オーストラリア 手話通訳事情
昨日伺ったWADS(西オーストラリア・デフ・ソサイアティ)で、オーストラリアの手話通訳事情もお聞きしてみた。
前述の記事でも述べたように、オーストラリアの手話通訳者は、学校の現場等で、かなりしっかりした仕事があり、多くの人が手話通訳者として働いている。
また、手話通訳者には、日本同様、能力のランクがあり、最終的には、手話通訳士に当たる資格もある。
オーストラリアには、TAFEという、国立の専門学校があり、多くの人が、外国語や医療など、様々な専門技術を勉強をする機会を持っている。
その中に、手話や手話通訳について学ぶコースもあるという。このTAFEは、オーストラリア全土にあり、様々な地域で人々が学んでいる。
手話を学びたい人は、まず、この入門コースなどに入るのが一般的のようだ。どうやら、私がブルームで伺った、オーストラリア手話のクラスもこの一つだったらしい。
http://minamiruruka.seesaa.net/article/391867910.html
http://minamiruruka.seesaa.net/article/392009901.html
TAFEには、こうした手話クラスが、6コースあり、基礎的レベルから、通訳者を目指すクラスまで、少しずつステップアップしていく。
さらに、勉強したい人は、大学でも、こうした手話や手話通訳について、語学としてきちんと学ぶ単位もある。
TAFE6コースの卒業証があり、英語を話したり、読み書きする能力があるという語学の証明がとれれば、いよいよ、日本の手話通訳士に当たる資格試験を受けることができる。
この資格は、NAAITという、様々な言語通訳の総合的審査や資格発行を行う機関があり、ここで認定される。
手話通訳士試験には、日本と同様、読み取り、聞き取りのほか、論文などの科目があり、これに合格して初めて、手話通訳者としての国の資格を得ることになる。多くの場合、これもまた、日本同様、資格取得まで5年くらいを要するようだ。
現在、オーストラリアにおける、3大手話通訳機関は・・・
SLC(サインランゲッジ・コミュニティーズ)が、もっとも一般的な、通訳全般を行っている。病院や学校・PTA・裁判などのほか、メディアやエンターテイメント、結婚式や葬儀の手話通訳などに、手話通訳者を派遣している。
nabs(ナショナル・オズラン・インタープリター・ブッキング&ペイメント・サービス)は、主に、病院や、補聴器などの調整など、医療や福祉にかかわる場面での通訳。
ナショナルリレーサービスは、今日本でも注目されている、遠隔通訳サービスで、電話によるリレーサービスで通訳を確保することができるシステムだ。映像による手話通訳の拠点は、クイーンズランドのブリスベンにおかれている。
私の伺っているろう学校でも、こうした機関で、学んだ手話通訳者が、数多く輩出され、子供たちの教育の最前線で、活躍している。
(WADSで販売されている オーストラリアの指文字入りマグカップが、けっこうかわいかった!!)
前述の記事でも述べたように、オーストラリアの手話通訳者は、学校の現場等で、かなりしっかりした仕事があり、多くの人が手話通訳者として働いている。
また、手話通訳者には、日本同様、能力のランクがあり、最終的には、手話通訳士に当たる資格もある。
オーストラリアには、TAFEという、国立の専門学校があり、多くの人が、外国語や医療など、様々な専門技術を勉強をする機会を持っている。
その中に、手話や手話通訳について学ぶコースもあるという。このTAFEは、オーストラリア全土にあり、様々な地域で人々が学んでいる。
手話を学びたい人は、まず、この入門コースなどに入るのが一般的のようだ。どうやら、私がブルームで伺った、オーストラリア手話のクラスもこの一つだったらしい。
http://minamiruruka.seesaa.net/article/391867910.html
http://minamiruruka.seesaa.net/article/392009901.html
TAFEには、こうした手話クラスが、6コースあり、基礎的レベルから、通訳者を目指すクラスまで、少しずつステップアップしていく。
さらに、勉強したい人は、大学でも、こうした手話や手話通訳について、語学としてきちんと学ぶ単位もある。
TAFE6コースの卒業証があり、英語を話したり、読み書きする能力があるという語学の証明がとれれば、いよいよ、日本の手話通訳士に当たる資格試験を受けることができる。
この資格は、NAAITという、様々な言語通訳の総合的審査や資格発行を行う機関があり、ここで認定される。
手話通訳士試験には、日本と同様、読み取り、聞き取りのほか、論文などの科目があり、これに合格して初めて、手話通訳者としての国の資格を得ることになる。多くの場合、これもまた、日本同様、資格取得まで5年くらいを要するようだ。
現在、オーストラリアにおける、3大手話通訳機関は・・・
SLC(サインランゲッジ・コミュニティーズ)が、もっとも一般的な、通訳全般を行っている。病院や学校・PTA・裁判などのほか、メディアやエンターテイメント、結婚式や葬儀の手話通訳などに、手話通訳者を派遣している。
nabs(ナショナル・オズラン・インタープリター・ブッキング&ペイメント・サービス)は、主に、病院や、補聴器などの調整など、医療や福祉にかかわる場面での通訳。
ナショナルリレーサービスは、今日本でも注目されている、遠隔通訳サービスで、電話によるリレーサービスで通訳を確保することができるシステムだ。映像による手話通訳の拠点は、クイーンズランドのブリスベンにおかれている。
私の伺っているろう学校でも、こうした機関で、学んだ手話通訳者が、数多く輩出され、子供たちの教育の最前線で、活躍している。
(WADSで販売されている オーストラリアの指文字入りマグカップが、けっこうかわいかった!!)