村上ロード

今、オーストラリア大陸の、左上のほうにいます。ブルームという街です。
ここは、熱帯地域で、蒸し暑く、昨日も気温が３５度でした。にもかかわらず、ものすごい湿気で、洗濯物が乾いてない！！！！！！驚！！　
換気扇や、天井のファンをうまく利用して、なんとか、一晩で、乾かしました。南国の天井の大きなファンは、オシャレのためにあるのではない！！と、気づきました。笑　

この炎天下、村上ロードを見てきました。村上ロードというのは、私の祖父の名を残した道で、そこに看板が立っているのです。


祖父村上安吉が、地元オーストラリア人グレゴリー氏と一緒に、真珠にかかわる仕事をしたり、潜水具を開発した経緯などが、書かれています。
（詳細翻訳はこちら　http://kusimotorukaruka.seesaa.net/article/367568087.html　）


ものすごく日差しがきつい１３：３０頃、一人で行った村上ロードで、ｉＰｈｏｎｅの自分撮り！笑


周辺の風景は、相変わらず、草やユーカリと、青い空。笑


すぐ近くのエントランスポイントという、海の突端にも行ってきました。




エメラルドの海の水平線と、空の雲が美しかった。

いや、じいちゃん、遠くまで来とりまっせ。よくまあ、海を越えて。それにここ、暑いし！笑　
村上ロードの写真は、親戚などから受け取り、日本でも何度も見ましたが、実際に来てみると、こんなところで、およそ１００前、日本から海を渡ってやってきた一人の日本人が、いろんな苦労をしながら暮らしていたのかと、少しだけ肌に感じられた気がします。
同様に、海を渡ってきた、日本人たちの気持ちのひとかけらにも触れられたように思います。
彼らは、この海と空を、毎日見ていたのです。

そして、私の細胞のひとかけらは、ここを通って、私に流れ込んできたのだと。木々の葉を揺らす、風の音が教えてくれました。
～　あの日あなたと会ったじゃない。ここで、汗水流して働いていた、夜に広大な星空を眺めていたあの男の人、この道を通った。それがあなたなんでしょう？　私、あなたを見たことがあるもの。ずっと前、そう、ず～と前のことだけどね・・・

私の母、パール・ヤス子・村上も、ここ、ブルームで生まれています。