手話あいらんどTVクロスカルチャ~ろう高齢者の介護のお話

手話あいらんどTV クロスカルチャー
今回は、南と元美による、
ちょっとまじめな、福祉・介護情報です。
勉強になるから、ぜひ、見てくださいね。



(簡単な内容)
手話あいらんどTV クロスカルチャ!!
南 瑠霞です。聞こえます。
中嶋 元美です。ろう者です。

秋です。
スポーツの秋、芸術の秋、
食べの野の秋など、いろいろあります。
食べ物といえば、
元美は、栗、
南は、サツマイモがすきです。笑
このほか、元美は、マツタケ、
南は、ナシも大好きです。
秋はいいですね。
そのほか、読書の秋、
勉強の秋・・・というわけで・・・
今日は、勉強のお話です!

私たちは、普段、
手話エンターテイメントがメインで、
舞台の活動が多いのですが、
福祉や介護の勉強をしている人に、
手話を教えたりもしています。

最近日本では、看護師・介護士さんが、減ってきて、
アジアの方などが、たくさん力を貸してくれています。
日本にやってきて、介護の勉強をしてくれているんですね。
そんな方々に、手話を教えたりすることもあります。

そんな時は、
○ 手話の基本的あいさつ
○ 全国のろう者の人数など、手話の基礎知識
○ 聴こえない人本人の体験談(当事者の気持ちや状況を知る)
といったことを、勉強してもらっています。

元美ちゃんが、病院で困ることは・・・
たとえば、ナースコール。
以前、入院して、ナースコールをした時、
実は、向こうが何か音声で話しかけてくるらしいのですが、
聞こえず、返事をしませんでした。
すると、30分たっても、誰も来てくれず、
結局、自分でナースセンターに行きました。
そうしたら、「返事がなかったから、行きませんでした。」
と言われてしまった。
聴こえない人が、入院している場合は、
ナースコールなどで、会話ができないということも、
理解してもらいたいですね。

また、元美は、夜寝るとき、電気を消すと怖い。
真っ暗になると、聴こえない上に見えなくなるので、
不安で眠れません。
こういうことも、前もって、
病院の人と相談しておくといいですね。

それから、眼科に行った時、コンタクトを外して検査をし、
そのあと、お医者さんと話す時に、
コンタクトが入っていないから、
筆談や口元が見えなくて、わからず、
やり取りに、時間がかかりました。笑

このほか、歯医者さんでは、
前もって、
マスクを取って、口話が見えるようにして、
話してもらうようお願いして、
コミュニケーションをとっています。

病院などでは、
聴こえない状態、どうすれば通じ合えるのかなどを、
相手に理解してもらう必要があるね。

さて、私たちも、
福祉や介護の関係者の勉強会のお手伝いをして、
いろんな情報を、学びました。
最近は、聴こえない人を取り巻く環境も変わってきています。

○ 手話通訳者が待機している病院なども、
全国に広がってきています。
○ また、院長が手話のできる病院などもあります。
○ このほか、「聴覚障がい者外来」のある病院も。

「聴覚障がい者外来」では、
専門の手話通訳者が待機していたり、
検査の時、
文字で表示して指示ができるシステムなどもある。
エックス線撮影の指示も、文字で出るらしい。
お医者さんが忙しいと、
ていねいに話したり、筆談をしてもらえなかったり、
コミュニケーションがとりづらく、
聴こえない人は、具合が少し悪くても、
長く我慢をして、病状を悪化させる傾向があるらしい。
そうしたことを防いで、
聴こえない人にも、
もっと気軽に病院に来てもらえるようにと、
「聴覚障がい者外来」が、設けられたんだね。
こうした病院では、受付フロアに、
手話のできるボランティアの、
案内の人とかも、いたりする場合があるみたい。

それから、
「聴覚障がい者の特別養護老人ホーム」も、
少しずつ増えています。
一般のおじいちゃん・おばあちゃんの中に、
聴こえない老人が入ると、
皆は、口で話すから、ほかの人と話せず、
仲間に入れなくて、さびしい思いをしたり、
ヘルパーさんも、口で話す人が多いから、
コミュニケーションがとりづらく孤独になる。
そうなると、聴こえない高齢者は、
認知症も、進んでしまう。
ろうのおじいちゃん・おばあちゃんが
集まる老人ホームが、増えると、
みんなで手話で話して、気の合う友達もできるし、
すごくいいと思います。
こうした、ろう者の養護老人ホームは、
北海道、埼玉、京都、大阪、広島、福岡などにあります。

元美も、年を取ったら、そういう、
ろうのおじいちゃん・おばあちゃんがいるところに
行ければと思います。
そのほうが、安心ですね。

きこえる南も、母語が日本語。
たとえば、突然、海外の老人ホームに入り、
皆が外国語を使っていると、通じません。
みんな笑っているのに、自分だけわからないなど、
言葉が違えば、
さびしい思いをすることも多いと思います。

老後に、自分のことばで話せて、
落ち着ける環境は、大切だね。

では、今日は、みなさんに、
3つの単語を、覚えてもらいましょう。

「痛い」
「苦しい」
「助けて」
あなたも、ぜひ、使ってみてください。

それでは、また、お会いしましょう。
さようなら~~~~~~~~~~~!!

この記事へのコメント

越後の獅子
2012年10月20日 18:30
お久しぶりのコメントです笑。いい勉強になりますね。一応私は社会福祉主事任用資格を持っていますが、取得したのは20年前なので結構知識が古い・・・汗&笑

私が以前入院した時は、病院のスタッフに手話通訳士がいるので大事な話の時は、その人に通訳してもらったことがあります。それ以外はほとんど筆談でコミュニケーションとってました。

新潟でも聴覚しょうがい者のための特養を作ろうとやっと動き出したところのようです。まだまだ時間はかかるようですが・・・。
南 瑠霞本人
2012年10月21日 07:10
越後の獅子さん、
いつも、ありがとうございます。
病院、手話のできる方が、
少しずつ増えて、うれしいですね。
うちにも、看護師さんなどが、
手話の勉強に見えてます!!
年をとる悩みもまた、
みんなの問題。
一緒に考えていきましょう。
ありがとうございます。

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