ジルバブ

高齢化の日本は、介護をしてくれる人が、
不足しています。
最近は、インドネシアなどアジアの方が、
日本に来てくれて、
介護士をしてくださるケースが、
増えているのだそうです。

この秋は、そういうインドネシアの方が、
日本語研修をしている現場で、
手話についてご紹介する機会が何度かありました。

みなさん、明るく元気で、
一生懸命、勉強しておられ、
会場では、私たちのほうが、
たくさん元気をいただきました。
本当に、ありがとう!!

さて、
インドネシアの方は、多くの人がイスラム教。
女性のみなさんは、授業にも、
半数くらいの人が、
頭にスカーフを巻いて、肩まで隠して来ておられました。
よく聞くと、
このスカーフは、日本では、
つけても、つけていなくてもいいのだそうですが、
宗教の教えを大事にしている人は、
けっこう使っているのだそうです。

最初に、これを見たとき、わたしは、
「へえ、宗教の違いは、
こういうところにも表れるんだな。
授業中も、このスカーフはとらないのか…」
と、さほど気にしていませんでした。
ところが、みなさんに、2度3度とお会いするうち
目が慣れてきたのか、
とてもかわいく見えてきました!!

ふと気づくと、
皆さん、とてもいろんな色のスカーフを巻いています。
聞けば、その日の服装に合わせて、
同系色のものを使うなど工夫していて、
一人で、何枚も持っているんだそうです。
私は、宗教的なスカーフなら、
地味な黒や白などが主流だろうと思っていたのですが、
どうやら、みなさん、毎日、
とっかえひっかえ、
色も柄も、どんどん違うものを身に着けているらしい。
さらに、尋ねてみると、
この布は、どんな素材でも、真っ赤でも、
ハデハデでも、柄がいっぱいでもいいとのこと。
留め具も、かわいいブローチや、
大きな花、
ビーズの長い飾りをつけている人もいます。

つまりは、髪の毛が隠れていれば、
どんなにかわいくしても、華やかにしても、
オシャレに凝ってもOKということのようなんです。
日本では、専用の布もないので、
自由なスカーフを代用しても、大丈夫!!
ということでした!!

どこの国も、女の子は同じ。
たとえ、宗教的なルールがあっても、
それを、おしゃれに着こなして、
工夫してかわいく装っている姿に、
とても親近感を覚えました。

最後の授業となった昨日、
女の子たちに、私の持っているスカーフで、
頭に巻く方法も教えてもらいました。笑
(でも、ちゃんと頭がおおわれていて、
髪が見えない状態なら、首のあたりの布の巻き方も、
自分で楽しく工夫すれば自由!!
と言われて、
なんだか拍子抜け!!笑)

インドネシアの言葉では、
これは、『ジルバブ』と呼ばれているそうです。

ジルバブファッションを、インターネットで探してみました。

ふつう.jpg
これは、今回のみなさんが、
かぶっていたものと近いイメージの、
自然で普通な感じのもの。

バービー.jpg
バービーちゃんらしきお人形にも、
ちゃんと、ジルバブファッションあり。

ジルバブ.jpg
動物との触れ合いも日本と同じ?
猫にもジルバブ風の姿をさせて写した写真がっ!笑
(たまたま、服の袖から顔をのぞかせた猫ちゃんが、
ジルバブ風で、かわいかったのかも。笑)

ジルバ部.jpg
ファッション雑誌らしきものに紹介されている、
きれいなお姉さんたちのジルバブ。華やか!!

オシャレ.jpg
こんな帽子との組み合わせも。

きれい.jpg
このお姉さんも、また一段ときれい!!

ここまでくれば、もはやジルバブは、
宗教を超えて、素晴らしいファッション。
これから冬になりますので、
私も、温かいスカーフの巻き方を、研究してみようか。

手話を通じて、また、新しい文化に出会えたこと、
心から感謝します。
インドネシア人の介護士さんたちは、
これから、全国の施設に配属されるそうです。
また、どこかで会えるかな?
みんなの、元気な笑顔が、心に残ります。

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