これらの街の共通点は?
千葉県、埼玉県、群馬県、長野県、沖縄県、・・・
みどり市、朝霞市、中之条町、渋川市・・・
これらの県や、市・町の共通点は、なーんだ?
私は、芸人の阿曽山大噴火さんが、大好きです。
裁判が好きで、子供のころから興味を持ち、
毎日毎日裁判所に通い、
重大裁判のほか、賽銭泥棒など、
軽犯罪の裁判もたくさん見ていて、
裁判傍聴仲間もいて、情報交換をしたり、
裁判こぼれ話を、テレビで披露したりと、
私たちには、ちょっと難しそうな裁判に、
本当に興味深く触れていて、
裁判の傍聴を、人生最大の趣味、
いやその域を超えて、ライフワークにされている方です。
彼が話す裁判の話は、視点が、私たち一般の人に近く、
かといって、不真面目でもなく、かといって、生真面目でもなく!!笑
時には、裁判官の人柄を教えてくれたり、
やむにやまれぬ容疑者の行動や生き方を
レポートしてくれたりすることもあります。
傍聴や裁判員裁判の参考になるような、
わかりやすい本も出したりしています。
好きなこと、興味のあることを、毎日淡々と楽しみ親しみ、
人として触れ続ける、この生き方、
妙に、私の琴線に触れるのです!!
いつか、お会いしたい方の一人です。
それで!!
話は元に戻りますが、
新年から、私はマネージャーのはっちゃんとともに、
手話言語条例が制定された、東京周辺のいろんな街を訪問させてもらっています。
私たちの活動を知ってもらうとともに、
そうした街の、手話言語条例成立までのお話を、
地元の方に直接聞いてみたい!!と思ったからです。
最初に、ご紹介したのは、
そんな手話言語条例を制定している県や市の地名です。
(手話言語条例を成立させている自治体は、日々増え続けていて、
現在、9県/56市/8町/計73自治体。詳しくは、こちらも見てみてください。
全日本ろうあ連盟 手話言語条例マップ
https://www.jfd.or.jp/sgh/joreimap )
実際、伺ってみると、各自治体の皆さんは、
それぞれ実に情熱をもって、
条例に取り組んでおられるのが伝わってきました。
同じ手話言語関連条例と言っても、自治体によって、
議員と議会主導で可決したところもあれば、
知事などの自治体の長が主体となって成立させたところ、
行政が積極的に条例条項を取りまとめ、
そのあと議会で承認されたところなどもあるようです。
また、担当の方も、障害福祉のベテランの方もおられれば、
新人で、手話も現在、一から皆さんと一緒に学んでいます。
とおっしゃっている方もおられました。
ただ、すべてどの自治体も、
地域に住むろうの皆さんの熱い思いが届いての成立であり、
担当の方々が、ここから真剣に、手話への理解が広がるようにと、
様々な試行錯誤を重ねておられる!!
ということが、よくわかりました。
私たちも自ら、現地に足を延ばしてみることで、
ろう者と手話を取り巻く状況が、
関わる方々の情熱で、変わりつつあることが、
実感できる新年となっています。
また、その都度、地元のろうの方ともお会いし、
楽しくお話させていただいているのも、
この旅の素敵なところです。
(一緒に飲んだり、食べたり!!笑)
もちろん手話言語条例が始まったからと言って、
すべてが、ガラッと変わるわけでもありません。
多くの方がいろんな課題を指摘しておられますし、
乗り越えていかなければならないことも、
たくさんあるに違いありません。
それでも、少しずつ、
「人の思いとともに変わる社会」に、触れさせてもらう中で、
私は、手話を通じて、多くの方に、
憧れの阿曽山大噴火さんのように、
何かを伝えられる人になれれば素敵だな~と思います。
手話を学ぶ理由やきっかけは、人それぞれですが、
出会ったろうの方と心通わせ、共に過ごすことは、
誰にとってもたくさんの学びが得られるものだと思います。
まずは、一つのあいさつから!!
出会った人の笑顔のために。
手話を学ぶ素敵さを、改めて感じながら
新年度に向かって、進んでいきたいと思います。
感謝。
群馬県渋川市伊香保温泉に建てられた
全日本ろうあ連盟結成の地記念碑!!
群馬県から長野県に向かって車で山越えをすると、
雪に覆われ、山頂から噴煙を上げる浅間山が出迎えてくれました!!