者を問いません。

この記事へのコメント

double-world
2008年11月20日 09:38
おはようございます!

いつも手話指導お疲れ様ですm(__)m

本当に大変ですね。朝早くから夜遅くまで…

自分たちの言葉である「手話」を使った仕事がある、出来るとはちょっと前までは全然思っていませんでした。

南さんのいう通りまだまだボランティア、福祉、という意識が強いんだろうと思います。

自分たちの言葉である「手話」と関われる仕事、私もやってみたいです!!

…でも、今はまだ会社勤め…(^_^;

前に一緒に帰ったきいろぐみの人も「自分は会社勤めだから、すみえちゃんがうらやましい」と話していました(笑)

うーん私もちょっとうらやましい…かも??(笑)

南瑠霞本人
2008年11月20日 13:49
double-world さん、
いつもありがとう!!!!!

そうだね。やはりこの仕事には、
聴者であっても、ろう者であっても、
覚悟も必要だね。
サラリーマンでは、いざというとき現場に入れないもんね。

聞こえる人でも、
この仕事をやりたいと来てくれる人は
時々、いるんですが、いざ、やってみると、
「デスクワークじゃないんだ・・・決まった時間の通訳なら、できるけど・・・」
「いつも違った時間に、違った場所に行って、
違った内容の仕事をするのは、
生活に負担がかかる・・・」
「前日の夜中に変更の連絡が来て、
それに対応するのは、
とても大変で難しかった・・・」
など、
この仕事をするには、当たり前のことが、
フットワークよくできず、
「自分には、合わないかも・・」
と思う人も、たくさんいるんです。

だから、後進を育てるのは、難しい・・・
でも、
みんなでがんばりたいと思っていますので、
ぜひ、応援してください。
美里
2008年11月25日 21:30
初めて書き込みさせていただきます。

美里と申します!
(;・ω・)゛

私は現在短大の二年生で手話とは大学の講義の一環として出会い、今は障害者スポーツ大会での手話通訳ボランティア等をさせて頂いてます。

手話の多様な表現方法、そしてそれを通した出会いに魅了され、将来は手話を活かした仕事に就きたいと思っており、中でも南さんのような手話コーディネーターに強く心惹かれました。
しかし、まずなりが方わからない。

何を学べば確実というものもなく、(もちろん手話は別で)何よりそれは求められているものなのだろうかという不安もありました。

南さんを初めすでに優秀なコーディネーターの方がいらっしゃる中で、自分が目指す必要があるのかなと…。(;・皿・)

そんな中で、今回の日記、本当にすごく迷いがふっとびました!

やってみたいです。

勇気を出そうと思いました。まだまだ手話も未熟でこれからですが、自分なりに目指して動いていこうと思います。

長々とすいません。(><)゛
本当にありがとうございました。(e^□^e)ノ

いつかご一緒に仕事ができることを願い頑張りたいと思います!


それではお体に気をつけて。。。☆

南瑠霞本人
2008年11月25日 22:51
美里さん、熱い書き込みありがとう!!
私が大学のころは、手話通訳士という資格も、
手話コーディネーターという仕事も
ありませんでした。
通訳士の国家資格も、聞こえない人や、
みんなでPRして、新しい法律を作り、
コーディネーターの仕事も、
活動をしているうちに、
社会の流れとともに生まれ、求められ、
いつしか仕事として成立し、
回りの仲間たちと一緒に、
試行錯誤しながら、
よりよい内容を、作って行っている最中です。
わからないことや、壁や、
乗り越えられない悩みや、
悔しいことや残念なこともいっぱいあります。

でも、今の私たちが、
年老いて、この世を去っても、
この流れが続いていってほしいと願っています。
あなたは、私より、20~30歳若い!!
ぜひ、次世代の手話シーンを、
聞こえない人たちと一緒に作ってください。
一緒に未来を見つめましょう!!
YUMI
2008年11月28日 21:31
はじめまして。
YUMIと申します。
私も興味あります。
と言っても、本格的に勉強しているというわけでもなく、手話の技術もまだまだです・・・
でも、手話を生かした仕事ってないのかなぁ?と思った時に、手話通訳と言うのは思いつきますがそれも本業というイメージはありませんでした。
(それだけを仕事にするっていうのは難しいというのを聞いたことがあります)

私は福祉とかボランティアとかに特別興味があったわけではありません。
手話を始めるまで、福祉っていう言葉は少しも思いつきませんでした。。。
英語や中国語を勉強したいと思うのと同じような感覚で興味を持ちました。
なんならN●VAとかイー●ンとかに、

英語
フランス語
中国語
日本手話

とかって並んであってもいいのになぁと思っていました。
手話の本を探す時もまず語学の棚に行ってました^^;

長くなってすみません。
そんな思いを誰に言ったらいいのか分からずつい関係ないことを書きこんでしまいました(+_+)

とにかく、南さんは素敵なお仕事をしていますね。
もっとそういうのが一般的?というかになるといいなぁと思います。
私も、もっと手話の勉強頑張る・・・というかスラスラ話せるようになりたいです!!!

では、ラブレターも楽しみにみます♪

南瑠霞本人
2008年11月29日 08:28
ゆみさん、ありがとう。
そうなんです。
なんで、手話の本は、
語学じゃなくて、福祉のところにあるの?
私も、いつも腹が立っています。
ひとつのりっぱな言語なのだから、
いろんなところで、いろんな人が使って、
それこそ、いろんな意味で、
バリアフリーになっていってほしいですね。
手話はすばらしい「言語」です。
みやこ
2008年11月30日 02:41
こんにちは☆以前メールをさせていただきましたが、書き込みは初めてのみやこです♪

ぜひぜひ私はそんな仕事がしてみたいです。
私は将来手話にかかわった仕事をしたいと思って現在勉強中です。
手話通訳の資格を取るつもりですが、それだけにはこだわらず、南さんのような仕事もぜひしてみたいなって思っています。
今は福祉の勉強もしていますが、私は社会が手話=福祉としてではなく、言語としてみてほしいと思っています。

だから手話コーディネートという仕事がもっと社会で一般化されてほしいなって思います。

まだまだそれにともなった手話力がないですが、ろう者の方々をかかわって、もっと手話を話せたらなって思っています。

いつか南さんのような仕事ができるようにがんばります☆

ではお体には気をつけて。。。
ラブレター楽しみにしています♪
南瑠霞
2008年12月01日 00:05
みやこさん、ありがとう。
私もこの仕事をしながら、
まだまだ至らない自分を実感しつつ、
でも、それにめげそうになる自分に負けないで、
コツコツがんばろうと思ってやっています。笑
まだまだ、
未知で、未完成な部分の多い仕事です。
みんなで考え、みんなで関わり、
みんなで、未来を作りましょう。

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