オーストラリア移民「村上安吉のライフストーリー」7月29日まで

和歌山大学で開かれている企画展
「村上安吉のライフストーリー」に、お越しいただき、ありがとうございます。
NHKニュースの一部が、期間限定でご覧いただけます。

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20160612/3036061.html

(NHKニュースより)
120年近く前に移民としてオーストラリアに渡り成功を収めた和歌山県串本町出身の実業家、村上安吉が撮影した貴重な写真が和歌山市で公開されています。
村上安吉は明治30年にオーストラリアに渡り、真珠の採取事業や写真館の経営で成功し、現地の日本人会のリーダーとして活躍しましたが、太平洋戦争の際に強制収容所に送られ、63歳で亡くなりました。
村上が撮影した写真は遺族が保管していましたが、和歌山大学と大津市の成安造形大学が分析したところ当時の暮らしぶりを克明に記録した貴重な資料だとわかり、このほど、初めてまとまった形で和歌山大学で公開されました。
現地の人たちとのピクニックの写真や水中で安全に呼吸できるように改良が加えられた潜水服の写真などが展示されています。
村上の孫の1人で、東京に住む南瑠霞さんは、「多くの人たちと分け隔てなく交流した村上の生き方を通して私たちは全員が地球人だということを感じてほしい」と話していました。
展示会は、来月29日まで開かれています。

image/2016-06-10T233A463A14-1.JPG
≪企画展「村上安吉(和歌山移民1880-1944)のライフストーリー」≫

【とき】
2016年6月10日(金)~7月29日(金)
会館日時 : 平日10:30-16:00(休館日 : 土日祝日及び図書館閉館日)
※7月17日(日)はオープンキャンパスにつき、10:00-15:00特別開館。 

【ところ】
和歌山大学紀州経済史文化史研究所展示室(付属図書館棟3階)
(〒640-8510 和歌山県和歌山市栄谷930)

【入場】
無料
図書館1階にて入館手続きが必要です。