手話あいらんどTVクロスカルチャー「職業体験の話」
手話あいらんどTVクロスカルチャー
今回は、高校生の
樺沢環ちゃんと、樋口珠音ちゃんが、
「職業体験」の話をしてくれています。
若者たちも、いろんな社会勉強をしているんですね。
(簡単な内容)
手話あいらんどTVクロスカルチャー!!
樋口珠音です。聞こえます。高3です。
樺沢環です。ろう者です。高3です。
よろしくお願いします。
中高生は、よく職場体験に行ったりします。
それぞれの職場に行って、職業体験をさせてもらい、
それが授業の単位になるというものです。
珠音は、以前、保育園で職場体験をさせてもらいました。
そこは、自分が小さいとき、少し通っていたところで、
とても懐かしかったです。
仕事の中身は、子供たちと一緒に遊んだり、
お昼寝の時寝かしつけたり、
おやつの準備をしたり・・ということで、とても楽しかったです。
環は、中3の時、スーパーの体験をしました。
品出しをしたり、
野菜の重さをはかったり、
傷んだところをカットしたりしました。
仕事の説明などは、
担当の人が、ボードに書いてくれたりしました。
品出しの途中で、お客様に声をかけられることもあり、
そういう時は、
担当の人を呼びに行ったりしました。
楽しい1週間でした。
スーパーは、忙しそうだね。
うん、すごく忙しかった。
珠音は、3日間保育園の体験をして、
保育士さんが、思っているより、
大変な仕事だと思いました。
子供が好きとか、かわいいと思っているだけでは、
つとまらない面もありました。
それから、昔 通っていた園だったので、
トイレや机が、みんな小さくなっていて、
自分が大きくなったのもわかりました。笑
環も、気づいたことが二つあって、
品出しは、見ていると簡単に見えたけど、
1日やると、意外に体力が必要でした。
それから、わからないことがある場合、
自分で適当にやるのでなく、
きちんと担当の人に確認することも大事だと思いました。
それと、品出しをしているときは、新しいものは、奥に並べるのですが、
自分が買い物で、新しいものが欲しいときは、
奥からとるようにしています。笑
いろんな経験ができて、良かったです。
皆さんに、仕事にまつわる手話をご紹介します。
「仕事」・・・書類を束ねるしぐさから
「体験」・・・手をぶつけ合い、そのものに「何度も触れる」というイメージ。
「アルバイト」・・・「仮」の「仕事」と表現します。
「お疲れ様」・・・肩たたきのイメージから。(ねぎらいを意味しています。)
珠音は、体験した時、働いている皆さんを見るだけで緊張したけど、
新しいこともたくさん学べて、
今後の自分の仕事やバイトに、
参考になりそうでした。
環は、職場体験をする前は、
仕事について、あまり何にも考えていませんでした。
1週間体験して、
仕事って、こういうものなのかと知ったり、
将来の自分の仕事を考えるのに、いい機会になりました。
大人の皆さん、いつもお仕事、
本当にお疲れさまです。
また、お会いしましょう。
さようなら~~~~~~~~~~!!
提供 手話あいらんど手話教室
http://www.shuwa-island.jp/kyoshitsu/
出演 樋口珠音・樺沢環
構成 南 瑠霞
手話監修 手話あいらんど
編集 蓮子 都