手話あいらんどTVクロスカルチャー「スタンドパイプ」
スタンドパイプって、何だか知っていますか?
手話あいらんどTVクロスカルチャー
今回は、世田谷三軒茶屋の、
インターネット情報「近隣チャンネル」のご協力の下、
街の消火栓と、スタンドパイプについて、ご紹介しています。
(手話通訳:南 瑠霞)
(簡単な内容)
防災について考えよう
スタンドパイプって何?
近隣チャンネル&エンドレス
防災コーナー
皆さんこんにちは。
地域活性化アイドル エンドレスの
空音 リクです。
今日は、地域の防災について、
駒繋西自治会 防災部長の 並木さんに、
お話をお聞きします。
お願いします。
最近は、関東でも地震が増え、
その地震による火災で亡くなる人も多いということで、
心配の声が聞かれます。
これまで、各地の地震では、
その後に起きた火災で亡くなる人もたくさんいました。
大地震による火災では、
道路も渋滞し、消防隊員や消防車も不足し、
消火に全く間に合わないケースも出てきます。
そんな時、私たちにできるのは何でしょうか?
実は、街の道路には、きいろの丸いマークがついた
マンホールがあります。
そのマンホールを開けると、消火栓があります。
でも、この消火栓だけで、火が消せるわけではありません。
スタンドパイプ と呼ばれるものを、接続して、
初めて、消火活動ができるのです。
ご存知ですか?
知っている人が少ないと思いますが、
このスタンドパイプを取り付けて、
ホースをつなげて消火活動をするということで、
平成28年2月の訓練の様子を、
見ていただきましょう。
どうぞ!!
「行ってきます」
訓練の様子です。
土などでマンホールが開けづらい様子も、
説明されています。
マンホールの開け方も、教えてもらいました。
テコの原理で開けられます。
マンホールが開きました。
とても重いので、できれば、男性にお願いしたいのですが、
女性でも大丈夫です。
ここに、消火栓があります。
子供たちもたくさん集まって、
いろいろ話しかけています。
これが、スタンドパイプです。
取り外しました。
次に消火栓の開け方も説明がありました。
さびなどが詰まって、突然水が噴き出す場合もあるので、
注意が必要です。
普段使うものでなく、
年に一度くらいしか使われません。
それはそれでよいことですが、
注意しながら扱うことが必要です。
最初に、少し、水が出てきました。
器具を回していけば、
どんどんたくさんの水が、出てきます。
間違えて、開けすぎると、
多量の水が噴き出すので、注意しましょう。
これは、普通に飲料としても使える水道水です。
いざというときは、飲み水にもなります。
今からスタンドパイプを取り付けます。
ホースも外します。
今見ているスタンドパイプは、
地域のみんなも、初めて使うものです。
先ほど冒頭で見た 赤いものは、
今までも使ったことがありますが、
これは、新しいタイプのものです。
皆さんも、初めての経験ということになります。
スタンドパイプは、比較的軽いです。
重くはないので、女性も使えます。
今、カチーンとはまりました。
終了時には、レバーを握れば外れます。
取り付けたときしっかり、はまっていれば大丈夫で、
抜くときは、上のレバーを握ります。
子供たちも、「簡単だね」と言っています。
小さな子供や、女性もたくさん参加しているので、
丁寧に説明が行われました。
映像を見るだけでも、わかりやすいと思います。
やり方がわからないと、困ってしまいます。
スタンドパイプが繋がったら、次はホースです。
取り付けた後、手前に引くことで、取り外しができます。
ホースは、20メートルあります。
ボウリングのように投げると伸びていきます。
20メートルの長さです。長いものです。
気を付けながら、扱いましょう。
次にこれは、何かというと、
短いものですが、非常に大切です。
ホースの先につけるノズルです。
よく見ると上のほうに文字で表記があります。
回して調節します。
子供たちも、いろいろ質問をしています。
ノズルは、回すことで、調節が必要です。
今から、ノズルを付けて、放水します。
子供たちから、一番に、やってみたいという立候補もありました。
消火栓が開いて、水がホースの中を進んでいきます。
ノズルの調節で、水が噴き出します。
方法も、丁寧に説明がありました。
女性が多く参加しています。
日ごろ家や地域にいるのは、女性。
特に年配の女性も多いので、
女性の皆さんが、できるようになりたい!と、
積極的に参加しておられます。
昼間地域にいるのは、女性が多いのです。
今、水が噴き出しました。
勢いが強いですね。
ちょっとしたノズルのひねり方で、
水量が変わります。
いかがでしたか?
消防士の方もおられ、本格的な訓練でした。
説明もわかりやすく、大変勉強になりました。
ちょっと参加者が少なかったようですね。
皆さんが集まりやすいように、土曜日に設定しましたが、
なかなか集まりませんでした。
でも、女性や子供たちが、使えるようになりたい!
ということで、積極的に、参加しました。
いい機器があっても、使えなくては意味がありません。
岩手県の洋野町が、東日本大震災で、大きな津波に襲われました。
しかし、一人の犠牲者も出しませんでした。
なぜかと確認してみると、
その地域では、日ごろからいつも、
町民が一丸となって防災訓練に取り組んでいたのです。
日ごろの訓練が大事だということがわかりました。
私たちも今からでも間に合います。
防災訓練やイベントに参加してみてください。
本日は、スダン度パイプや、避難訓練の様子を、
並木さんにいろいろ教えてもらいました。
ありがとうございました。
次の訓練もあります。
避難所訓練、防災訓練が、10月に予定されています。
そういったものにもぜひ、皆さんご参加ください。
企画 近隣チャンネル
協力 地域活性化アイドル Endless☆
映像 : 近隣チャンネル
手話通訳 : 南 瑠霞
手話監修 : 手話あいらんど
編集 : 蓮子 都
提供 : 手話あいらんど手話教室
http://www.shuwa-island.jp/kyoshitsu/