手話あいらんどTV~ホテルの専門学校にまつわる手話

この夏は、ホテルコンシェルジュをご覧いただき
ありがとうございました。
ドラマの中でも出てきた、
ホテルに関係のある手話を、一緒に覚えましょう。



(簡単な内容)
手話あいらんどTVクロスカルチャー!!
中嶋元美です。ろう者です。
南 瑠霞です。聴こえます。
よろしくお願いします。

今年の夏は、ホテルを舞台にした、
連ドラの仕事で大忙しでした。
大きなホテルにも通って、
手話指導の仕事をさせてもらいました。
いろいろ勉強になりました。

そんなホテルの仕事を目指すための、
専門学校があります。
私は、そういう専門学校に行って、
手話指導をすることもあります。
みなさん、ホテルの勉強をしながら、
授業の中で手話も学んでいるんですね。
そんな中から、もっと手話を学びたいなと思った人は、
さらに手話を勉強して、
今後、私達がフロントに行くと
「いらっしゃいませ」とか、
手話で声をかけてくれる人もいるかも。

今日は、
そんなホテルの専門学校に関係のある手話を一緒に覚えましょう。

「専門学校」 専門 + 学校(勉強)
両手の二本指を伸ばして、前に向かって続く専門性をイメージした表現。
学校というのは、本を開いて勉強している様子です。

「研修」 研究(工夫)に、修の字の一部の形を組み合わせて。
最近この表現は、一般的になってきました。

「体力」体+力
ホテルの仕事は、昼間だけではなく、
夜も仕事をしたり、宿泊客に対応したり、
24時間の仕事と言ってもいい。
ホテルは、体力が勝負ですね。

「観光プラン」見て回る + 計画(プラン)
こういったことも専門学校時代から、勉強するんだね。
私達もいろんなホテルで、
お勧めの場所とか、おいしい場所を教えてくださいと尋ねると、
さっと資料を見せて下さったり、いろいろ案内してもらえます。

ホテルの勉強というと、手話の勉強もあるし、
お客様へのいろんなサービスも学ばなければいけませんね。

ところで、ろう学校でも、
小学部・中学部・高等部と進んでいくと、
その次に、職業訓練なども受けられる
専攻科というのがあります。

中には、
食物関連のコース
アパレル系のコース
商業・情報系、
機械系、
デザイン系など、
いろんなコースがあり、
ろうの若者たちも、みんなが勉強しています。

これから秋。
大学や高校の入試、
手話通訳士の試験なども迫っています。
それから、今の時期、
会社の面接とか試験などを受けている人も多いと思います。
ここからこそ、ぜひ、
みんなも“体力”で!! 頑張ってくださいね。

では、またお会いしましょう。
さようなら~~~~~~~~~~~!!

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