誰でも最初は初めてだった!!手話あいらんど手話教室!!

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http://classroom.shuwa-island.jp/

手話あいらんどの手話教室は、
およそ20年の歴史があります。

最初は、私ともう一人のろう者のメンバーとで、
会話中心の勉強会を始めたのがきっかけでした。
手話あいらんどの手話教室は、
あくまで、手話が中心!!
最初に手話をよーく見ることから始まります。
けして、耳から日本語の説明を聞いて、
それに合わせて手話単語を覚えていくわけではありません。

はじめて顔を合わせたとき、
相手がやさしく何かを話しかけてきたら、
たぶんそれは、
「はじめまして」とか「ようこそ」とか、
何らかのあいさつに違いありません。

そう思ってみれば、
相手が、何を言いたいのかは、
すこーしわかってくる気がしませんか?

言葉は実は、人が教えてくれるのでなく、
自分の心が身に着けているのです。

世界中にあふれ、
私達が使っている様々な言語は、
相手や自分の心情、考えなど、
心の中にあるものを、
相手に伝えたり受け取ったりするために、
生み出された、
コミュニケーション手段。

実は、まず、伝えたいと思う心の方が大切です。
生まれたばかりの赤ちゃんたちも、
みんなそうやって、親や兄弟、周りの人と、
互いが通じ合いたいと願い、
大事な「ことば」を授かっているのです。

手話も、単に机の上で、
テキストを見ながら学ぶより、
聴こえない人と話しながら学んだ方が、
何倍も楽しいし、早く身に付きます。
そして、これは、もう学ぶというより、
すでに、
最初からその言葉を体験しているということです。

手話(やそのほかの言語)は、
そのまま体験しながら学ぶと、
自然にたくさん身につきます。
相手に通じた喜び、
相手の言いたいことが分かった実感、
その体験が、
自分の中で育って、言葉になっていく。
それが、
手話あいらんどの手話教室です。

手話に初めて出会った時、
もちろん、私も、
何も知りませんでした。

ろうの人たち自身も、
親や先輩たち、周りの人たちと話すことで、
現在豊かに話しているその『手話』を、
身に着けたのです。

考えてみれば、
私たち自身、小さな小さな子供のころ、
両親の声の話しかけに、
「うん」「ううん」と、
首を振るところから、
コミュニケーションが始まっていたんですよね。

あなたも、あのころに戻って、
言葉をゼロから、体験してみませんか?
それは、
あたかも自分の子供のころの心をたどるように。

言葉は、出会いから!
そして、難しいかどうかではなく、
目の前の人と、ほんの少しでいいから話したい!
という、芽生えるような思いから!!

もしよかったら、あなたも、
手話を学んでみてください。
知らない文化との出会いは、自分を豊かにし、
違った言葉を学ぶことは、
あなた自身の日本語を見直すことにもつながります。

誰でも、最初は初めてだった!!
あなたにも、素敵な出会いを!
ありがとうございます。

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「手話あいらんど手話教室」は、5月19日の週から始まります!
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