メディア・舞台関係者&歌手の方への手話指導~初回レッスン!!
きのうに続いて、
メディア・舞台・歌手などのみなさんへのお願いです。
歌や映像・舞台の
歌詞・セリフの手話指導のご相談に見えた場合、
私たちは、
すぐに、歌詞やセリフの手話翻訳や指導をすることは、
たいへん稀です。
特別な場合を除き、
皆さんには、
最初におよそ2時間の時間をとっていただき、
「歌詞やセリフではない」!!
もっと基礎的なレッスンを受けていただいています。
私たちは、
これを抜きに、単純に手話翻訳と指導だけをすることは、
ほとんどやっていません。
たとえ、最終的に必要な手話が、
ほんの2~3個の単語だったとしても、
基本的に、このレッスンは、
受けていただきたいと考えます。
私たちがとても大事に思うレッスン、
それは「ろう者との出会い」です。
きのうの記事でも書きましたが、
手話を作品に取り入れるということは、
その後ろに、それを大事な言葉として使っている
ろうの皆さんがいる!!と言うことです。
そのろうの人たちの存在を抜きに、
手話単語だけを表現しても、
単に手の形を覚えるだけで、
その言葉の重みが実感できません。
実際に、その手話を使って、
様々なことを、自由に話しているろうの人を
目の前にしてこそ、
その「手話」の存在の意味を、
理解することができるのです。
多くの方が、
この基礎レッスンを受けることで、
「手話に対する感じ方が変わった」
「本当に、言葉として生きていることが分かった」
と、おっしゃいます。
その中身は・・・・
① 通訳なしにろうの方と話す!!
これは、とにかくろうの人と、通訳を介することなく、
身振り、手ぶり、筆談などでいっぱい話をし、
自分の名前や、住所、趣味などの手話表現を覚えていただく
と言う、レッスンです。
ズバリ、これは、ナチュラルアプローチ!!笑
このレッスンを通じて、役者さんにも、演出家の方にも、
また、脚本家の方や、プロデューサーさん、
そのほか、いろんなスタッフの方にも、
本物の手話が、生き生きと、
人と人の心を結ぶ実感を得ていただきたいのです。
その中から、皆さんには、手話のあり方、話し方、
また、演技や演出のヒントを、
誰かの解説からではなく、ご自身の手で、
得ていただくことが、とても大切です。
② 聞こえない人の体験談を聞く。
次は、通訳付きです。笑
皆さんに、実際の聞こえない人の、
生い立ちや、手話との出会い、ろう学校の様子、
自分たちのデートの様子や、食事の話など、
いろんな体験談に触れていただきます。
聞こえない人ならではの、ユニークな体験なども、
その場で知っていただき、
「へえ、聞こえない人の暮らしや、
手話の様子って、思っていたのとは違うな・・・」
とか、
「なるほど、実際に聞いてみて、
はじめて知った。興味深い!!」
とか、
そういう発見を、じかにしていただきたい。
③ ディスカッション!!
手話を、どんなイメージでとらえ、作品に反映させたいか、
また、それは、実際に可能かどうかといったディスカッションも、
ちゃんと聞こえない人と一緒に、していただきます。
この中で、多くの方が、
「手話って、表情や口話も一体となって、
ひとつの表現なんだ。」
とか、
「手だけで何かあらわそうとしても、
それでは、意味がつながらないんだ・・・」
「なるほど、手話を使う人の立場などによって、
違ったタイプの手話があるんだ。
キャラクター別の言い回しみたいなものもあるし、
手話には、若者言葉もあるのか・・・」
など、本来の豊かな手話のあり方を、
みなさん、自分たちで、見つけて帰ってほしい。
この3段階の、基礎レッスン、
全部で、およそ2時間です。
これ、
こちらが中身を指導させていただくというよりも、
皆さんが、実際のろうの方のお話、
手話で話す姿そのものに触れていただくことで、
きちんと何かを実感し、
自分たちで、新しい発見をしていただける場を、
もうけさせてもらっていると言った感じです。
私たちは、
このレッスンを受けて、
自分たちが、手話をとりいれて、本当は何をやりたいのか、
きちんと確信を持っていただけた方に、
第2段階として、
手話翻訳、手話指導に入らせていただいています。
最近問い合わせの増えた、
メディア、歌手の皆さんなどへの手話指導。
この初回レッスンは、どんな作品であっても、
共通です。
ぜひ、こうしたレッスンも受けて、
そして、豊かな心ある手話を、
作品に取り入れてくださいね。
本当に、ありがとうございます。
きのう木曜、雨の東京、
梅が、もう咲き始めています。
メディア・舞台・歌手などのみなさんへのお願いです。
歌や映像・舞台の
歌詞・セリフの手話指導のご相談に見えた場合、
私たちは、
すぐに、歌詞やセリフの手話翻訳や指導をすることは、
たいへん稀です。
特別な場合を除き、
皆さんには、
最初におよそ2時間の時間をとっていただき、
「歌詞やセリフではない」!!
