「ボーイズ・オン・ザ・ラン」〇君たちと手話のお話
手話あいらんどは、
「ボーイズオンザラン」が、一段落して、
暑さもやや一段落して、
ようやく、夏が終わろうとしています。
「ボーイズ・オン・ザ・ラン」といえば、
すぐに思い出すのは、
川崎のビルの屋上。
コンクリートの建物の上で、
花が洗濯物を干したり、
田西と源が、大げんかをしたり、
いろんな場面が繰り広げられましたが、
とにかく、ここは、高いビルの屋上。
それ以上、上はない。
上には何にもないわけだから、
何をどうしようと、影もない！！
ひたすら照り返す、
焼けたコンクリートの上で、
ドライ、リハ、本番が、繰り返され、
キャストのみなさんも、
スタッフのみなさんも、
本当に、倒れる寸前！！
こんな熱い（暑い）思いのこもったドラマは、
他にない！！
というほどの、灼熱の現場でした！大汗＆笑
ここで、元気に演技を続けた、
役者さんたちには、
改めて、もう一度、拍手をお送りしたいです。
（川崎の空。あたりは、３６０度どこを見ても、夏の雲と晴れた空！！
コンクリートに照りつける太陽に焼かれたロケ現場から。）
そんな中、
今回、ドラマで手話に取り組んでくださったのは、
丸山君、平さん、シュウマイ君、
そして、花の元旦那、源を演じたＲＥＤ ＲＩＣＥさん、
ジムの会長さんを演じた山田明郷さん、
また、ラストシーンにも登場した鈴木役の陣内さんです！
〇君は、実は、一度お伝えした手話を、
次には、完璧に覚えてきておられ、
また、左右どちらの手でも、
自由に使いこなしてしまうという、
不器用な田西の役柄的には、
実に困った（笑）才能の持ち主！！
私も、いろんな方に手話指導させていただいていますが、
こんなに器用な方は、珍しい！！
それで、〇君とは、けっこう、
本番で、不器用そうに見える手話表現を、
一緒に相談させてもらったりして、
とてもユニークな、
手話指導経験をさせていただく結果となりました！！笑
〇君は、現場では、空き時間に「好き」という手話を、
男性にも、女性にも、
平さんにも、うちのろう者スタッフ元美ちゃんにも、連発！笑
すると、周りのキャストやスタッフの方も、
みんな「なになに？」と、寄ってきてくださって、
〇君は、「好き」という手話を、
みなさんに、広めてくださいました。笑
現場では、いつも、もっともよく使う、
「おはようございます」と「お疲れ様」という手話を、
スタッフの方もキャストの方も、
手話に関係ない担当の方も、ほとんどの方が覚えてくださるのですが、
今回の「ボーイズ・オン・ザ・ラン」では、
それに加え、〇君効果で、
「好き」という手話も、
多くのみなさんが、覚えてくださいました。
本当に、ありがとう！！
そういえば、田西の、
「僕が、世界を目指します。」
という手話も、
表現をお伝えした後、
数日後、現場に来てみたら、
監督と〇君で相談して、
手を棚に打ち付ける演技になっていて、
あれも、楽しかった。笑
少ない手話シーンでしたが、
〇君は、〇君らしさ全開で、
いろんな手話表現を自分のものにしておられたように思います。
暖かい気持ちで手話に取り組んでいただいて、
心から、感謝いたします。
（撮影中の群馬の空）
平さんも、
手話はとても少なかったのですが、
控室では、いつも、
ろう者スタッフに話しかけたり、
いっぱい筆談してくださったりして、
明るく楽しい女優さんでした。
平さんは、これから、すごくいろんな役を演じて、
もっともっと、
素敵な役者さんになっていかれるように思います。
キラキラした平さんとご一緒させていただいて、
とてもうれしかったです。
シュウマイ役の浦上晟周君は、
実は、手話シーンがほぼなかったのですが、
現場では、指文字やら手話単語やら、
いっぱい覚えてくれて、
元美ちゃんと一緒に覚えた手話を、
家でも使ってくれたりして、
本当に、仲よくしてくれました。
すごく、ありがとう！！
（ちなみに、ラストシーンに出てきた
大きくなったシュウマイ君は、
