「休み」「連休」「長期休暇」



2018年春のゴールデンウィークも後半になり
テレビでは みなさんの旅の行き帰りの
ラッシュ情報も流れています。

これまで 時々ご紹介していますが
今日は 間違えやすい『休み』という手話の
おはなしです。

休み.jpg
「休み」
(C)手話あいらんど

この手話は一般に、
両手のてのひらを下に向け、両側から近づけることで表現します。
扉が閉まっているイメージを表わし、
学校や会社やお店が「休み(閉まっている)」であることを意味しているんですね。
この「休み」という表現は、
通常1回手を閉じ合わせて表します。

ところが、実はこの表現、
1日や1回のお休みの時に使う表現なんです。
連休や、長ーい夏休みなどでは、
表現が、変化するのをご存知でしょうか?

「今度の連休、どこに行く?」とか、
「私、夏休み、ハワイに行くの」などの会話では、
この「休み」を一回表わしただけでは、
十分な意味が成り立ちません。

ぜひぜひ、あなたも確認してみてください。

連休.jpg
『連休』 (C)手話あいらんど
連休の場合は、
「休み」の手話を、何度か(通常2~3回)並べて表現します。

長期休暇.jpg
『長期休暇』 (C)手話あいらんど
夏休みのように、長ーい休みの場合は、
閉じ合わせた手を、ずずーっと、そのまま横に引っ張って、
休みが連続してつながっていることを表現することもあります。


あなたもぜひ、
これらの「休み」の手話の、
応用表現を身に着けて、
ろうのお友達との会話を、
さらにバージョンアップさせてみてください。
聞こえない人に、
「あれ?手話、うまくなった?」
と、言われるかも。

ゴールデンウィークも 元気に安全に!
ステキな「連休」を!!

いつも 南 瑠霞のブログを見てくださって
ありがとうございます!!