PACIFIC VENUS(ぱしふぃっく びいなす)
就航20周年を迎える 大型客船 ぱしふぃっく びいなすの
チーフパーサーの方が、
上陸されるたび、手話あいらんど手話教室を覗いてくださり、
コツコツと、手話を学んでおられます。
今回、船が横浜に停泊し、
きいろぐみメンバーに、船内を案内して下さいました。
その方が全て手話付きで、一生懸命船の説明をしてくださって、
とても暖かい気持ちにさせていただきました。
縁あって出会いがあり、手話を学んでくださった方が、
聞こえない人とコミュニケーションを取ろうと、
1つ1つの言葉を、手話で表現し、
直接聞こえない人とやりとりされている姿を見て、
とても励まされました。
きいろぐみデフキャストの面々も、
乗船前にウキウキ。
これが、ぱしふぃっく びいなす!
大きすぎて、近い場所からは、全体をとらえられなかったので、
パンフの写真も載せておきます。笑
シャンデリアも輝くこの船には、
最大600人のお客様と、
船長や、パーサーなどの乗務員200人が、
乗船できるのだそうです。驚!!
船の長旅に備えて、ホテルのような客室。
お風呂の窓からは、大海原が見えます。
今回は、見学ということで、
通常一般の方の入れない操舵室にも案内していただき、
帽子まで貸してくださって、記念写真!!笑
ここから、太平洋に出航する瞬間が、見られるんだなーと思うと、
(いや、見ていなければ、出航できないのですが!汗&笑)ワクワクしました。
パンフを拝見すると、富士山がいくつも並んで雪をかぶったかのような写真が!?笑
これは、カムチャッカクルーズの案内で、
ロシアの風景が紹介されていました。
私が、最近最も行きたい場所の1つである、
小笠原へ向かうツアー。
韓国釜山、香港や台湾へ向かうアジアクルーズも人気のようです。
なんだかロマンチックですね。
そして!なんと!!
ぱしふぃっく びいなすは これまで
イースター島や 南極なと 世界約80周64か国に寄港しているのだそうです!
やっぱり 船の旅って すごい!!
現在の私の実家は、和歌山県串本町で、
太平洋から瀬戸内海に入るとき、全ての船は必ずここの灯台を目印にします。
船内には、串本町に立ち寄った記念のボードも飾られていて、感動しました。
串本町沖には、こんなにたくさん、亜熱帯の魚たちが泳いでいます。
私の現在の実家は、串本ですが、
ファミリーの多くが英語圏に移民しており、
私の子供の頃、父は、英語ができることから、広島県の島 江田島で、
アメリカ関係の仕事をしていました。
そのため、私の生まれと育ちは、
広島県に浮かぶ瀬戸内海の島 江田島で、
その頃、島から本土の呉市に通う船の中で、毎日見ていたのは、
石川島播磨重工の大型造船所!!(現在のIHI)
案内していただいた ぱしふぃっく びいなす が、
20年前、この IHIのドックで生まれた船だと知り、
さらに感激して、
当時の潮風の匂いを思い出しました。
今回、このブログでご紹介した内容は、
全て、手話教室に通ってくださっている
チーフパーサーの方が、手話で教えてくださったもので、
ろうのメンバーにも、全て私たちの通訳を介することなく、
伝えられたことを、とても誇りに思います。
ありがとうございました。
「船」(C)手話あいらんど
両手で船の形を表して。
夏に、ぴったりの手話を、ぜひ、一緒に表現して見て下さい。