歌手とマイクと手話
最近、歌手の方が、
手話で歌うことにチャレンジすることが増えています。
きのう、そういったステージでの、
歌の手話について、作らせていただく機会をいただいて、
スタッフや、歌い手の方とディスカッションしてきました。
その際、調整が必要になったのが、
スタンドマイクです。
手話は、目の前の空間で、手を動かして、
様々なものを表現していきますので、
ど真ん中に、にょっきり立った、スタンドマイクは、
かなり手話の邪魔になってしまう場合があります。
最近、いろんな歌い手の方の手話をテレビで拝見していると、
それが、それなりにうまくいっている例もありますし、
逆に、かなり手話が見づらく、
手話関係者から見ると、
わざわざ、そこまでして、手話をつけた意味はないのでは・・・・
と思ってしまう場合もあります・・・涙涙
私達は、日ごろ、ステージで歌ったり踊ったりするとき、
ヘッドセットといわれる、
頭に、固定して、
口元に小さなワイヤレスマイクが来るタイプのものを使用し、
両手を使って、自由に手話をし、
ステージの上も、動き回っています。
でも、本来、「歌」というものを聞かせるという点では、
やはり、電波の途切れやすいワイヤレスマイクより、
きちんと線のつながった、マイクを手で持つか、
または、スタンドで立てたほうが、
よりよい歌声が、お客さんに届く・・というのが、
昨今の一般的見識。
そうなると、歌声勝負の歌手の方は、
片手でマイクを持つと、
手話は相当やりづらくなりますので、
スタンドマイクを使って、
手話をするという方法を、選びたい・・・
と、考える方が多くなります。
ただ、そうなると、
ど真ん中のスタンドの部分は、
絶対、手を回せなくなるので、
それを避けるために、
手話のつながりや、
あらわしやすい手話単語を、厳選して、
歌を翻訳することが必要になってきます。
単に、音楽に合う、意味のよく伝わる、
良い手話をつけただけでは、
問題が済まされなくなってくるわけです。
( 歌につける手話は、
それなりに、大変難しいと言われ、
多くの人が、多くの場面で、四苦八苦して取り組み、
なお、多くの反省や批判や、ダメ出しが繰り返されている中で、
それでは済まされない、
さらに高度な手話をつけることにチャレンジしなければならない
とういことです・・・汗汗 )
ですから、本人の意向もくみながら、いったん歌を翻訳して、
それで、イケそうかな・・と思っても、
スタンドマイクを立ててみたら、
思うように、手が動かせない場合が多々あり、
左右の手を変えてみたり、
手話の向きや動かす方向を変えてみたり、
いったん両手であらわしていたものをとりやめて、
片手で出来る手話を探ってみたりと、
いろんな工夫が必要になります。
そのうえで、きちんと見る人に伝わる手話表現でなければ、
それは、単なる振り付けになり、
せっかく、手話で思いを込めたいと思った企画者の意図も、
歌手の思いも、台無し。
さらには、だったら、手話指導者なんていなくても、
自分で自由にイメージを生み出す手の動きを、
つけてみればよかっただけ・・・
ということにもなりかねません。汗・・・
ですから、ことは、意外に・・
いや、とても!!重大です。
さらに、その後、本番中、
その手話のアクションが、
マイクスタンドにガツンと当たらないように、
気をつけるところまで、
表現する方と一緒に、確認を重ねなければ、
歌手の方が”自分で歌う手話の歌”は、目指せません。
もともと、
手話の付いた歌を歓迎する聴こえない人は、全体の半数。
残りの半数の人は、手話の歌は嫌い。
または、手話の歌はわからないから、自分とは無関係!!
と、感じている中、
それでも、心をこめて、手話で歌いたいなら、
それは、歌手本人ばかりでなく、
その場に立ち会う、監督や、照明や音響関係者、
周辺のアレンジャーなどなど、
みんなが、
「聴こえない人にも、見てもらいたい」
「聴こえない人とも、この歌の何かを共有したい」
と願いを込めなければ、
手話の歌は、成り立たない。
手話の歌に、マイクスタンドは、
なかなかの強敵である。
手話レッスンをしたスタジオの近所にも、花!!
で、これは、花?葉っぱ?
見たこともない、美しいものが・・・・!!
