PACIFIC VENUS(ぱしふぃっく びいなす)


就航20周年を迎える 大型客船 ぱしふぃっく びいなすの
チーフパーサーの方が、
上陸されるたび、手話あいらんど手話教室を覗いてくださり、
コツコツと、手話を学んでおられます。

今回、船が横浜に停泊し、
きいろぐみメンバーに、船内を案内して下さいました。
その方が全て手話付きで、一生懸命船の説明をしてくださって、
とても暖かい気持ちにさせていただきました。

縁あって出会いがあり、手話を学んでくださった方が、
聞こえない人とコミュニケーションを取ろうと、
1つ1つの言葉を、手話で表現し、
直接聞こえない人とやりとりされている姿を見て、
とても励まされました。

5FAE3913-B994-4658-B121-23691FC7C3BF.jpeg
きいろぐみデフキャストの面々も、
乗船前にウキウキ。

276AA2A3-6586-42FB-A770-24D23C336A16.jpeg
これが、ぱしふぃっく びいなす!
大きすぎて、近い場所からは、全体をとらえられなかったので、
パンフの写真も載せておきます。笑

30FAFA51-24E6-4C07-B9C6-37F67FFE8D3E.jpeg
シャンデリアも輝くこの船には、
最大600人のお客様と、
船長や、パーサーなどの乗務員200人が、
乗船できるのだそうです。驚!!

CAF80C69-312C-4445-84D5-0335099E7EF0.jpeg
船の長旅に備えて、ホテルのような客室。
お風呂の窓からは、大海原が見えます。

5329C115-DA4D-49AF-B09C-0BDF826E666E.jpeg
今回は、見学ということで、
通常一般の方の入れない操舵室にも案内していただき、
帽子まで貸してくださって、記念写真!!笑
ここから、太平洋に出航する瞬間が、見られるんだなーと思うと、
(いや、見ていなければ、出航できないのですが!汗&笑)ワクワクしました。

F9636EBE-CF12-4857-B516-4AD56BC8A07C.jpeg
パンフを拝見すると、富士山がいくつも並んで雪をかぶったかのような写真が!?笑
これは、カムチャッカクルーズの案内で、
ロシアの風景が紹介されていました。

117C7F4B-3CBE-475E-B943-7161E16903FF.jpeg
私が、最近最も行きたい場所の1つである、
小笠原へ向かうツアー。

6CE3AD75-6534-48D8-9005-858967D58B31.jpeg
韓国釜山、香港や台湾へ向かうアジアクルーズも人気のようです。
なんだかロマンチックですね。

833E477B-BF3A-4FD5-8D00-D0C003A22691.jpeg
そして!なんと!!
ぱしふぃっく びいなすは これまで
イースター島や 南極なと 世界約80周64か国に寄港しているのだそうです!
やっぱり 船の旅って すごい!!

C5185022-C5A5-4E1C-A29D-E4886B36CCE9.jpeg
現在の私の実家は、和歌山県串本町で、
太平洋から瀬戸内海に入るとき、全ての船は必ずここの灯台を目印にします。
船内には、串本町に立ち寄った記念のボードも飾られていて、感動しました。
串本町沖には、こんなにたくさん、亜熱帯の魚たちが泳いでいます。

私の現在の実家は、串本ですが、
ファミリーの多くが英語圏に移民しており、
私の子供の頃、父は、英語ができることから、広島県の島 江田島で、
アメリカ関係の仕事をしていました。
そのため、私の生まれと育ちは、
広島県に浮かぶ瀬戸内海の島 江田島で、
その頃、島から本土の呉市に通う船の中で、毎日見ていたのは、
石川島播磨重工の大型造船所!!(現在のIHI)

案内していただいた ぱしふぃっく びいなす が、
20年前、この IHIのドックで生まれた船だと知り、
さらに感激して、
当時の潮風の匂いを思い出しました。

今回、このブログでご紹介した内容は、
全て、手話教室に通ってくださっている
チーフパーサーの方が、手話で教えてくださったもので、
ろうのメンバーにも、全て私たちの通訳を介することなく、
伝えられたことを、とても誇りに思います。
ありがとうございました。


29C9512E-9BD6-423B-B7B1-B22E1C4EF185.jpeg
「船」(C)手話あいらんど
両手で船の形を表して。
夏に、ぴったりの手話を、ぜひ、一緒に表現して見て下さい。