手話による子供ショー御礼!!


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5月5日 都内の大型児童施設で、
手話による子供ショーを、させていただきました。


0歳から3歳児を中心に、
幼い兄弟のいる保育園や幼稚園の年代の
おにいちゃんおねえちゃんもいっぱい集まって、
パパやママたちと一緒に、
手話のステージを楽しんでくれました!!

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子供たちが大好きな、
森のくまさんや、大きな古時計など、
おなじみの歌にも手話を付けて、楽しく!!

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手話は、まだお口では話せない
0歳や1歳のお子さんと、家族との会話にも役立ちます。
簡単な手話を「おててのサイン」として覚えれば、
赤ちゃんから、いろんな意思表示をしてくれるのです。
当日は、紙芝居や歌を通じて、
「おっぱい」「おむつ」「ちょうだい」
「バナナ」「おいしい」「大きい」などなどの単語を、
会場の、お子さんやパパママなどと一緒に表現しました。
皆さん、元気に手を動かしてくださって、
一つになって話したり歌ったりしながら、
私たちも楽しいひと時を過ごさせてもらいました。
みなさんぜひ、今回の手話表現を、
おうちの中の、赤ちゃんたちとの会話にも、
役立ててくださいね。
本当に、ありがとう。


④海の歌.png

ステージでは、初夏のイメージがいっぱい伝わる、
海の中の歌もいっぱい!!



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お子さんに、お膝に乗ってもらっての「バスに乗って」では、
会場みんなで空を飛ぶ振り付けも!!わぉ~~!!


私たちの活動のテーマは、
きこえない人の役に立つために、聞こえる人が手話を覚えることではありません。
もちろんこれは、聞こえない人や手話にとって大事なことで、
こうしたことも、私たちはたくさん学びたい。
でも、私たちは、その次を目指します。
「聞こえない人の存在や手話が、
聞こえる多くの人に、いっぱいいっぱい役立つということを伝えたい!!」

聞こえない人たちが生み出した、手話は、
私たちに
「まっすぐに相手を見て話すこと」
「表情豊かに自由に話すこと」
そして、
「あなたの気持ちを素直に話してもいいよ!!」
という「人と話す心」を教えてくれていると私は思います。
また、その手話は、
「人は、たとえ聴覚を使わなくても、自分の手で!!豊かに話せること!」
「手話を学べば、私たちも、音声を使わず静かに話せること」
「子育てにも役立つこと」
「病気や高齢になって、のどを痛めたり、耳が遠くなったとしても、
たくさんの話ができること」
を、私たちに示してくれています。

そして、何より、
「ろうの人が、その手で物語を語るとき、
多くの感情と感動を、私たち聞こえる者にも、伝えてくれること」
「ろう者と手話が、多くの聞こえる人に夢を届けてくれること」
これが、私たちの伝えたい「手話の心」です!!

私たちは、これからも、たくさんのステージ活動で、
手話の夢を多くの方に届けていければと思います。
こどもの日に出会った、たくさんのお子さんと保護者の皆さん、
そして、私たちを呼んでくださった児童施設の皆さんに、
心から、御礼申し上げます。

本当に、ありがとう~~~~~~~~~~~!!
また、必ずお会いしましょう!!!!!