超えろ!!言葉の壁!!いっぱいケンカした人ほど言葉がうまくなる!?笑
時々、南さんはどうやって手話がうまくなったの?
と、聞いてもらうことがあります。
ありがとうございます。
答えは、
1、最初の1年ろうの友達と毎日、
話したり、飲んだり、いつも一緒にいたから
2、それは、学生時代であり、私はまだ自分の人生を決めておらず、
何物にも縛られておらず、だれにも邪魔されず、
自由に時間が使えたから。
で、私は、やりたいほうだい 手話をした。
3、そして!! そんな毎日の中、ろう学生と考えが違うと思えば、
毎日でも、ケンカしていたから!!笑
です。
1、2、は、時間の使い方の問題なので、
何とも言えませんが・・・
私が、特にお伝えしたいのは、3、です。
これ、以前にも何回かお話したことではありますが、
先日、ちょっといい出会いがあったので、
今回もまた、書かせていただきますね。
で、とにかく、手話を学び、ろうの人と話し、
そして、むっとして、感情的になったとき、
どうするか?
は、重大な問題です。
そんな時、それは違うよ!!と、
口だけで、興奮してわーわー話したところで、
ろうの人には、通じないし、
結局、ケンカどころか、
言いたいこともな~んにも伝えられません。
そんな時、あなたはどうしますか?
a あきらめる
b ケンカをしても仕方ないので、ほかの方法を考える
c あきらめきれない。どうしてもケンカしたい!笑
a の あきらめるを、えらぶと・・・
それについては、しばらくお預け、
または、話をするきっかけを失ってしまうかもしれません。
b の ほかの方法・・・と言っても、結局、
冷静になったとしても、伝えたい内容を、
文に書くか、あらためて、一生懸命手話で練習して
伝えるしかない。がんばれ!

そして、私は、当時若かったので、
c 以外思いつかなかったのです。笑
とにかく言いたいことを、言いたいので、
前の晩から、手話で必死で、言いたいことを考えます。
たぶん、夜寝ても、夢の中でシュミレーションしていたと思います。笑
あんまりにも、腹が立って、
とにかく、ガツーンと言ってやりたいのです。笑
相手がこう言ったら、私はこう言う、
相手がこう出たら、私はこの話をする。。。
あらゆるパターンを考えて、
すかさず手話が出るよう、必死にトレーニングして、
いざ、目覚めたら、大学で、
その友達のもとに向かうわけです。笑
(この場合、相手の手話は、毎日一緒にいて、
読み取れるということが、前提ですが。。。
まあ、だから、読み取って腹が立つわけですよね。笑)
そんで、毎日毎日、
ろうの友人と、ああでもないこうでもないと、
いろんな言い合いをしていたら、
いつの間にか、感情に直結して、
手が出るようになっていたのです。
(あ、手が出るというのは、
なぐるとか、たたくという意味ではないですよ!笑)
もはや、当時の私は、手話がしたかったのではなく、
ろうの友人と、ケンカがしたかったのだとしか、
思えません。笑
もちろん、ケンカの結果、
相手が、私に譲ったところもあるし、
私が、相手に譲ったところもあるし、
互いに理解し合う、良いきっかけにもなり、
さらに私たちは、仲よくなりました。笑
ろうの人の気持ちや考え方も、
この時、たくさん学ばせてもらいました。
これには、感謝以外、何物もありません。
手話を始めて、最初の1年は、たぶん、
いろんなことを覚えるのに一生懸命だったし、
相手の手話も全然読めませんでしたから、
これは、2年目の1年間だったように思います。
私は手話を始めて2年目で、
ある意味、さんざん”手話でディベートをしまくった!”
