声を使わず、手で話す!というルール!!

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今週の関東は、いい天気が続いています。
秋からの後期は、毎週、
神奈川県にある短大に、手話指導に伺っています。

私は、講師控室と、教務窓口では、
他の先生方や、職員の方と、
音声で(比較的大声で!笑)、フツーにペラペラ話しているのですが、
そこから一歩出て、
学生のテリトリーに入ったら、
音声は使わないことにしています。
廊下などで、学生たちに会った時は、
笑顔と手話で、あいさつをしています。

そのほうが、学生たちも、
手話の自然な在り方に触れてくれるし、
授業では、声のない学習をしているのに、
時間外なら、先生と会っても、声で話せる!
となると、せっかくの授業の意味も薄れてしまうように思うからです。

ですから、教室などの機材の調子が悪くて、
教務の方に、緊急に来ていただいた時なども、
私は、その方とは、身振り手振り、
また、学生に通訳してもらうなどして、話しています。
その辺は、教務の方も理解してくださっていて、
ちゃんとその方も、
手話の教室では、身振り手振りや、
口を大きく開けるなどして、
お話してくださっています。笑
そうすれば、どんな人でも、けっこう通じ合えるのに、
手話の現場で、音声で話すともったいないですよね。
ですから、私は、学生たちの前では、
「手話の言葉の配達人」として、行動しているわけです。

今週は、学生たちの授業が終わった後、
去年、私の授業を受けた上の学年の学生たちが、
話しかけてきました。
彼らは、私の手話ライブなども見に来てくれていて、
私が、大声でいろーんなことを話しているところも、よく知っているのですが、
学校内では、
ちゃんと、手話で話しかけてきてくれます。嬉!!
わからない時は、指文字などで、一生懸命!!
今回は、何やら、手話の歌についての質問もしてくれたのですが、
15分か20分、私たちは、すべて手話で話しました。すごい!!
去年の学生も、
私が学校内で、手話をみんなに伝えたいと思って、
声を使っていない気持を、理解してくれて、
こうして、自分たちから、手話で話しかけてきてくれること、
とてもうれしく思います。

手話は、耳が聴こえなくても、
音声がなくても伝え合える、素敵な言葉!!
大学内では、そういうこと、
楽しく、元気に、心を込めて、伝えて行ければいいなと思います。
みんな、本当に、ありがとう!!

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10月中旬の中庭のもみじは、まだ、しっかり緑です。