鈴木達也君が、演じており、
彼も、いきなり手話を覚えて、
まさにシュウマイ君らしい演技をしておられ、
私は、これにも感動しました。
本当に、お疲れ様でした！！）
山田明郷さんは、
あのお年で、筋肉隆々、
カッコイイおやっさんだったことで、
本当に、ずっと最初から、遠くで拝見していたのですが、
ドラマの後半、
手話で演じられるシーンがあり、
お話ししてみたら、とても良い方で、びっくり。
ざっくばらんにいろんなお話をしてくださったり、
それから、
「筋肉は、いつになっても、自分の力で育てられるんですよ。」
なんて、体作りのお話もしてくださって、
感激でした！！
源も、役柄とは違って、
本物のＲＥＤ ＲＩＣＥさんは、
とても頼れる感じの優しい方。
手話もきっちり覚えてくださって、
熱演される姿が、とてもすてきでした。
絶対、またお会いしたい方の一人です！！
ありがとうございました。
そして、そして、陣内さん！！
私、陣内さんの演技、大好きでした。
ラストシーンで、手話をすることになり、
一緒に練習させてもらった時は、
「オレ・・覚えられるかな？ すごい心配！！・・」
なんて、おっしゃっていたのに、
本番では、刑務所の影から、
とてもいい手話をしてくださって、
私は、感激しています。
陣内さん、またお会いしたいです！！
陣内さん、おもしろくて、カッコイイ！！
本当に、ありがとうございました。
このほか、
手話を取り上げるに当たり、最初から勉強会に参加し、
手話翻訳にも一緒に立ち会い、
現場では、本当にオープンにいろいろお話やご相談等々させていただいた、
メイン監督の常廣さん、
本当に、いつも温かいお声掛け、ありがとうございました。
それから、唐木監督、
手話のセリフ、
役者さんの演技をモニターで見ながら、
一緒にされている姿を拝見し、
とても励まされました。
日暮監督、一緒にセミ（日暮し／笑）という手話、
楽しんでくださって、ありがとうございます。笑
いつ、お会いしてもやさしく、
にこにこお話ししてくださり、心に残っております。
（モニターで手話チェック。常廣監督らと。）
それから！！
手話にずっと付き添い続けて下さった、
助監督の木村さん、中野ももこさん、
現場でも、いろんな手話を覚えて、
一緒にコミュニケーションをとり、
〇君や平さん、シュウマイ君についで、
一番手話を覚えてくださったのは、お二人でした。
楽しい時間を共有してくださり、
本当に、ありがとうございました。
そして、各プロデューサーの、
太田さん、田上さん、山田さん、中込さん！！
本当に、いろいろお気遣いありがとうございました。
一緒に手話も愛して下さって、
たくさんいろいろ、差し入れもしてくださって（笑）
楽しく接してくださったこと、心より感謝申し上げます。
どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます。
（撮影の準備中！！）
このほか、メイク、衣装、
音響、映像、カメラ、制作等々、
全ての、スタッフの皆さん、
また、ボクシング指導の梅津さん、
いつも、私たち手話スタッフにも、
温かい、あいさつを交わしてくださって、
ありがとうございました。
脚本の高橋さん！！
打ち上げでお会いできて、うれしかったです！！
本当に、みなさん、ありがとうございました。
皆さんとともに、
この作品にかかわれたこと、
私たちの誇りです。
心より感謝申し上げます。
ぜひ、皆さんとともに、
遠くに近くに、
今後とも、ますます頑張っていきたいと思います。
ボーイズ・オン・ザ・ランとともに！
人生、ラン！！
ここからまた、みんなで走り出そう！！
感謝。
（クレーンで撮影。カメラマンさん、カッコイイ！！）
「ボーイズオンザラン」が、一段落して、
暑さもやや一段落して、
ようやく、夏が終わろうとしています。
「ボーイズ・オン・ザ・ラン」といえば、
すぐに思い出すのは、
川崎のビルの屋上。
コンクリートの建物の上で、
花が洗濯物を干したり、