という状況だったのかもしれません。笑
私は、この2年を過ごし、
20歳になった時、大阪府の通訳者の試験を受けたら、
合格して、手話通訳者として登録されたのです。
この2年は、振り返ってみると、
勉強した2年ではなく、
めちゃくちゃ感情的になって、楽しんだり、
怒りまくったりした2年でした。
そして、そこに手話がくっついていただけです。
(もちろん、ろうの友達とは、ケンカだけじゃなく、
飲んだり、出かけたり、
いろんなところに旅行したりも、しましたからね。笑)
そして・・・・
今となってみると、
その感情的になれた2年間は、
私に、最も素直で、有効的な手段で、
手話を覚えさせたのだと、思うに至りました。笑
先日、とある手話サークルで、
小学校の先生にお会いしました。
その先生は、以前、
国際児童担当のクラスを持っておられたのだそうです。
私が、「手話は、ケンカでうまくなったように思う。」
と話したら、
その先生が、突然、「そうだ!!」と、何かを思い出したように、
目を丸くしました。
よく聞いてみると、
ご自分が担当されていた、外国から来た子供たちが、
日本語を覚えていく過程に、思い当たることがあるというのです。
「その子たちは、最初は、片言の日本語で、
みんなと遊んでいて、
ずっと、みんなのあとから、ついていく感じだった。
小学生だから、それでもまあ楽しそうなんだけど、
少しすると、何かでけんかになって、
最初は、何も言えなくて困ったりしている。
で、そのうち、またケンカになって、
ある時、ばーーっと、日本語で言いたいことを言い始めるんです。
それで、みんなとうまくケンカができるようになると、
あっという間に日本語を覚えて、
そのあと、どんどんみんなと仲良くなるんですよ。
南さんの、手話のケンカの話と同じです。
そう! 外国から来た子供たちは、
ケンカの壁を超えると、
すごく日本語がうまく、自然になります。
その通りです。」
とおっしゃったのです。驚!!
ケンカの壁かあ・・・

私は、さらに、自分の説に自信を持ちました!笑
ま、ケンカという、超感情的な場面で話せるかどうかは、
言葉の大きなカギであり、壁の一つですもんね。
それにしても、大人になると、
ケンカするなんて・・・
とか、
まあ、それくらい、多少意見が違っても、
気にするのはやめよう・・・
とか、
テキトーに、相手に合わせておけばいいし・・・
なんて思うと、
そこまでして、相手と、
がっぷり四つに組むこともなかなかなくなってしまいます。
さすがに私も、今から、他の言語を覚えるなら、
ケンカをするのは、かなり勇気のいることです。笑
子供や若い人に比べ、
大人が、他言語を覚えにくいのは、
頭が固くなったからというよりも、
そういった面も関係しているのかもしれませんね。笑
言葉と心は 密接につながっており、
心を素直に使うほど、言葉は覚えやすい!
・・・というのが、私や外国から来た子供たちの様子から、
考えた、推測です。笑
海外の言葉を覚えた方など、
また、皆さんのお話も聞きたいですね。
さて、
手話がなかなかうまくならないなーと思っているあなた、
時には、心の鍵を外して、
思いっきり、ケンカもしてみてください。
そんな時、感じたこと、なにくそと思ったこと・・・
それを、身をもって体験すると、
その日から、あなたは、階段を一つのぼることでしょう。
(※くれぐれも、やりすぎにはご注意を!笑
暴力も、イケませんよ!再笑)
さ、仲よくケンカして、
素敵なコミュニケーションワールドへ!!
小学校の先生とお会いして、
いろんなお話が、お聞きでき、
とてもうれしかった南より。
と、聞いてもらうことがあります。
ありがとうございます。
答えは、
1、最初の1年ろうの友達と毎日、
話したり、飲んだり、いつも一緒にいたから
2、それは、学生時代であり、私はまだ自分の人生を決めておらず、
何物にも縛られておらず、だれにも邪魔されず、
自由に時間が使えたから。
で、私は、やりたいほうだい 手話をした。
3、そして!! そんな毎日の中、ろう学生と考えが違うと思えば、
毎日でも、ケンカしていたから!!笑
です。
1、2、は、時間の使い方の問題なので、
何とも言えませんが・・・
私が、特にお伝えしたいのは、3、です。
これ、以前にも何回かお話したことではありますが、
先日、ちょっといい出会いがあったので、
今回もまた、書かせていただきますね。
で、とにかく、手話を学び、ろうの人と話し、
そして、むっとして、感情的になったとき、
どうするか?
