博物館に残されていた父母の写真!!

オーストラリア旅行記。
今夜は、かなり南下して、メルボルンの北、
車で2時間くらいのところに来ています。
ここは、タツーラという街で、
かつて、第二次大戦中、オーストラリアの敵国、
民間日系人などが収容されていた、
キャンプ跡地がある街です。

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ここには、そうした戦争や抑留者にかかわる、
博物館があって、
当時の様々な記録が残されています。

中でいろんな写真を見せていただくと、
なんと!!
うちでは見たことのない、
祖父 村上安吉の葬儀の埋葬シーンが写された
写真が出てきました。
そこには、それを見送る妻(私の祖母)のほか、
若き日の、父と母、それに赤ちゃん姿の兄が、
写っていました!!
当時の両親の写真を見たのは、これが初めてで、
本当に驚きました。
すぐに博物館のルーリーンさんと資料を照らし合わせ、
両親で間違いないことを、確認。
私のために、それをデータにして、CDに焼いてもらいました。
感動!!

その後、私の持っていた父の資料を基に、
村上ファミリーとは、全く別ルートで、
タツーラキャンプに入った父の足跡も、たどりなおしました。

ざっくりいうと、当時20代だった父は、貿易の仕事をしていてフィジーで、つかまり、
ニュージーランドで、捕虜交換の飛行機が墜落して、生き残り、
そこから、タツーラキャンプに入って、母と出会って結婚しています。

このルートを調べて、報告している人がまだおらず、
ルーリーンさんは、
「あなたがここに来なかったら、このことは、
知らなかったわ!!もっと、教えて!!」
と、とても興味深く、父の話を聞いてくださいました。
ルーリンさんは、今も、そうした資料やデータを、
一つ一つ集めてはまとめていく活動をされているのです。

火曜日も引き続き、タツーラキャンプの勉強をしに、
博物館に行ってきます。

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(捕虜抑留キャンプで亡くなった、祖父 村上安吉の埋葬シーン。
真ん中あたりで、赤ん坊を抱いているのが私の父 南竹一。
その左隣が母 村上ヤス子。赤ん坊は、私の兄 信(まこと)。)

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(戦後早い時期の、村上ファミリーの写真。
手前左は、ジョー村上。先日の新聞記事にも、取り上げられています。
http://minamiruruka.seesaa.net/article/388437935.html
真ん中の女性が、祖母の村上テレサ・しげの。
そっくりな顔をしている男性2人は、双子で私の叔父。
もう一人も私の叔父です。)



日本手話入門 <今日の単語>

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11、キャンプ2.PNG
「キャンプ」
一方の手の甲を上にして、水平に置く。
もう一方の手指で、テントの形を作るように。
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