手話あいらんどTVクロスカルチャ「オーストラリアのろう学校 Part2」
今回のクロスカルチャーは、
前回の続き、お話の後半です。
南 瑠霞が、オーストラリアのろう学校の様子をご紹介します。
(簡単な内容)
~前回の続き!!
南 瑠霞のオーストラリア パート2!!
(4人の人が写った写真)
南のほかに3人の人が写真に写っています。
向かって左から2人目は、
アナベラ校長先生。(ろう学校の校長先生)
ふつうは英語で話します。
オーストラリアの手話もできます。
南は、英語もオーストラリアの手話もわかりません。
わかるのは、日本語と日本の手話だけ。
校長先生は、私と通じなかったので、
きちんと話したい!と言ってくださって、
通訳を2人呼んでくださいました。
向かって左はしは、
日本人のろう者の方。
オーストラリアの手話と、日本手話ができます。
右端にいるのは、オーストラリア人(マレーシア人)の方。
話せるのは、英語と、オーストラリア手話。
そこで、校長先生は、
校長は、英語で話し・・・
→ マレーシアの男性がオーストラリア手話に。
→ それを見た日本人ろう者の方が、日本手話に。
→ 南がそれを読み取る。
という形で、校長先生と私の間に、
2人の通訳の方に入ってもらって、いろんな話をしました。
アナベラ校長は、以前カナダにおられて、
その時の手話は、アメリカ手話を使っていたこと。
ろう学校には、2つの理念があり、
「バイカルチャラル」教育は、
ろう者の文化、聴者の文化、2つの文化への理解。
「バイリンガル」教育は、
音声言語と、手話の二つの言葉への理解。
この二つを、それぞれ使い、理解しあうことが、
大切だとおっしゃっていました。
二人の通訳者の方が、
がっちり支えてくれて、いろんな話ができました。
マレーシアの方は、
いつも学校に来ておられる手話通訳スタッフ。
もう一人の日本人の方は、パースのデフソサイアティで、
お仕事をされている方でした。
ありがとうございました。
ろう学校と、地域の通訳者のネットワークが、
きちんと整っているというのは、素晴らしいですね。
(白い泡と、砂の写真)
白い泡、青い砂。これは、いったい何?
これは、英語の勉強をみんながやってる時に、使うものです。
私が一緒にいる時、ろう者のアシスタントの女性の方が、
子供のテーブルの上に、いきなり、
白いスプレーの泡のようなものを、吹き付けました。
そう、これは、
男性のひげそりのシェイビングクリーム!
ろうの子が、それを平らにのばして、
文字を書き始めました。
何かを作るのではなく、
これは、英語の文字のスペルの勉強!!
例えば、手話で「カップ」これはどう書く?
と アシスタントさんが聞くと、
子供が、その上に「CUP」と書いたりして!!
とにかく遊びながら、いろんな文字を書く。
うまくできてOKだったら、またクリームを混ぜて消して、
何度も、書いたり消しながら、文字の勉強をしてました。
隣の子は、同じように、スペルを砂に書いて勉強してました。
スペルの勉強は、
泡を使う子も、砂で遊ぶ子もいて、まちまち。
一人一人、自分のやり方に合わせて、
いろんな方法で、勉強していました。
道具を使わず、
手の指文字(フィンガースペリング)で表現していた子も!!
聞こえる子でも聞こえない子でも、こういった方法は楽しいね。
(南が、折り紙を教えている写真数枚)
南は、日本人として、折り紙を、
子供たちに、教えました。
折り紙という概念は、日本のもので、
オーストラリアには、基本的にはないようでした。
ですから、みんなこれを「オリガミ」と呼んでいました。
日本の「折り紙」に当てはまる英語はないので、
そのまま日本語で表現しているみたいでしたよ。
子供たちとは、四角い小さい花をたくさん折って、
一つにまとめて貼って、アジサイを作りました。
それを、クラスの壁に、貼ってもらいました!!
いつか行くと、また、その折り紙が見られるかも?
ヤスも、行ってくれれば、南が作った折り紙があるかも。笑
子供たちは、一緒に折り紙してくれて、
記念写真も撮らせてくれて、
本当に、うれしかったです。
オーストラリアのろう学校には、
どんな学校なのか、
まったく想像がないままに行ってきました。
行ってみたら、すごくいい聾学校で、
みんなが手話を使っていて、
子供たちも、私と仲良くしてくれて、
みんなと友達になれて、
本当にうれしかったです。
もしかしたら、今、このユーチューブも、
みんなが見てくれているかも?
そうだね。
ここにいるのは、日本のろう学校の先生だよ。
見てくださーい!!笑
ヤスとしては、
校長先生も、ろう者のスタッフも通訳の人も、
たくさんのスタッフが、手話で話しながら、
子供たちをサポートしている様子を聞いて、
日本もだんだんそういう風になってくるといいなと思いました。
世界のみんなと一緒に、
ろう教育や手話のことを考えていければと思います。
また、お会いしましょう!!
さようなら~~~~~~~~~~~!!

5月生まれの誕生プレゼント
☆ 神奈川県 イ○ウ○フ○コ さん
☆ 三重県 よっさん
オーストラリアの通貨を送っちゃうよ!!
