思う心を伝えたい!!
今週の神奈川県の短大のもみじです。
まだ、濃い緑がはっきりしています。
これが、12月ごろになると、
全て真っ赤に色づくのが不思議なくらいです。

さて、今月は、この短大で、
嬉しいことがありました!!
私が授業を担当しているのは2年生なのですが、
この2年生を修了し、ほとんどの学生が卒業していく中、
さらに勉強を続けるため、専攻科に残っている学生たちもいます。
その専攻科の学生たちが、今年の秋も、学園祭に参加し、
手話の歌に挑戦するのだそうです。
去年せっかく習った手話も生かして、
多くの人の心に残る歌を披露したいのだそうです。
そこで、学生たちは、
私のところに二手に分かれてやってきました。
一組は、
「ユーチューブで見た手話を参考に歌を作ったが、
わからないところもあるし、
どうも、手話表現の納得いかないところがあるけど、
本当に、これで大丈夫なのか?」
と、私に尋ねてきました。
(ちなみに、この質問を、全部手話で話しかけてきてくれた学生!!
エライ!!良く頑張った!!)
で、見せてもらうと、
案の定、何か所か、
手話の表現や、単語のチョイスの、
おかしいところが~!!!!!大汗
ユーチューブに出回っている手話の歌は、
それ自体、子供や学生たちが、
自分たちでわからないながらに作り、
表現もはっきりしないものがたくさんあります。
地域できちんと手話通訳活動をしている人や、
手話指導をしているろうの人たちから見ると、
こうした手話は、単語自体が間違っていたり、
語順や文法、手話の位置関係が間違っている個所なども多く、
はらはらさせられます。
このブログを覗いてくださっている多くの方には、
“ユーチューブで見た手話の歌をうのみにして、
そのまま真似しても、
いい手話の歌はほぼできない!!“ 大汗&涙
ということは、お伝えしておきたいです。汗汗
手話の歌に取り組むときは、
必ず、聴こえない人や地域の手話通訳活動をしている方と、
ぜひ一緒に!!
手話は、聴こえない方の大切な言葉だということを、
歌うみんなが心の中で大事にしながら、
歌ってもらいたいです。
そのことに気づき、去年の授業を思い出して、
すぐに私のところに表現の確認に来てくれた学生たち!!
私は、とてもうれしく思いました。
学生たちとは、何か所か相談して、手話訳を変え、
学園祭用の手話詞を、まとめました。
また、同じグループの別のメンバーからも、
「自分たちは、心を込めてやりたいが、
まだまだ未熟なので、
このまま、自分たちが、手話の歌をやってもいいのか?
去年の授業を考えると、
中途半端にしてはいけないと思う。
みんなでどうしたらいいか、考えている。」
という連絡をもらいました。
私は、この学生にも、
「そう思う心が大切!!
自分たちのノリだけで、決めず、
私にもいろいろ質問してくれて、
ろうの人のことも思い浮かべながら、
手話の歌に取り組もうとしている
その姿勢があれば、大丈夫。
ぜひ、大事に頑張って、本番に臨んでほしい。」
と、返事をしました。
短大で指導する手話の授業は、ほんの半年。
その中で、学べることは、さほど多くありません。
でも、
こうして、次の年、また何年か経って、
手話に取り組もうとした時、
「何が大切なのか?」
その思いを伝えていける授業を、
これからも、がんばっていきたいと思います。
私達もまた、
手話を学ぶ時、
とかく、腕前や技術を、追いかけてしまいがちですが、
本当に、私達が勉強しなければいけないのは、
手話が、人の心と心を結ぶ大事な言葉なのだということ。
その思いを持って、学生たちが、
今も手話を続けてくれていること、
暖かい気持ちになれる出来事でした。
あなたの高校や大学でも、
きっと文化祭に向けて手話の歌に取り組んでいる人もいることと思います。
みなさん、心を込めて、
思いを伝える手話の歌、がんばって作ってくださいね!!
