セント・メアリー・カレッジ

鮮やかな色の花の咲く、セント・メアリー・カレッジです。
この間、ブルームでは、ずっと、この学校の皆さんに、いろいろ教えていただき、様々なところへ、勉強に出かけました。
調査の結果、ここは、なんと!! およそ80年前、私の叔父や叔母たちも通っていたということが判明! 長い歴史のある学校です!!

今回は、このカレッジの、特別支援校にも、連れて行っていただきました。
主任教諭の、ヘレン・グリーンさんが、子供たちと楽しい授業をしています。
私が訪れたことで、ヘレンさんは、みんなに日本のことも、紹介してくださいました。感激!!
ここには、自閉症やダウン症の子のほか、中耳炎や髄膜炎などによって、耳が聞こえづらくなった難聴児などが、たくさん通ってきているそうです。中には、人工内耳を付けている子供もいました。
また、アボリジニの方の中には、病院の少ない地域の家族、病院に行きたがらないファミリーなどがいて、子供の小さいころの中耳炎などを見過ごしてしまい、そのまま難聴になってしまうケースも多く、現在大きな問題になっているのだと言ったことも、お話してくださいました。
ヘレンさんは、とても情熱的な先生でした。

子供たちは、テラスに出て、空や木を見て、お話をしたりもして、授業は楽しく進みます。

ヘレン先生の、ホストチルドレン(国の措置によって、保護された子供が、一般家庭に預けられる制度が、オーストラリアにもあります。)の、ミランダちゃんが、私と仲良くしてくれました。とてもうれしかった!!
ミランダちゃんは、アボリジニの方のお子さんです。アボリジニの方の中には、お酒の飲みすぎで、両親がアルコール中毒になってしまう家庭も目立ち、そうした子供たちは、国の措置で保護されるケースも多いのだそうです。
子供たちは、みんな、自分のペースに合わせて、いろんな勉強をしていました。
突然訪れた私に、様々なことを教えてくださった、セント・メアリー・カレッジの関係者・先生方に、心から感謝申し上げます。