津波注意報に思うこと
昨日、夕方、
小さな津波を見ました。
串本の実家に戻る途中、
町の名勝である橋杭岩に寄って、スマホで撮影していたら、
岩の間から、少しずつ少しずつ、
ザブザブと海の水が増してきたのです。

(昨日夕暮れの、橋杭岩)
普通、海の波は、
寄せる波があれば、次は引く波、
そのあとまた、寄せ波と繰り返すのですが、
昨日見た波は、
寄せ波、そしてまた、寄せ波、
そして、寄せ波、寄せ波・・・
そのまま、向こうから、
何度も寄せ波ばかりがやってきました。
あ、津波だ!
そう思って、
目の前のお店の方に尋ねたら、
「あら、ほんとだ、
なぜだか急に潮が引いて浜がいっぱい見えたと思ったら、
やっぱり津波みたいですね。いつもと違う。」
とおっしゃいます。
注意報が発令され、海沿いを見回りに来た、
消防の方に尋ねても、
「あ、ほんとですね。寄せ波ばっかりですね。
予定時刻より早いですが、これは、津波かも。
気を付けましょう。」
と、おっしゃっていました。
串本町は、国道のほぼすべてが、海沿いを走り、
「海岸線に近寄らないように。」と言われたら、
移動は、ほぼ不可能。汗
車を走らせているときに、海側から津波が来たら、
どっちもこっちも、逃げ場はなく、
そのまま、山側に向かって、たたきつけられ、
一気に、沖に引きずり込まれてしまいます。
私も、ここはひと先ず、
急いで実家まで海沿いの道を走るのはやめて、
高台へ行こうと、標高50mのところにある
知人のろうの方の家で、休ませてもらいました。汗&笑
家族はさておいて、自分だけ助かろうという、
あさましい考えです。笑
幸い、日本は、それ以上大事には至らず、
夜には、注意報も、全国的に解除されました。
ところで、気になっているのは、そのあと。
注意報が出ている間は、
海岸線の地図が、テレビ画面にあらわれ、点滅し、
ニュースの度に、
津波の話題が報告されていましたが、
注意報が解除された途端、
全く、地震も津波の話も、なくなってしまいました。
今、テレビでは、深夜になって、
飲む美容液だとか、ダイエットダンスの情報などが、
楽しそうに流れています。
でも・・・震源地だった、
ソロモン諸島やサンタクルーズ島あたり、
実は、どうなったんだろう・・・
実際に津波の被害もあり、
亡くなった方もいたようだし、
そのへんのこと、
テレビさん、もう少し追いかけようよ!!
日本が無事ならそれでいいっていうのかい?汗
あんなに離れた南の島で、
朝10時に起きた地震がきっかけで、
8時間も9時間もかかって、
日本にやってきた津波。
それは、小さな波だったかもしれないけれど、
それでも、世界はつながっていると、
改めて感じた1日。
私たちは、ソロモン諸島とつながっている。
東南アジアとつながっている。
アメリカ西海岸とつながっている。
オーストラリアとつながっている。
アラスカとつながっている。
カナダとも、ソ連とも、韓国とも、中国とも、
同じ地球の隣どうしで、つながっている。
日本の空には、中国の黄砂や大気汚染もやってくる。
私たちは、つながっている。
周りの島のこと、海のこと、大陸のこと、人々のこと、
互いに見詰め合い、感じあうこと。
そろそろ私たちも目を覚まし、
互いに手を取り合うこと、
大自然のエネルギーから、学びたい。
小さな小さな津波を見て、
それが、遠く離れた異国の島々からのメッセージだったと、
感じる目と心を、持っていたい。
小さな津波を見ました。
串本の実家に戻る途中、
町の名勝である橋杭岩に寄って、スマホで撮影していたら、
岩の間から、少しずつ少しずつ、
ザブザブと海の水が増してきたのです。
(昨日夕暮れの、橋杭岩)
普通、海の波は、
寄せる波があれば、次は引く波、
そのあとまた、寄せ波と繰り返すのですが、
昨日見た波は、
寄せ波、そしてまた、寄せ波、
そして、寄せ波、寄せ波・・・
そのまま、向こうから、
何度も寄せ波ばかりがやってきました。
あ、津波だ!
そう思って、
目の前のお店の方に尋ねたら、
「あら、ほんとだ、
なぜだか急に潮が引いて浜がいっぱい見えたと思ったら、
やっぱり津波みたいですね。いつもと違う。」
とおっしゃいます。
注意報が発令され、海沿いを見回りに来た、
消防の方に尋ねても、
「あ、ほんとですね。寄せ波ばっかりですね。
予定時刻より早いですが、これは、津波かも。
気を付けましょう。」
と、おっしゃっていました。
串本町は、国道のほぼすべてが、海沿いを走り、
「海岸線に近寄らないように。」と言われたら、
移動は、ほぼ不可能。汗
車を走らせているときに、海側から津波が来たら、
どっちもこっちも、逃げ場はなく、
そのまま、山側に向かって、たたきつけられ、
一気に、沖に引きずり込まれてしまいます。
私も、ここはひと先ず、
急いで実家まで海沿いの道を走るのはやめて、
高台へ行こうと、標高50mのところにある
知人のろうの方の家で、休ませてもらいました。汗&笑
家族はさておいて、自分だけ助かろうという、
あさましい考えです。笑
幸い、日本は、それ以上大事には至らず、
夜には、注意報も、全国的に解除されました。
ところで、気になっているのは、そのあと。
注意報が出ている間は、
海岸線の地図が、テレビ画面にあらわれ、点滅し、
ニュースの度に、
津波の話題が報告されていましたが、
注意報が解除された途端、
全く、地震も津波の話も、なくなってしまいました。
今、テレビでは、深夜になって、
飲む美容液だとか、ダイエットダンスの情報などが、
楽しそうに流れています。
でも・・・震源地だった、
ソロモン諸島やサンタクルーズ島あたり、
実は、どうなったんだろう・・・
実際に津波の被害もあり、
亡くなった方もいたようだし、
そのへんのこと、
テレビさん、もう少し追いかけようよ!!
日本が無事ならそれでいいっていうのかい?汗
あんなに離れた南の島で、
朝10時に起きた地震がきっかけで、
8時間も9時間もかかって、
日本にやってきた津波。
それは、小さな波だったかもしれないけれど、
それでも、世界はつながっていると、
改めて感じた1日。
私たちは、ソロモン諸島とつながっている。
東南アジアとつながっている。
アメリカ西海岸とつながっている。
オーストラリアとつながっている。
アラスカとつながっている。
カナダとも、ソ連とも、韓国とも、中国とも、
同じ地球の隣どうしで、つながっている。
日本の空には、中国の黄砂や大気汚染もやってくる。
私たちは、つながっている。
周りの島のこと、海のこと、大陸のこと、人々のこと、
互いに見詰め合い、感じあうこと。
そろそろ私たちも目を覚まし、
互いに手を取り合うこと、
大自然のエネルギーから、学びたい。
小さな小さな津波を見て、
それが、遠く離れた異国の島々からのメッセージだったと、
感じる目と心を、持っていたい。
この記事へのコメント
津波注意報が出るたびにドキドキしてしまいます(;´Д`)
もっとデータ放送とかを上手に使って、情報を伝えられないものなんでしょうか?
その方がろう者にもわかりやすいと思う今日この頃です。
いつもありがとうございます。
和歌山県は、
多くの人が海沿いに住んでいるので、
津波なども心配ですね。
どうしたものかと、
思案します。