手話ミュージカル写真その２

いつも応援ありがとうございます。
２０１５年夏、手話ミュージカル後半の写真です。


手話ミュージカルでは、途中、
お客様に参加していただく、クイズコーナーも！！
小さな子供たちが、たくさんステージに上がってくれました。
本当に、ありがとう！！


ろう者は、障害者であるため、
男性も、赤紙による戦地への招集はありませんでした。
でも、各地で空襲が繰り広げられるようになり・・・
聴こえない人たちは、
真っ暗闇の防空壕の中で、目も見えない状態になり、
何もわからず、ただ、空襲が去るのを待っていたのです。


ろう者の元美は、現代の街で、幼いころの夢をかなえ、
ろう学校の先生になっていた。
それは、久が探し求めた、元子のひ孫にあたる女性だった。
あの日あの時、生き別れた元子のおなかには、
久の子供が宿っていたのだ。
７０年の時を超えて、つながる命の証。


そのころ、１年草の朝顔は、
夏の終わりにさしかかり、今年の命を終えようとしていた。
元子の墓はすぐ目の前だというのに。


朝顔の寿命をなんとか伸ばそうと、
会場のお客さんたち全員が、手話によるおまじないを唱え・・・
朝顔が、最後の大輪の花を一つ咲かせた。


これは、朝顔が、みんなにお礼を言っているところ。笑


ステージの終わりには、劇場のひまわりの郷のミニ手話講座で、
手話の歌を覚えた受講生のみなさんも、壇上に登場。
一緒に手を動かしてくれました。


そして、物語は、ハッピーエンドを迎える！！笑


皆さんに、たくさん泣いて、
たくさん笑っていただき、
多くの力をいただきました。

お子さん連れのママで、
「２時間以上の舞台で、子どもがぐずることなく、
飽きさせないストーリーで、とてもよかったです！」
と感想を言ってくださった方もおり、
とてもうれしく思いました。

素敵な夏の締めくくりとなり、
私達にとっても、最高のひと時でした。
本当に、ありがとうございました。