東北自動車道 佐野サービスエリア
先日、雪を見に行ったとき、
東北道のサービスエリアで、
便利なものを見つけました。
友達や家族など数人で出かけているときはいいのですが、
一人でサービスエリアに立ち寄り、
食べ物を買ったりすると、
並んでいる間に、座れるテーブルがなくなったり、
かといって、荷物を置いておくと、
万一盗まれたらと、気が気でなくなったりと、
けっこう席取りは、
重大な問題です。
これ!!
どうです?
お一人様用、席取りカードが!!
サービスエリアのフードコートにあったのです。驚!!
これなら、荷物の心配もすることなく、
自分の席が確保でき、
ほかの人からも、
ああそうか、
一人だと大変だしね。
ここに座りたいんだね。
と思ってもらえ、
ちょっとほっとできます。
サービスエリアは、ドライブの長旅に、
一休みする場所ですから、
特に混み合っているときなど、
運転手が、席取りなどの、
サバイバリーな状況に巻き込まれないよう、
こうしたサービスがあるのは、
ちょこっと嬉しく、
これは、お一人ドライバーの気持ちにならないと、
気づかない工夫だなと思って、
感動しました!!
佐野サービスエリアには、地元キャラクターの、
さのまる君も飾られ、
栃木県の特産品、イチゴのデザートも、
いろいろ紹介されていました。
ささやかな工夫を重ね、少しずつ進化を続ける、
高速道路サービスエリアに、
感動をもらった春のはじまり。

「工夫」という手話は、
両手を握って、手首のところでクロスし、
互いにねじり合わせるように、表現します。
これは、顕微鏡などの焦点を合わせるため、
レンズを回すイメージから生まれた単語だと言われています。
この手話は、このほか「研究」などの意味も持ち、
関西では、「試す」「試験」「テスト」などの場合も、
使われます。
(C)手話あいらんど/高橋愛