まだ、濃い緑がはっきりしています。
これが、12月ごろになると、
全て真っ赤に色づくのが不思議なくらいです。
さて、今月は、この短大で、
嬉しいことがありました!!
私が授業を担当しているのは2年生なのですが、
この2年生を修了し、ほとんどの学生が卒業していく中、
さらに勉強を続けるため、専攻科に残っている学生たちもいます。
その専攻科の学生たちが、今年の秋も、学園祭に参加し、
手話の歌に挑戦するのだそうです。
去年せっかく習った手話も生かして、
多くの人の心に残る歌を披露したいのだそうです。
そこで、学生たちは、
私のところに二手に分かれてやってきました。
一組は、
「ユーチューブで見た手話を参考に歌を作ったが、
わからないところもあるし、
どうも、手話表現の納得いかないところがあるけど、
本当に、これで大丈夫なのか?」
と、私に尋ねてきました。
(ちなみに、この質問を、全部手話で話しかけてきてくれた学生!!
エライ!!良く頑張った!!)
で、見せてもらうと、
案の定、何か所か、
手話の表現や、単語のチョイスの、
おかしいところが~!!!!!大汗
ユーチューブに出回っている手話の歌は、
それ自体、子供や学生たちが、
自分たちでわからないながらに作り、
表現もはっきりしないものがたくさんあります。
地域できちんと手話通訳活動をしている人や、
手話指導をしているろうの人たちから見ると、
こうした手話は、単語自体が間違っていたり、
語順や文法、手話の位置関係が間違っている個所なども多く、
はらはらさせられます。
このブログを覗いてくださっている多くの方には、
“ユーチューブで見た手話の歌をうのみにして、
そのまま真似しても、
いい手話の歌はほぼできない!!“ 大汗&涙
ということは、お伝えしておきたいです。汗汗
手話の歌に取り組むときは、
必ず、聴こえない人や地域の手話通訳活動をしている方と、
ぜひ一緒に!!
手話は、聴こえない方の大切な言葉だということを、
歌うみんなが心の中で大事にしながら、
歌ってもらいたいです。
そのことに気づき、去年の授業を思い出して、
すぐに私のところに表現の確認に来てくれた学生たち!!
私は、とてもうれしく思いました。
学生たちとは、何か所か相談して、手話訳を変え、
学園祭用の手話詞を、まとめました。
また、同じグループの別のメンバーからも、
「自分たちは、心を込めてやりたいが、
まだまだ未熟なので、
このまま、自分たちが、手話の歌をやってもいいのか?
去年の授業を考えると、
中途半端にしてはいけないと思う。
みんなでどうしたらいいか、考えている。」
という連絡をもらいました。
私は、この学生にも、
「そう思う心が大切!!
自分たちのノリだけで、決めず、
私にもいろいろ質問してくれて、
ろうの人のことも思い浮かべながら、
手話の歌に取り組もうとしている
その姿勢があれば、大丈夫。
ぜひ、大事に頑張って、本番に臨んでほしい。」
と、返事をしました。
短大で指導する手話の授業は、ほんの半年。
その中で、学べることは、さほど多くありません。
でも、
こうして、次の年、また何年か経って、
手話に取り組もうとした時、
「何が大切なのか?」
その思いを伝えていける授業を、
これからも、がんばっていきたいと思います。
私達もまた、
手話を学ぶ時、
とかく、腕前や技術を、追いかけてしまいがちですが、
本当に、私達が勉強しなければいけないのは、
手話が、人の心と心を結ぶ大事な言葉なのだということ。
その思いを持って、学生たちが、
今も手話を続けてくれていること、
暖かい気持ちになれる出来事でした。
あなたの高校や大学でも、
きっと文化祭に向けて手話の歌に取り組んでいる人もいることと思います。
みなさん、心を込めて、
思いを伝える手話の歌、がんばって作ってくださいね!!