斎藤道三

今週も見てしまった
テレビドラマ「信長協奏曲」!笑

今回は、斎藤道三という人物が出てきて、
信長と色々やりあっていました。

斎藤道三は、ドラマでもあったように、
織田信長たちと同時代の、戦国武将の一人で、
現在の岐阜県に当たる美濃の国の人です。

実は手話で表す、様々な苗字、
「加藤」さんは、加藤清正のヤリをつく動きから。
「佐々木」さんは、佐々木小次郎が背中にさした刀から。
・・・など、
歴史的人物に由来する表現がいろいろあります。

その中でも、おなじみなのが、
「斎藤」さん。
これ、実は、
斎藤道三が由来しているというのが有力な説です。

『斉藤』という手話は、
中指と人差し指で、
ちょんちょんと2度くらいあごに触れます。
斎藤道三の、
あごひげが語源なのだそうです。
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(C)手話あいらんど/ヤス

今回ドラマでは、
西田敏行さんが道三を演じておられ、
あごにひげはありませんでしたが、
インターネットでいろいろ探してみると、
道三をイメージした、画像がいくつか出てきました。

斉藤.jpg

斉藤道三.jpg

もし、こうした画像イメージが本当なら、
確かに、『斉藤』という手話は、
あごひげを意味しているものであり、
斎藤道三が関係していると思われます。

世の中の斎藤さんたち、
ぜひ、参考にしてくださいね。

あ、そういえば、
以前、俳優の斉藤工さんとドラマでご一緒した時も、
もちろん、この「斉藤」という手話を、
お伝えしました。
一生懸命手を動かして、
覚えてくださっていましたよ。

手話の名前は、
特徴のある表現がいろいろあります。
手話を通じて、
日本の歴史や、各地の土地柄を知る機会が広がり、
いつも、とても興味深く思っています。