手話言語法~意見書続々!!

世間知らずの私です。
手話を通じて、初めて知ることは、
実にたくさんあります。

例えば、この数字、
なんだと思います?
「1741」
・・・・これ、西暦とか、そういうものではありません。汗&笑

実は、全国の市町村(自治体)の数の合計です。
へえ、全国には、こんなにたくさんの区市町村があったのか・・・!!
今年初めて知ったことです。

「手話を言語として認め、
必要な制度を充実させていこう」と、
今、全国では、『手話言語法』成立に向けて、
意見書が、次々に採択され、国に提出されています。

11月7日現在、この意見書が採択されているのは、
47都道府県中、44件で、90%以上、
1741の区市町村中、1322件で、75%以上
となっています。

さらに、県内のすべての区市町村が、
意見書を提出しているのは、
秋田県、新潟県、宮崎県など、13件。

さらに国の手話言語法を待たずに、
地元で「手話言語条例」を成立させているのは、
県レベルで、鳥取県1件。
市レベルで、北海道石狩市、三重県松阪市など5件。

すごい勢いで広がってきたこの「手話言語法&条例」制定の動き。
各地で100%にどんどん近づいています。
この流れなら、早ければ、次の国会で、
「手話言語法」は、成立するかもしれません。
遅くとも、2~3年以内には、確実かもしれませんね。

手話は日本語とは、違う文法を持つ、
れっきとした一つの「言語」。
法律が整えば、さらに、
聴こえない人や手話を取り巻く環境は、
変わっていくんだろうな・・と、
こうした数字を見ながら、
改めて実感しています。

耳の聴こえない人にとっての大事な言葉「手話」。
みんなで心を込めて、理解の輪を広げていきたいですね。

また、こうしたことに触れ、
無学だった私も、新しいいろんな学びをもらっています。
様々な出会いに感謝!

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一般財団法人 全日本ろうあ連盟
手話言語法 意見書マップ、手話言語条例マップ
http://www.jfd.or.jp/sgh/map