あいさつすること つづけること
このところ、
イベントの宣伝などで、東京のいろんな手話サークルにお邪魔しています。
サークルによって、様々なところがあり、
皆さんが、日本文をもとに、
通訳の練習をしておられるところ、
週によっては、
サークル誌や、レク、学習などの相談をしているところ
ろうの方を囲んで、
たくさん会話をしているところなど、
それぞれ皆さん、ご自分たちで運営して、
活発に活動をされています。
こんなとき、素敵だなと思う場面にも、遭遇します。
私は、宣伝に伺ったサークルで、
時間がある限り、
皆さんのお茶などにもご一緒させていただくのですが、
そこには、手話の初心者の方も、
先輩通訳者の方も、
ろうの方も、いらっしゃします。
先日も、年配の数人の女性が、
「私たち、なかなか手話がうまくならないんだけど、
なぜか、毎週来て、
また成長せずに帰るんですよ~~!」
と、恥ずかしそうに笑って、
それでも、覚えている手話だけは一生懸命使いながら、
話しかけて、下さいました。
ふと見ると、
ところどころ、言葉足らずの手話であっても、
横にいるろうの方も、それをきちんと読み取って、
「そうそう。下手でもいいの。
毎週一緒に話しましょうね。
皆さん、前より、絶対うまくなってますよ。」
と、やさしそうに、話したりして、
お茶を飲んでおられます。
その場面が、何とも、自然で穏やかなのです。
なんか、嫌みのないその場面が、
ふと目に留まった時、私は、ふと、
どうしても、日ごろ
「うまくならなきゃ」
「どうして手話がうまくならないんだろう」
などと、悩んでしまいがちな、
多くの自分たちの、姿を振り返りました。
その時、思ったのは、
そうだ!!大事なのは、そんな技術や上達じゃない!!
ということです。
私たちは、何か習い事などをすると、
うまくならなければ意味がない!
上達しないのは、勉強してない証拠!
などと思ってしまいがちですが、
手話を学ぶということは、
本当は、どういうことなんだろう?
街に手話サークルがあり、
聞こえない人たちがいる。
そこに私たちが、訪れ、知りあい、
毎週会って、あいさつし、
下手でもいいから、何か話して、
それが楽しくて、
また、次の週も、その次の週も、
集まること。
手話サークルって、そういう思いごと、
育てる場のような気がしたのです。
そうでなければ、
コミュニケーション自体、意味がなくなってしまいますもんね。
このことを、この秋もまた、
手話を学習中の方々と、
ともにいるろうの方の笑顔に、
教えていただいたのです。
そんな場面に出会え、
私は、とてもうれしくなりました。
手話を学ぶ私たちに、大切なのは、
出会うこと、知り合うこと、
そして、いつもろうの方と挨拶すること。
うまくならなくても、そんなことを気にせず、
続けること!!笑
だって、
「下手だから。」とくよくよしていたら、
それこそ、ろうの方、聞こえない方々が、
がっかりしてしまいますもんね。
この秋も、皆さんとの素敵な出会いをいただきながら、
活動を続けてります。
本当に、ありがとうございます!!

東京の街も、秋色になりつつあります。
イベントの宣伝などで、東京のいろんな手話サークルにお邪魔しています。
サークルによって、様々なところがあり、
皆さんが、日本文をもとに、
通訳の練習をしておられるところ、
週によっては、
サークル誌や、レク、学習などの相談をしているところ
ろうの方を囲んで、
たくさん会話をしているところなど、
それぞれ皆さん、ご自分たちで運営して、
活発に活動をされています。
こんなとき、素敵だなと思う場面にも、遭遇します。
私は、宣伝に伺ったサークルで、
時間がある限り、
皆さんのお茶などにもご一緒させていただくのですが、
そこには、手話の初心者の方も、
先輩通訳者の方も、
ろうの方も、いらっしゃします。
先日も、年配の数人の女性が、
「私たち、なかなか手話がうまくならないんだけど、
なぜか、毎週来て、
また成長せずに帰るんですよ~~!」
と、恥ずかしそうに笑って、
それでも、覚えている手話だけは一生懸命使いながら、
話しかけて、下さいました。
ふと見ると、
ところどころ、言葉足らずの手話であっても、
横にいるろうの方も、それをきちんと読み取って、
「そうそう。下手でもいいの。
毎週一緒に話しましょうね。
皆さん、前より、絶対うまくなってますよ。」
と、やさしそうに、話したりして、
お茶を飲んでおられます。
その場面が、何とも、自然で穏やかなのです。
なんか、嫌みのないその場面が、
ふと目に留まった時、私は、ふと、
どうしても、日ごろ
「うまくならなきゃ」
「どうして手話がうまくならないんだろう」
などと、悩んでしまいがちな、
多くの自分たちの、姿を振り返りました。
その時、思ったのは、
そうだ!!大事なのは、そんな技術や上達じゃない!!
ということです。
私たちは、何か習い事などをすると、
うまくならなければ意味がない!
上達しないのは、勉強してない証拠!
などと思ってしまいがちですが、
手話を学ぶということは、
本当は、どういうことなんだろう?
街に手話サークルがあり、
聞こえない人たちがいる。
そこに私たちが、訪れ、知りあい、
毎週会って、あいさつし、
下手でもいいから、何か話して、
それが楽しくて、
また、次の週も、その次の週も、
集まること。
手話サークルって、そういう思いごと、
育てる場のような気がしたのです。
そうでなければ、
コミュニケーション自体、意味がなくなってしまいますもんね。
このことを、この秋もまた、
手話を学習中の方々と、
ともにいるろうの方の笑顔に、
教えていただいたのです。
そんな場面に出会え、
私は、とてもうれしくなりました。
手話を学ぶ私たちに、大切なのは、
出会うこと、知り合うこと、
そして、いつもろうの方と挨拶すること。
うまくならなくても、そんなことを気にせず、
続けること!!笑
だって、
「下手だから。」とくよくよしていたら、
それこそ、ろうの方、聞こえない方々が、
がっかりしてしまいますもんね。
この秋も、皆さんとの素敵な出会いをいただきながら、
活動を続けてります。
本当に、ありがとうございます!!
東京の街も、秋色になりつつあります。