もっと基礎的なレッスンを受けていただいています。
私たちは、
これを抜きに、単純に手話翻訳と指導だけをすることは、
ほとんどやっていません。
たとえ、最終的に必要な手話が、
ほんの2~3個の単語だったとしても、
基本的に、このレッスンは、
受けていただきたいと考えます。
私たちがとても大事に思うレッスン、
それは「ろう者との出会い」です。
きのうの記事でも書きましたが、
手話を作品に取り入れるということは、
その後ろに、それを大事な言葉として使っている
ろうの皆さんがいる!!と言うことです。
そのろうの人たちの存在を抜きに、
手話単語だけを表現しても、
単に手の形を覚えるだけで、
その言葉の重みが実感できません。
実際に、その手話を使って、
様々なことを、自由に話しているろうの人を
目の前にしてこそ、
その「手話」の存在の意味を、
理解することができるのです。
多くの方が、
この基礎レッスンを受けることで、
「手話に対する感じ方が変わった」
「本当に、言葉として生きていることが分かった」
と、おっしゃいます。
その中身は・・・・
① 通訳なしにろうの方と話す!!
これは、とにかくろうの人と、通訳を介することなく、
身振り、手ぶり、筆談などでいっぱい話をし、
自分の名前や、住所、趣味などの手話表現を覚えていただく
と言う、レッスンです。
ズバリ、これは、ナチュラルアプローチ!!笑
このレッスンを通じて、役者さんにも、演出家の方にも、
また、脚本家の方や、プロデューサーさん、
そのほか、いろんなスタッフの方にも、
本物の手話が、生き生きと、
人と人の心を結ぶ実感を得ていただきたいのです。
その中から、皆さんには、手話のあり方、話し方、
また、演技や演出のヒントを、
誰かの解説からではなく、ご自身の手で、
得ていただくことが、とても大切です。
② 聞こえない人の体験談を聞く。
次は、通訳付きです。笑
皆さんに、実際の聞こえない人の、
生い立ちや、手話との出会い、ろう学校の様子、
自分たちのデートの様子や、食事の話など、
いろんな体験談に触れていただきます。
聞こえない人ならではの、ユニークな体験なども、
その場で知っていただき、
「へえ、聞こえない人の暮らしや、
手話の様子って、思っていたのとは違うな・・・」
とか、
「なるほど、実際に聞いてみて、
はじめて知った。興味深い!!」
とか、
そういう発見を、じかにしていただきたい。
③ ディスカッション!!
手話を、どんなイメージでとらえ、作品に反映させたいか、
また、それは、実際に可能かどうかといったディスカッションも、
ちゃんと聞こえない人と一緒に、していただきます。
この中で、多くの方が、
「手話って、表情や口話も一体となって、
ひとつの表現なんだ。」
とか、
「手だけで何かあらわそうとしても、
それでは、意味がつながらないんだ・・・」
「なるほど、手話を使う人の立場などによって、
違ったタイプの手話があるんだ。
キャラクター別の言い回しみたいなものもあるし、
手話には、若者言葉もあるのか・・・」
など、本来の豊かな手話のあり方を、
みなさん、自分たちで、見つけて帰ってほしい。
この3段階の、基礎レッスン、
全部で、およそ2時間です。
これ、
こちらが中身を指導させていただくというよりも、
皆さんが、実際のろうの方のお話、
手話で話す姿そのものに触れていただくことで、
きちんと何かを実感し、
自分たちで、新しい発見をしていただける場を、
もうけさせてもらっていると言った感じです。
私たちは、
このレッスンを受けて、
自分たちが、手話をとりいれて、本当は何をやりたいのか、
きちんと確信を持っていただけた方に、
第2段階として、
手話翻訳、手話指導に入らせていただいています。
最近問い合わせの増えた、
メディア、歌手の皆さんなどへの手話指導。
この初回レッスンは、どんな作品であっても、
共通です。
ぜひ、こうしたレッスンも受けて、
そして、豊かな心ある手話を、
作品に取り入れてくださいね。
本当に、ありがとうございます。
きのう木曜、雨の東京、
梅が、もう咲き始めています。
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http://www.townnews.co.jp/0203/2012/02/24/136173.html