どうして、聞こえる助手に質問するの?

手話講習会の助手をしている、聞こえる友人の言葉。
「 うちの手話講習会は、
とても素晴らしい聞こえない先生が、
中心になって授業をしている。
でも、休憩時間や、帰りの時間になると、
生徒さん達が、
わからないことを、聞こえる私に質問してくる。
『 聞えない先生に、直接尋ねてみては? 』
と、伝えると、
『 え、じゃ、やめておこうかな・・・ 』
と、反応してくる・・・ 」

うーん、
聞こえない先生に直接質問しづらい気持ちは、よ~くわかります。
手話がわからないから、習いに来ているんですもんね。笑
でも、私も、出来れば、
聞こえない先生に、直接質問してくれればいいなあ・・・と、
思います。

いきなり質問するのは、ドキドキすると思いますが、
たとえば、うまく手話で話す自信がないなら、
助手の方に、「 質問したいので、手話を教えて下さい。 」
とお願いしてもいいし、
「 どうしても、手話で質問するのは無理・・・。
手話通訳をお願いします。 」
と頼んでもいいし、
実のところ、手話でなくても、
メモに文字を書いて、聞こえない先生に話しかける
という方法だって、あります。
何か、出来そうな方法は、ないですか?

生徒さんにしたら、
「 先生も、お忙しいだろう 」とか、
「 あまりにくだらない質問なんで・・ 」
と、思われる面もあるかもしれません。

でも、実は、いつも、聞こえない先生からも、
私は、悩みをお聞きすることがあるんです。
「 生徒さん達は、みんな、聞こえる助手に質問をする。
私は、話しかけにくいのかな? さびしい・・・」

手話を学ぶ生徒さん達が、出来るだけ、聞こえない方と交流し、
より豊かな手話に触れていただくためにも、
また、聞こえない先生の、立場やお気持ちを考えても、
私は、「 手話講習会での質問は、
聞こえない先生に直接尋ねてみる 」ことを、おすすめします。

手話を勉強中の方、ぜひ、ちょっと考えてみて下さいね。
今週はダメでも、来週とか、来月とか・・・
1年間の手話講習会の卒業までに、
ぜひ、聞こえない方との、直接対話。
チャレンジ!!!
がんばって!!

読んでいただいて、ありがとうございます。

質問.jpg

この記事へのコメント

えむ
2010年01月15日 08:32
どんどん質問をすることも、大切なんですね。
聞こえる方に質問をするのは、私もそうですが、今まで、聞こえるということに慣れてしまっているから?

時々、逆の立場で考えて見るのもいいですね。
なかなか、私も緊張してしまって、お会いした時に話せなかったのですが、
でも、聞こえない方は、聞こえる人に、優しいです。
   

   ん?

と、言う顔をすると、二回、三回、同じ手話で話してくれます。
   それでも分からないと、伝えたい物を探して、
指差しで話してくれます。
だから、私は、素敵だなって感じました。

   
南 瑠霞本人
2010年01月15日 09:04
なるほど、えむさんは、
聞こえない方に、
一生懸命、
お話を聞いてもらった経験があるんですね。
聞こえない人に、やさしくしてもらうと、
うれしいですよね。
いいお話、
とっても、ありがとうございます。
ラングレー
2010年01月15日 09:58
質問の仕方が判らないのと、答えてくれた内容の読み取りが出来ない、
二つの不安が一因なのでしょう。

質問は手話で行わないと、ダメという思い込みからでしょうか。
(手話以外(口話とか筆記など)は使ったらダメという思い込み。
 ⇒NAではダメなんでしょうけど。)
このあたりは、助手の方の神の声「手話でなくてもいい。口話でも筆記でも良いよ」と
実際にやって見せて、伝わることを見せてあげる必要がありますね。
もうひとつは、質問する手話表現が判らないからでしょうか
(手話+表現+何+xxxxx(聞きたい質問の指文字))
これも簡単ですから、助手の方の神の手で教えてあげればいいかと。

助手の方も言うだけでなく、やって見せる必要が有るかと思います。

回答については、理解した方がいいので、通訳をお願いしてでも、
聞いた方がいいと思いますね。
質問だけは、手話を学びに来ているのですから、頑張ってトライしましょう。
それが上達への一つの道です。

追記
これは、ろう者講師でなくとも、初対面のろう者との会話でも、そうですね。
手話を習い始めの頃(指文字さえ読み取りできない)、
ろう者と話してみたら、判らなくて、嫌な顔されて、めげたこと沢山。
今でも、日本手話で話す、とっても手話が早いろう者の手話は読めず、
嫌な態度(「アンタはダメ!」と言われているようで・・・)され、落ち込んでますよ・・・トホホ
ちなみに、私、実は指文字の読み取りは、まだ100%でないんです。怒られてます。再トホホ
南 瑠霞本人
2010年01月15日 13:29
ラングレーさん、
いい提案をいろいろとありがとうございます。
お互い助け合って、
いろんなコミュニケーションが取れると、
嬉しいですね。
本当に、ありがとうございます。
子守熊
2010年01月15日 15:45
以前、講師で立った時、こういう場面はよくあったので、私から「質問あるのなら、助手ではなく‥(講師の)私に尋ねて下さい。」とよく声かけたりしています。
または、手話を上手くなりたいのなら、私(聞こえない人たちも含めて)とたくさん話すことが一番の早道です。と言いますね。
多分‥私の方が怖いと思っているのかも?(苦笑)
でも楽しくポイントを押さえて教えるように心掛けているんです。
私は指文字や手話表現が早いので、最初はスローペースでいって、慣れてきたら徐々にスピードアップして読み取り慣れて貰うように工夫しています。
間違いチェックも厳しいので、絶対見逃ししない!!
ちょっとだけ間違いを見つけると‥駆け寄って直に指導。(笑)
講師したら終わる頃は汗かくんです。(笑)

南 瑠霞本人
2010年01月15日 16:54
子守熊さん
ありがとうございます。
講師の先生方は、みなさん、
子守熊さんのように、情熱的に、
指導されていると思います。
ですから、よけい、
生徒さんたちには、ろうの先生と、
積極的にお話ししてほしいんですよね。
子守熊さん、
本当に、お疲れ様です。
子守熊
2010年01月15日 21:13
あ、ムチばかりではなく、もちろんアメも与えて褒めるように使い分けて指導してきたんで。
私の厳しさをついて来れた人は通訳者、通訳士になっていますので~。
私の早い指文字と手話のおかげで読み取りは楽になったよと言ってくれた通訳者がいたんです。うれしいな~。
ある人は私の手話は一番楽チンだって~。
普通に変わらず会話している感じだとか。
確かにお互いに楽な感じですわ。。

南 瑠霞本人
2010年01月15日 22:06
子守熊さん
厳しさも優しさも、愛情をこめてですね。笑
きっと、子守熊さんの指導に、
感謝されている生徒さんは、
多いと思います。
素敵なお話、ありがとうございます。

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