都内手話学習御礼!!
今週、都内の手話サークルで、
音声を使わない手話指導を承わり、
出かけてまいりました。
最初の1時間は、声を一切使わず、
互いに目で見て理解しあいながら、
コミュニケーションをとって、手話を学びあい、
真剣で、また楽しいひと時となりました。
皆さんの学習の悩みも様々で、
「指文字が、とっさに読み取れない。」
「頭の中には言いたいことがあるのに、手話にならない。」
「ろう者の手話が読み取れない。」
「ろう者の方の話す手話と自分の手話は、語順や文節が違う。」
「3年以上学んだのに、なんだかうまくならない。」
「手話を始めたばかりのころは、ろうの人にとても喜んでもらえて、
うれしくて一生懸命やったけど、少し年月が経ち、
最近は、悪いところを指摘されることが多くなって落ち込んでいる。」
と、いろんなものがありました。
初心者の皆さんには、ろう者の中島元美が、指導。
三角や丸などの物の形を、手で写し取る練習をしてみました。
皆さんが空中に描いた絵は、
元の絵とは違い、枠から棒が突き抜けていたり、
四角い形が歪んでいたり、すみっこが閉じていなかったりと、
なかなか難しく、
笑いながら、いろんな表現を練習しました。
3~4年以上経験のある方のグループは、南が指導。
「学校」「行く」
の、たった二つの手話単語で、
『学校へ行く』
『学校へ行き渋る』
『学校へ行かない』
など、正反対の意味も表現できてしまうこと。
「箱が三つあります。」という日本語から、
表現する手話も、単に「箱・3・ある」としたのでは、
日本語に単語を当てはめただけであり、
もっと多様な表現がある。
『箱が、横に3つ並んでいる。』
『箱が、縦に3つ積み重ねられている』
『箱が、中から次々出てきて、3つ。』
『箱が、こことそことあちらに、3つある。』
など、様々な状態が表わせる。
・・・といったことを説明させていただきました。
このほか、経験者のグループは、
絵の情景をそのまま手の形で表してみようと、
絵本や写真を使って、みんなでいろいろ試みましたが、
せっかくの絵を、日本語で説明し、
それに手話単語を付けただけになってしまったりと、
表現は大混乱。汗汗!!
こうした表現は、誰にも難しく、
手話を学ぶ上では、ていねいに越えなければならない、
ハードルの一つであることが、わかります。
まとめはみんなでディスカッション。
「手話サークルになかなかろうの方が来てくださらない。
どうしたらいい?」
「ろう者に会うといってもなかなか時間や場所が分からない。
もっと、知りたい。」
など、皆さん、ろうの方々との出会いを、
求めていることもよくわかりました。
どこの手話サークルも、似たような悩みはたくさんあると思います。
” みんなで知恵を出し合って、
それぞれが、ろう者の豊かな手話に、触れ合っていければいいな~!” と、
私たち自身、学びを深くさせていただいた、
貴重な時間となりました。
本当に、ありがとうございました。
感謝。
音声を使わない手話指導を承わり、
出かけてまいりました。
最初の1時間は、声を一切使わず、
互いに目で見て理解しあいながら、
コミュニケーションをとって、手話を学びあい、
真剣で、また楽しいひと時となりました。
皆さんの学習の悩みも様々で、
「指文字が、とっさに読み取れない。」
「頭の中には言いたいことがあるのに、手話にならない。」
「ろう者の手話が読み取れない。」
「ろう者の方の話す手話と自分の手話は、語順や文節が違う。」
「3年以上学んだのに、なんだかうまくならない。」
「手話を始めたばかりのころは、ろうの人にとても喜んでもらえて、
うれしくて一生懸命やったけど、少し年月が経ち、
最近は、悪いところを指摘されることが多くなって落ち込んでいる。」
と、いろんなものがありました。
初心者の皆さんには、ろう者の中島元美が、指導。
三角や丸などの物の形を、手で写し取る練習をしてみました。
皆さんが空中に描いた絵は、
元の絵とは違い、枠から棒が突き抜けていたり、
四角い形が歪んでいたり、すみっこが閉じていなかったりと、
なかなか難しく、
笑いながら、いろんな表現を練習しました。
3~4年以上経験のある方のグループは、南が指導。
「学校」「行く」
の、たった二つの手話単語で、
『学校へ行く』
『学校へ行き渋る』
『学校へ行かない』
など、正反対の意味も表現できてしまうこと。
「箱が三つあります。」という日本語から、
表現する手話も、単に「箱・3・ある」としたのでは、
日本語に単語を当てはめただけであり、
もっと多様な表現がある。
『箱が、横に3つ並んでいる。』
『箱が、縦に3つ積み重ねられている』
『箱が、中から次々出てきて、3つ。』
『箱が、こことそことあちらに、3つある。』
など、様々な状態が表わせる。
・・・といったことを説明させていただきました。
このほか、経験者のグループは、
絵の情景をそのまま手の形で表してみようと、
絵本や写真を使って、みんなでいろいろ試みましたが、
せっかくの絵を、日本語で説明し、
それに手話単語を付けただけになってしまったりと、
表現は大混乱。汗汗!!
こうした表現は、誰にも難しく、
手話を学ぶ上では、ていねいに越えなければならない、
ハードルの一つであることが、わかります。
まとめはみんなでディスカッション。
「手話サークルになかなかろうの方が来てくださらない。
どうしたらいい?」
「ろう者に会うといってもなかなか時間や場所が分からない。
もっと、知りたい。」
など、皆さん、ろうの方々との出会いを、
求めていることもよくわかりました。
どこの手話サークルも、似たような悩みはたくさんあると思います。
” みんなで知恵を出し合って、
それぞれが、ろう者の豊かな手話に、触れ合っていければいいな~!” と、
私たち自身、学びを深くさせていただいた、
貴重な時間となりました。
本当に、ありがとうございました。
感謝。