手話あいらんどTVクロスカルチャー「京都のおさるさんのお話」
手話あいらんどTVクロスカルチャー!!
観光地に行くといろんな出会いがありますが、
今回は、ことぷきが訪れた京都でのお話。
(簡単な内容)
手話あいらんどTVクロスカルチャー!!
ことぷきです。ろう者です。
南 瑠霞です。聞こえます。
最近寒くなってきました。
寒くなると、思い出すのは、サル。
みんなで集まって、さる団子を作って温まっている様子を見ると、
うらやましくなります。笑
この前、ことぷきは、
京都の嵐山に行きました。
有名な竹林を見に行きました。
電車を降りたら、目の前に
嵐山モンキーパークという看板が目に入り、
せっかく来たんだから行こうということになりました。
行き方を探したら、
すぐそこですと言われ、
乗り物に乗らずに行けるとわかって、
足を運んでみることに。
ところが、チケットを買って入ると、
どこまでも、山の中を歩き、
坂をどんどん登って、
30分かかりました。
入り口は、山の下で、
気軽にチケットを買ったのだけど、
中が、遠くって広かった。大汗!!笑
くねくねした道を、上がっていって、
やっと頂上に着きました。
息が切れました。笑
その時のサルたちの様子を見てください。
(写真)
さるが、たくさんいて、その辺をうろうろしていました。
みんな、のんびりしていました。
追っかけっこなどせず、おとなしかったです。
人間は、離れて見るだけにしてくださいと言われ、
触れずに見ました。
今まで、動物園というと、
オリの向こうにサルがいて、人間は外から見ていましたが、
ここでは、オリもなく、サルたちは、みんなおとなしかった。
目の前で触れそうだったけど、我慢しました。
人間と同じところに、おさるさんたちがいたんですね。
サルたちが自分で、近くによってきたりもしました。
でも、怖くなかったです。
次の写真です。
(写真)
これは、おさるさんたちに食べ物をあげる場所です。
餌をやるときは、建物の中から与えます。
(写真)
人間の方が小屋の中から、リンゴやバナナを買って、
サルにあげました。
100円くらいで小さなエサが買えます。
それを、サルにあげました。
オリのこちら側で、ぼくたちがえさを手に乗せて差し出すと、
サルが、柵のすき間から手を突っ込んで取ります。
リンゴを実だけ食べて、皮を捨てたりしていました。笑
サルの小さな手は、人間の赤ちゃんみたいで、
そっとつかまってきて、サルの手が触れて、
大興奮しました。
その時、知らない人が隣にいて、
小さなエサをひとかけら持っていたんだけど、
僕は、大きいのを持っていて、
サルが来たら、小さいほうのは「そんなのいらない」という感じで、払いのけて、
ぼくの大きなほうだけとって食べたりして、面白かった。笑
また、行きたいです。
ことぷきは、生のおさるさんを見たのは初めて。
エサやりも、初めてでした。
南さんも行くと、興奮すると思います!!
南は、学生時代、よく友達と京都に遊びに行きましたが、
嵐山のモンキーパークは知りませんでした。
(写真)
これは、おさるの赤ちゃん。
小さくかわいく、大人のサルより、とてもかわいかった。
4~6月は、出産期間で、
子ザルに会えるそうです。
サルの赤ちゃんを見たい人は、この期間に行くといいらしい。
ことぷきは、たまたま6月に行って、偶然赤ちゃんザルを見ました。
冬のおさるさんは
冬毛でもこもこで、それもかわいくて、いいと思うよ。
南は、最近、インターネットで、
チンパンジーの研究についての話を見ました。
最近研究が進み、
チンパンジーも、自然の群れの中で、
手話を使っているというのがわかってきたのだそうです。
これまで、人間が一緒に暮らして手話を教えた話は、
何度か紹介さえていたけど、
野生のチンパンジーも、サインでコミュニケーションをとっているのが、
わかってきたらしい。
私たちも、一緒に話したいね。
チンパンジーと付き合って、通じるようになるといいね。笑
私たちが想像しているより、
人間とサルは近い感じがします。
これからまた、冬休みに、家族で出かける機会も増えるかも。
動物園のおさるさんも、見に行ってみてください。
またお会いしましょう。
さようなら~~~~~~~~~~~!!
提供 : 手話あいらんど手話教室
http://www.shuwa-island.jp/kyoshitsu/
出演 : 南 瑠霞 ・ ことぷき
構成 : 南 瑠霞
撮影 : 蓮子 都