どうぞ、お楽しみに!!
前回の続き、お話の後半です。
南 瑠霞が、オーストラリアのろう学校の様子をご紹介します。
(簡単な内容)
~前回の続き!!
南 瑠霞のオーストラリア パート2!!
(4人の人が写った写真)
南のほかに3人の人が写真に写っています。
向かって左から2人目は、
アナベラ校長先生。(ろう学校の校長先生)
ふつうは英語で話します。
オーストラリアの手話もできます。
南は、英語もオーストラリアの手話もわかりません。
わかるのは、日本語と日本の手話だけ。
校長先生は、私と通じなかったので、
きちんと話したい!と言ってくださって、
通訳を2人呼んでくださいました。
向かって左はしは、
日本人のろう者の方。
オーストラリアの手話と、日本手話ができます。
右端にいるのは、オーストラリア人(マレーシア人)の方。
話せるのは、英語と、オーストラリア手話。
そこで、校長先生は、
校長は、英語で話し・・・
→ マレーシアの男性がオーストラリア手話に。
→ それを見た日本人ろう者の方が、日本手話に。
→ 南がそれを読み取る。
という形で、校長先生と私の間に、
2人の通訳の方に入ってもらって、いろんな話をしました。
アナベラ校長は、以前カナダにおられて、
その時の手話は、アメリカ手話を使っていたこと。
ろう学校には、2つの理念があり、
「バイカルチャラル」教育は、
ろう者の文化、聴者の文化、2つの文化への理解。
「バイリンガル」教育は、
音声言語と、手話の二つの言葉への理解。
この二つを、それぞれ使い、理解しあうことが、
大切だとおっしゃっていました。
二人の通訳者の方が、
がっちり支えてくれて、いろんな話ができました。
マレーシアの方は、
いつも学校に来ておられる手話通訳スタッフ。
もう一人の日本人の方は、パースのデフソサイアティで、
お仕事をされている方でした。
ありがとうございました。
ろう学校と、地域の通訳者のネットワークが、
きちんと整っているというのは、素晴らしいですね。
(白い泡と、砂の写真)
白い泡、青い砂。これは、いったい何?
これは、英語の勉強をみんながやってる時に、使うものです。
私が一緒にいる時、ろう者のアシスタントの女性の方が、
子供のテーブルの上に、いきなり、
白いスプレーの泡のようなものを、吹き付けました。
そう、これは、
男性のひげそりのシェイビングクリーム!
ろうの子が、それを平らにのばして、
文字を書き始めました。
何かを作るのではなく、
これは、英語の文字のスペルの勉強!!
例えば、手話で「カップ」これはどう書く?
と アシスタントさんが聞くと、
子供が、その上に「CUP」と書いたりして!!
とにかく遊びながら、いろんな文字を書く。
うまくできてOKだったら、またクリームを混ぜて消して、
何度も、書いたり消しながら、文字の勉強をしてました。
隣の子は、同じように、スペルを砂に書いて勉強してました。
スペルの勉強は、
泡を使う子も、砂で遊ぶ子もいて、まちまち。
一人一人、自分のやり方に合わせて、
いろんな方法で、勉強していました。
道具を使わず、
手の指文字(フィンガースペリング)で表現していた子も!!
聞こえる子でも聞こえない子でも、こういった方法は楽しいね。
(南が、折り紙を教えている写真数枚)
南は、日本人として、折り紙を、
子供たちに、教えました。
折り紙という概念は、日本のもので、
オーストラリアには、基本的にはないようでした。
ですから、みんなこれを「オリガミ」と呼んでいました。
日本の「折り紙」に当てはまる英語はないので、
そのまま日本語で表現しているみたいでしたよ。
子供たちとは、四角い小さい花をたくさん折って、
一つにまとめて貼って、アジサイを作りました。
それを、クラスの壁に、貼ってもらいました!!
いつか行くと、また、その折り紙が見られるかも?
ヤスも、行ってくれれば、南が作った折り紙があるかも。笑
子供たちは、一緒に折り紙してくれて、
記念写真も撮らせてくれて、
本当に、うれしかったです。
オーストラリアのろう学校には、
どんな学校なのか、
まったく想像がないままに行ってきました。
行ってみたら、すごくいい聾学校で、
みんなが手話を使っていて、
子供たちも、私と仲良くしてくれて、
みんなと友達になれて、
本当にうれしかったです。
もしかしたら、今、このユーチューブも、
みんなが見てくれているかも?
そうだね。
ここにいるのは、日本のろう学校の先生だよ。
見てくださーい!!笑
ヤスとしては、
校長先生も、ろう者のスタッフも通訳の人も、
たくさんのスタッフが、手話で話しながら、
子供たちをサポートしている様子を聞いて、
日本もだんだんそういう風になってくるといいなと思いました。
世界のみんなと一緒に、
ろう教育や手話のことを考えていければと思います。
また、お会いしましょう!!
さようなら~~~~~~~~~~~!!

5月生まれの誕生プレゼント
☆ 神奈川県 イ○ウ○フ○コ さん
☆ 三重県 よっさん
オーストラリアの通貨を送っちゃうよ!!
どうぞ、お楽しみに!!
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