去年の手話の授業を覚えていてくれた学生たち!!

毎週、相模原市の短大で、
手話の授業をさせてもらっています。
私が担当しているのは、2年生ですが、
次の年には、3年生になって、さらに多くの単位を修得するため、
学校でがんばっている学生たちもいます。

今年も、そんな3年生たちに廊下で会うと、
みんなが、
「あ、南先生だ!!」と言って、
声をかけてきてくれました。
そして、
「ええと・・ええと・・・」と言いながら、
まず「こんにちは」と手話で表現してくれます。
こちらが、
「久しぶり―――」と声なしの手話で話すと、
「久しぶりです~」とまた、手話で返してくれます。
「みんな、3年になったの?」と声を使わず手話で聞くと、
「うんうん、3年生!!」
と返事が返ってくるではありませんか!!
「仕事決まったの?(声なし手話)」
「私は、まだ!」
「あ、ええと・・私は・・・保育士!!」
みんながちゃんと、
手話を読み取って、手話で話してくれるのです。驚!!

これ、もちろん、私もすごくうれしいのですが、
一番うれしいのは学生たちらしく、
「すごい、私、手話覚えてる!!」
「うれしい!!」
「わ―――、通じるじゃん!」と言って、大興奮しています。笑

やっぱり、声なしで教えてあげてよかった。
耳から覚えていないから、
ちゃんと手の意味と形を記憶してるんだ!!
と、改めて、実感!!
小さいけど、
実は、大きな喜びの一瞬を味あわせていただきました。

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校庭のもみじは、まだまだ緑で元気です。

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