ワークショップ御礼!!
今週は、ろう者手話パフォーマーのことぷきと、
都内の手話サークルで、
手話パフォーマンスについてのワークショップをさせていただきました。
手話の歌が嫌いなろう者は、半数に上ること。
手話の歌の種類もいろいろあること。
一般に聞こえる人の間で流れている手話の歌に手話を付ける場合の、
5つのポイントとは、どんなもの?
・・などなど、様々なことをディスカッションし、
最後には、皆さんでイメージを膨らませながら、
手話の歌を作っていただくところまで、
短い時間でしたが、豊かな内容を共有できたと思います。
題材は、「見上げてごらん夜の星を」。
メンバーの方から、
ささやかな木造りの家の窓から、二人が星を覗いて、
見上げる様子にしたいと、提案があり、
窓の様子や、二人がどんなふうに並んでいるのかも、
想像してもらいながら、
手話の歌を作っていきました。
歌詞の字面にとらわれることなく、
場面設定から手話の歌詞を組み立てることで、
手話の歌はより豊かになります。
終了後、別の方からは、
「私は、芝生のような草の丘に、
二人がひざを立てて腰を下ろしている感じもいいなと思いました」
などの感想をもらいました。
そうそう、もしそういう設定なら、
手話表現の方向や、目線の上げ方も違ってきます。
また、皆さん二人連れを、想像されたようですが、
その場合でも、恋人同士、親と子、先生と生徒・・・など、
設定はいろいろ。
それらによって、表情や手話も変わってくるかもしれません。
そういった歌を取り巻く環境ごと翻訳していくと、
手話の歌はより豊かに深みを増していきます。
ぜひ、みなさんも挑戦してみてください。
本当に、ありがとうございました。