田西と源が、大げんかをしたり、
いろんな場面が繰り広げられましたが、
とにかく、ここは、高いビルの屋上。
それ以上、上はない。
上には何にもないわけだから、
何をどうしようと、影もない！！
ひたすら照り返す、
焼けたコンクリートの上で、
ドライ、リハ、本番が、繰り返され、
キャストのみなさんも、
スタッフのみなさんも、
本当に、倒れる寸前！！
こんな熱い（暑い）思いのこもったドラマは、
他にない！！
というほどの、灼熱の現場でした！大汗＆笑
ここで、元気に演技を続けた、
役者さんたちには、
改めて、もう一度、拍手をお送りしたいです。
（川崎の空。あたりは、３６０度どこを見ても、夏の雲と晴れた空！！
コンクリートに照りつける太陽に焼かれたロケ現場から。）
そんな中、
今回、ドラマで手話に取り組んでくださったのは、
丸山君、平さん、シュウマイ君、
そして、花の元旦那、源を演じたＲＥＤ ＲＩＣＥさん、
ジムの会長さんを演じた山田明郷さん、
また、ラストシーンにも登場した鈴木役の陣内さんです！
〇君は、実は、一度お伝えした手話を、
次には、完璧に覚えてきておられ、
また、左右どちらの手でも、
自由に使いこなしてしまうという、
不器用な田西の役柄的には、
実に困った（笑）才能の持ち主！！
私も、いろんな方に手話指導させていただいていますが、
こんなに器用な方は、珍しい！！
それで、〇君とは、けっこう、
本番で、不器用そうに見える手話表現を、
一緒に相談させてもらったりして、
とてもユニークな、
手話指導経験をさせていただく結果となりました！！笑
〇君は、現場では、空き時間に「好き」という手話を、
男性にも、女性にも、
平さんにも、うちのろう者スタッフ元美ちゃんにも、連発！笑
すると、周りのキャストやスタッフの方も、
みんな「なになに？」と、寄ってきてくださって、
〇君は、「好き」という手話を、
みなさんに、広めてくださいました。笑
現場では、いつも、もっともよく使う、
「おはようございます」と「お疲れ様」という手話を、
スタッフの方もキャストの方も、
手話に関係ない担当の方も、ほとんどの方が覚えてくださるのですが、
今回の「ボーイズ・オン・ザ・ラン」では、
それに加え、〇君効果で、
「好き」という手話も、
多くのみなさんが、覚えてくださいました。
本当に、ありがとう！！
そういえば、田西の、
「僕が、世界を目指します。」
という手話も、
表現をお伝えした後、
数日後、現場に来てみたら、
監督と〇君で相談して、
手を棚に打ち付ける演技になっていて、
あれも、楽しかった。笑
少ない手話シーンでしたが、
〇君は、〇君らしさ全開で、
いろんな手話表現を自分のものにしておられたように思います。
暖かい気持ちで手話に取り組んでいただいて、
心から、感謝いたします。
（撮影中の群馬の空）
平さんも、
手話はとても少なかったのですが、
控室では、いつも、
ろう者スタッフに話しかけたり、
いっぱい筆談してくださったりして、
明るく楽しい女優さんでした。
平さんは、これから、すごくいろんな役を演じて、
もっともっと、
素敵な役者さんになっていかれるように思います。
キラキラした平さんとご一緒させていただいて、
とてもうれしかったです。
シュウマイ役の浦上晟周君は、
実は、手話シーンがほぼなかったのですが、
現場では、指文字やら手話単語やら、
いっぱい覚えてくれて、
元美ちゃんと一緒に覚えた手話を、
家でも使ってくれたりして、
本当に、仲よくしてくれました。
すごく、ありがとう！！
（ちなみに、ラストシーンに出てきた
大きくなったシュウマイ君は、
鈴木達也君が、演じており、
彼も、いきなり手話を覚えて、
まさにシュウマイ君らしい演技をしておられ、
私は、これにも感動しました。
本当に、お疲れ様でした！！）
山田明郷さんは、
あのお年で、筋肉隆々、
カッコイイおやっさんだったことで、
本当に、ずっと最初から、遠くで拝見していたのですが、
ドラマの後半、
手話で演じられるシーンがあり、
