きいろぐみ2017手話ミュージカル「真夏のメリークリスマス」御礼
8月26日(土)
手話パフォーマンスきいろぐみ2017
ファミリー手話ミュージカル「真夏のメリークリスマス」
本当にたくさんの皆さんに見に来ていただき、心より御礼申し上げます。
本当に、ありがとうございました。
美しい南半球の海辺の町に、
日本に住むろう者の女性いくみの投げた、
ビンの手紙が届くところからが、物語の始まり。
町には、さわやかな風が吹いています。
まだ若い頃の、ろうの少年ブルーは、
友達にいじめられては、ケンカばかりしていました。
そのブルーと友達になったのが、
日本からお父さんの仕事の都合で引っ越してきた、
耳の聞こえる元気な女の子ルビー。
これは、まだ幼いブルーとルビーの小さな恋と成長の物語。
時は流れ、美しい森には、
嵐が吹き荒れていました。
大人になったルビーは、
クリスマスを前に、まだ戻ってこないブルーを待ち続けます。
大人になったブルーは、
南半球の子供たちのために、サンタクロースになろうと決心。
北ヨーロッパで修業を積んで、今まさに戻ろうとしたとき、
嵐と稲妻に打たれ、遭難してしまったのです。
ブルーは、自分の育てたカンガルーのルドルフと一緒に、
サンタとトナカイの資格を取って、
空を飛んで戻って来る途中でした。
ジャングルに不時着したブルーとルドルフ。
そこで崖から落ちたルドルフは、
危篤状態に陥ってしまいます。
そのピンチを救ったのは、
ブルーが作ったタツノオトシゴのお守りと、
お客さんたちからの、力強い呪文。
みなさん、本当に、ご協力ありがとうございました!!
これは、途中で繰り広げられた、
楽しいコメディ―マジックショーの一コマ。笑
物語のラストは、元気のいい真夏のクリスマスソング。
トナカイの称号を得たカンガルーのルドルフは、
見事に復活を遂げ、
ブルーは、南半球のサンタクロースとなって、
ルビーの元へ帰ります。
こどもブルーを演じたのは、一般公募で、
コーダの、依田悠太郎くん。
素晴らしい、手話と演技をありがとう。
こどもルビーを演じたのは、
小学生の時から、きいろぐみで演技を続けて、
この春大学生になった、加藤まひろちゃん。
主演おめでとう。
二人の、一生懸命な演技が、多くの方の心に届いたと思います。
大人になった私たちが、日ごろ忘れかけていて、
でも、確かに胸の中にある、ひたむきだった子供のころの心に、
触れていただければと願って、ストーリーを追いかけました。
今の自分を作り上げているのは、間違いなく幼いころの自分であり、
そのエネルギーは、今も燃え続けていると信じて。
ありがとうございます。