は、重大な問題です。
そんな時、それは違うよ!!と、
口だけで、興奮してわーわー話したところで、
ろうの人には、通じないし、
結局、ケンカどころか、
言いたいこともな~んにも伝えられません。
そんな時、あなたはどうしますか?
a あきらめる
b ケンカをしても仕方ないので、ほかの方法を考える
c あきらめきれない。どうしてもケンカしたい!笑
a の あきらめるを、えらぶと・・・
それについては、しばらくお預け、
または、話をするきっかけを失ってしまうかもしれません。
b の ほかの方法・・・と言っても、結局、
冷静になったとしても、伝えたい内容を、
文に書くか、あらためて、一生懸命手話で練習して
伝えるしかない。がんばれ!

そして、私は、当時若かったので、
c 以外思いつかなかったのです。笑
とにかく言いたいことを、言いたいので、
前の晩から、手話で必死で、言いたいことを考えます。
たぶん、夜寝ても、夢の中でシュミレーションしていたと思います。笑
あんまりにも、腹が立って、
とにかく、ガツーンと言ってやりたいのです。笑
相手がこう言ったら、私はこう言う、
相手がこう出たら、私はこの話をする。。。
あらゆるパターンを考えて、
すかさず手話が出るよう、必死にトレーニングして、
いざ、目覚めたら、大学で、
その友達のもとに向かうわけです。笑
(この場合、相手の手話は、毎日一緒にいて、
読み取れるということが、前提ですが。。。
まあ、だから、読み取って腹が立つわけですよね。笑)
そんで、毎日毎日、
ろうの友人と、ああでもないこうでもないと、
いろんな言い合いをしていたら、
いつの間にか、感情に直結して、
手が出るようになっていたのです。
(あ、手が出るというのは、
なぐるとか、たたくという意味ではないですよ!笑)
もはや、当時の私は、手話がしたかったのではなく、
ろうの友人と、ケンカがしたかったのだとしか、
思えません。笑
もちろん、ケンカの結果、
相手が、私に譲ったところもあるし、
私が、相手に譲ったところもあるし、
互いに理解し合う、良いきっかけにもなり、
さらに私たちは、仲よくなりました。笑
ろうの人の気持ちや考え方も、
この時、たくさん学ばせてもらいました。
これには、感謝以外、何物もありません。
手話を始めて、最初の1年は、たぶん、
いろんなことを覚えるのに一生懸命だったし、
相手の手話も全然読めませんでしたから、
これは、2年目の1年間だったように思います。
私は手話を始めて2年目で、
ある意味、さんざん”手話でディベートをしまくった!”
という状況だったのかもしれません。笑
私は、この2年を過ごし、
20歳になった時、大阪府の通訳者の試験を受けたら、
合格して、手話通訳者として登録されたのです。
この2年は、振り返ってみると、
勉強した2年ではなく、
めちゃくちゃ感情的になって、楽しんだり、
怒りまくったりした2年でした。
そして、そこに手話がくっついていただけです。
(もちろん、ろうの友達とは、ケンカだけじゃなく、
飲んだり、出かけたり、
いろんなところに旅行したりも、しましたからね。笑)
そして・・・・
今となってみると、
その感情的になれた2年間は、
私に、最も素直で、有効的な手段で、
手話を覚えさせたのだと、思うに至りました。笑
先日、とある手話サークルで、
小学校の先生にお会いしました。
その先生は、以前、
国際児童担当のクラスを持っておられたのだそうです。
私が、「手話は、ケンカでうまくなったように思う。」
と話したら、
その先生が、突然、「そうだ!!」と、何かを思い出したように、
目を丸くしました。
よく聞いてみると、
ご自分が担当されていた、外国から来た子供たちが、
日本語を覚えていく過程に、思い当たることがあるというのです。
「その子たちは、最初は、片言の日本語で、
みんなと遊んでいて、
ずっと、みんなのあとから、ついていく感じだった。
小学生だから、それでもまあ楽しそうなんだけど、
少しすると、何かでけんかになって、
最初は、何も言えなくて困ったりしている。
で、そのうち、またケンカになって、
ある時、ばーーっと、日本語で言いたいことを言い始めるんです。
それで、みんなとうまくケンカができるようになると、
あっという間に日本語を覚えて、
そのあと、どんどんみんなと仲良くなるんですよ。
南さんの、手話のケンカの話と同じです。
そう! 外国から来た子供たちは、
ケンカの壁を超えると、
すごく日本語がうまく、自然になります。
その通りです。」
とおっしゃったのです。驚!!
