「若者たち2014」妻夫木君ありがとう!!
フジテレビ系「若者たち2014」にて、
長い11話というドラマの中の、
終わりの2話を手話指導させていただきました。
今回も、最終回を応援してくださった皆さん、
本当に、ありがとうございます。
心から、感謝いたします。
今回、私は、
主演の妻夫木君から、
とても素敵な夢をもらいました。
彼とは、
以前オレンジデイズというドラマで、
およそ半年間にわたって、
一緒に、ドラマ作りに参加させてもらいました。
手話指導で、私たちが、
翻訳や、練習・撮影のすべてに、同行させてもらい、
ほぼ毎日、彼と顔を合わせていたのです。
毎回の長いセリフの特訓、
また、お相手が、耳の聞こえない役で、
手話をするとき、ほとんど声を発さない役柄であったため、
妻夫木君は、
自分のセリフの表現とともに、
相手の手話の読み取りも、
トレーニングを積んで、
毎回本番にのぞんでいました。
ドラマが終了するころには、
彼は、ごくフツーに手話で話せたうえ、
最後の打ち上げでは、
みずから、進んで、
ろう者スタッフの通訳をしてくれました。
およそ10年の時がたち、
さすがに、彼も手話を忘れているかも・・・
そう思って、今回現場に向かうと・・・
なんと!!
妻夫木君は、当時学んだ手話の会話を、
ほとんど覚えていたのです!!
そればかりか、
私やろう者スタッフが、
静かな場所で、
ちょこっと、遠くから、
手話だけで内緒話をしても、
彼は、ごく普通に読み取って、
返事を返してきてくれました!!
彼に、聞いてみると、
「オレンジデイズ以来、
耳の聞こえないファンの方が、
集いなどに来てくださるようになり、
手話でのあいさつなどは、少し使っていました。
でも、自分でも当時の手話の記憶は、
今まで、そんなに思い起こすことは、
ありませんでした。
ところが!!
今回また、南さんやろうの元美ちゃんに会い、
いろいろ、話しているうちに、
当時の手話をどんどん思い出してきたんです!!
僕、けっこう覚えていたんですね。
びっくりです。
たぶん、南さんより、
僕のほうが、すごく驚いていますよ!!笑」
と、話してくれました。驚&笑
彼が、当時、
本当に手話を理解し、
言葉として心を込めてセリフを話していたことが、
あふれるように伝わってきました。
かつての半年間の手話は、
妻夫木君の中で、
真の言葉として宿り、
人と話すため、心を伝えるための、
大切なものとなっていたのだということを知り、
私は、本当に、喜びをもらいました。
伝えた言葉や大事な思いは、
また、誰かが受け継ぎ、
次の人に伝えてくれるのだと、
人を信じることの素晴らしさを、
改めて感じさせてもらいました。
当時のオレンジデイズは、大学生の青春ストーリー。
今回のドラマは、もう少し大人の世代の若者たちの話。
妻夫木君を通して、
私は、様々な体験をさせてもらい、
彼の存在は、私の宝物になりました。
「若者たち2014」
私にとっても、
また、若き時代を思い起こし、
手話を通して、情熱を追体験した、
暖かいドラマになりました。
地面にへばりつくようにして、撮影を続けるスタッフのみんなさん。
多くの方の情熱で、ドラマが出来上がっています。
お話ししたいことは、
たくさんあるのですが、
今日は、この辺で。
心より感謝申し上げます。
長い11話というドラマの中の、
終わりの2話を手話指導させていただきました。
今回も、最終回を応援してくださった皆さん、
本当に、ありがとうございます。
心から、感謝いたします。
今回、私は、
主演の妻夫木君から、
とても素敵な夢をもらいました。
彼とは、
以前オレンジデイズというドラマで、
およそ半年間にわたって、
一緒に、ドラマ作りに参加させてもらいました。
手話指導で、私たちが、
翻訳や、練習・撮影のすべてに、同行させてもらい、
ほぼ毎日、彼と顔を合わせていたのです。
毎回の長いセリフの特訓、
また、お相手が、耳の聞こえない役で、
手話をするとき、ほとんど声を発さない役柄であったため、
妻夫木君は、
自分のセリフの表現とともに、
相手の手話の読み取りも、
トレーニングを積んで、
毎回本番にのぞんでいました。
ドラマが終了するころには、
彼は、ごくフツーに手話で話せたうえ、
最後の打ち上げでは、
みずから、進んで、
ろう者スタッフの通訳をしてくれました。
およそ10年の時がたち、
さすがに、彼も手話を忘れているかも・・・
そう思って、今回現場に向かうと・・・
なんと!!
妻夫木君は、当時学んだ手話の会話を、
ほとんど覚えていたのです!!
そればかりか、
私やろう者スタッフが、
静かな場所で、
ちょこっと、遠くから、
手話だけで内緒話をしても、
彼は、ごく普通に読み取って、
返事を返してきてくれました!!
彼に、聞いてみると、
「オレンジデイズ以来、
耳の聞こえないファンの方が、
集いなどに来てくださるようになり、
手話でのあいさつなどは、少し使っていました。
でも、自分でも当時の手話の記憶は、
今まで、そんなに思い起こすことは、
ありませんでした。
ところが!!
今回また、南さんやろうの元美ちゃんに会い、
いろいろ、話しているうちに、
当時の手話をどんどん思い出してきたんです!!
僕、けっこう覚えていたんですね。
びっくりです。
たぶん、南さんより、
僕のほうが、すごく驚いていますよ!!笑」
と、話してくれました。驚&笑
彼が、当時、
本当に手話を理解し、
言葉として心を込めてセリフを話していたことが、
あふれるように伝わってきました。
かつての半年間の手話は、
妻夫木君の中で、
真の言葉として宿り、
人と話すため、心を伝えるための、
大切なものとなっていたのだということを知り、
私は、本当に、喜びをもらいました。
伝えた言葉や大事な思いは、
また、誰かが受け継ぎ、
次の人に伝えてくれるのだと、
人を信じることの素晴らしさを、
改めて感じさせてもらいました。
当時のオレンジデイズは、大学生の青春ストーリー。
今回のドラマは、もう少し大人の世代の若者たちの話。
妻夫木君を通して、
私は、様々な体験をさせてもらい、
彼の存在は、私の宝物になりました。
「若者たち2014」
私にとっても、
また、若き時代を思い起こし、
手話を通して、情熱を追体験した、
暖かいドラマになりました。
地面にへばりつくようにして、撮影を続けるスタッフのみんなさん。
多くの方の情熱で、ドラマが出来上がっています。
お話ししたいことは、
たくさんあるのですが、
今日は、この辺で。
心より感謝申し上げます。
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