短大のもみじは青い空の下まだ濃い緑色!!
今週も関東は、秋らしいさわやかないい天気。
保育・幼児教育・介護の専門家を目指す学生たちの短大に、
手話の授業に出かけました!!
今週もうれしいことがあり、
秋の青空のような気持ちで、帰ってきました!!
私の持っている授業は、2クラスあるのですが、
一つのクラスでは、
教務の方から相談があり、
「授業の単位を申請していない学生が数人、
南先生の授業が面白いとうわさを聞いて、
手話の講義を受けたいと申し出ている。
許可をお願いしたい!」
というものでした。
もう一つのクラスでは、
去年、手話の授業を受けた先輩の学年の学生たちが、
同じように、
時間のある時は、また授業を見学したいと、
言って来てくれました!!
もちろん!!両方OK!!喜!!
今週は、さらに人数の増えたクラスで、
授業を進めさせてもらいました。
いつも、書かせていただいていますが、
私は、この大学での手話の授業は、
毎週1時間半、いっさい音声を使わず進めています。
その授業を、きちんと受け止め、
楽しく参加してくれている学生たちに、
心から感謝します。
私がこの学校の授業に講師として参加させていただいている目的は、
将来のある若いみんなに、
手話は耳や音声を使わなくても通じ合える、
素晴らしい「言語」だと体感してもらうこと。
また、全国には、耳の聴こえない学生もたくさんいて、
みんな耳を使わず(聴こえないのですから、あたりまえですが・・)
授業を受けているのだと、知ってもらうこと。
そして、その経験を、将来の仕事などの現場に、役立ててもらうこと。
それから、学校としての講義の中で、
授業に出ている学生たちには、単位を出すこと。笑
学校の授業なので、当然単位は重要ですが、
そんな中、単位がでなくても(笑)、みんなに知ってもらえること、
気づいてもらえることはたくさんあると思っています。
ですから、一緒に勉強したいなと思って、
あとから、申し出てくれる学生たちがいることは、
とてもうれしいことです!!
今週、とても大事に思っていた、
手話関係のろう者の恩師が亡くなり、
さびしい気持ちでいた私ですが、
まるでその恩師からの贈り物かのように、
目の前の学生たちが笑顔で授業を受けてくれて、
本当に、うれしい1日となりました。
感謝。
短大の中庭のもみじは、
今週も、青い空の下まだ濃い緑色!!