ケンカの壁かあ・・・

私は、さらに、自分の説に自信を持ちました!笑
ま、ケンカという、超感情的な場面で話せるかどうかは、
言葉の大きなカギであり、壁の一つですもんね。
それにしても、大人になると、
ケンカするなんて・・・
とか、
まあ、それくらい、多少意見が違っても、
気にするのはやめよう・・・
とか、
テキトーに、相手に合わせておけばいいし・・・
なんて思うと、
そこまでして、相手と、
がっぷり四つに組むこともなかなかなくなってしまいます。
さすがに私も、今から、他の言語を覚えるなら、
ケンカをするのは、かなり勇気のいることです。笑
子供や若い人に比べ、
大人が、他言語を覚えにくいのは、
頭が固くなったからというよりも、
そういった面も関係しているのかもしれませんね。笑
言葉と心は 密接につながっており、
心を素直に使うほど、言葉は覚えやすい!
・・・というのが、私や外国から来た子供たちの様子から、
考えた、推測です。笑
海外の言葉を覚えた方など、
また、皆さんのお話も聞きたいですね。
さて、
手話がなかなかうまくならないなーと思っているあなた、
時には、心の鍵を外して、
思いっきり、ケンカもしてみてください。
そんな時、感じたこと、なにくそと思ったこと・・・
それを、身をもって体験すると、
その日から、あなたは、階段を一つのぼることでしょう。
(※くれぐれも、やりすぎにはご注意を!笑
暴力も、イケませんよ!再笑)
さ、仲よくケンカして、
素敵なコミュニケーションワールドへ!!
小学校の先生とお会いして、
いろんなお話が、お聞きでき、
とてもうれしかった南より。
この記事へのコメント
ケンカ…言葉だけ取ると…なんか?乱暴に思うけど…確かに♪大事ですよね♪
「ケンカする程♪仲がいい!」って言いますからね(笑)ケンカ出来る♪っていいですよ♪
私自身は…その前に手話の勉強に対して自信が持てなくて…悩んでばっかりですけどね…やめちゃおうかなぁー…とかね。
つまずいてばっかりです(T_T)
誰か…手話で叱ってくれないかなぁ~(*ToT)
そしたら♪…食って掛かって!!…頑張れたりするのかな!?(笑)
いやいや(((-д-´。)(。`-д-)))…焦らないで!!急がないで!!…頑張ってみます♪
いつか♪ケンカ出来る程♪仲がいい!友達(*^o^)/\(^-^*)作れますように(*^▽^)/★*☆♪
そういえば・・・
私は、ろう者の先輩方にも、
いっぱい叱られたな~・・・大汗
いずれにせよ、ケンカしたり、
叱られた分だけ、子供は成長するようです。笑
私達も、子供心を思い出して、
手話をゼロから、始めてみましょう。
暖かいコメント、ありがとうございます。
ネコパンチやハイキックが上手くなる秘訣?(笑)
(本文の意味は判ってますか~ら、大丈夫です笑)
さて、昨日はゲリラ豪雨で大変だったそうで。
(横浜も、やられたそうーで。下記Oさんから聞きました)
今夕(今夜?)、岐阜県可児市で行われた、
デフ・パペットシアター・ひとみの劇を
見に行ってきました。
Oさんから誘われておりましたので・・・
でも、結構題材が難しめだった・・・汗
(パペットのを実物で見るのは初めてです)
元気そうで、良かったです。
毎日暑いので、みんなで、
体に気を付けて、良い夏にしましょう。
ありがとうございます。