これは、わかる。青いアジサイ。笑
ピンクのアジサイ。
手話で歌うことにチャレンジすることが増えています。
きのう、そういったステージでの、
歌の手話について、作らせていただく機会をいただいて、
スタッフや、歌い手の方とディスカッションしてきました。
その際、調整が必要になったのが、
スタンドマイクです。
手話は、目の前の空間で、手を動かして、
様々なものを表現していきますので、
ど真ん中に、にょっきり立った、スタンドマイクは、
かなり手話の邪魔になってしまう場合があります。
最近、いろんな歌い手の方の手話をテレビで拝見していると、
それが、それなりにうまくいっている例もありますし、
逆に、かなり手話が見づらく、
手話関係者から見ると、
わざわざ、そこまでして、手話をつけた意味はないのでは・・・・
と思ってしまう場合もあります・・・涙涙
私達は、日ごろ、ステージで歌ったり踊ったりするとき、
ヘッドセットといわれる、
頭に、固定して、
口元に小さなワイヤレスマイクが来るタイプのものを使用し、
両手を使って、自由に手話をし、
ステージの上も、動き回っています。
でも、本来、「歌」というものを聞かせるという点では、
やはり、電波の途切れやすいワイヤレスマイクより、
きちんと線のつながった、マイクを手で持つか、
または、スタンドで立てたほうが、
よりよい歌声が、お客さんに届く・・というのが、
昨今の一般的見識。
そうなると、歌声勝負の歌手の方は、
片手でマイクを持つと、
手話は相当やりづらくなりますので、
スタンドマイクを使って、
手話をするという方法を、選びたい・・・
と、考える方が多くなります。
ただ、そうなると、
ど真ん中のスタンドの部分は、
絶対、手を回せなくなるので、
それを避けるために、
手話のつながりや、
あらわしやすい手話単語を、厳選して、
歌を翻訳することが必要になってきます。
単に、音楽に合う、意味のよく伝わる、
良い手話をつけただけでは、
問題が済まされなくなってくるわけです。
( 歌につける手話は、
それなりに、大変難しいと言われ、
多くの人が、多くの場面で、四苦八苦して取り組み、
なお、多くの反省や批判や、ダメ出しが繰り返されている中で、
それでは済まされない、
さらに高度な手話をつけることにチャレンジしなければならない
とういことです・・・汗汗 )
ですから、本人の意向もくみながら、いったん歌を翻訳して、
それで、イケそうかな・・と思っても、
スタンドマイクを立ててみたら、
思うように、手が動かせない場合が多々あり、
左右の手を変えてみたり、
手話の向きや動かす方向を変えてみたり、
いったん両手であらわしていたものをとりやめて、
片手で出来る手話を探ってみたりと、
いろんな工夫が必要になります。
そのうえで、きちんと見る人に伝わる手話表現でなければ、
それは、単なる振り付けになり、
せっかく、手話で思いを込めたいと思った企画者の意図も、
歌手の思いも、台無し。
さらには、だったら、手話指導者なんていなくても、
自分で自由にイメージを生み出す手の動きを、
つけてみればよかっただけ・・・
ということにもなりかねません。汗・・・
ですから、ことは、意外に・・
いや、とても!!重大です。
さらに、その後、本番中、
その手話のアクションが、
マイクスタンドにガツンと当たらないように、
気をつけるところまで、
表現する方と一緒に、確認を重ねなければ、
歌手の方が”自分で歌う手話の歌”は、目指せません。
もともと、
手話の付いた歌を歓迎する聴こえない人は、全体の半数。
残りの半数の人は、手話の歌は嫌い。
または、手話の歌はわからないから、自分とは無関係!!
と、感じている中、
それでも、心をこめて、手話で歌いたいなら、
それは、歌手本人ばかりでなく、
その場に立ち会う、監督や、照明や音響関係者、
周辺のアレンジャーなどなど、
みんなが、
「聴こえない人にも、見てもらいたい」
「聴こえない人とも、この歌の何かを共有したい」
と願いを込めなければ、
手話の歌は、成り立たない。
手話の歌に、マイクスタンドは、
なかなかの強敵である。
手話レッスンをしたスタジオの近所にも、花!!
で、これは、花?葉っぱ?
見たこともない、美しいものが・・・・!!
これは、わかる。青いアジサイ。笑
ピンクのアジサイ。
この記事へのコメント
(間違えては困るので伏字にしておきます)
先日、彼のコンサートに行った者です
そこで、彼のツアーパンフレットを見たところ、手話あいらんどで教わったということで、ここに飛んできました
すごく魅力的な手話で感動いたしました
これも、手話あいらんどのおかげでもあります
ありがとうございました
私はデフで彼の手話を見ることが夢のひとつでもあったのですごく嬉しかったです
彼なりのサプライズ・・今はまだツアー真っ最中なので、ツアーが終わったら、また裏話などを聞かせてくれると嬉しいです
ありがとうございます!!!!!!!
感謝!!