梅雨に入り、全国的に、
雨模様となっています。

この雨
手話では状態によって、
様々に表現が変化します。

「雨」
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基本的「雨」の表現は、
五指を雨のすじに見立て、
上から下に何度か振り下ろします。
(C)手話あいらんど

「小雨」
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これが小雨になると、
五指をバラバラに動かしながら、
ゆっくりと下に下げ、
静かに降っている様子を表現します。
(C)手話あいらんど

「大雨」
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また、大雨では、これが、
何度も強く振りおろす表現に。
表情も、大雨を見る目ような目で、険しくなり、
雨の強さを表わしています。
(C)手話あいらんど

「台風」
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これに横風も加わり、
さらに強い風雨を表すと「台風」
(C)手話あいらんど

同じ「雨」でも、
強さや状況に応じて表現が変わるこの手話の特徴は、
視覚言語(目で見る言葉)ならでは。
一つの単語をもとに、場面によって、
こうした変化があることを知ることもまた、
手話への興味をそそられますね。

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今年もまた、各地で大雨が心配される時期になりました。
今年の梅雨が、ほどほどで、
うまく水不足を解消し、
街や森をうるおす、
恵みの雨となりますように。