お話ししてみたら、とても良い方で、びっくり。
ざっくばらんにいろんなお話をしてくださったり、
それから、
「筋肉は、いつになっても、自分の力で育てられるんですよ。」
なんて、体作りのお話もしてくださって、
感激でした！！
源も、役柄とは違って、
本物のＲＥＤ ＲＩＣＥさんは、
とても頼れる感じの優しい方。
手話もきっちり覚えてくださって、
熱演される姿が、とてもすてきでした。
絶対、またお会いしたい方の一人です！！
ありがとうございました。
そして、そして、陣内さん！！
私、陣内さんの演技、大好きでした。
ラストシーンで、手話をすることになり、
一緒に練習させてもらった時は、
「オレ・・覚えられるかな？ すごい心配！！・・」
なんて、おっしゃっていたのに、
本番では、刑務所の影から、
とてもいい手話をしてくださって、
私は、感激しています。
陣内さん、またお会いしたいです！！
陣内さん、おもしろくて、カッコイイ！！
本当に、ありがとうございました。
このほか、
手話を取り上げるに当たり、最初から勉強会に参加し、
手話翻訳にも一緒に立ち会い、
現場では、本当にオープンにいろいろお話やご相談等々させていただいた、
メイン監督の常廣さん、
本当に、いつも温かいお声掛け、ありがとうございました。
それから、唐木監督、
手話のセリフ、
役者さんの演技をモニターで見ながら、
一緒にされている姿を拝見し、
とても励まされました。
日暮監督、一緒にセミ（日暮し／笑）という手話、
楽しんでくださって、ありがとうございます。笑
いつ、お会いしてもやさしく、
にこにこお話ししてくださり、心に残っております。
（モニターで手話チェック。常廣監督らと。）
それから！！
手話にずっと付き添い続けて下さった、
助監督の木村さん、中野ももこさん、
現場でも、いろんな手話を覚えて、
一緒にコミュニケーションをとり、
〇君や平さん、シュウマイ君についで、
一番手話を覚えてくださったのは、お二人でした。
楽しい時間を共有してくださり、
本当に、ありがとうございました。
そして、各プロデューサーの、
太田さん、田上さん、山田さん、中込さん！！
本当に、いろいろお気遣いありがとうございました。
一緒に手話も愛して下さって、
たくさんいろいろ、差し入れもしてくださって（笑）
楽しく接してくださったこと、心より感謝申し上げます。
どうぞ、今後ともよろしくお願い申し上げます。
（撮影の準備中！！）
このほか、メイク、衣装、
音響、映像、カメラ、制作等々、
全ての、スタッフの皆さん、
また、ボクシング指導の梅津さん、
いつも、私たち手話スタッフにも、
温かい、あいさつを交わしてくださって、
ありがとうございました。
脚本の高橋さん！！
打ち上げでお会いできて、うれしかったです！！
本当に、みなさん、ありがとうございました。
皆さんとともに、
この作品にかかわれたこと、
私たちの誇りです。
心より感謝申し上げます。
ぜひ、皆さんとともに、
遠くに近くに、
今後とも、ますます頑張っていきたいと思います。
ボーイズ・オン・ザ・ランとともに！
人生、ラン！！
ここからまた、みんなで走り出そう！！
感謝。
（クレーンで撮影。カメラマンさん、カッコイイ！！）
この記事へのコメント
おはようございます♪
レスありがとうございましたm(_ _ )m
予想通りで良かったです(o^-^o)
この日記の手話のお話しも
すごく楽しく読ませていただきました
もちろん職場のろう者と一緒に！
録画したボーイズ・オン・ザ・ランをまた見たい！って思いました
そうそう
丸ちゃんＭステの登場の時に
「僕が世界を目指します！」ってやってました～
南さんをはじめ
手話アイランドのみなさん！
まだまだ残暑厳しいのでお身体に気を付けてこれからのご活躍を～
九州から同じ手話を愛する者として
皆さんを応援しています(o^∇^o)ﾉ
ありがとうございます。
ぜひぜひ、これからも、
一緒に、頑張りましょう！！
感謝！