日本初「ダイアログ・イン・サイレンス」がアテンドスタッフを募集


ここ数年 暗闇の中で食事をしたり、
歩いたりして様々な体験ができる
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」が注目されています。
目の見えない人の世界を体感し、
見えることとの違いに迫ろうというこの体験は、
最近では様々な企業研修などでも、
取り入れられたりしているようです。

手.png

この夏 日本に、その聴覚障がい者版
「ダイアログ・イン・サイレンス」がやってきます。

ダイアログ・イン・サイレンスは
参加者が数名でグループとなって
音のない静けさの世界で様々なシーンを体験し
言葉を超えた表現で、
対話を促すソーシャルエンターテイメントです。

そこで案内役をするのが、
参加者に様々な気づきを提供するために、
体験の進行をリードする
「アテンド」と呼ばれる聴覚障害者のスタッフ。
日本公開間近の ダイアログ・イン・サイレンスでは、
現在、このアテンドを募集しております。

説明会は、間もなく!!
5月17日(水)18:00
興味のある方は、参加してみてはいかがでしょうか?

研修には、海外からベテランのアテンドトレーナーが来日し
ダイアログ・イン・サイレンスでの様々な技術を直接学ぶことができます。
募集要項はこちらから
http://www.dialogue-in-silence.jp/

※同時にインターン生も募集しています
(こちらは聞こえる聞こえないに関係なく募集中。)
http://drive.media/intern/job/15863


手話あいらんどでは、
今まで、様々なワークショップで、
聞こえる方々に向け、
耳栓を付けて、『音声会話を禁止』にし、
数人グループで、地図を見ながら各ポイントを回ってもらうという 
オリエンテーリングのような体験を、してもらってきました。
それぞれのポイントで、
自販機の人気ドリンクを一つ決めてきてもらったり、
公園の滑り台が、東西南北どちらを向いているかなど、
みんなでチェックしてもらったりして、
全員で簡単な意見交換をしなければならない仕掛けをし、
音声なしで話し合って、結論を出して戻ってきてもらうという体験です。

この体験は、参加した多くの方から
“たくさんの気づきを得られる”と大変好評です。
ダイアログ・イン・サイレンスは、
おそらくその発展形のようなものなのではないだろうか?
と想像していますが、
実際どんなものなのか、
公開されたら、私も行ってみたいなと思っています。
イベント開催期間は、
今年2017年8月が予定されています。